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自慰ヲ学ブ少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:自慰ヲ学ブ少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA

「・・ね。そろそろ・・どうか・・な。」

小柄な少女、、アオイが隣を並んで歩く幾らか背の高い少女、、ミドリに問い掛けた。
問い掛けられた少女は、一瞬だけ戸惑ったような表情を浮かべると小さな溜め息を吐きながら頷く。

「・・うん。いいよ・・。これから?」

提案は承認された。
まるで花が咲いたように嬉しげな笑みを浮かべる小柄な少女。
十四歳になったばかりの中学二年生。
その年齢に相応しく、あどけない笑顔。
これから『仕事』をして、それにより得た僅かな対価で数週間ぶりに『愉しむ』のだ。
アオイの頬が思わず緩むのも詮無いことと言えよう。

対照的にもう一人の少女が、乗り気ではないことは明らかだ。
これからする『仕事』に内在するリスク、そしてその後に控えている『愉しみ』に対する秘かな嫌悪。
だが、正確に言えば『愉しみ』に対する嫌悪よりも、内心、『愉しみ』に期待している自分自身に対する嫌悪の方が、その比重としては遥かに高い。

それぞれの想いを抱きつつ、二人の少女は普段なら使わない最寄りの駅に足を向けていた。


 
2020/04/01 06:03:51(ZAeYYAJB)
22
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

ミドリは性的な昂ぶりを知っていた。
自慰の経験もある。

だが、所詮は十三歳、中学一年生の女子に過ぎず、性的な知識も充分ではない。
しかし充分ではないが、皆無でもなかった。

ミドリがアオイに施した行為、それは己れの穢れに絶望した少女に対する救済を意図したものであり、性的な慰撫を与えるものでは無かった。
しかし、考えてみれば口唇による性的な愛撫であり、少女を昂ぶらせる可能性は充分にあった。
結果としてアオイを昂ぶらせてしまった少女は混乱する。

あ?

ぁ。

あ・・ぁ・・。

女子が女子に施した性的、かつ肉体的な刺激により、昂ぶらせてしまった自分とその対象である少女。

同性愛?
女子同士で?

考えたことすらない。
そんな行為を始めてしまった。
異常にして不潔な性行為だとしか思えない。
ここまでにしよう。
いや、これ以上は禁忌だ。

だが、途中で止めたらアオイは傷つかないだろうか。
折角、ここまで来たのに。
傷つくかもしれないし、状況は逆戻りをしてしまうかもしれない。

アオイが被害に遭った原因の一端が自分にもあるというのに。

ミドリは覚悟を決めた。
ここまでしてしまったのだ。
少女を昂ぶらせてしまった。
ここで止めるのは、、彼女を満足させないのは、、正に『蛇の生殺し』というものだ。

意を決したミドリは、アオイの太腿の内側に唇を押し付けると、張りのある少女の肌を吸う。
肌を吸いながら、舌の先で太腿の内側に円を描くように舐めていく。
徐々に唇の位置をズラし、太腿から膝の辺りまで舌を這わせると、アオイが湿った声を漏らし始めた。
膝に至った後は、反対の太腿に唇を押し付け、同じ行為を繰り返す。
左右の太腿に三回ずつの行為を終えた頃には、全裸の少女は仰向けの状態で脚を左右に大きく広げていた。
既に左右の脚の付け根、その中心に咲いた可憐な花弁からは蜜が溢れ出している。

その強烈な匂いがミドリをも狂わせる。

「あ?ぁ!ぁあ゛!!」

包皮から覗く陰核を舌で突く都度、アオイは泣き出しそうな喘ぎ声を漏らす。
ミドリはクリトリス全体を唇で包むようにすると、頬を窄めて敏感な幼い突起を吸引してみた。

「ら、ラめ・・。それ、らメェ・・。」

まるで酩酊しているかのように呂律の回らぬアオイが果てたのは、それから間も無くであった。

20/04/05 07:10 (qOrJEWQ7)
23
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

独り家路を急ぐミドリ。
既に陽は傾きつつあった。

歩きながら今回の、そして今日の出来事に想いを馳せる少女。
取り敢えず元気を取り戻したように見えるアオイは、食事を摂ることが出来そうだと言っていた。
事実、水分補給をすることが可能になっていることは、確認済みだ。
アオイと泣き出さんばかりのその母親に別れを告げ、帰路についたミドリは歩きながら考える。

やれやれ・・。

何とかなった・・。

これで寝覚めの悪い想いをしないで済みそうだ、そんな安堵の気持ちでいっぱいの少女。
安堵、そしてアオイの受けた被害への罪の意識。

それには理由があった。

20/04/05 07:11 (qOrJEWQ7)
24
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

例の事件が起きた火曜日。

ミドリはその一部始終を見ていたのだ。
いや、一部始終というのは正確ではない。
少女が公園で男達に絡まれながら物置小屋の陰に連れ込まれる場面は、遠目とはいえ眼にしていた。

どうしよう・・。

巻き込まれたくない・・。

一度は見なかったことにして、その場を離れたが、やはり気になって仕方がない。
逆戻りして現場に至る手前で、偶然にも死角と思われる物置小屋の裏手を覗き込める場所を見つけた少女。

植え込みの中、垣根の破れ目から眼にした状況は、最悪に向かっているとしか思えなかった。
既に全裸にされたアオイは、男達の性器を頬張らされ、ぎこちなく愛撫を加えている。

警察?

学校?

通行人?

分からない。
そもそも脚が震えている。
助けを呼びに行けそうもない。

だが、しかし。

男達はアオイに暴力を振るったり、女性器に狼藉を加えるつもりは無いらしい。
口唇による性的な奉仕を強要し、果てる瞬間に精液をその躯に向けて放つ、の繰り返しだ。
或いは性器の挿入に至る暴行により生じるリスクを男達は回避しているのかもしれないが、それは誰にも分からない。
分かったのは、アオイが輪姦、或いは強姦されることは無さそうだという見通し。

いつの間にか脚の震えは止まっていた。
我ながら呼吸が荒い。
怖い、それもある。
だが、それだけではない。
いつしか尿意を堪らえる幼児のように、太腿を擦すり合わせているミドリ。
欲情していた。
しかも強烈に、だ。
理由は分からない。

・・こんなところで・・

ダメだ、ダメ・・だ、ダ・・メ・・。

それは炎に炙られた枯れ葉が、あっという間に燃え尽きる様に似ていた。
少女の理性は跡形も無い。

最初はハーフパンツの上から。
あっという間に果てていた。
次はハーフパンツの中に手を潜らせて。
まただ。
また果ててしまう。

まどろっこしい。

下着ごとハーフパンツを膝まで下ろす。

繰り返し果てる少女。
自慰の経験はあった。
自慰により果てた経験も無いではない。
だが、これ程までに容易く果てた経験も無ければ、繰り返し何度も果てた経験もない。

くチゅ、クちュ、ぐちョ、ぬチゃ・・

淫らに湿った音が漏れ聞こえていた。
右手は股間を弄り、左手は口を塞ぐ。
公園の植え込みの中、立ったまま背を屈め、自慰に耽り続けるミドリ。

あ゛あ゛あ゛あ゛

何度目かの絶頂を迎え、視界が眩むと同時に思考が弾け飛ぶ。

自分が発している荒い呼吸音に驚きながら、ふと気付くと男達の姿は見えない。
物置小屋の裏手、薄暗い場所に座り込んだ全裸の少女の背中だけが、仄白く浮き上がっていた。


20/04/05 20:13 (qOrJEWQ7)
25
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

酷い仕打ちを受けている友人を横目に見ながら昂ぶり、あろうことか自慰に耽ってしまった。
自慰に耽っただけではない。
繰り返し果てていた。

ミドリは自分を責めていた。

助けを呼びに行かなかった。
夢中で自慰に耽っていた。

最低だ。

或いは淫らな行為を強要されるアオイの姿が、ミドリの中に在る欲望の炎を燃え上がらせたのかもしれない。

自己嫌悪の塊となったミドリ。

こうしてはいられない。
今のアオイの姿が他の誰かの眼に留まったら、更なる悲劇が彼女を襲うかもしれない。
せめて・・せめてアオイの身繕いを手伝って家まで送り届けよう。

罪の意識に慄きながらのミドリの行動は、アオイの救済という要素と自分自身の罪滅ぼしという要素から成り立っていた。
いずれにせよ、ふたつの目的は達成出来た。

だが、想定外の出来事がひとつ。
ミドリの行為がアオイの裡に潜む肉の悦びを呼び覚ましてしまったこと。
それだけではなく、アオイには心身ともにミドリに依存するような『刷り込み効果』が生じてしまうことになっていく。
僅かな間に三度の『吊り橋効果』を経た。
そのうちの二度目と三度目はミドリによるものだった為であろうか。

そして、そのことがアオイに、そしてミドリにも大きな影響を与えていくのであった。

20/04/05 20:14 (qOrJEWQ7)
26
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

月曜日、いつも通りの姿で・・とはいかないが、アオイは学校に姿を現わす。
その肌は未だに荒れており、頬から落ちた肉が完全には戻っていなかったが、それでも金曜日にミドリが会った時に比べれば雲泥の差であった。

ホッと胸を撫で下ろすミドリ。

更に一週間を過ぎた頃には、すっかり元に戻ったアオイは、更に変貌を遂げ始める。
日増しに少女らしさを増すアオイは、別人のような変貌を遂げていく。

それは開花を迎えた桜のようであった。

思春期の少女は同時に成長期でもあり、短期間のうちに女の子から少女へ、或いは少女から女へと移ろっていく時期ではある。
だが、アオイの変貌ぶりは桁違いであった。
そして、その変貌の要因となるのが、例の一件とミドリとの関係であった。


20/04/05 20:31 (qOrJEWQ7)
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