ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
自慰ヲ学ブ少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:自慰ヲ学ブ少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA

「・・ね。そろそろ・・どうか・・な。」

小柄な少女、、アオイが隣を並んで歩く幾らか背の高い少女、、ミドリに問い掛けた。
問い掛けられた少女は、一瞬だけ戸惑ったような表情を浮かべると小さな溜め息を吐きながら頷く。

「・・うん。いいよ・・。これから?」

提案は承認された。
まるで花が咲いたように嬉しげな笑みを浮かべる小柄な少女。
十四歳になったばかりの中学二年生。
その年齢に相応しく、あどけない笑顔。
これから『仕事』をして、それにより得た僅かな対価で数週間ぶりに『愉しむ』のだ。
アオイの頬が思わず緩むのも詮無いことと言えよう。

対照的にもう一人の少女が、乗り気ではないことは明らかだ。
これからする『仕事』に内在するリスク、そしてその後に控えている『愉しみ』に対する秘かな嫌悪。
だが、正確に言えば『愉しみ』に対する嫌悪よりも、内心、『愉しみ』に期待している自分自身に対する嫌悪の方が、その比重としては遥かに高い。

それぞれの想いを抱きつつ、二人の少女は普段なら使わない最寄りの駅に足を向けていた。


 
2020/04/01 06:03:51(ZAeYYAJB)
32
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「ん!」

これで何度めか。
繰り返し小さな悲鳴を上げるアオイ。
だが、それは昂ぶりを示す甘い悲鳴ではなく、苦痛を感じていることを示すそれであった。

「ご、ごめん・・。痛かった?」

「だ、大丈夫・・。」

だが、眉間に皺を寄せたアオイの表情は明らかに不満げだ。
刺激の仕方が悪いからだろうか。
躯が性的に未熟だからだろうか。
しかしミドリとて十三歳。
これらデリケート、かつ個人差のある問題に対処出来るわけもない。

「ね。この前みたいに・・もう一度だけしてくれない?」

「・・それは・・。」

言い澱むミドリ。
絶対的な拒絶ではないものの、何故か抵抗を覚える少女。
何故、ミドリは抵抗を覚えるのか。
それは自分自身でも分からない。
或いは『その行為』の魅力に抗し難くなる可能性を、無意識のうちに危惧していたのかもしれない。

「凄っごく気持ち良かったの・・。」

「へ、へぇ。そ、そうなんだ・・。」

それは分かる。
ミドリ自身、それと気付かぬままアオイの躯に施した淫らな儀式。
その最中、特に終盤に至ってからの少女の反応については、筆舌に尽くし難く、様々な想いがミドリの胸中を交錯する。

驚き。
自分の施す行為が、ここまで少女を性的な意味で乱れさせるとは。

羞らい。
意識せずとは言え、はしたない行為を、しかも同性に対して施してしまうとは。

悔やみ。
友人の為とは言え、軽率な行動が、よもや自分を追い詰めることになろうとは。

そしてミドリ自身は気付いていない、或いは眼を逸らしている妬みと憧れが複雑に入り混じった想い。

憧れていた。
あそこまで昂ぶることが出来るとは。
しかも後ろめたさを伴う自慰行為ではなく、他者から施して貰えるのだ。
また、それ故に自分一人では身体の構造上、不可能なことも可能である。

妬んでいた。
過去数年に渡り耽ってきた淫らな秘め事。
果てることが出来たのは数える程だ。
それをあっさりと、だ。
易々と絶頂を迎えることが出来たアオイが羨ましくも妬ましかった。

煩悶するミドリを余所にアオイから、とある提案が為される。
20/04/06 18:52 (bxYEaTWe)
33
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

「ね。ミドリがお手本、見せてよ。」

「え?」

自慰に耽る姿を他人に見られる、いや、見せる。
考えられなかった。
黙り込む少女に業を煮やしたかのようにアオイは新たな案を提示する。

「じゃ、この間みたいにシテくれる?」

自慰に耽る姿を見られることに較べれば、遥かにマシである。
だが、少女の胸の内には、或る想いが唐突に頭をもたげていた。

不公平ではないか。

一方的な奉仕を捧げるだけのミドリと、その奉仕を享受するだけのアオイ。
この時点では当初、抱いていた同性愛的な行為への忌避感は、消え去ってこそいないものの、その姿を潜めていた。
妬みと憧れで頭の中を占められたミドリは、思わず口に出してしまう。

「・・アオイが・・シテくれたら・・。」

咽喉がカラカラだ。
言葉を切ったミドリは唾を呑み込むと、、その音は無闇に大きいような気がした、、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

「アオイが・・先に・・あたしにしてくれたら、してあげる・・。」

言ってしまった。
後悔の念に押し潰されそうな少女。
取り消したかった。
だが、既に時遅し。

「・・分かった。いいよ。」

屈託無く言い放つとアオイは姿を消す。
絶望と興奮が綯い交ぜになったミドリの胸中は複雑であった。
一人、座ったまま所在の無い少女の耳に、階段を登るアオイの足音が届く。
再び姿を現した少女は、大小、何枚かのタオルを手にしている。
訝しむようなミドリの表情に気付いたアオイが悪戯っぽい笑みを浮かべながら告げた。

「汚しちゃうと面倒だから・・。」

20/04/06 18:53 (bxYEaTWe)
34
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

『汚しちゃう』とは何か。
ミドリにはアオイの言っている意味が理解出来ない。
だが、その説明が為されることは終になく、数時間後にその説明はするまでもないことが判明する。

アオイはベッドの上に大きめのバスタオルを広げながら敷く。
敷き終わると少女はミドリをバスタオルの上、中心の辺りに座るよう促す。
オドオドと、そんな表現がピッタリな様子を見せながら、腰を下ろしたミドリ。
その隣に並んで腰を下ろす少女。

「むぐっ!」

その唇を不意にアオイの唇が塞ぐ。
いきなり唇を奪われたミドリの躯は硬直し、身動ぎすら出来ない。

くすくす・・

顔を離したアオイは、含み笑いを漏らす。
対照的に動揺を隠し切れないミドリ。

「この間のお返し・・。」

確かに不意打ちの如く、ミドリがアオイの唇を奪ったのは事実だ。
だが、仕方がないではないか。

誠心誠意、アオイの為に出来ることを実行したつもりであったのだ。
そう言いたいのはヤマヤマであったが、襲われているアオイを見殺しにした事実。
あまつさえ、襲われている光景を観ながら自慰に耽った後ろめたさが、抗弁する余地をミドリから奪っていく。
少なくとも、その時、その場における主導権を握っているのはミドリではなかった。

あの日、ミドリがアオイに施した儀式とそっくり同じ行為が、アオイからミドリに対して為され始める。
違うのは、『救済の為の儀式』ではなく『肉欲を満たす為の行為』である点だ。

ぎこちなく舌を絡める二人の少女。
互いの唾液が互いの口の中で混じる。
混じった唾液が口吻の中では収まり切れず、遂には唇の端から溢れ出していた。
溢れ出した唾液は、それぞれの顎から首筋を経て零れていくが、二人の少女がそれに頓着している様子はない。
いや、ひょっとしたら気付いてすらいないのかもしれなかった。

夢中になって舌を絡め、温かく湿った肉の塊を味わう二人。
だが、流石に呼吸が保たない。
一旦、顔を離した二人は見つめ合いながら乱れた呼吸を整える。

・・いやらしい顔・・。

奇しくも二人の少女は相手が浮かべる表情に同じ想いを抱く。
そして同時に各々自身が、同じ表情を浮かべているであろうことに気付き、ともに羞じらう二人。

先に視線を逸らしたのはミドリであった。

・・・この後・・。

前回、自分がアオイに対して施した救済の儀式が、肉欲を満たす為の行為として為されるのだ。
隠し切れない期待と押し殺された嫌悪。
アオイの指先がミドリの着ているワンピースのボタンを外し始め、全てのボタンを外し終える。
為されるが儘、下着姿にされたミドリ。

ブラカップ付きのキャミソールとショーツのみで身を隠す少女。
その少女の首筋にアオイの唇が触れ、温かく湿った柔らかな肉が這う。

ぁ。

思わず吐息を漏らすミドリ。
性器への刺激とは、また別物だ。
未だ経験の無い感覚。
皮膚感覚への淫らな刺激。

狂ってしまうかもしれない。
はしたない姿を晒してしまう羞らいを『狂う』と称する少女。
だが、最早、手遅れである。
アオイの唇は、舌は、既にミドリの肩を経て、鎖骨により生じた窪みの辺りで蠢めいている。
今、右側への愛撫を終え、左側に移った。
ゆっくりと時間をかけて為される愛撫。

舌を這わせながらアオイの手がミドリの肩に触れた。
少女の両肩からキャミソールのストラップがズラされる。
衣摺れの音とともに滑り落ちた下着。
ミドリの上半身を隠すものは無くなっていた。


20/04/06 19:04 (bxYEaTWe)
35
投稿者: ファントム ◆OQ9nt8nyIY
ID:area-88-f
Jさん,こんばんわ。

また新作を始めましたね。

誠に申し訳ない話なのですが,Jさんの作品は楽しみにしていたのですが,3月中旬に目の手術をして,まだ目がいささか見にくくて疲れてしまうので,まだ中を読んでいません
もう少しすれば,目が慣れてくると思いますので,その時に中を読んで感想を書かせていただきます。



20/04/06 20:58 (.rhPWSp4)
36
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA
ファントムさん

ご無沙汰です。

無理しないでくださいね。

全然、関係ないですけど・・『エリぱち』のファンですか?

『燃え尽きるまで僅か数秒』

でしたっけ?
20/04/06 22:52 (bxYEaTWe)
≪ 前 15 6 7 8 917 次 ≫
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.