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自然の家
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:自然の家
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
妄想の話です。

各都道府県にある少年自然の家。
都道府県によって運営は様々。自分の住んでいる地域の自然の家は、人里離れた山の頂き付近にあり、毎月小学生から中学生20人程度募集。基本親子参加ですが、小学高学年から中学生は親が連れてきて子供だけ参加。帰りに親が迎えにくるという場合もOK。日帰りから泊まりのイベントを開催している。
中学生の参加はほとんどなく、小学4年から6年生がほとんど。

イベント運営は自然の家の館長(地方公務員)と大学生のボランティア等で成り立っています。
私の名前は倉田仁。大学の教育学部に通う21歳。4回生になったばかり。
いずれ学校の先生になる事を目指す名目で、自然の家でのイベントのボランティアに参加しています。
本当は小学生とふれ合う良い機会だから。
1回生からボランティアに参加し、可愛い小学生を頂いた事も何度か。それが本当の目的ですが…。流石に親同伴の場合難しいですが、仲良くなってくると親に隠れてした事もありました。美味しく頂くには、半年ぐらいは最低かかります。
子供はみんな最初は警戒しますが、何回もイベントに参加し仲良くなってくると気持ちが緩んできます。
仲良くなった子を特別扱いし、君だけ特別だからと言うと、私に憧れを抱くようです。そうなったらもうこっちのもの。あとは……性に興味を持たせる話やスマホで映像を見せたり。私に抱かれてくれます。場所は苦労しますが……。
中学生になると参加しなくなりますが、あとは自然の家以外で会って……関係は続いています。
警戒が強い子は次回からの参加がないのが大半です。
無理は禁物。ばれたら終わりですから。

今から書く話は関係を持った女の子との関係です。

私が2回生になったばかりの5月。イベントは日帰り。午前中は山菜炊き込み御飯を作り、午後は山道散策と、いもの苗植え。夕方解散。

受付作業をしていると、綺麗な母親とその後ろに隠れるように小学生の女の子がやって来ました。
母親は、

「木原真理です。娘は木原ひな。初めての参加ですので宜しくお願いします。この子ったらどういう訳か内気な子で、人見知りなんです。私が今回無理矢理連れてきたんです。もう小学5年生なんだから。」

だから母親の後ろに隠れていたんだ。よく見ると母親に似てとっても可愛らしい子。色白で髪は肩ぐらい。身長は135センチぐらいだろうか。華奢な体にジーンズのズボンにトレーナーにパーカーを羽織っていました。胸の膨らみはトレーナーの上からではわからないくらい。僕の好みにドストライク。

僕はひなちゃんに目線を合わせるようにしゃがみ、

「今日は宜しくね。僕は倉田仁。困った事があったら何でも相談してね。」

と笑顔で話すも目線を合わせてくれませんでした。
警戒している。これは手強いなと思わされました。

受付を済ませオリエンテーションをし、暫くしてから山菜炊き込み御飯を作る準備に入りました。
僕は木原親子の班になんとか入り、山菜の名前を教えながらお手伝いをしていきました。
基本子供達が準備し親は見てるだけ。
でもひなちゃんの手つきはおぼつかず、包丁を持つ手が危なっかしい。そこで僕の出番です。
自然に包丁を持つひなちゃんの小さな手を上から添えるように握り、一緒に山菜を切ざんでいきました。
手を握られたひなちゃんは、(はっ)と僕の顔を見上げ恥ずかしそうな顔をするも、嫌がる素振りは見せませんでした。
後ろからひなちゃんの手を握りながら山菜を切っていると、綺麗なうなじが……。それだけでゾクゾクしてくる。まだひなちゃんとは一言も会話を交わしていません。無言のまま準備していると、

ひなちゃんの母親が、

「倉田さん、ありがとうございます。包丁を持たせる事なんて家ではないものですから。ひなも良い勉強になると思います。」

「いえいえ…子供達のお手伝いするのが私達の仕事ですから。大丈夫ですよ。」

ひなちゃんの手をもっと握っていたいのはやまやま。
でも…不自然に思われるのはまずい。
ひなちゃんの耳元で、

「一人でやってごらん。大丈夫。出来るから」

再び振り向き恥ずかしそうに僕を見上げると、一人で準備を始めました。恥ずかしそうに見上げるひな。ドキッとさせる表情になんとかひなを攻略したいという気持ちがひしひしと沸き上がって来ました。

炊き込み御飯の準備が終わり、いざ火にかけて炊き上がる時間まで片付けと雑談。
ひなちゃんの母親と色々話をしていると、少し家庭環境がわかってきました。
わりと裕福な家庭だが、離婚して娘と2人暮らしな事。ひなは一人で本を読んだり落ち着いて家の中にいることが多い事。それは自分が仕事であまり娘と関わってあげる事が出来ないから。そのせいでひなは他人と関わる事が苦手になってしまったんじゃないかと。
今回知り合いから自然の家でのイベントを聞き、日帰りだからと無理矢理連れてきたんだと。

僕はひなの母親に、

「ひなちゃんがこのイベントに参加して良かったと思って貰えるように、楽しい会にしますよ。」

横で聞いているひなちゃんは、僕と母親をチラチラ見るも黙ったまま。
炊き込み御飯が出来上がり、同時に作ったお味噌汁と一緒にひなちゃんがお椀によそってくれました。
炊き込み御飯と味噌汁の味付けはひなちゃん一人でしたものです。

いただきますをし、炊き込み御飯と味噌汁を口に入れ

「この味付け……美味しい。初めて作ったと思えないくらい。ひなちゃん、よく出来たね!」

また無言のままかなって思ったらひなちゃんが小さな声で、

「ありがとうございます。」

と僕の顔をチラっと見てまた恥ずかしそうに下を向き食べ続けるひなちゃん。
やっと口を開いてくれた。

「ひなちゃん…初めてしゃべってくれたね。ありがとう。」

再びチラっと僕を見上げ食べ続けるひなの小さな口元を見つめる。
可愛い声……小さな唇。奪いたい衝動にかられてくる。
焦るな……ひなの心を開くには時間がいる。
今回は日帰りのイベント。時間のない中でどれだけひなに近づけるか。次回も来たいという気持ちまでもっていかないと……。いずれはひな一人で泊まりのイベントに参加出来るまで……。


 
2020/04/01 16:37:23(wKAancfs)
512
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
山下さんは意識を失いぐったりしている凛を見ながら僕に話しかける。

「やりすぎだと思ってるだろ?すまん…僕もやりすぎたと思ってる。」

「………僕もそう思います。」

謝られても困るが見ていた僕も同罪だと思う。これからどうするかが一番の問題。肉体は回復するが、精神的にどうかが心配だ。

「凛は自らセックスしたいと言って今回参加したんだったよね。あらかじめ7人を相手する事は知らせてあった。それでも参加したんだから後悔はないと思うが……凛が想像していた以上に激しいものだった事は確かだよね。」

と山下さん。

「10歳の少女にこれだけの事をしたのは初めてです。精神的にも肉体的にもよく最後まで持ちこたえたと思いますが、このあとが問題ですね。」

そう言う僕に山下さんは言う。

「ああ僕もそう思う。凛の怖かった…辛かった思いを打ち消すには、やっぱり最後は倉田君頼みになるね。最後に愛のあるセックス…倉田君が優しく抱いてあげれば凛の思い出がすべて良い物に代わるんじゃないかな?
倉田君は最初の1回しか凛を抱いてないだろ?男達のセックスに参加しなかったのは、凛の事を思っての事だったんだよね?」

「……山下さんの言う通りです。僕まで参加してしまうと凛の心の拠り所が無くなってしまいますから。わかりました。凛の心のケアをしてみます。」

そうは言ったが、そう簡単に心のケアが出来るかどうか。
参加した男達が一番良い思いをしたな~。この後の事を考える必要がないから。

男達が体育館の備品を片付けている中、僕は凛を抱き上げ自分の部屋へと向かう。


ベッドに寝かせた凛に、

「凛…ごめんね。こんな小さな体でたくさんの男達を受け入れて辛かっただろう。あまりに未熟過ぎる凛にセックスを教えてしまった僕が悪いんだ。セックスなんてまだ知らなくても良かったのに…。」

と何度も呟きながら小さな体を温かいタオルで優しく拭いていると凛が目を覚まし、

「お兄ちゃん……あやまらなくてもいいよ。凛…後悔なんかしてないもん。」

とニコッと笑う。
すでに目を覚ましていたのか。
僕はあまりに健気な凛にキュンとして思わず凛を抱き締め、

「ごめん…凛ごめんね。凛、大好きだよ。」

と何度も言う。

「お兄ちゃん苦しいよ~。凛もお兄ちゃんの事大好きだよ。」

「あっ…ごめん強く抱き締め過ぎちゃった。……凛、後悔してないの?」

「………うん。辛い時も苦しい時もあったけど、イクッて凄い。全部忘れちゃうもん。頭の中が真っ白になる時が一番いいの。」

「あれだけ責められたのに…ケロッとしてるのはびっくりだよ。体は大丈夫?」

「くたくただけど…お兄ちゃんとセックスしたい。お兄ちゃんと1回しかしてないもん。」

やはり凛は子供だな~。一度気持ちいい事を覚えるとお菓子を欲しがるように求めてくる。

「凛が大丈夫ならエッチしようか?」

「うん!」

優しい口づけから始まり、凛の全身をくまなく舌で優しく愛撫していく。

「はぁはぁ…お兄ちゃん…おっぱい気持ちいいよ~。ああん…クリトリス吸って!ひいっ…気持ちいい!」

大人の女性より積極的な求め方をしてくる凛。あれだけクリトリス責められたのに…普通のセックスじゃ物足りなくなってしまったか…。 

「今度は凛の番だよ!」

と僕の肉棒を丁寧に舐めていく凛。

「おおっ…凛気持ちいいよ!」

凛は小悪魔のようにニコッと笑うと舌先でチョロチョロ舐めてくる。
小さな舌が亀頭の回りを這う感覚は最高に気持ちいい。

「凛…そろそろ入れるね。」

「うん…お兄ちゃん、入れて。」

小さな足を拡げ正常位で繋がる2人。

「ああっ…お兄ちゃんのオチンチン入ってる。お兄ちゃんと繋がって…嬉しい!ああっ…気持ちいい!」

「凛…気持ちいいよ。」

凛の体を起こしての対面座位。見つめ合いながらゆっくりと腰を動かす。

「凛…好きだよ。キスしよっ。」

「お兄ちゃん大好き!ちゅっ!んんっ…あっ…気持ちいい。」

騎乗位になると凛自ら腰を動かし快感を求めてくる。腰使いが随分上手くなってる。女性にとって騎乗位が一番恥ずかしいと聞くから僕はさせる事が多いが、思春期手前の凛にとって羞恥心は関係ないみたい。純粋にイキたいと思ってるだな~。

「あっ…気持ちいい…あっ…いくっ!」

僕の上で体を仰け反らせる凛。

「はぁはぁ…お兄ちゃんごめんなさい…はぁはぁ…凛だけイっちゃった。」

「いいんだよ。凛がイキたい時にイけば。自由だから。」

それから何度も何度も絶頂を貪る凛。
騎乗位から今度は後背位に。

パンッ…パンッ…パンッ…パンッ…

「あっ…あっ…あっ…あっ…いくっ!お兄ちゃんいくっ!」

2人汗だくになりながらセックスに没頭していく。

「凛の中があまりに気持ち良くて…そろそろ限界かも。」

「はぁはぁ…お兄ちゃん…最後は見つめ合いながらイキたいよ~。」

凛の言葉に再び対面座位になりキスをしながら腰を上下に動かしていく。

「んんっ…んんっ…お兄ちゃん…お兄ちゃん!」

必死にしがみついてくる凛。
僕も凛を抱き締め腰を激しく上下させる。

パンッ…パンッ…パンッ…パンッ…

「凛…そろそろイクよ!」

「はぁはぁ…お兄ちゃん中に出して…お兄ちゃん…一緒にいこっ!」

「うん!」

パンッ…パンッ…パンッ…パンッ…

「はぁはぁ…凛…イクよ!イクッ!」

「お兄ちゃん…あっ…イクッ!!」

凛の小さな体がビクッと痙攣する。
やはり名器なのか…狭いからか。僕の肉棒に残った精子を搾り取るように膣が収縮する。

僕は暫く凛と繋がったまま優しく抱き締めていると、「す~す~」と寝息が聞こえてくる。

あら寝ちゃったか。無理もない…。
そうとう疲れたんだろうな~。本当は僕とセックスする体力は残ってなかったんだろう。それでも僕とセックスしたいなんていじらしい。
凛が可愛くて可愛くて仕方なくなってくる。 
このまま朝まで寝かせてあげるか。

僕は凛を起こさないようゆっくり持ち上げ肉棒を抜く。腕枕をし凛の顔を見ながら眠りにつく。





23/03/28 16:19 (OrzrcuzP)
513
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
「お兄ちゃん…お兄ちゃん…」

凛の声が聞こえ目を覚ます朝7時。

「あっ…凛、おはよう!僕より早く起きたんだね。昨日はエッチが終わると同時に寝ちゃってびっくりしたよ。疲れただろうからもっとゆっくり寝ていれば良かったのに。」

「お兄ちゃん…おはよ。何だか目が覚めちゃって。疲れなんか寝れば大丈夫だよ。……やっぱりお兄ちゃんとのエッチが一番安心する。幸せって思ったもん。だから寝ちゃったのかも。エヘヘ。」

笑い方が可愛くてぎゅっと抱き締めてしまう。

「そっか~。僕とのセックスが一番か~。嬉しいな。」

あれだけセックスをこなしたのに、子供の体力の回復は早いな~。
それから暫くベッドでまったりしながら、凛の心のケアに務める。

「凛…昨日はエッチしたあとそのまま寝ちゃったからお風呂入ろうか?」

「うん!」

僕は凛を抱き上げて浴室へ。
凛の体をいたわるように温めの湯船に浸かり優しく体を撫でながら、

「色んな経験をいっぱいしたね。びっくりした事や辛く苦しい事が沢山あったけど、大丈夫か?」

と凛に聞く。

「うん…大丈夫。最後大好きなお兄ちゃんとエッチしたから。それに辛く苦しい事を我慢した後が凄い気持ち良くて…何度も真っ白になったもん。どれだけイッたかわかんない。」

「そっか…凛が気持ち良かったって言ってくれて安心したよ。でも暫く気持ちいい事はお休みだからね。体を休めないと…わかるね?」

「え~?また1ヶ月くらいお休みなの?イけないの?」

と不満そうな顔をする凛。

「そうだよ。凛の体をだいぶ酷使したからしっかり休んで回復に務めないとね。お休みした後のセックスを楽しみにしてるんだよ。いっぱいイかせてあげるから。」

「はい!お兄ちゃん。」

凛を椅子に座らせ髪を洗っていると、山下さん以外5人の男達が入ってくる。

「凛…おはよう!よく眠れた?」

山下さんの言葉に緊張気味に「う…うん」とうなずく凛。

「凛…おはよう。そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。今日はエッチしないから。凛が心配でみんなで様子を見に来たんだよ。エッチ以外はみんな優しい人達だって知ってるでしょ?」

凛はホッとした顔に変わる。

「みんな心配してくれてたんだ。ありがとう!」

男達が一斉に話し出す。

「いやいやこちらこそありがとうね。凛ちゃんとエッチ出来て最高の1日だったよ。」

「そうそう!ここにいる全員、凛ちゃんとエッチしたんだから、みんな家族みたいなもんだよ。」

「凛ちゃんがイク時、色っぽくて大人の女性みたいで綺麗だったな~。」

「凛ちゃんのちっちゃなオマンコ、お尻どちらも最高だったな~。」

「朝だぞ!お前は下品だな~。凛ちゃんが恥ずかしがるだろ?」

「いやいや褒めてるんだよ。」

「これから困った事があったら、おじさん達に言うんだよ。なんでも力になるから。」

「力になる代わりにエッチさせて!」

「バカ…お前は何言ってるんだ!」

「だって凛ちゃん可愛いんだもん。」

「お前だけじゃなく、みんな可愛いって思ってるぞ。」

「ハッハッハッ…」

男達が一斉に笑い出すと凛もつられて笑い出す。

僕は凛の体を洗いながら耳元で、

「みんな優しい人達で良かったね。」

と囁くと「うん!」と嬉しそうに返事をする。
凛は男達の方を見てもじもじしながら、

「おじちゃん…また凛とエッチして下さい。」

と顔を赤らめながら言う。
思いもよらない言葉に僕も含めみんなびっくりして一瞬固まってしまう。

「辛く苦しかっただろうに…凛はまたエッチしたいって思ったんだ。」

と山下さんが聞く。

「だって…お兄ちゃんにも言ったけど、苦しいのいっぱい我慢すると、いっぱい気持ちいいのが来るの。真っ白になりたいの!」

と絞り出すように言う凛。しっかり自分の意見が言えるようになった。

「またエッチしたいなんて言ってくれておじさん達嬉しいよ。頑張った甲斐があったね。でもしっかり体を休めてからだよ。おじさん達…今度凛ちゃんに会えるの楽しみにしてるから。」

「はいっ!」

凛の体を洗っている途中、山下さんと男達は先にお風呂から出ていく。
その後、暫く湯船に浸かり疲れを癒やすと凛をタオルで包んで僕の部屋へ。

凛の体を拭いてやり、髪をドライヤーで乾かし、服を着させる。
髪をポニーテールに結び、臼黄色のニットのセーターに紺のショートパンツ、白のニーソックスに薄紫のマウンテンパーカーを羽織らせる。

可愛いらしい格好に、あらためてまだ凛が10歳なんだと再認識する。

「昨日の夜はご飯抜きだったからお腹空いたでしょ?」
 
「うん…おなかペコペコ。」

食堂に向かうと山下さん以外男達が朝食を作って待っててくれた。

「うわあっ!美味しそう。みんなありがとう!」

「今日はクリスマスイブだからね!」

「そっか~!今日はクリスマスイブだってこと、すっかり忘れてた。」

7人で和気あいあいに朝食を取った後、
男達から、クリスマスプレゼントを渡される凛。
薄い紺色のショルダーバック。

「わあっ!可愛いショルダーバック!ありがとう!」

満面の笑みを浮かべる凛。

「気に入ってくれるか心配だったけど喜んでくれて良かった。お父さんお母さんには倉田お兄ちゃんに買って貰ったって言うんだよ。おじさん達との事はナイショだからね。」

「はいっ!わかってます。わあっ…嬉しい!みんなありがとう!」

食事の片付けが終わると帰る準備に取り掛かる。

男達それぞれ凛と目線を合わせ「さよなら」を言い凛にチュッとキスをしみんな帰っていく。

「倉田君…僕は最後戸締りを確認して、鍵を館長に返すから先に帰っていいよ。」

「山下さん…ありがとうございます。さっ…凛、帰るよ。」

「うん!山下おじちゃん…ありがとうございました。」

山下さんが凛と目線を合わせるようにしゃがもうとすると、凛はジャンプして山下さんにキスをする。

チュッ!

「おじちゃん…バイバイっ!また会おうね。」

「凛ちゃん…気を付けてね。バイバイっ!また会おう。」

凛の母親に自然の家を出発しますと連絡を入れる。

「途中、お昼ご飯を食べ、それから柚希ちゃんお見舞いに病院に寄りますので、宜しくお願いします。」

午前11時過ぎ自然の家を後にする。

途中ファミリーレストランで昼食を済ませ、柚希の入院する病院へ。

「柚希ちゃん…お見舞いに来たよ!」

「お姉ちゃん!来たよ~。」

若いだけあって回復も早いようだが、柚希は何だか不機嫌。

「凛だけ倉田お兄さんとクリスマスイベントに行けて良かったね。柚希は病院で寂しく……。」

僕は凛の耳元で、

「お姉ちゃん不機嫌そうだから、キスしようと思う。凛の目の前でするから、羨ましいって言ってくれる?」 

と囁くと「うん…凛は大丈夫だよ。いっぱい愛して貰ったから。」と返事が返ってくる。余裕だな~。

不機嫌な柚希に顔を近づけ人差し指で小さな唇を撫で、

「痛い思いして柚希が一生懸命頑張ってたのはわかってる。早く良くなるようにおまじないするからね。」
 
と言って優しくちゅっとキスをする。
柚希はいきなりキスをされて顔を真っ赤に染める。 

「うわあ~。お姉ちゃん羨ましい!凛にだってしてくれないなのに~」

と大げさに言う凛。僕は、

「誰かに聞かれたらまずいでしょ?」

と慌てて凛の口を塞ぐ。
柚希は嬉しそうに、

「やった~!凛…羨ましいでしょ?」

とニコニコになる。

「羨ましいよ~。お兄ちゃん…凛にもしてよ!」

「だめっ…凛ちゃんにはまだ早い。」

僕と凛はウインクしあい、柚希にバレないようにニコッと笑う。
柚希には、可愛い腕時計をクリスマスプレゼントとして渡す。

「わあっ…お兄さんありがとう!嬉しい。大事にするね。」

完全にご機嫌になる柚希。
暫くすると母親が病室にやってくる。

「凛の事ありがとうございました。それに娘たちの為にクリスマスプレゼントまで頂いてすいません。」

「いやいや…気持ちですから。凛ちゃんはしっかりお手伝いしてくれましたし、楽しんでくれたようでホッとしています。柚希ちゃんも順調なようで良かったです。また勉強教えに来ますから。」

「本当、ありがとうございます。」

夕方まで柚希の病室で過ごし、母親の仕事が終わるのを待って凛を預ける。

「凛ちゃんまたね~。今日は早く寝るんだよ。」

「はいっ!お兄ちゃん…またね~」

凛を見送ると柚希の病室に戻る。





23/03/29 16:06 (UD9X6.8w)
514
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
足の骨折の事もあり、柚希にほ無理させないよう入院中は軽くキスしたり胸に触れたりする程度で抑えている。
場所も病室で母親が看護師ときたら無茶は出来ない。

「柚希…足の調子はどう?」

「うん…痛みはだいぶ和らいできたよ。私も凛みたいにお兄さんと一緒に行きたかったな~。」

柚希が凛の代わりに行ってたらどうだったろうな。と頭によぎる。

「元気になったらいつでも行けるから。その為にはリハビリ頑張らないとね。」

と柚希の頭を優しく撫でる。

「ママと凛は先に帰ったけど、もしかしてお兄さん…私の為に病室に残ってくれたの?」

と恥ずかしそうに聞いてくる。

「そうだよ。柚希が寂しくないようにね。もちろん勉強もしないと。」

「……嬉しい。」と顔を真っ赤に染める柚希の唇に優しくチュッとキスをする。

「……お兄さん好き。」

と僕を見つめる柚希。僕は柚希のあごを軽く持ち上げ、

「元気になって退院したら…柚希の初めてを貰っちゃうよ。いい?」

と見つめ返すと、ますます顔を赤らめ「……うん。」と頷く。

事故で落ち込んだ柚希にドキドキした気持ち、退院したらエッチするんだという目標を与える事が早い回復に繋がるんじゃないか。辛いリハビリも乗り越えられるだろうから。

それからは勉強を少し教え楽しく会話をして病院を後にする。

柚希とはチャンスさえあればいつでも出来る事を改めて確認する事が出来た。

柚希とはやっぱり退院して元気になってからだろうな…。病室でするにはリスクが有り過ぎる。ドキドキはするけど…。
ところで凛は大丈夫かな~。あれだけ激しいセックスをしたんだ…精神的にも肉体的にも心配。
自宅に着きそんな事を考えながらソファでゆっくりしていると、ひなの事が頭をよぎる。


優菜や穂乃花は相変わらず山下さんがまとめといてくれてるから安心しているが……ひなとは暫くエッチしてないな~。旅行以来か…あれから2ヶ月ん?3ヶ月過ぎてる…。
柚希の事故の事や凛との事で、あまり構ってあげられなかったな。
家庭教師の日は、いつももじもじして何か言いたそうだったが…ひなは優菜や穂乃花、凛と違って、控えめというか…僕に遠慮してなかなか本心を言わないから寂しい思いをさせてたかもしれない。
それにしてもひなは、旅行で沢山エッチしたはずなのに家庭教師の日にキスするだけで顔を赤らめるんだから、まだまだうぶというか…純粋というか…それがまた可愛いいんだけどね。
今のところ山下さんにはひなの事は知られてないはずだが…。優菜からバレないとも限らない。
ひなは他の子と違った清楚な可愛さがあるから、山下さんは見た瞬間惹かれるだろう。会わせなくない。
僕とひなの関係が山下さんに知れたら、やりたいって言ってくるだろうから、それはなんとか阻止しないと…。
山下さんなんかに抱かれたらひなが壊れてしまう。

ん…?僕はひなとずっと付き合っていくつもりか?いずれ離れていくようにするのが僕の主義だったはず。
ひなは例外?……迷う。

ひなをどうしたいのか、一度真剣に考えないと…。
その為には、ひなと2人きりの時間を過ごしお互いの気持ちを確かめないと。
学校は冬休みになるから、もう一度旅行にでも行きたいな~。

と言っても今日はもう12月24日。
これから予約出来るホテルはないだろうが調べてみるか。後は…旅行の口実。
館長に母親の事を頼めればいいんだが、電話してみるか。

「館長…お疲れ様です。」

「おっ…倉田君か!今回の自然の家では凛ちゃんと随分ハッスルしたみたいだったね。山下から色々聞いてる。7人でするなんて無茶するな~。倉田君もほどほどにしないと。まっ…人の事は言えないけど…。ところでどうした?何かあったのか?」

「はい…館長にご相談がありまして。実は木原ひなに付いて……。」

僕の気持ちを館長に相談すると、

「いつもドライな倉田君らしくないね。まあ倉田君にも人の心があって僕は安心したよ。」

「いや…僕にも人の心はありますよ。ただひなは特別で。自分でもこの先どうしたらいいのか迷ってるんです。」

「自分の気持ちを確かめたいならすればいいんじゃないか。少し遠いが僕の友達がやってるホテルが〇〇スキー場の近くにあるから行って来たらどうだ。2泊3日ぐらいか?とりあえず電話しておくから、日にちがきまっら教えてくれ。2人ぐらいならなんとかなるだろう。スノーボードを教えてあげるなんていい口実だろ?スキーウェアから全部貸してくれるから。その間の母親の相手は僕に任せてくれ。」

となんとも有り難いお言葉。館長の友達のホテルか…。もしかして…ひなの母親とかそれ以外の人との密会の場所だったりして。僕とひなの関係が怪しまれなければいいけど…。

「館長ありがとうございます!相談して良かったです。」

「ひなちゃんは小学5年生だったね。あまり無茶しないように…。」

「はいっ…わかってます。27日槌、ひなの家庭教師の日ですので、了解を貰えたら連絡します。」

と言って電話を切る。
やっぱり頼れるのは館長だな~。





23/03/31 16:49 (nqiEjZ2B)
515
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
ドライか……。館長の言う通り自分は物事をドライに考えていたが…ひなと出会って調子が狂ってしまった。
 
純情で汚れを知らない少女に好意を抱かせ、言葉巧みに性に対しての好奇心を煽る。思春期に入り羞恥心の芽生えた恥ずかしさの中、言われるがまま幼い体をさらけ出す様子はたまらない。
膨らみ始めたばかりの胸、無垢の割れ目、華奢な体を真っ赤に染め恥ずかしさに耐えている姿はまさに興奮を誘う。

僕はそんな少女を今まで経験した事のない素晴らしい世界、絶頂へと導いていく。
初めて絶頂を迎えた少女が、自分の体に何が起きたのか分からず顔を真っ赤に染め涙ぐむ様子は毎回ドキドキする。
絶頂へと導いてあげた事と引き換えに初めてを頂く。
快感が痛みに勝るよう念入りに準備し、少女は僕の為ならと痛みに耐え肉棒を受け入れていく。

優菜や穂乃花、凛、ほとんどの少女は一度快感を知ってしまったら、お菓子を欲しがるように求めてくる。
最初は嫌がっても、好奇心には勝てない。数人の男達に同時に責められる事にも喜びを感じるようになり、僕以外とでもセックスするようになる。そしていずれは僕から離れていく。

しかしひなの場合は、あまり積極的ではない。3ヶ月あまりも我慢しているのに何も言って来ないのがその理由。
何事も自分から言い出せないと言う気持ちの弱さもあるが、僕との心の結び付きが何よりも優先するようだ。

館長は僕に、

「ひなちゃんが他人に抱かれている所を想像してごらん。
それで倉田君が興奮するのか、嫉妬するのか…かわいそうに思うのか。
またひなちゃんは倉田君以外の人に抱かれる事を良しとするのか…。直接聞いて見ればいい。良しとしないでも興味があるのか…」

と最後に電話で話してきた。
ひなは僕が言えば多分、僕以外の人にに抱かれる事を嫌とは言わないだろう。しかしそれは本心ではない。僕に嫌われたくないから。

だが山下さんなんかに抱かれたら…ひなの心が壊れてしまうんじゃないかと心配になる。
ひなが山下さんに抱かれている所を想像すると…なんとも言えない気持ちになってくる。
見てみたい…見たくない…自分の気持ちがよくわからない。

気持ちの確認の旅行。
その時改めて考える事にしよう。

年末なので穂乃花と優菜の家庭教師は年明けまでお休みにしたが、25日槌様子伺いを兼ねてクリスマスプレゼントを持っていく。
2人は大変喜んでくれてホッとする。山下さんとの関係が上手く続いているようだ。

27日槌今年最後のひなの家庭教師の日。事前に電話で旅行の事を話しておいたので、少し早めに家に向かう。

チャイムを鳴らすといつものように玄関まで走って出迎えてくれるひな。
髪をおさげに結んだひな…ジャージ姿だが可愛さが溢れている。

「お兄ちゃん!旅行の話…早く早く!ママがね…いいよって言ってくれたの。」

と嬉しそうに僕の手を引っ張りリビングへ。
テーブルに座り母親へ旅行の話を始める。

「倉田さん…いつも娘の事をありがとうございます。倉田さんから電話もらってひなに旅行の話をしたら、ぜひ行きたいってはしゃいではしゃいで…。スノーボードなんてひなに出来るかしら?」

ひなは母親の服を引っ張り、

「もう…ママは余計な事は言わなくてもいいの。ひなだって頑張ればスノーボードぐらい出来るようになるもん」

と恥ずかしそいうに言う。
もちろん月曜日の夜、あれから母親に電話し旅行のOKは貰っていた。それから旅行の日程も決めておいた。
冬休みの宿題もあるし、年末年始は流石に母親と過ごす方が良いので、1月3,4,5日の2泊3日と決め最終確認する。
館長には火曜日に連絡済み。
水曜日にはホテルの予約が取れたと連絡が来た。
3,4,5日母親はフリーになるからと、真っ先に館長に電話があったらしい。

それから母親には泊まるホテルの連絡先を教える。

「ひなちゃん…旅行までに冬休みの宿題をなるべく終わらせるんだよ。じゃないと旅行先で勉強だよ。」

「え~…。お兄ちゃん……旅行先で勉強は嫌だよ。ひな頑張って宿題終わらせるから!ところでお兄ちゃんってスノーボード出来るの?」

「もちろん出来るよ。普通に滑るだけだったらそんなに難しくないよ。それにひなは軽いから、怪我もしにくいと思うしね。」

「倉田さん…ひなの事宜しくお願いします。スノーボードに行くなんて前のひなだったら絶対行かないと思うけど…お兄さんと一緒だからかな?」

と母親がひなを見る。

「もう…ママったら……。前からスノーボードしたいって思ってたの!お兄ちゃんが連れて行ってくれるって言うから……そんな機会なかなかないもん。」

「はいはい…わかりましたよ。ママは余計な事は言いません。」

僕と母親は顔を見合わせ思わず笑ってしまう。その様子を見てひなは頬を膨らませる。

打合せが終わり勉強を教える為、ひなの部屋に向かう。
休憩時間ひなのベッドに座る僕の横にちょこんと腰掛け、

「お兄ちゃん…旅行誘ってくれてありがとう。ひな、凄い楽しみ!」

と僕を見上げる。
僕はひなの小さな肩を抱き、

「僕も楽しみだよ。忙しくてなかなか構ってあげられなくてごめん。前回旅行へ行ったのは確か9月の始めだったから、もう3ヶ月も経ったんだね。」

と言うと頭を寄せ持たれかかってくるひな。

「家庭教師でいつもお兄ちゃんと会ってるし、それだけでひなは充分だよ」

「……エッチしなくても大丈夫なの?」

と聞くと顔を真っ赤に染めるひな。

「お兄ちゃんのいじわる!エッチしなくても大丈夫だもん。」

と強気のひな。だったら少し困らせてやるか。

「だったら今回の旅行はエッチ無しでもいい?」

と聞くともじもじしながら、

「お兄ちゃんがしたくないならいいけど…。ごめんなさい………エッチしたい。」

と瞳をうるうるさせるひな。

「ごめんね。冗談だよ。」とひなの頭を寄せる。

ひなは、「お兄ちゃん…あのね…」と言いかけて黙ってしまう。

「遠慮しなくていいから、思った事言ってごらん。」

と言うとゆっくり口を開くひな。

「9月に旅行に行ったきり、その後エッチしてくれなかったのはひなに原因があるのかなって考えてたの。ひなはまだ子供だし、ひなのエッチじゃお兄ちゃん満足出来ないのかなって…。だからエッチしたくても自分からして欲しいなんて言えなかった。お兄ちゃんが満足してくれないと…自分だけ満足じゃだめだもん。」

ひなの健気な言葉にドキッとしてしまう。やはりひなは他の子と違う。

「ひな…考えすぎだよ。僕の事を思っててくれたんだね。ありがとう。子供だなんて関係ない…ひなに原因なんてないよ。本当に忙しかっただけだから。」

ひなは黙ったまま涙を浮かべている。

「ひな…例えば、もし僕以外の人がひなの事気持ち良くしてくれるって言ったらその人とエッチする?」

と聞くと、

「ひなはお兄ちゃんじゃなきゃいやだもん!お兄ちゃん以外の人だったら気持ち良くなりたくない!お兄ちゃんがしてくれるまでずっと待ってる。」

と僕を見上げて強く言う。

「僕がお願いしてもだめ?ひなが僕の目の前で他人とエッチしてるのを見たいって言ったらどうする?」

ひなはびっくりした表情をし、

「………それは……嫌だよ~。大好きなお兄ちゃんに見られながらエッチするなんて嫌だもん。」

と泣き出してしまう。

「ひな、悪かった。ごめん…ごめん…冗談だよ。」

とひなの涙を親指で拭い小さな唇にチュッとキスをする。
やっぱりひなには無理だよな~。

「お兄ちゃん…好き。」

と言って僕の胸に顔を埋めるひな。

「ひな…可愛いから意地悪したくなっちゃうんだ。意地悪ついでに言うけど、僕が満足するように頑張るって言ったけど本当?」
 
ひなは僕の胸の中でうなずく。

「そっか~。だったらこの前の旅行以上に、恥ずかしい事いっぱいしちゃうかもしれないよ。ひなが想像出来ないくらいの激しいエッチしちゃうし、ひなにいっぱい動いてもらって気持ち良くしてもらおうかな。どうする?」

と聞くとひなは顔を上げ僕を見つめる。

「お兄ちゃんの意地悪!ドキドキしてきちゃったよ~。ひな…お兄ちゃんに気持ち良くなってもらう為一生懸命頑張る。約束する。恥ずかしいのも…頑張る。」

もう1回ひなと唇を交わす。

んんっ…チュッ。

「ひな…旅行楽しみだね。旅行までに宿題終わらせるんだよ。」

「はいっ!お兄ちゃん。」



23/04/04 16:03 (nm/Re2um)
516
投稿者: ヒロ ◆sS/CgIBv46
ひなが勉強している間、3日の行動を考えてみる。
ホテルのチェックインは15時。
スキー場のホテルまでは結構な距離があり渋滞も発生するだろう。
ひなは長旅に慣れていないから3日の朝出発していては、スキー場に着いた頃疲れてスノーボードどころじゃないかもしれない。
だったら2日の昼から出発し渋滞を避け、夜中スキー場に着いて車の中で仮眠するほうがいい。

家庭教師の時間が終わり、その旨を母親に伝えると了解してくれた。
初詣を一緒にと思ったけど、優菜や穂乃花と鉢合わせになるのはまずいので止めることに。
ひなは僕と長く一緒にいられる時間が増え、「やったー!」と無邪気に喜んでいた。

「じゃあ良いお年を!ひなちゃん…1日早まったけど宿題頑張ってね。」

「はいっ!お兄ちゃん!」

「倉田さんも良いお年を。ひなの事宜しくお願いします。」

「こちらこそ…宜しくお願いします」

と挨拶を済ませ帰路に着く。

「ふうっ…やっと落ち着いた。」


年末年始は1人ゆっくりと過ごし、2日朝予約してあったワンボックスカーを借り荷物を積んでひなの家に向かう。

チャイムを鳴らすといつも通り走って出迎えてくれるひな。
黄色のニットワンピに厚手の白のタイツ、茶色のニット帽からお下げに結んだ髪が見え、可愛さが溢れてる。

「ひな…明けましておめでとう!宿題は終わったかな?」

「お兄ちゃん…明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。はいっ!頑張って宿題終わらせたよ。」

ひなの後ろから母親が現れ挨拶する。

「倉田さん…明けましておめでとうございます。ひなの事宜しくお願いします。ひな…倉田さんの言う事聞いて…迷惑かけちゃだめよ。怪我しないように気を付けてね。」

「ママ!わかってる。お兄ちゃんとの旅行は2回目だから大丈夫。ちゃんとお兄ちゃんの言う事聞くから。わあっ!おっきい車。どうしたの?」

僕はひなの荷物を車に積みながら、

「長距離走るし、車の中で仮眠しやすいように借りたんだよ。さっ…忘れ物はない?」
 
と聞くと、

「大丈夫なはず!朝、何度も確認したもん!ママ!行ってくるね。」

笑顔で答える。
ひなを助手席に乗せ、

「それでは行ってきます。大事なお嬢さんですから、怪我などないよう大切に預からせて頂きます。途中電話しますし帰る時間をまたお知らせします。」

と母親に挨拶する。
すると母親が僕の耳元で、

「倉田さん…ひなはまだまだ子供なのであまり無茶しないでね。ひなの事大切にしてくれてるのはわかってますけど、男と女だもんね。お母さんはわかってますよ。」

と囁かれ思わず「えっ?」と声をあげてしまう。

「だってひなや倉田さんの様子を見てたらわかるわよ。私だって女ですから。内気で人見知りだったひながあんなに明るくなって、倉田さんにはむしろ感謝してるぐらいだから安心して。私だって早かったですからね。」

何が早い?早いって母親も11歳で経験したって事か…。ニアンスが微妙。
嘘…母親にバレてる?館長から聞いた?いやカマかけてる?

「いやいや…僕は純粋にひなを楽しませたいと思って旅行に誘ったんです。僕はあの笑顔に癒やされてますから。」

とあくまでもしらを切る。

「はいはい。倉田さんの言う事を信じますよ。ほどほどにね。」

と笑う母親。

「はいっ!ほどほどにします。」

とつられて言っしまい、母親はしまったと言う顔をしてしまった僕を笑う。

「クスッ…ひなの事お任せします。倉田さんのする事を否定したりしませんから。今度ひなにないしょで私とだったら許しますよ…なんて冗談です。」
 
「あっ……はい………」

不覚にも顔を赤くしてしまう。

「顔を赤らめる倉田さん…初めて見ました。可愛いですね。」

ひなにないしょでなんて…凄い背徳感。それにしても…冗談か本気かわからない。
バレてるのかバレてないのか…とりあえず母親は僕がひなとエッチする事を容認するのか…すでにひなと僕がエッチしてる事を知った前提での話なのか…。
自分が館長と関係してるのを僕が知らないはずはないと思っての事かもしれないし…。でも母親からOKを貰ったと理解してもいいのか。
頭の中がごちゃごちゃしてくる。

「倉田さん…ひな!いってらっしゃーい!」 

助手席のひなに、「いい?出発するよ。」と言うと嬉しそうに「はいっ!」と返事が帰ってくる。

角を曲がるまで母親が手を振っているのが見える。
ひなは顔を赤く染める僕の顔を見て、

「お兄ちゃんどうしたの?さっきママから何を言われたの?」

と聞いてくる。……出発したのに調子が狂ってくる。
 
「ひなに付き合ってくれて有り難いけど、…彼女と旅行しなくていいの?」

と言われたんだ。

「お兄ちゃんはなんて答えたの?」

「もちろん…今から彼女と旅行なんですなんて言えないから少し困ったんだよ。」

と言うとひなは自分が彼女だと言われた事に気付き、

「お兄ちゃん…嬉しい!ひなを彼女だと思っててくれたんだ。」

と顔を赤らめる。

「もちろん…ひなは僕の彼女だよ。当たり前じゃないか。」

ひなは潤んだ瞳で僕を見て、

「お兄ちゃん…大好き。」

とますます顔を赤く染める。可愛い過ぎる。



23/04/05 18:11 (gFu5Yaza)
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