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1:スクールカーストから堕ちた少女
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
序
スクールカースト、それは中高の学校生活におけるクラス内の序列、とでも言えば良いのだろうか。 学業やスポーツの成績も無関係ではないが、それだけでもない。 活発でイケている生徒達のグループを頂点にした序列と考えてもいい。 これは、ふとしたキッカケにより、序列から転がり落ちてしまった少女の話だ。
2019/06/21 12:18:25(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
全て合点がいった。 下校途中に何人かとすれ違った際、注がれていた何人かの視線は、無防備な上半身を晒している女子中学生に対するものだったのだ。 カナエの脚から力が抜け、その場にくたくたと座り込んでしまう。 すれ違った人々のうち何人が気付いただろうか。 その中に知り合いはいたのだろうか。 カナエにとっては半裸といっても過言ではない姿。 そんな姿で街中を歩いていたのだ。 よもや、そんな姿を撮影でもされていたら。 撮影のみならず、ネット上に流出したら。 冷静に考えればそこまでに至るような状況ではない。 現に今、素肌に貼り付いたブラウスを透けさせている汗は、カナエが最後に走ったことによるものだ。 だが、カナエの妄想は既に独り歩きを始めている。 カナエは知りたかった。 実際問題として自分はどんな姿を晒していたのだろうか。 さすがに乾き始めたブラウスからは、身体のラインが露わになることはない。 もう一度、確認しないではいられない。 いや、正確に言えば、もう一度あの姿を、、、己れの恥ずかしい姿を見てみたかった。 ゆっくりと立ち上がったカナエは、少し考えるとスカートとハーフパンツを脱いだ。 ブラウスだけを身に付けた少女は脱衣所からバスルームに進み、シャワーの下に立つと蛇口を捻る。 冷たいシャワーが降り注ぐ中、身震いをしながら待つこと数秒。 ビショ濡れになったカナエは水滴を盛大に垂らしながら脱衣所の鏡の前に立つ。 あっ! 鏡の中の少女は声なき悲鳴を発すると、その場に立ち竦む。 目を覆わんばかりとはこのことであろう。 鏡の中では貧弱な身体つきをした少女が、濡れネズミとしか言いようのない姿を晒していた。 濡れて身体に貼り付いたブラウスの生地から透ける素肌、ささやかな膨らみの中心に尖る乳首、臍、そして下腹部の淡い翳り。 それは唐突であった。 不意に下腹部の奥に灯った小さな、しかし圧倒的な熱量を有した火が爆発的に身体の内側を駆け巡る。 カナエ自身、何が起こっているのか分からないまま、全身を巡る感覚に身を委ねる以外の選択肢は無かった。 次の瞬間、カナエは今日二度目、そして人生においても二度目の絶頂を迎えていた。 いわゆる『脳イキ』である。 はしたない姿を街中で晒してしまったかもしれない。その想いがカナエを一気に昂らせ、その昂ぶりはカナエの身体を完膚無きまでに征服してしまったのだ。
19/06/25 07:13
(9vtkWAOT)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
翌朝、カナエは普段より三十分以上早く眼を覚ます。 トイレと朝食を済ませ、制服に着替えるのだが、今日はいつもと少しだけ違うことがあった。 衣装ケースから取り出したのは一枚の下着、いわゆるスポーツブラと言われる類のものだ。 極端に丈の短いタンクトップのような下着を身に付けると、その上からキャミソール、ブラウスの順に重ねていく。 既に穿いているハーフパンツの下にパンツを穿いていることを、今朝、何度目かの確認をしてからスカートに脚を通し、腰のホックを留め、ファスナーを引き上げれば着替は完了だ。 母親に挨拶しながら靴を履き、玄関のドアを開けるとジットリと湿っぽい空気が身体を包む。 歩きながらも普段と違う自分の服装が気になって仕方がない。 違うといってもキャミソールの下にスポブラを着けているだけなのだが、カナエにしてみればブラジャーを着けることは、乳房の膨らみを意識していることと同義である。 気恥ずかしさを感じつつ、昨日のように乳首が透けてしまう羽目に陥るくらいなら遥かにマシだと自分自身に言い聞かせながら、歩き続けるカナエの視野に校門、そして校門の前に立つ人影が映る。 ノゾミだ。 「おはよ!」 「あ、うん・・。おはよう・・。」 「良かった。来てくれて。」 「・・・・・」 並んで昇降口に向かう二人を包む暫しの沈黙。 沈黙を破ったのはノゾミであった。 「来てくれなかったら、これ、その辺に置いておこうと思ってたんだ。」 「?」 屈託のない笑顔で話しながら、ノゾミはA4サイズの茶封筒を差し出した。 訝しげな表情を浮かべ、無意識のうちに封筒を受け取ったカナエ。 薄笑いを浮かべたノゾミは封筒の中身を見るように促す。 昇降口で靴を上履きに履き替えたカナエは、ノゾミに急かされるままに封筒の口を開く。 封筒の中にはコピー用紙が何枚か入っており、その全てに何かが印刷されている。 「!」 印刷されている何か、それは全裸で床に横たわる少女の画像であった。
19/06/25 12:25
(9vtkWAOT)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
「こ、これ・・。あ、こんな・・。」 床に横たわった全裸の少女は、大きく脚を開き、その秘裂をパックリと晒している。 しかも画像は一種類だけではない。 そのうちの一枚、股間に寄せられたカメラの先で誰かの指先により、秘裂の内側が見えるよう開かれている。 少女の股間が、性器が、肛門までもがハッキリと写し出された何枚かの画像。 唯一の救いは、顔が写っているものは一枚も無く、全裸であることが逆に幸いし、個人の特定が出来ない点であった。 「勘違いしないで欲しいんだけど、顔が写ってないんじゃなくて、顔が分からないように加工してから印刷したんだからね。」 真っ青になって立ち尽くすカナエの手から印刷物を取り上げたノゾミは歩き始める。 「じゃ、こっち来て。」 振り返りもせずに何処かに向かうノゾミの後を追わざるを得ないカナエ。 暫く歩くとノゾミが向かっているのが、音楽室や理科室などの集まっている特別教室棟であろうことはカナエにも想像がついた。 だが、ノゾミがそこで一体、何を要求してくるのかについてカナエには全く想像がつかない。 その時、ついにノゾミの足が止まった。 かちり そこは車椅子でも使用が可能なユニバーサルデザインのトイレであった。 『開』のボタンを押したノゾミは開いたドアの内側にカナエを招き入れ、『閉』ボタンでドアを閉じる。 「今日はパンツ穿いてるんでしょ?」 「あ、あ、当たり前じゃない・・・。」 僅かに上擦った声で答えるカナエに対して、ノゾミは容赦なく言い放つ。 「スカートとハーパンとパンツ、脱いで。」 「え、そん・・な・・。」 だが、カナエに選択権が有ろう筈が無い。 昨日の画像を握られている以上、ノゾミに逆らうことなぞ出来ようが無かった。 「早くぅ。」 圧倒的に優位な立場からの催促にカナエは無言のまま、スカート、ハーフパンツ、パンツの順に脱ぎながら、差し出されたノゾミの手に渡すことしか出来ない。 カナエの脱いだ衣類を荷物置きに放置したノゾミは、何やら自分のバッグを探っている。 「カナエは生理の時、タンポンって使ったことある?」 「あ、え?な、ない・・・。」
19/06/25 18:46
(9vtkWAOT)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
生理用品の選択においてナプキン派とタンポン派があるが、少なくとも十代前半の少女、しかも思春期の入り口に立ったばかりの少女については圧倒的にナプキン派が多い。 選択の理由に個々に異なるであろうが、膣内に異物を挿入する行為に対する迷信じみた怖れの比率は高い。 メーカーや医療従事者の説明にも関わらず、少女やその保護者は挿入による破瓜の可能性を怖れ、カナエもまた、例外ではなかった。 「だって・・怖いよ・・使ったことないし・・。」 「ふーん。じゃあ今日が初めてだね。」 いつの間にか手にしていたタンポンのキットを差し出しながら、ノゾミはカナエにタンポンの説明を始める。 処女膜に対する安全性から、経血の漏れなどにより下着を汚すリスクまで。 だが生理の時期でもなく、ナプキン派であるカナエにとっては脈絡の無い話題としか思えない。 「それ・・で、どうする・・の?」 ノゾミの説明が途絶えたタイミングを捉えたカナエは、至極もっともな疑問を口にした。 肩透かしを喰ったような表情を浮かべたノゾミは、やや呆れたような口調で言い放つ。 「だって昨日くらい濡らしちゃったら、スカート汚れちゃうよ?困るよね?」 「え?」 カナエにしてみれば昨日はノーパンだったからこそ、あそこまで濡らしてしまったに過ぎない。 だが、そもそもカナエとノゾミの間には大きな認識の齟齬があったのだ。 「だってカナエは今日からスカートの下、何も穿かないんだもん。」
19/06/26 05:42
(QnanVc1t)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
「!」 絶句しつつもカナエは、同時に昨日からのノゾミの行動と発言に奇妙な納得感を抱いていた。 弱味を握られたカナエは昨日に引き続き、いや、この先ずっとノゾミに性的な辱しめを受け続けることになるのだ。 昨日と同じ今日、そしてノゾミの気が変わる日まで同じ明日が来る。 カナエは全身から血の気が引く思いで、最後の抵抗を試みた。 「せ、先生に・・言うか・・ら・・。」 「何て言うの?」 呟くようなカナエの発言にノゾミは余裕しゃくしゃくといった態で言葉を返す。 「・・何・・・て・・って・・。」 「ノーパンで学校に来てサカっちゃったカナエがトイレに隠れてオナニーしてたこと、とか?」 「え?」 「サーキットの後なんか、エロい妄想してアソコをグショグショに濡らしてた、とか?」 黙るしかなかった。 誰にも話すことは出来ない。 誰かに話すくらいならば、ノゾミの辱しめに甘んじた方がマシに思えた。 完膚無きまでの敗北とはこのことであろう。 黙って手を差し出すカナエに向かい、満足そうな表情を浮かべたノゾミがタンポンのキットを渡す。 「・・んっ・・ん・・。」 初めてにしてはスムーズな挿入だと言えよう。 不本意ながら既に潤っていたカナエ自身は、滞りなく膣の奥深くに生理用品を受け入れていた。 股間を覗き込むように視線を下げれば、20センチ程の糸が垂れ下がっているのが何とも情け無い。 「安心して。六時間目の体育の時にはハーパン返してあげるから。」 つまり、ほぼ一日中スカートの下には、何も着けないで過ごすしかないということだ。 ノゾミが辛うじて返してくれたスカートを身に着けながら、カナエは暗澹たる気持ちに陥いるも、何故か心の片隅に浮き立つような高揚が生じていることに気付いていた。 「さ、教室に行こっ!」 剥き出しの下半身を膝丈のスカートで覆っただけの姿で教室に向かうカナエ、そして薄笑いを浮かべながらカナエの後ろを歩くノゾミであった。
19/06/26 08:08
(QnanVc1t)
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