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1:スクールカーストから堕ちた少女
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
序
スクールカースト、それは中高の学校生活におけるクラス内の序列、とでも言えば良いのだろうか。 学業やスポーツの成績も無関係ではないが、それだけでもない。 活発でイケている生徒達のグループを頂点にした序列と考えてもいい。 これは、ふとしたキッカケにより、序列から転がり落ちてしまった少女の話だ。
2019/06/21 12:18:25(ARrH607r)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
「ね、ハーパン、脱いでみてよ。」 ハーフパンツを脱ぐ、そんなことをすれば本当に下着を穿いていないことを証明してしまう。 出来る筈がなかった。 「ふーん、そっか。じゃ、みんなにこれ見せちゃおっかな。」 そう言いながらノゾミは、スマホの音量を最大にしてカナエの痴態を再生する。 耳を塞ぎたくなるような音声、それは淫らに喘ぐカナエの声。 そんな画像を他の誰かに見られるわけにはいかない。 無言のまま、左右の腰骨のあたりでハーフパンツに手を掛けると、カナエの下腹部、太腿が露わになっていく。 中腰の姿勢になりながら、膝までハーフパンツを下ろしたところで手を止めたカナエは、微かな希望を込めてノゾミの表情を伺うが、その希望が叶う余地は見当たらない。 「早くぅ。」 ノゾミの催促に諦めたかのように左右の足を順番に抜いたカナエは、差し出された手に脱いだハーフパンツを渡し、せめてもの抵抗とばかりに手で股間を隠したまま立ち尽くす。 「・・本当に・・ノーパン。何で?」 答えるしかない。 生真面目で融通の効かないカナエは、ありのままに昨夜から今に至るまでの経緯をポツポツと説明することしか出来なかった。 恥ずかしい。 自分で自分の淫らな秘密の行為を明かしているのだ。 しかも、だ。 自分の自慰について語る行為そのものが、カナエを昂ぶらせつつあるのだ。 性的な興奮を覚えれば、必然的に頬は赤く染まり呼吸は早まり、そして秘裂からは蜜が滲み始める。 「隠さないでよ。手、どけてみてくれる?」
19/06/22 20:46
(MtwMLXyk)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
屈辱的であった。 思春期の入り口に立ったばかりの少女が、同じ十三歳の少女に命ぜられるまま、剥き出しの下半身を晒し、己れの恥ずかしい秘密の告白をさせられている。 これが屈辱でなくて何であろう。 だが、気付かぬうちにカナエは辱しめられ、羞恥心を刺激されることを受け入れ始めていた。 いや、与えられる屈辱を好ましく感じ、与えられた屈辱がカナエ自身を更なる昂ぶりに誘われ酔い始めている。 「カナエ、あそこの毛、薄いんだね。剃ってるのかと思っちゃった。」 そう言いながら、不意にノゾミがカナエの真正面に移動する、同時に右手を下腹部に這わせ恥丘を撫で始めた。 下腹部を這っていたノゾミの右手は徐々に下方に位置をずらし、ついには指先がカナエの秘裂に沿って谷間を探り始める。 「・・や、そんな、だめ・・。」 無駄な抵抗であった。 ゆっくりと谷間を前後に探る指先が、カナエの敏感な突起に触れた瞬間、痺れるような快感が下腹部に疾る。 無意識のうちに脚の間を広げ、腰を前に突き出す。 図らずもカナエの身体は、ノゾミに与えられる刺激を求めてしまっていた。
19/06/22 20:48
(MtwMLXyk)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
ノゾミの指先の動きは巧みであった。 緩急をつけ、触れて欲しいポイントを敢えて微妙に外しながら刺激してくるかと思うと、不意にツボを的確に押さえた触り方へと切り替える。 いつの間にか体操服越しにカナエの乳首を唇に含んだノゾミは、唇で挟んだ敏感な突起を舌の先で転がしつつ、下腹部を弄り続けていた。 何度か絶頂を迎えそうになるカナエの昂ぶりを冷静に見極め、ギリギリのところで果てることを許さないノゾミ。 おね・・が・・・い・・ くる・・っちゃ・・う・・ 生殺しの状態が続くうち、ついに弱々しく哀願し始めたカナエ。 汗とノゾミの唾液で濡れて貼り付いた体操服とキャミソールは、くっきりとカナエの身体のラインを浮き上がらせ、いっそ脱いでしまった方がマシな程に扇情的な光景になっている。 「いいの?イキたいの?イカせてあげよっか?」 「うんっ!うっく、うん、んっ!んっ!うん・・」 喘ぎながら木偶のように頷くことしか出来ないカナエに、最早まともな判断力は無い。 ノゾミは体操服とキャミソールを捲り上げ、胸のあたりまで素肌を露出させると、後ろから抱き締めるようにカナエの背後に回り込んだ。 背後から回した左手が乳房を、右手が股間を容赦なく弄り始めるや否や、カナエは呆気なく絶頂を迎えるが、ノゾミの指先は止まらない。 指の蠢きがもたらす刺激は、繰り返しカナエを絶頂に誘うが、幼い身体には受け止めきれないのだろうか。 「あ・・・無理!・・・もう無理・・・」 そう呟いたと思うと、その場にカナエは崩れ落ち、意識を喪ってしまった。
19/06/23 06:46
(17ZgY0QU)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
意識を喪っていたのは僅かな時間に過ぎない。 薄っすらと眼を開けたカナエは、ゆっくりと身体を起こしながら周囲を見回した。 図書室? 床の上? そして全裸の自分? そこまで認識した時点で、ようやくカナエは何があったかを思い出す。 慌てて腕で身体を覆い隠しながら衣類を探すが、それらしきものは見当たらない。 記憶の限りでは下半身こそ剥き出しにはしていたが、上半身にはキャミソールと体操服を身に付けていた筈。 がらり 図書室のドアが開く音に身を縮めるカナエであったが、入ってきたのは着替えを済ませた制服姿のノゾミであった。 「大丈夫だった?」 含み笑いを浮かべながら、意味深な問い掛けを投げかけるノゾミに対して、カナエは回答のしようがない。 そんなカナエをよそにノゾミは抱えていた荷物を作業台の上に置いた。 「制服とバッグ、取ってきたから。」 「・・・」 礼を言うべきなのだろうか、それとも・・。 だが、まずは最低限の衣服を身に付けてること、そう判断したカナエはキョロキョロとキャミソールと体操服を探すが、やはり眼の届く範囲には見当たらない。 「ここにあるけど・・・これ、着る?」 「?」 カナエは首を傾げながらも、ノゾミから丸められたキャミソールと体操服、そしてハーフパンツを手渡された。 じっとりと湿った、いや、濡れた衣類のズッシリと重い手応えに、カナエはノゾミの言葉の意味を瞬時に理解する。 暫し躊躇った後、ハーフパンツを穿き、素肌の上から直接ブラウスを身に付けるカナエ。 「帰ろっか?」 無言でスカートを穿き、手櫛で髪を整えていたカナエにノゾミが声をかける。 確かに長居は無用だ。 いつ何時、図書室を訪れる者がいないとは限らない。 ノゾミに先導されるように、二人は昇降口で上履きから靴を履き替えて校門に向かう。 「カナエは明日の朝、八時に学校に来れる?」 「え?でも・・」 可能ではあるが、唐突過ぎて質問の意味が分からない。 「いいから。それに、分かってるよね?」 そう言って手にしたスマホをカナエにかざすと、家の方向が違うノゾミは歩き去って行った。
19/06/23 14:58
(17ZgY0QU)
投稿者:
J
◆WCdvFbDQIA
とんでもないことになってしまった。 既にしてしまった失敗もさることながら、明日以降、自分は一体どうなってしまうのかという不安。 悄然としながら家路を辿るカナエは、ふと、ある違和感に気付く。 行き交う通行人のうち何人かが、カナエとスレ違う際、あからさまに視線を注いでくるのだ。 そのうちの何人かに至っては、スレ違いざまにカナエに声を掛けようとする者すらいたくらいであった。 薄曇りの空には夕方が近づいていたが、蒸し暑い空気が緩み始める気配はない。 つぅっ 今日、何度目かに背中に汗が流れる。 蒸し暑さの中を歩いているのだから、それ自体は特別なことではない。 だが何かが違う。 家までの距離が半分を過ぎた頃、カナエの脇腹のあたりで汗が流れた。 カナエの頭の中に不意に閃いたのはキャミソールを着ていないという事実。 つまりインナーを着けずに直接、ブラウスを着ている為、普段だったらインナーに吸収される筈の汗が流れているのだ。 そう思った瞬間、カナエは手に提げていたバッグを胸の前で抱えていた。 顔から血の気が引くと同時に全身から汗が吹き出す。 暑さのせいではなかった。 ブラウスが汗を吸って素肌に貼り付いているとしたら? それ以上は考えることすら出来なかった。 徐々に足を速めるカナエは、いつの間にか走り出していた。 汗だくになって家に着いたカナエは、荒い呼吸を整えながら鍵を取り出す。 もどかしい思いをしつつも、玄関の内鍵を掛けるとその場にバッグを置いてバスルームに向かうカナエ。 脱衣所の壁に設置されている大きめの鏡の前に立つと、そこには制服姿の少女の姿が映っている。 あ・・ 鏡の中の少女は声も出さずにカナエと同じように口を開いた。 汗で湿ったブラウスはペッタリと肌に貼り付き、光の加減によっては素肌が、臍が、乳首が薄っすらと浮き上がっていた。
19/06/23 15:00
(17ZgY0QU)
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