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スクールカーストから堕ちた少女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:スクールカーストから堕ちた少女
投稿者: ◆WCdvFbDQIA


スクールカースト、それは中高の学校生活におけるクラス内の序列、とでも言えば良いのだろうか。
学業やスポーツの成績も無関係ではないが、それだけでもない。
活発でイケている生徒達のグループを頂点にした序列と考えてもいい。

これは、ふとしたキッカケにより、序列から転がり落ちてしまった少女の話だ。

 
2019/06/21 12:18:25(ARrH607r)
7
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

危ないところであった。
下着を穿いていないことを知られるどころではない。
学校のトイレで自慰に耽っていたことなぞ、誰かに知られたらカナエの学校生活が破綻することは間違いなかった。
だが、その危険性を思う時、身体を内側から焦がす暗く淫らな炎の存在にカナエ自身が未だ気付いてはいない。
五時間目、六時間目と午後の授業を上の空で聞き流し、後は清掃を終えれば放課後、そんな時に限って間が悪いことに今日のカナエはサーキットであった。
サーキット、それは清掃の時間を使って行う体力作りのことだ。
カナエの学校では生徒の半分を清掃に、残りの半分をサーキットと称する体力作りに充てることになっていた。
サーキットに向かう生徒達は、白いポロシャツのような体操服とハーフパンツ姿で体育館に向かう。
薄く小さな布切れ一枚が足りないだけで、ここまで心が乱れてしまうとは。
カナエにとっては心細い限りであった。

19/06/21 20:31 (ARrH607r)
8
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

クラス毎、かつ男女別に整列した生徒達は、身体を解ぐす為の準備運動から始まり、その場でストレッチ、次に筋力アップの為の体操に進む。
二人一組になっての逆さ倒立など、組み体操的なものを15分程の間に幾つか行う。
体育館に押し込められた生徒達の体温のせいか、ムッとするような熱気と湿度の中、メニューが進むにつれカナエに限らず生徒達は、じっとりと汗をかく。
最後のメニュー、それは全員が個別に三分間のブリッジ、仰向けに寝そべった体勢から両手と両足だけで身体を反らせて背を床から浮かすアレである。
必然的にある程度の開脚が必要なのだが、今のカナエにとっては酷な話であった。
開脚した下半身を覆っているのはハーフパンツのみ。
そんな状態で脚を開き、股間を露わにし、突き出すようにしなければならないのだ。
いつも以上に火照る身体は不自然な程に汗ばみ、ハーフパンツの下は汗ではない液体が、秘裂から伝い流れているのが分かる。
三分間の苦行から解放されたカナエは、ふと視線を下に向けた瞬間、ギョッとした。
ハーフパンツと太腿の隙間から垂れる粘りのある液体、溢れ出した蜜が垂れている。
慌てて手で擦すり取り、誰かに見られていないことを確認するが、幸いにして気付かれた様子はない。
垂れてしまうくらいなら、とばかりにハーフパンツの上から股間を抑え、はしたない液体をハーフパンツの生地に吸わせてしまおうとするが、既にグッショリと濡れた生地が、どれだけ吸い込めるかは心許ない。
絶望的な気持ちのまま、他の生徒達に混じり、体育館を出て教室に戻るカナエであった。

19/06/22 07:11 (MtwMLXyk)
9
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

とにかく家に早く帰ろう。
そんな時、教室に戻ったカナエに話しかけてきたのは同じクラスのノゾミ。
話がある、とカナエを教室から連れ出したノゾミが向かったのは図書室。
試験前でもない為、生徒の姿は見当たらない。
一刻も早く帰宅したいカナエは、黙り込むノゾミを急かす。
意を決したように、しかし、遠慮がちに呟くように問いかけるノゾミ。

「カナエ、ポチってるの気付いてる?」

『ポチってる』、それは思春期の入り口に立つ少女達の最初の関門。
個人差のある発育具合により生じる個体差と表現したら良いのだろうか。
胸の膨らみ具合によっては、ブラジャーを着けるまでもない場合、もしくはブラジャーを着けること自体に気恥ずかしさを覚え、素肌の上にキャミソールやタンクトップなどのインナーシャツのみを身に付けるケースがある。
カナエの場合、まさにこの両方の理由からブラジャーを着けていなかった。
この時、注意するべき点が『ポチらない』ことだ。
汗でインナーシャツや体操服が素肌に貼りつく、何らかの理由で乳首が尖ってしまう、それらが重なった状態で身体を反らせたりした場合、『ポチ』ってしまうことがある。
つまり体操服の上から乳首の形が透けてしまうのだ。

「え?嘘?」

ささやかな膨らみを体操服の上から腕で覆うカナエ。
だが、なだらかな少女の膨らみには不釣り合いな程に尖った乳首が、手に触れた瞬間、カナエは悟ってしまう。
確かにポチっている。

「それに、さ。」

黙り込むカナエに向かい、更にノゾミは追い討ちをかける。

「昼休み、トイレで・・してたでしょ?」

19/06/22 07:12 (MtwMLXyk)
10
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

『してたでしょ?』

ノゾミの『してた』に対して『何をしていた』と言うのか、と逆に問い掛けることは出来たかもしれない。
だが、ノゾミが口にした『してた』には、誤魔化しきれない行為を示す響きが込められていた。
黙り込むカナエ。
だが、その沈黙はノゾミの質問に対する肯定に他ならない。

「昼休みさ、あたし隣のトイレにいたんだよね。」

ノゾミは言葉を刻み、カナエの反応を伺いながら続ける。
隣の個室にいたノゾミの存在に気付かないまま、自慰を始めてしまったカナエ。
ノゾミは隣から漏れ聞こえてくる荒い呼吸と甘い呻き声、そして時々混ざる喘ぎに、声の主が自慰に耽っているという確信を持ったという。

「普通、誰だろうって思うじゃん?」

そっと便座の上に立ち、息を殺しながら隣の個室を覗き込めば、そこには夢中で自慰に耽るカナエの姿があったというのだ。

「びっくりしちゃった。」

地味で大人しく、真面目な優等生、しかも未成熟な身体つきからは性の香りは感じられないカナエ。
そんな少女が昼休みに学校のトイレで自慰に耽っているのだ。
ノゾミが驚くのも無理はない。

「お願い、内緒にして・・。」

このことが他の誰かに知られたら、カナエの学校生活が破綻することは確実である。
何と引き換えにしても秘密は守らなければならない。

「・・何でも・・言うこと聞くから・・。」

振り絞るようなカナエの呟きに対して、ノゾミの反応は冷酷であった。
カナエに近づいたノゾミは、焦らすようにゆっくりとカナエの胸に手を伸ばす。
ノゾミの指先が体操服越しに浮き上がったカナエの乳首に触れた瞬間、反射的にカナエはノゾミの手を払う。

「何でも言うこと聞くんじゃなかったっけ?」

「で、でも・・そんな・・」

意地の悪い問い掛けに、それでもカナエが反論しようとした矢先、ノゾミはスカートのポケットからスマホを取り出し、操作をするとカナエの言葉を遮るように液晶画面を突きつけた。

「それにカナエは、あたしの言うことを聞くしかないんだよ。」

突きつけられた液晶画面。
そこには下半身を剥き出しにした少女が便座に座っている画像が、俯瞰する構図で映し出されている。
息を飲むカナエに構わず更にスマホを操作すると、ノゾミは再びカナエに液晶の画面を差し出した。

「!」

絶句するカナエ。

「動画も撮ってあるんだよね。」

19/06/22 13:42 (MtwMLXyk)
11
投稿者: J ◆WCdvFbDQIA

画面の中の少女は便座に座り込み、下半身を露出させ、開いた脚の付け根を一心に弄り続ける。
ボリュームこそ抑えられているものの、時折、漏れる喘ぎ声からも荒い呼吸からも、少女が何をしているかは明らかであった。

「と、いうわけ。」

ノゾミは再びカナエの胸に手を伸ばし、指先で乳首を突つき始める。
最早、その手を振り払うことがカナエには出来ない。
尖った乳首を刺激しながら、ノゾミがカナエの股間に手を這わし、ハーフパンツの上から手を触れた瞬間のことであった。

「凄い、ぐしょぐしょ・・・え?」

はしたない液を吸ったハーフパンツは、既に湿り気を帯びているどころか、じっとりと重く濡れていた。
だが、ノゾミが驚いたのはそれだけではない。

「まさか・・ノーパン?なんで?」

水泳の授業があれば、下着を忘れてしまう事もあろう。
だが、それ以外の理由でハーフパンツの下に下着を穿いていない理由なぞ思いつかないノゾミは、執拗にカナエの回答を促す。
黙り込むカナエに業を煮やしたノゾミは更なる命令を下す。
19/06/22 13:44 (MtwMLXyk)
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