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1:エステサロン〜人妻、主婦の悦楽
投稿者:
ミキ
日曜日の昼下がり。
特売の豚肉と野菜を詰め込んだ買い物袋を手に、駅前のスーパーから出てきたときだった。 エステ店スタッフ………ただいまお店の開店で期間限定で、1時間無料券をお渡ししております…… いきなり声をかけられて足を止めたものの、どうしたものかと佐々木優子は戸惑った。 優子 あっ…あの、私なんかより若い方にお渡ししたほうがいいんじゃないかしら……なんか申し訳ないわ…… 40を過ぎたただの主婦は買い物袋を手から下げて、やや恐縮して手渡された無料券を返そうとする。 エステ店スタッフ そんなことないです、むしろ主婦の方に体験して頂きたいんです…… 今回は無料ですし、感想をお聞かせ頂ければそれだけでもありがたいですから…… 優子 でも、こんなおばさんじゃ…… エステ店スタッフ あの、私共…独立したばかりで大手には敵わないかもしれませんが、勉強させて頂くつもりでご意見くださいませんか?…… 優子 でも……… エステ店スタッフ 今回だけでも是非……どうかお気軽に体験なさっていってください…… 押し切られる形で無料券を握らされ、優子はその場を後にする。 エステサロンなんて結婚前に数回、通った以来である。 気恥ずかしさが先に立ってどうしようかと思ったが、無料というキーワードには弱い。 衣料品店のショウウィンドウに映る自分の姿を見る。 体型は結婚前と比べればいくらか変わったけれど、小学生2人の母親にしては自分でもスリムだと思う。 1時間だけだし、こんなことにお金をかけるなんてないし、無料だし………。 帰宅する方向に向いていた足を止めて踵を返し、無料券の裏の地図を見て7〜8分ほど歩くと目当てのエステサロン店の看板が目に留まった。 中層階ビルの2階の窓に店の名前があり、階段を上がって優子はガラス扉の前に立つ。 なんだか面接に来たような緊張感が身を包み、帰ろうかとも思ったが、無料体験など滅多にないことを思うと自動ドアの前に足が進んでしまった。 エステ店スタッフ いらっしゃいませ、こんにちは…… いたずらに元気過ぎず、上品だけどそれを鼻に付かない程度の雰囲気に気後れせずに済んでホッとする。 優子 あのぅ……駅前で…… エステ店スタッフ 無料体験でらっしゃいますね、ありがとうございます……こちらへ、どうぞ……… カウンター横に用意された白くて丸いテーブルの前に通され、紅茶らしき琥珀色のお茶が出される。 そこで簡単な説明を受け、5分ほどしてシャワールームの中に優子はいた。 家ではお目にかかれない高級なボディシャンプーの泡に身を包み、とても良い香りに優雅な気分になった。 ここまではいいとして………用意された紙ショーツを見て、そうよねぇ……と、溜息が出そうになる。 下の毛の処理なんて、独身のときほどマメにしているわけがない。 でも、こんなとこ見せるわけじゃないわよね……。 気を取り直して足を通す。 上は用意されてないということは、そういうことかとバスタオルを体に巻いて出る。 エステ店スタッフ こちらのベッドに横になってお待ち下さい…… シャンプールームから出てきた優子を見て、スタッフが施術ベッドまで案内してくれた。 カーテンを閉められて数分後、施術着を着た男女ひとりづつが現れて優子はギョッとする。 優子 えっ?…あのっ……男性もいるんですか? エステ店スタッフ はい、経験を積んだスタッフですので………あの、差し支えがあるのでしたら替えたほうがよろしいでしょうか?…… 差し支えは大いにある、でも20代らしい若い彼を前にして断るのも気が引けてしかたがないではないか。 だけど事前に男性スタッフがいると説明はなかったし、体に触れられるのは抵抗がある。 でも彼だってこんなおばさんに触れたくはないはずよね………。 そんな想いが負い目になって、結局は承諾してしまった。 羞恥心を除けば彼は美男子だし、承諾されてホッとした顔をしていたけれど……。 優子と年齢がそう変わらない女性スタッフが一緒にいるのだからと、自分に言い聞かせる。 彼が背を向けてあれこれとセッティングする間に女性スタッフが優子からバスタオルを取り去り、ハンドタオルを胸に被せてくれる。 女性スタッフ 精一杯おもてなしさせて頂きます……彼も精一杯、勉強させて頂きますので、お気兼ねなくご意見をおっしゃって下さいね…… 男性スタッフ 頑張ります……どうかリラックスなさって下さいね… そう言われても………心の準備が整わないうちに彼は足を、女性スタッフは首まわりにオイルを塗りはじめる。 首、肩、鎖骨の辺りを滑らかに手が移動する。 足首、脛、膝を滑らせる彼の手は意外にも柔らかく、その手つきもエステティシャンそのものでいくらか安心する。 女性の手がハンドタオルを胸が隠れる程度に狭め、胸元まで手を滑らせる。 彼のほうも手が際どいところまで上がってきて、年甲斐もなくドキドキする。 紙ショーツぎりぎりまでにじり寄る彼の手。 脚の付け根付近の柔らかい場所に触れられて、なんだか………。 女性スタッフ それでは、うつ伏せになりましょうか…… 優子は胸の前を抑えて体の向きを変える。 すぐにオイル塗れの手が背中を行き来し始め、彼のほうも脚の裏側を同じように行き来させる。 こんな贅沢をしていいのだろうか………それくらい心地よく、これでは文句のつけようがないと思った。 際どいところまで触れられていたが、一線を越えようとしない良心的な施術に優子はすっかり心を許す気持ちになっていた。 ……………そんな時だった。 女性スタッフ ヒップはどうなさいますか? せっかくお綺麗なお肌ですから、お勧めですよ… 優子はどう応えていいか分からなくて、戸惑った。 駅前で優子は独立して立ち上げた店だと聞いた。 少なくとも女性はプロのエステティシャンで、彼も駆け出しとはいえ、プロの道を歩みはじめているエステティシャンだ。 優子 それじゃぁ……お任せします… そう言うしかなかった。 下手に断るほうが、恥ずかしいと思ったのだ。 すると間もなく紙ショーツの下を潜って、彼の手の平が優子のお尻を包んだ。 夫以外の男性に触られて何とも言えずプロといえばプロの、卑猥といえばそんな気がしないでもない……そんな彼の手が繰り返しお尻を丸〜く撫で上げる。 女性スタッフが背中に触れていなければ、危険な気分になるところだ。 お尻から腿の外側、内側、後ろ側を満遍なく撫で上げて膝の裏側を滑らせて脹脛に下っていく。 そして足首までいくと折り返して、再び上へと温かい手の平が移動してくる。 …………………………………………あぁ…。 海水が入り混じる汽水湖のように、心地良さの中に少しずつ淫らな気持ちが滲み入る。 脚との境界線を越えて紙ショーツの中に、彼の手が当たり前のように侵入する。 決して指先に力を入れず、オイルの力を借りて滑らかに手の平に覆われる。 優子は意識していなかったが、オイル染みのないはずの割れ目の辺りがもう随分と前から半透明に透けている。 女性スタッフの手が押し潰された乳房の横を行き交い、何度も脇の下と脇腹を往復する。 両腕を撫で上げられてから、静かに声ががけられる。 女性スタッフ それじゃぁ、仰向けになりましょうか…… 優子は先ほどと同じようにして、体の向きを変える。 女性スタッフ 眩しいですよね、お顔にタオルをお掛けします…… 優子の目にふんわりしたハンドタオルが被せられ、彼女らが二手に分かれて先ほどと同じように上半身と下半身の肌を2人の手が這い回る。 同じようなと思っていた施術だが、女性スタッフの手がハンドタオルを被せられた下に入ってくる頻度が増えた気がする。 それは気のせいなんかじゃなく、乳首にこそ触れないものの胸のアンダーを軽く持ち上げるかのように触れてきていた。 優子は言おうかどうか迷ううちに、その機会を逃してしまった。 下半身の彼はというと聖域と下の毛こそ触れないものの、紙ショーツの上下から手を入れて可能な部分の肌を触れてきていた。 優子は喉元まで出掛かった言葉を辛うじてと留めていたのは、どこまでも丁寧で抗議していいものかどうかが分からなかっただけだった。 体が熱を帯びてきたが、優子はどうしていいのか分からないまま彼女らに身を委ねるしかなかった………。
2024/12/31 12:27:01(GCFerChc)
投稿者:
ミキ
……御予算はこのくらい、駅から20分以内で部屋数は……
お客様として訪れたカップルを相手に、カウンター越しに対応する。 いくつかの候補を資料として提示して、希望に満ち溢れた眼差しで選ぶ男女の2人。 ………ありがとうございました。 選んだ部屋を後日訪れる話がまとまり、2人が帰っていった。 門脇陽子35歳は、駅から近い場所に小さな店舗を構えた不動産会社に勤めている。 取り出した資料をファイルに戻し、立ち上がって店に戻す。 レディース特有のパンツスーツが、細身の体によく似合う。 女性らしくセクシーなプロポーションがフィットして、惜しげもなくお尻の形を披露する濃紺色のパンツ。 体を翻してディスクに戻ろうとする陽子の腰の横からお尻にかけて見える。 切れ上がったショーツラインがお尻の半分に貼り付いて、その面積の小ささを物語っている……。 頭の後ろで纏めた黒髪、色白のうなじ。 白いプラウスが鎖骨よりさらに下に位置しており、控え目なネックレスが首周りの肌を際立たせている。 若かった10年ほど前に、レースクイーンをしていたことを知る同僚はいない。 大学を卒業して2年ほどをサーキットで華となり、ハイレグの衣装を身にまとっていた。 男好きな顔と相まって見事なプロポーションを大衆とレース関係者に誇示し、カメラの餌食に何度もあったものだった。 今はもうあんな衣装を着せられるレースクイーンは存在せず、陽子の世代が最後だったと後から聞いたけれど複雑な気持ちを抱いた。 確かに恥ずかしかったし、ハイレグだっただけに常に陰毛の処理に気を使わなければならなかった。 歩けばお尻に食い込んでTバックのようになるし、気がつけば前側も同様になることも珍しくなかったのだ。 お尻はすぐに直せたが、前は………人前でそこに触れるわけにはいかなくて大変なのだ。 そういったことを除けば当時の女の子にとって、報酬はかなり良かったから我慢できたのだ。 それにあの仕事に就けたのは容姿を認められた証だと、当時は承認欲求を満たされることが大事だったし気分が良かったのだ。 愚かな若気の至りだったが、若い女として外見が認められるのは何よりの勲章だったから……。 どうしてあんなことに青春を傾けたかと思うけれど、結婚して今は落ち着いたものだった。 とはいえ今でも時々は見られたい願望が疼くことがある。 子供に恵まれない夫婦、母になれない女たからといえばそれみまでだ。 でも罪にはならないだろうし、性癖だなんて思わない。 子供がいなくても夫婦は成り立つし、綺麗にいられることを自慢にできなければやりきれないではないか………。 定時で職場を後にした陽子は、その足で駅前まで歩きスポーツジムに向かった。 黒色の競泳用水着に着替え、プールを端から端まで何度も往復する。 体を虐めると気分が落ち着く。 プールサイドに上がってタオルで顔を拭く。 さり気なく周囲を見ると男性たちがそれとなく見ていることに、陽子は気付く。 まだまだ女として捨てたものではない、女として魅力が十分にある………。 同じようなハイレグの衣装を着て、かつてはサーキットに立っていたのだという自負が、今になって自尊心を心地のいい風が撫でてくれる……。 足首から上にタオルを押しあてて、水滴を生地に吸わせる。 腕と首筋にタオルを当てていると、すぐ側を筋肉質の男性が通り過ぎていく……。 さり気なく陽子に視線を向けて、浮き出る乳首をその目に焼き付ける……。 2.0の視力は浮き出た乳首を確かに捉え、股間の剃り残しを探したがさすがにそこまでは確認できず、忸怩たる気持ちで歩き去る……。 あの身体つきにして綺麗な顔、指に光る指輪がなければ誘ったのに………。 男性はやはり忸怩たる気持ちを引きずりながら、股間に血流が集まる前にロッカーへと足を早めていった。 いやらしい………一瞬だったけど、舐めるように見られた気がした。 陽子は目を伏せてはいたが、そういうアンテナは女は敏感に働くのだ。 でも嫌悪感の対岸には承認欲求が満たされる喜びがあり、スイムパンツに嫌味のように浮き出させた男根まで見えた。 タイプではない男性だったからどうでもいい。 男性が女性に対するように、女は感情は動かないもの。 それ単体にはなんの価値も値打ちもない。 最近は夫とのセックスに、それほどの喜びは感じなくなっている。 妄想や想像をすることがあるように、女としての性欲は人よりもあるとの自覚は陽子にはある。 だからといって誰か他の男性とだなんて、思わない。 そう、想うはずはないのだ………。 あの男性に嫌な後味を残されて、そうおめわずにはいられなかった陽子は外に出た。 今日は夫の帰りが確か遅かったはず。 スーパーに寄って夕食の材料を選ぶとしようかしら………。 陽子はビーフシチューのお肉を煮込む想像しながら、駅前に差し掛かった。 ………いかがですか?……今なら無料期間中なので、無料で体験いただけます……… エステサロンの勧誘らしかった。 渡されたチラシを見て、陽子は思う。 エステかぁ………でも女性専用よね?これ……… 今は男性エステティシャンが在籍するって、世の中は変わったものだわ……… 問題はないのかしら……宣伝とか勧誘をするくらいだから、受け入れられてる証拠ということ?…… 陽子は自分が時代遅れに感じたが少し……いや、だいぶ抵抗を感じながらも惹かれる気持ちもあるのも事実だった。 男性エステティシャンがかなりタイプだったのだ。 客寄せにはもってこいの甘く爽やかな笑顔……。 こんな古典的な手に引っ掛かる女は多いのか…… 陽子は手にしたチラシを折り畳み、スーパーのゴミ箱に捨てるつもりで歩いた。 でも………と、足が止まった。 無料よね、一回だけなら………。 そんな自分に都合の良い考えが浮かぶ……。 プールサイドで嫌なモノを見せられて、その記憶を払拭したかったこともある。 不適切だがあの大きく浮き出た形と、男性エステティシャンを結びつけたら……。 そんな邪な考えが陽子を突き動かした。 誰も傷つかないし、触れられる恥ずかしさはあるけれど素敵な男性ならそれも許せる……。 陽子はさほどの罪悪感もなく、踵を返して足取り軽く歩き出した。 エステサロンのお店に向けて………。 シャワーを浴びながら、陽子は体のチェックをはじめた。。 胸がもう少し大きかったらな………。 Cカップしかない泡に塗れた乳房が、シャワーに洗い流され姿を表す……。 乳輪は普通なのに、乳首がやや大きいのがコンプレックス………。 夫は好きだと褒め、プールサイドでの男性も舐めるように見ていたから男性の目には魅力的に映る らしい。 色はともに残念ながらもう茶色になってしまったが、黒くはないからまだ平気……。 そもそも見られることはないか………万が一、万が一見られてもの話よ、バカね………。 ひとり内心で呟く陽子。 お腹も脇腹も贅肉はない、御尻だって垂れてないし脚だって贅肉はないわよね……よし…。 シャワールームから出て体を拭くと、紙ショーツを履く。 上は……ない。 ということはタオルで隠すだけという事実に少し不安になったが、今さらどうしようもない。 やがて施術ベッドに移動して待っていた陽子の前に、チラシに載っていた男性エステティシャンが現れた。 男性スタッフ こんにちは……今日は心を込めてお相手を努めさせていただきます…… あまりに爽やかで清々しい笑顔が眩しく、チラシより輪をかけていい男に陽子は動揺する。 ドキドキして、今から彼に体を触られることを考えると恥ずかしくて仕方がない。 いやかと言われたら、もちろんその逆である。 自分でも現金なものだと思うけど、それが正直な気持ちなのだ………。 薄い壁で隔てられた隣にも、やはり女性客がいるはずだ。 陽子が受付を済ませたときに、シャワールームに向かう自分よりも年齢が上の綺麗な主婦らしい人が見えた。 他には利用客はおらず、いくつかある施術部屋の前にはカーテンが引かれてなかった。 ということはあの女性は、カーテンの引かれていた隣の部屋にいることなる。 ほら、男性エステティシャンと交わす短い会話、それがたまに聞こえてくる……。 彼女もまた自分と同じように、心をときめかせているのだろうか……。 仰向けになりバスタオルを剥ぎ取られた格好で、オイルを広げられる手の温もりにうっとりしながらも、ぼんやりと思う陽子……。 恥ずかしい……でもこんなに素敵な若い男性の手でエステを受けられて、最高………。 彼の手がうなじから肩へ、両腕を済ませて背中。 腰から脇腹、そして……胸の横を通過して脇の下へと彼の手が往復する……。 際どいところを触り、指が押し潰されてはみ出した乳房の一部に触れる………。 ちょっと………どこを触ってるのよ………。 嫌悪しながらもどこか心が浮足立ち、興奮する。 でも基本的にはプロとしての仕事が陽子の体を癒やし、心が溶かされていく………。 足首から手が這い上がり、紙ショーツの際まできて、もう片方の足首に移る。 それが交互に繰り返し行われ、不意に紙ショーツの中に入った指先が触れた。 はじめは偶然かと思った。 それが数回に1度、時々だったのが際どいところに何度も触れるようになってきた。 そろそろ抗議をしたほうがいいかしら……。 そう思いはじめたころ、彼が囁いた。 男性スタッフ お客様、ヒップはどうなさいますか? 素敵なプロポーションを保つために、させていただいてもよろしいですか?…… なぜ断らなかったのだろう………。 陽子は首を振ったつもりだった。 いや、はっきりとは分からないように曖昧な動きにして、見方によって頷いたように見えたかもしれない。 むしろ勘違いしてくれることを期待して、そうしたのだ。 断ったのだ……その事実がある限り自分に言い訳が立っ。 なにか間違いがあっても………。 えっ?……あたしは間違いを期待してるの?…… 自分の隠れた本音に気づき、陽子は愕然とする。 そんな陽子の紙ショーツの中に、上下から彼の手が入る……。 お尻の山を手の平が覆い、撫で回す……。 嫌悪感と羞恥心、好奇心と欲望が交互に襲来し、お尻の山から谷を越え、隣の山に彼の手が移る。 いやらしい……やめてよ……どこを触ってるのよ…… そうよ、優しくして………変な気持ちになりそう… 男性スタッフ それでは、仰向けになりましょう……… バスタオルが掛けられ、体の向きを変える陽子。 そのバスタオルが狭められ、胸が隠れるだけなる。 首から肩、両腕が済むと胸元を彼の手が這い回る……。 指先がバスタオルの中にわずかに入り、ドキッとする……。 上側から胸の谷間に指先が触れ、左右の乳房の始まる一部を通り過ぎる……。 両側に垂れ下がるバスタオルが乳房の上に乗せられ、乳房の横を脇の下から脇腹へと南下、脇腹から脇の下へと繰り返し彼の手が往復する……。 際どいところを何度も通過して、乳房の一部、横の部分を何度も触れていく……。 恥ずかしくて、閉じた瞼の下で眼球が揺れる……。 彼がそれに気付いたらしく、こう囁いた。 男性スタッフ 眩しいようでしたら、タオルをお掛いたしょうか?…… 額から目元までが乗せられたタオルに隠れ、陽子に不安と安堵が同時に訪れる……。 陽子のお腹に彼の手が触れる……。 その手が少しづつ肋の上を北上していく……。 陽子の心にさざ波が立った………。
25/01/07 15:54
(zKXYDzpQ)
投稿者:
ミキ
柔らかい彼の手の温もりが、ゆっくりと這い上がる……。
指が外側から内側へと、ゆっくり滑らかに……。 くすぐったいような、なんだか変な気分になってくる……。 やだぁ………そんな触り方、しないでよ……… 変な気持になる………ねぇ…だから……ねぇ……… 肌に鳥肌が立ち、性感覚がくすぐられる……。 まるで全身が性感帯になったように、敏感になってくる………。 知らず知らずのうちに内腿を密着させ、擦り合わせる………。 信じられないくらい感じる自分がいる……。 話しかけられて、我に返った。 男性スタッフ リラックスされてくださいね… 眠いですか?…良かったら眠られてくださいね…… 足の裏、足の指やその間を柔らかい指や手の平がゆっくり包んで動き回り、彼の手の親指が円を描くように足の指の一本一本を滑らかに移る…。 もちろんエステとして素晴らしいのだけど、それよりもやっぱりエロチックな気分にさせられる。 双方の足が済むと、片方づつ膝までゆっくりと這い上がってくる……。 期待する気持ちと抑制を促す理性がせめぎ合い、振り子の針が揺れ動く……。 そんなとき、薄い壁の隣りから妙な息使いが聞こえてきた……。 息使いと混じる掠れ声というのか苦しげにも聞こえるが、どちらかというと淫らな声に聞こえるではないか……。 あは〜…あは〜…はぁ~…ふぅ~ん…はぁ~ん……… なにが起きているというのか、その声は断続的に聞こえ続いていた……。 あの女性だろうか、そうじゃなければ他の誰だというのか……。 掠れた声が、ひときわ甘くなる……。 はぁ~………あっ……あはっ……あっ……あっあっ…… 自分の脚を這い上がる手が、どんどん際どい場所に近づいてくる……。 鼠径部に触れる指が遠ざかってはまた触れ、何度も繰り返し…すぅ~っ……すぅ~っと触れていく…。 もう片方の脚も同様に淫らな手が這い回り、鼠径部を繰り返し触れていく……。 ここで肝心の部分に触れられていたら、一気に我に返ったかもしれない。 彼はまた上半身に戻り、もう疑いようのない括れた脇腹から肋の上を触りだしていた……。 何度も何度も上下に往復されると、淫らな気分にさせられる……。 柔らかく温かい手の平が胸を隠すタオルの際で止まり、横にゆっくりずれて戻り、指から先に横へと滑り落ちる……。 その指がタオルを持ち上げて、指先が乳房の外側を上下に滑る……。 止めないと、抗わないと……頭ではそう思うのに、体が動かない……。 彼の手は上から下にタオルを徐々にずらし、乳房の半分近くが露出したとき、初めて自分の手が動く……。 彼の手に自分の手を重ね掴んだのだけれど、力を込めて押し退ける勇気がなかった。 それは恐怖心なのか建前なのか、それとも羞恥心だったのだろうか………。 決して見えてはいけない部分が空気に触れた瞬間に、彼の手の平の温もりに包まれていた……。 信じられない気持ちになり、ショックを受けたが手の平に優しく潰されて転がされるうちに何かが目覚めていく……。 どこまでも優しく揉み解される乳房が形を歪ませて、敏感になった乳首が硬く勃起して右に左に倒され、今度は上下に揺れ動き手の平が優しく擦る……。 掠れた声が二重に聞こえると思ったら、自分の声が重なっていることに気付く……。 まるでフランス映画の洒落たエロチックなシーンみたいだと、冷静なもう一人の自分が頭の中で呟いた……。 はっ…はっ…はっ…はっ……はぁ~ん…はっ…はっ…はっ… リズミカルなハスキーボイスが吐息とともに、隣りから聞こえてくる……。 あれは何を意味するのか………。 不意にヌメヌメした感触が、乳首を包み転がしはじめる……。 知っている………この感触…。 甘く切ない快感が理性を狂わせ、自分の中の淫欲を呼び起こす……。 体が淫靡な準備をはじめ、体温が上がる……。 彼の口が右から左の乳首に移り、何度倒しても起き上がる子供の玩具よろしく乳首が弄ばれる……。 二重にガードされた心の扉の一つが開き、異性の欲望が侵入するのを許す……。 片方の乳房を弄んでいた片手が下に下がり、紙製のショーツを掻い潜って陰毛の森を分け入る…。 そして、頭巾を被った可愛いピンク色の実に触れる……。 指先がのの字を描き、上下左右に優しく動く……。 堪らない快感が背中を這い上がり、脳へと到達する……。 心をガードする2つ目の扉を開けてしまった…。 自分の呼吸が荒くなり、体をじい〜っとさせることが難しくなる……。 なにやら騒がしい息使いが隣から聞こえ、マラソンランナーのように苦しげになっていた……。 そればかりか衣擦れのような音も混じり、肌と肌が触れ合うような淫らな音が響く……。 頭で考えるというより、ただ聞こえているという感覚でしかない。 それどころではなく、クリトリスと膣の中を行き来する彼の指が頭を痺れさせる……。 焦らされるだけ焦らされて、他には何も考えられなくなった……。 だって、あたしは女なのだから………。
25/01/07 22:58
(zKXYDzpQ)
投稿者:
ミキ
紙ショーツが引き下げられようとするのを感じ、陽子は咄嗟にショーツを掴む……。
やんわりとその手を剥がし、難なく引き下げられていく。 足先から引き抜かれ、閉じた膝を左右に引いて開いた脚の間に彼が収まると鼻息が当たる恥ずかしさに両手で顔を覆い隠す陽子……。 次の瞬間に首が後に仰け反り、白い喉を見せることになった………。 エステティシャンの彼の目に、人妻とは思えない綺麗な形の性器が見えていた。 綺麗に整えられてはいるが、濃い髭を整える男性の口周りのように密度の濃い密林に、濡れた割れ目がだらしなく開きかけている……。 指で開くと無数の糸が短く伸びて弾け消え、鮮やかな色の粘膜が現れる……。 そこに舌先を走らせ、クリトリスを舐め上げる。 すると陽子がピクリと反応を示して敏感体質であることを体が白状する……。 迷わず舌先をクリトリスに走らせ、弄ぶ……。 面白いように体を震わせ、綺麗な顔に似合わず犬のような荒い息使いになる……。 どこまでも優しく、氷を舐めるように繊細に舌先を走らせる……。 先ほどカゴの中にあったこの女性のショーツを密かに手にとって、裏側を見させてもらった。 薄手のグレーの下着はサイドが細く前面に透けた部分があり、前と同様に後ろも切れ上がってお尻が半分ほどしか隠れない狭いセクシーなデザインにセンスを感じた……。 そのクロッチには黄色の割れ目の形に染みがあり、酸っぱい匂いが鼻を突き抜けた……。 そのとき以上に濃密な匂いが鼻を突き、いくら吸い取っても透明な粘液が溢れてくる……。 暴れる腰を抑え込み、包皮を剥いて完全に露出させたクリトリスを唇に包み込む……。 慎重に舌を走らせ、敏感な女を官能の最中に引きずり込んでいく……。 上半身を捩ってくねらせ、忙しく背中を反らせて悶絶している………。 常に震わせていた腰が不意にバウンドさせはじめ、激しく揺れた……。 陽子 あっ……あっあっ…………あうっ……あっ……… 一足先に静かになっていた隣から、再びハスキーボイスが聞こえはじめた……。 隣りは40代らしい自分好みの人妻なので羨ましい……。 開発された女の性欲は凄まじく、堪らないのだ。 だが予想外に敏感らしいこの女は、当たりかもしれない……。 その味を早く確かめたくて、入口に亀頭をあてがった………。 分け入れられる圧迫感に、息が詰まる……。 握り締めた手に力が入り、奥へと迫りくる男根の大きさに固く目を閉じて耐えた。 大きい………。 そう思った……。 入口付近まで後退し、また迫りくる。 また後退して…………。 いつしか堪らない快感に悶え、陽子は彼に口を塞がれて喘いでいた……。 太くて逞しいペニスが執拗に中を掻き回し、彼にしがみつかずにはいられない………。 彼に引かれていないだろうか………。 口を重ねられ、舌を絡めてくる……。 接待したいけれど、それどころではない……。 はじめは少し痛かったけれど、今はもう……。 乳首を吸われ、転がされる……。 入って引かれて、また入ってきて………。 もう、もう、もう…………堪らない…………。 もう、何も考えられない………。 彼の肩を噛む……背中に爪を立てる………。 どう足掻こうが、どうなろうが気持ちがいい……。 陽子 あぁ………………あ〜ぁ………あ〜あ〜っ………… 強烈に眩しい光が迫り、体の自由が効かなくなった……。 そして死にそうな快感の向こう側へと、意識が飛んでいた……。 どのくらいわけが分からなくなっていたのだろう………。 気がついたら彼が、乳首で遊んでいる……。 目が合うと唇を重ねられ、また快感が押し寄せてくるのを感じた……。 狂うとはこういうことなのかと、つくづく思う。 抜いて欲しくない………。 だって………こんなに………。 思考が断ち切られる快感に体を震わせ、恐ろしいほどのオーガズムに襲われる……。 身を起こされて抱きしめられる形の対面座位となり、突き上げられる……。 苦しくて、それ以上に気持ちがいい……。 乳首を吸われ、執拗に奥を突かれる……。 また光が陽子に迫り、体が美しいカーブを描いて背中が反り返る……。 乳房を突き出して体が痙攣させる陽子を必死で抱きとめる、そんな彼のペニスが締め上げられた……。 我慢できなくなった彼が、陽子の中に射精した。 圧縮する肉壁がペニスを絞るようにうねり、彼を唸らせる………。 また陽子を寝かせ、そのまま腰を動かしはじめる………。 敏感になった陽子が激しく感じ、数分と経たずにエクスタシーに包まれる………。 そしてまた、彼がペニスを躍動させていく………。 壁を隔てて二組の歳の差のある男女が交わり、共に女が快感に酔いしれる………。 片方の女は髪の毛を振り乱し、もう片方の女は狂ったように腰を振る………。 禁断の密の味を知ってしまった不幸を嘆き、彼を恨みながら再びこの場所にくることになるだろうと陽子は思った……。 その陽子がまた体を大きく震わせた………。
25/01/08 00:53
(cE461Psl)
投稿者:
タケシ
いいですね一気に読ませていただきました
人妻がテクニシャンのデカマラに狂っていく様子最高です 2回もヌイてしまいました 続編をお待ちしてますよ
25/01/08 12:32
(eMI26.kT)
投稿者:
ミキ
………ベルトをお締めください…。
そのアナウンスが流れてから乗客たちの意識は、各々がこのあとのことに向かう……。 窓辺の席に座る乗客の目には眼下に地上の景色が見えてきて、気持ちがソワソワしてくる。 気がつけばベテランのキャビンアテンダントとなった水原有希子は、もうすぐ40歳になろうとしている。 準備をはじめながら着陸後のことを考え、気持ちがそちらに向かおうとするのを努力して抑制していた。 最後の乗客が降りたのを確認してから自分たち、客室乗務員も飛行機から降りる。 空港内を移動してその後の仕事を終えると、私服に着替えて電車に乗った。 同僚たちは美味しいものを食べに街に繰り出す者や、疲れを癒やしたくてスパ施設に向かう者、そのまま帰宅する者と、それぞれだ。 有希子は再婚した夫がいるが、一般企業に務める人なので帰宅する時間までにはまだだいぶある。 気持ちはもう決まっている。 帰宅する前に、あそこに寄って行くと………。 有希子がその存在を知ったのは、10年近く前だった。 国際線に乗務する有希子たちは、いつもその国のご用達のホテルにまずチェックインする。 シャワーを浴びて時間的に可能なら食事をするのだが、その時はたまたま先輩と一緒だったのだ。 彼女からは仕事を教わり、コスメや各国の美味しいお店に連れて行ってくれたものだ。 その信頼する先輩の彼女から、こう言われた。 ……貴女は口は堅いわよね?……特別に教えてあげる…… そう言われたのだ……。 連れて行かれたのは女性向けのエステサロンだったが、それは表向けで実態は女性専用の風俗だったのだ……。 有希子はそこで信じられないほど快感に酔わされ、一気に虜になった。 ちょうど離婚したこともあり、そのストレスとか長引いたセックスレスの影響もあったかもしれない。 海外発祥のそのエステサロン兼風俗店は、密かに1年半前になってついに日本にも上陸したのだ。 フライトのたびに利用していた有希子は、上客と見なされて携帯にその知らせが届いたのだ。 日本に来たならば利用頻度が増えるのも当然のことで、何と言っても表向きはエステサロンだ。 有希子たち利用客と同じように純粋にエステを受けるお客も受け入れ、エステサロンとしての形態を一応成す。 そのエステ利用客の中から目をつけた女を快楽に引きずり込み、常連客にさせるのだ………。 常連客の中でもVIP扱いの有希子は、他のお客よりも様々なサービスを受けられる。 例えば時間がなくて挿入も必要ない、でもそれなりに満足したい、そんな要望にも応じてくれるのだ。 今回は疲れてるから挿入はいらない……。 専用ラウンジでお茶でも飲みながら………。 電車の車窓から流れる景色をぼんやりと見ながら、有希子は想像する……。 この路線は客室乗務員が利用すると知っている乗降客は、キャリーバッグを足元に置く有希子を見てキャビンアテンダントだと分かる人もいる。 飛行機を利用したただの客と違うのは、そのスタイルの良さと佇まい、有希子の美貌にほかならない……。 フライトを終えて帰宅するんだな……と。 まさか淫らな想像をして、これからそれを具現化をしに行くなんて夢にも思わないだろう………。 有希子は体の奥がキュンっと疼くのを覚え、今から待ち遠しかった………。 …………いらっしゃいませ、お客様…。 受付で女性スタッフに迎え入れられる。 性サービスを受ける常連客の対応は、その上客の名前を決して呼ばない。 誰がどこで見ているとも限らない。 お客様………と、言うだけなのだ。 有希子 ラウンジ、いいかしら?…… 女性スタッフ 勿論です、どうぞご利用ください…………只今、お茶をお持ちいたします……。 短い階段を降りた有希子は、その場所に入った。 ラウンジといっても半地下になっており、閉塞感を感じないように南向きの窓から陽光の明かりが入ってくるようになって入る。 どこか雰囲気のいいバーか老舗の喫茶店のような空間に、ソファとカウンターテーブルがある。 どこに座ろうが自由だが、有希子は斜め上から外の陽光が差し込む窓のしたの壁際のカウンター式のテーブルに着いた。 外を行く人が見えるのは程よい距離があるからで、ここから見えるということは向こうからも見えるということ……。 5〜6メートルしか離れていない距離では、お互いの顔の表情までよく見える……。 半地下という段差は、向こうからは有希子の首の下あたりまでがはっきりと分かる……。 男性スタッフ お待たせいたしました…… 琥珀色の液体が入れられたカップが、有希子の前に恭しく置かれた。 小皿にレモンスライス、ミルクの入った小さな白い陶器の入れ物、シフォンケーキもその横に置かれる。 男性スタッフ 他に必要なことは、何かございますでしょうか?…… 有希子 いえ、結構よ………ありがとう…… 飛行機の利用客から度々ナンパをされ、小さく折り畳んだ紙を渡されるほど魅力的な微笑みを見せて、控えめにお礼の言葉を言う……。 男性スタッフ それでは、失礼致します…… 彼はその場からいなくなるのではなく、有希子のカウンターテーブルの下に潜り込む……。 そっと有希子のスカートの中に手を差し込むと、高級ランジェリーのTバックが引き下げられた。 開かれた脚の先にはセパレートストッキングを吊り下げるガーターベルトがその場所を彩り、逆三角形の濃い陰毛がお目見えする………。 そして割れ目からは成長を遂げたクリトリスがその包皮から顔を覗かせ、はっきりと飛び出している……。 視線をわずかに下げると割れ目の中程から終点にかけて開きかけており、大陰唇がふっくらとしてすでに興奮をしていることを彼に知らしめた……。 持ち上げたカップを口につけて、テーブルに戻す瞬間に手が止まる……。 空中に浮かせたカップの中の液体が、わずかに揺れる……。 揺れが大きくなる前に、慎重に置かれた。 フォークを持つ手がシフォンケーキに刺さり、少し震える手が口へとケーキの切れ端を運ぶ……。 優雅に寛ぐ有希子を外を歩く人が、チラリと見て通り過ぎる。 反対方向からきた男性が、道から低い位置にある窓を一瞥する。 なんて綺麗な女性だろう………。 彼は失礼のないように有希子に視線を向け、不意に目が合った。 ドキッとするほど色っぽくて、胸が高鳴った。 不謹慎にも性的な魅力を感じ、下半身に血流が流れ込むのを自覚する……。 カップを持ち上げて口に運び、下ろす間際になんともいえない表情をしていた……。 辛そうにも見えないこともないが、そういう感じではないような……。 そう……例えるなら指圧や足つぼマッサージを受けて、なんともいえない表情をしたときのような感じだろうか………。 ここは確かエステサロンだった気がする。 喫茶店ではないから、自分は入店できそうもない。 それにしても、なんて素敵な女性なんだろう……。 1度でいいから、お相手をしてみたいものだ……。 艶っぽい表情をする有希子の下半身……。 そこには顔を埋めて舌先を動かし、執拗に攻める男性スタッフがいた……。 これまでどれほどの刺激を受けてきたのか……。 あまりみたことがないほど大きく、普通の刺激では物足りないほど耐性が備わっている……。 だから少し強めに舐め上げ、少し強めにそこを吸ってやる……。 すると切なげに内腿が閉じて、顔を挟んでくる…。 これ以上は膨らむ余地がないほど硬く張りを見せて勃起したクリトリスが、舌の刺激を受けて激怒したように濃いピンク色に変色する……。 とろりとした透明な粘液が次から次へと溢れ出してきて、彼はそれを吸い取りながら喉に流し込む……。 うねるように動く腰を抑え込み、愛撫を続けていく………。 長時間に渡るフライトの疲れも忘れさせてくれる官能という名の媚薬が、有希子を誘っていく……。 夫ではこんなプロのオーラルセックスは、決して味わえない……。 彼の唇が狭められてクリの括れを包み込み、執拗に極短いピストンで攻めてくる……。 それでいて舌先で忙しなく虐めてくる……堪らないではないか……。 カップの取手に指を通すけれど、手が震えて持ち上げられそうにない……。 気が変になりそうな、強烈な快感が迫る……。 眉間に寄せたシワが深くなり、美貌が台無しになる……。 また外をいく人と、目が合った……。 すぐに目を伏せたが、見られた……。 もう、耐えられそうにない……。 いいえ、まだよ、まだ………味わうんだから……。 そんなに舐めないで……吸わないでよ………。 休んじゃだめよ……そう、そうよ…………。 もっと感じさせて………あぁ~もう…気持ちいい…。 あっ……だめ…だめ……だめよ……まだだめっ……。 あぁはぁ〜っ…………イキそう…………んっ…………。 あっ…………………あぁっ……………あっ…あっ…………あっ… んっ…………………んんっ!!……… 両膝を弾ませながら持ち上がり、前屈みになった有希子が肩を震わせた……。 綺麗に舐め取る彼の舌が、優しかった………。
25/01/08 17:16
(cE461Psl)
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