ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
人妻課長 美樹
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:人妻課長 美樹
投稿者: ミキ
ノートパソコンを睨みながら、溜息を一つついた。

それに目敏く気づいた社員が同僚たちに目配せをすると、彼ら彼女らは決して課長と目を合わせようとはしない。

そんなときに目が合おうものなら、いらぬお小言をもらいかねない。

わりと目鼻立ちがはっきりしていて瓜実顔の美樹は派手な顔立ちではないが、嫌味のないすっきりとした美人といった印象を持つ。

何かに集中してる時の表情は無表情で冷たい印象を人に抱かせることもあるが、彼女の微笑みは見る者の緊張を解かせるほど柔らかい。

髪の毛は真ん中から分かれて緩いカープを描いて富士額が美しい。
眉毛は太くもなく細過ぎず、程よい形の唇が彼女の知的さを物語るように見える。

美樹はふと顔を上げ部下たちを見た。
勤勉に仕事に励む彼らを見ると、時の流れを感じる。

自分が新入社員だった頃は今よりもずっと、古臭い価値観が蔓延る会社だった。
それがどうだろう、今は新社屋で福利厚生が充実した会社に生まれ変わり、時代に沿った職場になった。

彼らにこの会社に入社して良かったと思ってもらいたいと、切に願う。
その為に自分は良い上司でいなければならなが、部下たちにどう思われているか、自信はない。



美樹は結婚して5年、まだ5年なのかもう5年というべきなのだろうか。
夫との間にまだ子供は授かってはいなかった。

どうしても子供が欲しい訳ではないが、幸か不幸かその兆しはまだない。
これが良いのか悪いのかはわからないが、夫も深く望んでこないのは美樹には救いだった。

美樹はセックスを長い事遠ざけていた。
だから男性も遠ざけていたのだ。
それは自分の体に、コンプレックスがあったから……。

美樹は生まれつきある部分が人とは違っていた。
体質というよりそれは障害といったほうが、いいのかもしれない。

副腎という臓器に問題があり、ホルモンが過剰に分泌するせいでクリトリスが異常が生じたのだ。
はっきりいえば陰核が肥大するという、女にとって負の遺産になりかねない障害が出たのだ。

薬の服用で体はコントロールが出来たのだが、その部分は元に戻ることはなく、指の第一関節程の姿を残したまま年齢を重ねた。

やがて年頃になると、それがネックになった。
それでも拙い恋を成就させ、初体験を迎えることが出来た。

通常でも包皮から露出をし男性のペニスをコンパクトにしたようなそれを見て、きっとびっくりしたことだろう。

常に下着に触れていることからある程度の耐性があるものの、やはりそれなりの器官だけあってか深い快感をもたらしてくれた。

膣のほうは初めて貫通するときには激しい痛みがあり、その後の数回はやはり痛かった。
はっきりとは覚えてはいないが、恐らくは20回も経験はしていないだろうと思う。

ある時からなんとも言えない快感を感じるようになっていた。
それは何物にも代え難くあまりにも強烈で、そこから逃げ出したくて何かにすがりたくなるほどだったのだ。

後に自分が感じやすい体質であることを知った。
美樹は自分が怖くなり、セックスから遠ざかろうとしたが、したい盛りの彼を拒絶しきれなかった。

体を重ねるたびにベッドの上で歓喜をし、耐え難い快感に身悶えた。
若かったこともあり簡単には終わらず、何度も彼のペニスに耐えなければならなかった。

彼はデートのたびに、事あるごとに体を求めてきた。
避妊はしっかりとしてくれたから応じてはいたが、体は毎回クタクタに疲れた。

彼との関係が終わりを告げた理由は友達に情事のことを密かに漏らし、コンプレックスでしかないクリトリスのことまで事細かに喋っていたことだった。

悪気はなく優越感に浸り、己を誇示したかっただけかもしれないが、セックスに溺れるだけのバカな男は見切りをつけた。

それからも数人の男性が通り過ぎていったが、やはり体とセックスに溺れる様に失望を隠せなかった。

やはり大きいクリトリスは珍しいらしい。
舐めるというよりも唇を窄め、女性が男性にするようにそこを愛撫を受けた。

耐性をもってしまったそこは痺れるような過激さを伝えてくることはなかっが、代わりに恐ろしく強烈な快感をもたらす性器官となって我を忘れさせた。

それは無理もなく、勃起を果たしたクリトリスはカリ首まで容易に唇に包み込まれて、あの柔らかい粘膜に限界まで刺激を受けるのだ。

そのうえでペニスの洗礼を受けたら………。

だが最終的に真実の愛を感じられず、どの男性とも別れることになった。
だから今の夫と出会い、こんな男性がいるのかと思ったのだ。

夫……当時の彼は己をしっかりと持ち、良識をもって良いものは良い、ダメなものはダメと気持ちがいいくらいはっきりてしていた。
それは今も変わらない。

夫はセックスは強くない。
でも美樹は回数よりも身も心満たされる一回が得られれば満足だから、それで良かった。


就業時間になった。
部下の各々が帰り支度をして、席を立つ。
そのまま帰っていく者がほとんどだなのが、社内に併設されたジムやマッサージ室に向う者も少なくない。

美樹は後者なって久しい。
どうもここ数年というもの、眼精疲労からくる疲れが顕著になったのだ。

少なくとも週に一度は通っている。
社員なら誰でも利用できるとあって気軽に出向いたのだが、初めてマッサージ師を見たときにはびっくりした。

中高年男性をイメージしていたのに、どう見てもせいぜいが20代後半にしか見えない。
それとなく聞いてみたら27歳、33歳の自分と一回りも違わない。
それにおよそマッサージ師に似合わない良い男だなんて………。


彼が自分の体に触れると考えるだけで、失礼ながら嫌だった。
だが今更それも出来ず、仕方なくTシャツと膝丈の短パンに着替えてベッドに体を横たえる。

結論からいって、彼の施術は素晴らしかった。
凝りが酷かった首元から肩が嘘みたいにすっきりしたのだ。

美樹は彼を絶賛し、以来そこに通うようになってしまった。

いつの間にか会話をするようになり、マッサージ師になった理由を話してくれた。

彼は学生時代はテニスをしていたのだそうだ。
アスリートにありがちの怪我でテニスは出来なくなったが、復帰を目指して針や鍼灸、マッサージを受けるうちに気が変わったのだという。

アスリートの寿命は短い。
それに父親が他界して裕福ではなくなった家庭では、いつも母親が疲れていた。

その母親を癒やしてあげたくてこの道を目指したのに、志半ばで母親も他界してしまった。
一時期は辞めようかとも考えたけれど、母親を癒やしてあげられなかった代わりに辛い体を抱えた人を癒やすマッサージ師になろうと思ったのだという。

美樹は話を聞いて感銘を受け、同時に彼に拒絶感を抱いた自分が恥ずかしくなった。

一年半もここに通ううちに、彼の施術に素直に従う自分がいた。
それほど的確な施術だったから。

初めのうちは首と肩だけだったのが、運動不足だの冷え症だのを彼が聞くにつけいつしか全身をくまなくマッサージしてくれるようになっていた。

美樹はお世辞なく温泉意外で、天国気分を味わった。

……………天国。

天国といえば一日中を外回りで歩き回った日は、正にそうだ。
足首から膝まリンパを流すマッサージは格別で、翌日はまったく浮腫みがなくて快適な朝を迎えられる。

それでも完全という訳ではなく、あれこれと彼に相談するうちに口籠りながら彼は方法がないわけではないという。

それは内股までのリンパマッサージだというのだから、彼が口籠るのも頷けた。
美樹はちょっと考えたが、思い切って彼にお願いをした。

それは彼を信用しているからに他ならない。
ゆとりのある膝丈の短パンがずり上がり、中に彼の手が入ってくる。

瞬間やっぱりやめておけばよかったと瞬時に後悔
の二文字が頭に浮かんだが、後の祭りでしかない。

百歩譲って外側はまだいい、内腿はさすがにキツい。
指が付け根までくるたびに羞恥心が募る。
夫にしか触れさせない所なのだから。

もう片方の施術が終わる頃には体がすっかり火照ってしまっていたが、その効力はびっくりするほどだった。

翌日も下半身の重怠さが一切なく、通勤の脚が軽くて快適だったのだ。
やっぱり彼はプロだと思った。

それからこの下半身のリンパマッサージは美樹のスタンダードとなっていく。
上半身が終わると、当たり前のように肝心要である下半身のマッサージに移行する。

これがいけなかったのかもしれない。

いつしか彼の指がショーツの縁に触れるようなっても、今更引けなくなっていた。
一旦頭が性的な思考に切れ変わると、マッサージの心地よさよりも彼の指に僅かな性的興奮を覚えるようになってしまった。

何を考えているの?……マッサージじゃないの。

彼に失礼よ………でも、スリルがある。

年下じゃないの!………でも触り心地が優しい

マッサージじゃない!……じれったい感じがいいわ


施術を受けながら美樹は理性が許す背徳感に酔いながら、密かに羞恥心に身を焦がしていた。

その時、彼の指が一瞬だけショーツの縁を越えた気がした。
気のせいだろうかとも思ったが、今度ははっきりとそれが分かった。

一気に緊張する。
目には証明の明かりが眩しいだろうとタオルが被せられ、かろうじて美樹の動揺に気づかれなくて済んでいた。

どうなることかと思ったが、それで終わってしまった。
ほっとしたのと同時に、悶々とした気持ちが残る。


美樹は頭を冷やす為に一週間、間を開けた。
夫がいる身で、何を考えているのかと。
彼は一線を越えては来なかった。
否、あれは偶然だったのかもしれない。

社内の人を何人も相手に施術をするのだから、少しくらい手元が狂うことは仕方がない。
きっとそうなのだ、それなのにアタシときたら一人で勝手に盛り上がってしまって、はしたない。


間を開けたから、彼はどうしたのかと思っているかもしれない。
今日こそは彼の所に寄っていこう。
彼の施術は格別なのだから……そう思った。


9日ぷりに顔を見せると、ほっとしたしたような彼の笑顔に迎えられた。

マッサージ師は彼を含めて3人いるが、女性社員には彼はその甘いマスクで圧倒的に人気がある。

恥ずかしくて彼を敬遠する女性社員もいるようだが、どうせ同じマッサージを受け体に触れられるのなら絶対に彼、という女性社員は実は少なくないと美樹は思っている。
女は現金な生き物だから。

相変わらずのうっとりするような施術を受けて、下半身のマッサージに移る。
今日はなんだか気をつけないといけない、体がそう反応を示すのが分かる。

毎月やって来るあの日が迫る時期と重なる時に来ると、体が過剰に反応するから分かるのだ。
勿論のこと、そんなことは彼が察しないようにしているけれど………。

彼の手が下から上がってくると、体がぞくぞくとする。
意図的ではないにしても手が下がる瞬間に人差し指から順番に薬指まで、脚の付け根を上に跳ね上げるように触れてから手が下へと移動していく。

そしてまた上まで上がってくる。
膝を越えた辺りから危険な香りに感じ、彼に分からないようにそっと息を吐く。

今日はいつもよりもショーツに指が乗る頻度が多いような、そんな気がする。
脚の付け根に触れるだけでもかなりのことなのに、なんだか今日は際どい所まで指が来ている。
そう思っていた。

不意に彼の指が越境した。
間違いでは済まされない、そこに触れたのだ。
溝を刻むそこを駆け上がり、ショーツ越しにでもはっきりと分かる山の上を通過したのだ。

びっくりした筈だ。
通常では考えられないほど大きく飛び出していて、勃起もしていたのだから………。

知られてしまった羞恥心、何よりも性的興奮を覚えていることまでバレてしまった。
普通なら目に被せられたタオルを弾き飛ばして彼を糾弾するところなのに、恥ずかしくて出来なかった。

彼がどう考えたのかは分からない。
後で問題になるのは理解出来ない筈はないのに、クリトリスに触れてきたのだ。

ショーツ越しに擦られる感触に、堪らない快感が迫り上がる。
明らかなセクハラなのに、混乱する頭で懸命に考えた。
声を上げるべき、そう思うのに体を起こせず声も出せない。

ショーツの縁を潜り入ってきた指が漏れ出た分泌液を絡め、大きさを確かめるように塗りたくる。
そして小刻みに流線を描くクリトリスを擦ってくる。

もう口を手で覆わないと、激しい吐息を抑えられない。


禁断の扉を開けてしまったことを、美樹は自覚しなければいけなかった。






 
2024/11/15 11:54:29(V7Ousv9N)
12
投稿者: ミキ
美樹  それでは今後ともどうぞ、宜しくお願いいたします…


応接室のテーブルを挟んで立ち上がり、挨拶を交わすとドアのところでもう一度お辞儀をしてからその場を辞した。

新たな取引先としては上々の出だしに美樹は、胸を撫で下ろす。
コツコツと足元を鳴らす美樹のパンプスの音に、革靴の音が続く。

入社して2年目の部下を引き連れて、現場というものを肌で覚えさせる為に同行させているのだ。

冬の季節の外は早くも夕闇がすぐそこまでやって来て、肌を冷たい風が撫でていく。


美樹  今日はもう、ホテルに帰りましょう…


部下  はい、お疲れ様でした…


美樹  どうだった?……


部下  はい………緊張しましたけど、勉強になります……


美樹  そう願いたいわね………



棘のあるもの言いになったが、実際美樹は彼に対して将来性を感じていた。
だからこそ自分クラスの人間が出向く取引先にまで、わざわざ同行させたのだ。

彼は頭が良くて、器量も良い。
ただ入社動機があまりにも不純で、美樹は頭を抱えたものだ。



彼との出会いは三年前に遡る。

故意にしている昔から付き合いのある社長宅に招かれ、夕食をごちそうになったその場に彼は居たのだ。

孫としての彼はまだ大学生で、美樹は好青年な印象を抱いていた。
それからしばらくして社長から連絡を貰い、こう言われたのだ。


社長  うちの孫を近い将来性、アンタの元で使ってやってくれないか………


もちろん美樹の独断で決められることではなく、人事部………さらには最終的に我が社の社長、会長が判断することなのだ。

だが数年後の春、彼は美樹の元に配属されてきて、美樹は唖然とした。


本当はいけないのだが、先方の社長とは家族同然の付き合いをすることがあった。
小さな繊維工場を大きくし、1代で今の企業にまで築き上げた社長の人柄に、美樹は惹かれた。


ある日、社長家族の温泉旅行に招待され、美樹は断りきれず参加したのだ。

宿泊先はホテルというある意味で味気ないところではなく、由緒ある老舗旅館で情緒があって素晴らしい景観だった。

苦労をしてこういったところに泊まれるようになるのが夢で、今でも年に一度こうして利用するのだという。

美樹はこの社長とは幾度かやり合ったことがあり、本音でぶつかり合ったことがある。
最後には決まって双方が納得して、理解を深めあった。
そうして信用のおける間柄になったのだ。


旅行ではご家族も暖かく持て成してくれて、美樹の為に一人部屋まで用意してくれていた。

その夜の夕食を共にし、休む前にもう一度温に浸かりたくて美樹は一人部屋を出た。
そして部屋に戻ってきたとき、戦慄したのだ。

そこには旅行カバンの中から美樹の使用済みであるショーツを手にした、孫の姿があったのだから………。


美樹は凍りついた心で、彼に告げた。
見なかったことにするから、今すぐここを出ていきなさい………と。

思春期を過ぎた彼の行動は、どう理解すればいいのか……。
女性に興味があるからだとしても、こういうことをするなんてある意味病気ではないのか……。

社長には言うことが出来ないまま彼は入社を果たし、美樹の元に来た。
そして愛を告げられたが、受け入れられるわけがない。


美樹  何を言ってるのか分かってるの?
私はあなたの上司で、結婚してるの……百年早い。


そう言い放つ美樹だったが、この青二才をどう扱えばいいのか悩む日が続く。
実際仕事の上達は目を見張るものがあったし、あとは若さからくる経験不足、キャパシティの問題だけなのだ。


それを一つ一つ乗り越えていくたびに、彼は人として男性として魅力を増し輝いていく………。

その眩しさに美樹は内心で狼狽え、動揺する……。
どうしてこの私が……おばさんじゃないの…。
私は上司、あんな子供に現を抜かすわけがないない……。

そう自分に言い聞かせた。


かつて美樹と情事に明け暮れた部下の彼は成長をし、将来ある彼を突き放した。
その結果、彼は結婚もして新たな道を進むことを選んだのだ。

マッサージ師の聡明な彼は、自分の城を手に入れて邁進している。
たまに連絡をしてくるのだが、邪魔をしたくなくて美樹はわざと遠ざけていた。
本音は彼に抱かれたい、あの熱い彼自身をこの体に受け入れたい………。

そんな渇望を押し殺して………。

火遊びから自らを遠ざけていたのに、新たな火種が目の前にある不安を美樹は感じていた………。



ホテルに向かう道中、美樹たちは市営バスを利用していた。
簡易ホテルを利用したり、タクシーを使ったりとかはせずに経費は節約しなければならない。


帰宅する勤め人でバスの車内はごった返し、ひしめく人の中で美樹は問題の部下の彼に守られるように立っていた。

体が揺られて彼の温もりに包まれる………。
もう十分に男性の体臭を放ち、汗ばむ彼の体の匂いに体が熱くなる。

不意にバスのブレーキに体が流れ、腰を押さえられて事なきを得る。
体が密着してドキッとする美樹の腰にある彼の手は、開いたコートの中に左手が侵入し、美樹の右側の腰を掴んでいた。


…………ああ……やめて、どこを掴んでいるの……


美樹の女の部分が、反応してしまう……。
気のせいか美樹のくびれた部分にある、彼の指が微妙に動くような気がする。


彼も彼で人混みに揉まれて汗ばむ女上司の、放つ大人の女の体臭に反応していた。

女性特有のメイクと汗のの混ざる匂い、髪の毛からスタイリング剤と頭皮の皮脂が合わさった匂いが欲情を掻き立てる。


自然と腰を掴む手が脇腹を通過して、肋骨の辺りに移動していくのを止められなかった。


体の力が抜けそうになるのを踏みとどめ、ハッとして美樹はその手を上から重ね、制した。
ブラジャーのアンダーに触れるかどうかのところで手は止まり、ゆっくりと肋骨を撫でて下がっていく。

美樹はまた力が抜けそうになる切ない感覚を、目を閉じて堪える。
その手が今度はさらに下へと進み、鼠径部に指が触れる。

ハッと目を開けた美樹はその手を掴んだが、手が重なったまま秘部へと彼は指を進めた。
パンツスーツを身に着けた美樹のそこには容易に到達し、中指が溝に沿って挿し込まれていた……。


彼の手に重ねられた美樹の手に、力が入る。
パンツ、ストッキング、ショーツと3重に守られた秘部をのの字を描く指先。

常に頭が飛び出ている大きなクリトリスが否が応でも撫でられて、覚醒していく……。

確信を持てないながらも硬い盛り上がりを、彼は指の腹の感覚に任せて撫で続ける。

俯き出した美樹は太腿を閉じ、図らずも彼にその存在を示してしまった……。


女上司の秘部に蠢く彼の手に重ねられた美樹の手も、同様に怪しく動く。


粘液がショーツに浸潤していく美樹の体がバスに揺らめき、地方都市のターミナル駅へと突き進む。


渋滞をはじめた道路に、車のテールランプの連なりが続いていた………。


24/11/24 14:06 (Vq7eu5mp)
13
投稿者: ミキ
ホテルに到着してチェックインを済ませる。
エレベーターの扉が閉まると美樹は彼に向き直り、彼の頬を思い切っり引っ叩いた。


美樹  何様のつもりなのっ!…調子に乗らないでっ!


唖然とする彼を、背筋が凍りつく冷酷な美樹の睨みが突き刺さる。



美樹  社長の孫だから今まで目をかけてきたのに、がっかりしたわ………。

これを社長が知ったら悲しむわね………自分から辞めるか社長……お祖父さんに報告されるか、どちらかを選びなさい……。



彼  申しわけありません、それだけはご容赦願いませんか………



美樹  甘ったれるんじゃないわよ、上司に何をしたか分かる?

旅館で以前にしでかしたあのときのこともあるし、何が目的なの?


彼  目的だなんて………


美樹  とぼけないで、言いなさいっ…



彼  目的なんかありません……手に届かない美しい人の物が何かが欲しかった………。

それはハンカチでもなんでも良かったんです。


美樹  それでどうして下着なの?……それも着替えた後のなんて………


彼  それは……たまたまで………



美樹  それじゃバスの中でしたことは何っ?



彼  それは………あなたがあまりにも素敵だから……


美樹  素敵だから、何?



彼を追い詰める途中で、エレベーターの扉が開く……。
しかたなく舞台を美樹の部屋に移し、ねちねちと追求を再開した。


美樹  私が何だったかしら……素敵だとあんなことをするの?……大した変態ね……


彼  …………………



美樹  はっきり言いなさいよ、本音を…


言っておきながら聞いてはいけないことを聞かされるかもしれない、そんな気がして喉の乾きを覚えていることに気付く。


彼  それは………貴女に触れたい……触れてはいけないところを、触りたかった……


美樹  立派な変態ね………それだけなのかしら?



やめなさいと、理性が叫ぶ。
それなのに眠っていた欲情が彼によって目覚め、理性を振りほどいて走り始めていた。


美樹  それだけなのかと、そう聞いてるの…



彼   えっ……それだけって……



美樹  変態なんだから…それだけってわけじゃないんじゃない?



彼   そっ……そんな………


美樹  上司の私のあんなところをあんなに触っておいて………何を考えてたの?


彼  そっ……それは………


美樹  言いなさいよ………さぁっ!


彼   見たい……です………



美樹   それだけ?……はっきりしなさいっ!



彼   しっ………………したい、です……



ドキリとした。
分かっていたとはいえ、聞いてしまってパンドラの箱を開けてしまったような気がした。

分かっている、美樹が言わせたのだ。



美樹  ほら見なさい………このド変態っ!

ずっとそういう目で私を見てたんでしょう?………


彼   うぅっ………


泣きそうな彼を立ち上がって見下ろす美樹が、畳み掛ける………。


美樹  あんな真似をしておいて、ただで済むなんて思ってはいないわよね………


目に涙を溜めた彼を美樹は引っ叩き、ベッドに押し倒した。

その彼を跨ぎ、見下ろしながらスカートの中に両手を入れてストッキングをユルユルと引き下ろして片足づつ抜き取る。

ワナワナと震える彼は、信じられないことを目にしながら彼から目を離さずにショーツを引き下ろす美樹を見ていた。


天井の照明に照らされて逆光の中で、スカートの奥にぼんやりと見える亀裂、黒々とした影のような恥毛が姿を晒していた。



美樹  寝た子を起こしておいて……覚悟はいいかしら?…………



そう言いながら彼の頭の両脇に足を進め、ゆっくりと顔の上に腰を降ろす美樹………。

彼の目には迫りくる亀裂が僅かに開き、濡れて光る花弁が短い糸を引くのを見た。

それより何より見たこともない指の第一関節ほどもあるクリトリスが、目を引いた。

それは自らのペニス同様、剥き出しになった亀頭さながらの形をして飛び出しているのだ。


柔らかい粘膜が口に触れ、濃密な女の香りが鼻を突く。
言われるまでもなく舌が考える前に動き、粘液を絡め取っていた。

夢中になって吸い取り、舌を膣の中に突っ込む。
ひときわ柔らかい中は分泌液の宝庫。
何ともいえず掻き出しながら何度も中のヌルヌルを吸い出す。 

切りのないその作業をいったん止めて、気になってしかたがないクリトリスに舌を絡めた。

バスの中でパンツ越しに触れたしこりのようなものを感じていたが、こんなに立派なクリトリスは見たことがない。

夢中になってむしゃぶりつき、硬く張りがあって舌を弾くツルツルしたものに吸い付く………。


あぁ~……うっ…んんっ………あぁ~あ~っ……


聞いたことのない、美樹の喘ぎ声が頭の上から降りかかる……。

薄く色素沈着の見られる花弁を舌で玩び、ツンとした酸臭が強くなるのを感じる。

舌でクリトリスを周回させると腰がうねりだし、ねっとりと舐めれば顔を挟む内腿に力が入る。

そのクリトリスを吸いながら舌を絡めると腰が、グイグイと前後に動き、髪の毛に指を絡ませながら頭皮を掻きむしる………。


夢にまで見た美樹の恥部を犯す喜びに、下着の中で痛いほど勃起をするペニス。

どうすればこの美人の上司をイカせられるのか、それだけを考えながらがむしゃらに舌を動かしていく………。

自分の頭の上で体を捩り、支えられなくなった体を手を前について喘ぐ女上司を、舌で攻め続ける部下の彼……。

美樹のお尻を両手で抱え、唇と舌を駆使して躍動する………。


そして………、頭を後を倒して白い喉を見せ、背中を反らした女が痙攣させる姿があった………。



部下である彼は、女上司の体の重みに窒息しそうな幸せを、初めて知った………。



  
24/11/24 18:37 (Vq7eu5mp)
14
投稿者: ミキ
1回、2回………3回、4回………細かい震えを混じえながら堂々たる痙攣を見せる美樹……。

ウンッ…ハゥッ…ンッ…アウッ…アッ!…アッ…アッ…


最後に短く腰をブルブルと震わせてやっと落ち着くと、心地いい疲労を抱えて彼の顔から離れて立ち上がった美樹。

彼の口から離れる刹那にツゥ〜っと、透明な糸が伸び切れって弾け飛ぶ………。

気怠げに体の向きを変えると彼のズボンのボタンを外し、ファスナーに手をかける。

彼も腰を浮かせて脱がせられるのに協力し、縛めから開放された分身が露わになった。

それに躊躇なく舌で触れ、もったいぶったように根元から亀頭までねちっこく絡める卑猥さ……。

すっぽりと口の中に収めると頭を上下に振るたびに興奮した鼻息が陰茎に吐きかけられ、うっとりとしてまた舌を這わせる。

熱の籠もったいやらしい舐め方がカリ首から裏筋に回り、亀頭を舐め回す。

気の済むまで攻めてから浅く咥えた口が亀頭を覆い隠し、小幅なスライドに加えて鈴口を舌先がチロチロと蠢かせる。

思わず陰茎に力が入り、粘液がとろりと溢れ出る。
ねっとりとした舐め方、ゆっくりと頭を上下に振りながら同時に陰茎をしごかれるのだから追い詰められていく……。

人妻の凄さにたちまち若者は崖っぷちに立たされ、肛門に力を込めて我慢をしてみたが堪えられそうにない。

美樹はその手を緩めようとはせずに、その攻め方を淡々と進めて頭の振りも早く大きくなっていく………。

抑えようもない官能の甘い波はいちだんと高まり、頭がすべての防御を放棄させた………。

いきなり堰を切ったように白い土石流が美樹の喉奥を襲い、涙目になる美樹。

それでも脈動を繰り返すペニスを口から離さずに、少しも残さないように吸い取りながらコクンと喉の先に飲み込んで見せた……。

荒い呼吸を整える彼を振り向いた美樹は、妖しく微笑むと敏感になったペニスを再び咥え込む。

情けなく声をあげて喘ぐ彼はどうにか美樹の腰を手繰り寄せ、シックスナインに持っていく。

スカートを捲り上げると人妻であり上司であり、一回り以上も歳上の女の性器にむしゃぶりついた。

なおも手を緩めない美樹に堪らずクリトリスを舐めあげて、動きの鈍った隙にたっぷりと弄り倒していく………。

吸い付きつつも挿入させた指を出し入れさせて、美声を上げる上司の喘ぎ声に活力がみなぎる。

大粒であっても、やはりクリトリス。
過敏に反応を見せなかった代わりに敏感にさえさせてしまえば、普通のクリトリスと変わらぬ感度になるらしい……。

舌先でたっぷり弄って、ねっとりと舐め回す。
指も休まず感じるところを行き来させると、美樹はすっかり動きを止めてしまった。

いやらしい声をあげ続けていた美樹がむっくりと起き上がると…………。


美樹  もう、我慢出来ない………


そう呟いて妖艶な笑顔を浮かべ、彼を跨いで弓反りのペニスを上に向けながら淫裂にあてがった。

位置を確かめるように擦り合わせる仕草を見せ、慎重に腰を沈めていく………。

キツイ入口を通過すると滑りのある温もりに包まれていき、同時に美樹は白い喉を見せてあぁ~っと深い吐息を吐き出した。

しばらくそのまま動かずにいたかと思うと、おもむろに腰を動かし始める…。

数回腰を上下に軽く動かしてから前後に動き、奥に擦り合わせるように円を描く。
深く迎え入れたまま密着状態を保ち、恥骨をグリグリとするものだから恥毛が擦れて卑猥なシャリシャリという音が立つ。

前後に動く直線的な動き、ウネウネと腰を回すような動き……ただでさえ飛び出たクリトリスが嫌でも刺激を受けて美樹がとろ〜んとした表情になる。

上司に任せっきりにさせるのではなく、彼も下から援護射撃を加えてみた。

ウニョウニョとした柔らかな中に、突き当りの壁に当たる感触がなんともいえない。


美樹  あ〜ん、それいいわ……気持ちいい…


部下  ぼっ…僕もです……課長の中…凄く気持ちいいです……


不意に美樹が結合を浅く、深く上下に振り出した。
亀頭が柔らかい肉壁に揉み挟まれて、強弱のある締め付けに襲われる、

呆けたような顔をした美樹がその美貌を恍惚とさせ、俯き、振り上げながら腰の躍動を休ませることを止めない……。

うねるように妖しく流れるような、そんなふうに滑らかな腰の動き………。

酸いも甘いも噛み分けてきた経験値のある人妻の凄さは、同年代の女の子のそれとはまるで違う。

そしてなによりも、卑猥な蠢きを見せる中が凄い。
こんなの初めてだった………。

ヌッチャリ…ヌッチャリ……

音をさせて腰を沈ませ浮かせてを繰り返し、あの厳しい女上司が感じている………。


こんなの我慢できるはずがない……。

快感が高まるにつれ無意識に腰を突き上げた。
バランスを崩した美樹が両手をついて前屈みになる。

その時シャツブラウスの首の奥が見たい衝動に駆られて、急いでボタンを外していく。

ショーツとお揃いの薄いブルーのブラジャーが、目の前に現れた。
ショーツはフロントが透けたレース仕立てになっていたように、ブラジャーもまた半分が透けたようになったレース仕立て。

両手をついたまま腰を動かす上司の背中に上手く手が届かず、ブラジャーを上にずらす。

思ったよりボリュームのある乳房が現れた。
ブラジャーに厚みがなかったのは誤魔化しの必要がなく、デザインの他に支える機能があれば良い類の下着だと知れる。

ピンク色から薄い茶色になりかかった乳首。
恍惚の上司を抱き寄せて、乳首にむしゃぶりついた。

両腕で抱きしめ、浅くなった結合を補うべく下から打ち込む………。

もうそこまで迫った射精感に焦る気持ち、もっと感じさせたい早る気持ちがせめぎ合う………。

自分に倒れ込んだ上司が、耳元で堪らない声を上げる。
自分のペニスで感じる上司にこれでもかと、打ち込み続けていく………。

切なげに喘ぐ上司に余裕がなくなり、甲高い声を発し始めた。

あぁっ…いいっ……きっ…きもちいい……あぁっ……あぁっ……あぁっ!



部下  かっ…課長……出そうなんですが……


聞こえていないのか、聞く耳を持たないふりをしているのか………。
いずれにしても美樹は激しく喘ぐだけで答えるでもなく行動を起こさず、抱きついてきた。


あぁ…いいっ……きもちいい……もっとっ…あぁっもっとっ!……


部下  課長っ?…課長!?……いいんですか?…
もっ…もう……出ます……いいんですか?…


中に……中に……あっ……もう………くっ……あぁっ!……



美樹 イク………イっくっ…………あっ…………あっ…………



激しい快感の中でまともに声にならない美樹の中が、急速に強く収縮した。

部下のペニスが何度も脈を打ち、力強く突き上げるとともに勢いよく精液が噴出した……。

ピクピクと痙攣をする美樹の下で、ペニスを包み込む媚肉が妖しく蠢く刺激に部下もまた腰を震わせた。



心地のいい静寂、年の差のある男女2人の荒い息、体の体温、重み………。

労るような手が美樹の背中、お尻を撫で動く。

やがて身を起こした女上司が部下を抱き寄せ、唇を重ねる。

絡ませた舌が口の中で踊り、お互いに唾液を交換する。

美樹が鼻にかかった声を出し、部下の舌を吸う。

顔を横に倒し、舌の表面を合わせて唾液を味わった。


いつしか中で勃起を果たしたことを知るやいなや、意図せず対面座位の形で美樹が腰を使いはじめる………。


美樹がずり落ちそうになるのを部下が抱きしめ、重なり合ってベッドに美樹の背中が着いた。



正常位になって部下の躍動がたった今、はじまった………。




24/11/25 00:24 (k6NSaQ8h)
15
投稿者: ミキ
晩秋の街を乾いた風に、女性が黒髪を靡かせ颯爽と歩く。

肩に届く艷やかなストレートヘアは長い前髪を左右に分け、額を見せるヘアスタイルが大人の魅力を見る者に印象づける。

切れ長でありながらクリッとした目が30代半ばという年齢を感じさせず、大人の魅力の中に若さが同居する。

グレーのパンツスーツが、ボディスタイルを際立たせる。
くびれのある細いウエストからフワリと横に広がる骨盤の広がり、形の良いお尻から流れてタイトな太腿。

躍動的に歩く体を濃紺のトレンチコートの裾を翻し、美樹は先を急いだ。



美樹  久しぶり、やったわね!…



梨沙子  えっ、嘘でしょ……美樹なの!?



数年前に同窓会で会って以来の再会だった。



梨沙子  同じアパレル業界だって言ってたけど、えぇ~美樹のいる会社だったの〜!


美樹  ふふふっ……驚かそうと思ってね、アタシが担当だって黙ってたのよ…


梨沙子  アンタって子は、もう〜……



美樹  夢を叶えたわね、おめでとう…



発展途上だが、いま業界を賑わせはじめた彼女が率いる会社と仕事ができる日がくるなんて…。

学生時代にこの親友と、よく夢を語り合ったものだ。
美樹はモデルの夢を追いかけてレースクイーンをして、カメラ小僧の餌食になってまで頑張った頃を思い出した。

当時はまだハイレグの衣装を着る最後の時代で、カメラ小僧の餌食になったものだ。

雑誌の撮影に明け暮れ、水着の撮影に海外にまで飛んだ華やかな時代だったが、性に合わず辞めてしまった。


当時は今ほどネット社会が発展していなかったことでだいぶ助かったが、実は質の悪い映像が出回ったのだ。

それは画像、動画とも存在し、美樹のハイレグ姿が大量にあった。
それだけならまだ無視できる。

恥部やお尻をアップ撮影され、中には赤外線撮影をされて美樹だと分かるまま裸が丸見えにされた物まであったのだ。

それは親友の梨沙子の親戚にとある権力を持つ人がいて、回収された。
だが流出した一部はどうしようもなく、地下に出回った。

その世界から退き一般人となった今、その当時の映像と同一人物だと見抜く人間は会ったことはない………。




梨沙子  それでね、このイベント会社が間に入って………



そのイベント会社、社長の名前の書かれた名刺を見て、美樹は眉をひそめた。


美樹  ちょっと、大丈夫なの?…そこ、あんまりいい噂を聞かないわよ?


梨沙子  平気よ、これでも人を見る目はあるから……ほら、だから美樹が親友なんじゃない…



しっかり者だが人の良い性格の親友が美樹は心配で後日、3者で会う手筈を整えた………。



イベント会社の社長 やぁ、どうも………


彼とは世間話から仕事の核心まで納得のいく話をできたが、何かが引っ掛かる。
あまりにも話が美味すぎる………。



イベント会社の社長 後は担当の彼に任せますから………あの、見て回っても構いませんか?…


彼は連れてきた片腕らしき若い部下に対応を任せ、飾られた衣装を見て回りはじめた。


梨沙子  どうぞ、ご覧になってください…


彼女は快諾し、部下と詰めの話に余念がない。



イベント会社の社長 これはどういう感じなのかな……いや、私はこういうのは疎くて……


意味深に話を振られ、美樹は彼の元に行く。
いくつかの衣装を見ているうちに親友との距離が開いた時、彼は本性を見せた。


イベント会社の社長 貴女は彼女のお友達らしいですね、実はこういう物がありましてね……


それは親友の名前がすでに書かれた契約書だった。
言葉巧みに書かせたのだろう、どう見ても彼女に不利な契約内容になっている。


美樹  最初から彼女を騙す気で……


イベント会社の社長 まあ、落ち着いて……よく見もしないで署名したのは彼女だよ?


このままでは経営権を奪われてしまう………。


イベント会社の社長  貴方が少し協力してくれたら考えないでもないよ……

貴女、レースクイーンをしてたことがありますよね?


ドキリッ!とした。
次に取り出したスマホに出された画像を見せられて、血の気が引いた。



イベント会社の社長 ほら、これ貴女でしょう?

こうしてビジネススーツを着ていてる今も、とてもセクシーですよ………



下から舐めるように見られながら、下卑た笑いを見せる下衆っぷりに寒気がした。

それよりも、次に見せられた動画だ。
そこには美樹の顔から下に移動した場面が衣装から透けた乳房を映し出し、さらには恥毛がアップになって映っていた。



イベント会社の社長  私はここに映る女性が堪らなく好きでね、まさかこうして会えるとはね。

時が流れてもすぐにわかったさ……色気が増したじゃないか……。



美樹  何が望みなの、この下衆野郎……


イベント会社の社長  おっと、口には気おつけたほうがいいな……あんた次第だ……

まずは、味見をさせてもらおうか……

私の対応をするふりをしていてくれよ……お友達の為にもバレないほうが、いいだろ?…


2人は吹き抜けの空間の階段を登り、ディスプレイされた衣装の前で足を止めた。

テラスのようになったそこに、衣装を着たマネキンが立っている。

談笑をするふりをしている2人を、下から梨沙子が時おり見ては微笑んでいる。

不意にしゃがみ込んだ社長の姿が見えなくなったが、美樹が下に顔を向けながら口を動かしているので、不自然には見えない。


だが下の親友たちには見えない美樹の下半身は、社長の手によって、パンツが引き下げられていた。



イベント会社の社長  おお……いやらしいねぇ~Tバックかぁ……ちゃんと芝居をしろよ……


美樹は衣装に手を触れ、身ぶり手ぶりを混じえながら下に顔を向け会話をするふりを続ける。


足から抜き取られたバンツが、無惨に転がる。

脚を広げさせられ、ショーツを横にずらした社長が歓声をあげる。



イベント会社の社長  これだ、これ……やっぱりアンタなんだな………


先ほど見せられた動画にはアップになった恥毛から飛び出た大きなクリトリスが、否応なしに映し出されていたのだ。


イベント会社の社長  このクリトリスを見てから俺は、アンタの虜になったんだ………


そう言いながら、クズ社長は第一関節ほどの美樹のチャームポイントにむしゃぶりつく……。

不快な唇の温もりと蠢く舌先に眉間に皺を作り、それでも美樹は努めて微笑みを見せる。

嫌悪と屈辱に握り拳に力が入り、クズ社長の肩にに乗せた片脚がピクンっと跳ね上がった。

どうして男はこうも、クリトリスを弄るのが好きなのだろう……。


踏ん張る片脚が不安定になるほど、膝が震える。
好きこそものの上手なれ………巧みな愛撫にとろ〜りとした粘液が流れ出て、クズ社長を喜ばせる。


包み込む唇が執拗に締め付けては首元まで包んでは先端まで戻り、小幅な動作を繰り返す。

その動きは美樹から平静さを取り上げ、官能の世界に引きずり込んだ。

不意に見上げた梨沙子が姿の見えない社長を探したが、何処にもその姿がない。

美樹はというとどこか心此処にあらずというような、不思議な表情で視線を宙に向けている。

疲れたのだろうか………担当者に話を振られ、梨沙子は会話に戻った。



ああ、だめ……はやく終わって…………あぁ~………


チュルルッ……チュッピ…チュッピ…チュッピ………


指をしゃぶるかのように頭を振るクズ社長は、ベルトを緩め始めていた。

小幅に頭を振るたびに、恥毛が鼻をくすぐる。
濃密な女臭が、男を誘う………。

不意に美樹が体を激しく震わせた。
両手で尻を掴み、舌を走らせるとさらに腰を暴れさせて熱い液体が顔に吹きかかる……。



顔の液体を拭いながら、クズ社長が立ち上がった。



イベント会社の社長  ほら、手摺りに肘を乗せな………いいか、お友達にバレたくなかったら普通な顔を続けるんだ……



美樹の尻を引き寄せたクズ社長が、赤黒いペニスをヌ〜っと沈めていく………。



イベント会社の社長  おお〜っ………想像以上にいいじゃねぇか……あんたのここわよぉ…

この纏わりつきかたが………堪んねぇ………



突き進むたび、押し広がる肉壁。
複雑な形の洞窟がペニスを縛め、得も知れぬ快感が脳を突き抜ける。

美樹もまた太い男根が中を移動をするだび望まぬ快感に膝が折れそうになり、奥に当たるたび女の自分を呪いたくなる。


下にいる梨沙子と目が合った。
必死に戯けて見せて、やり過ごす。

自分の尻に汗ばむクズ社長の肌が接触するだび、我慢という名の堰が崩壊していく。


弛んだブラウスの下から腕を伸ばしたクズ社長の手が、乳房を揉みしだく。



イベント会社の社長  あぁ~だめだ…堪んねぇ………このまま出すからよぅ………


ひときわ動きが早くなった腰が、美樹の尻をピシャピシャと打つ。


俯かないよう美樹は必死に顔を上げ、可能な限り体が動かないように固定しようとする。


中に出すと宣言してからもなかなか出さないクズ社長の遅漏を悟り、美樹の唇が震えはじめた。



き……きもちいい……はやく……はやくぅ〜………



自分を保てるうちに、そうじゃないと声が出てしまいそうな恐怖にかられる……。


薄れゆく理性……支配されゆく脳……求める体……。


…………………あぁ~…。


美樹の唇から涎が一筋の糸を引き、ツゥ〜っと落ちていく………。



あぁ……………あっ……………あっ…………あぁ………



虚ろになった目を開けたまま美樹の頭が自らの腕に乗り、平静を装う芝居を放棄した美樹の尻を引っ叩くクズ社長。

その痛みに我を取り戻して身を起こした美樹は、唇を噛んで自らに喝をいれる。

………が、限界はすぐそこに来ていた。

抗きれない快楽の雪崩に追いつかれ、我を失った………。

その刹那、崩れ落ちる美樹の腰を抱えたままクズ社長は、唸りながら中に大量の精液を放出した。


ビクンッ………ビクンッ………ビクッ……ビクビク!



子宮の入口が精液を吸い上げる快感が、いつまでも引かない余韻となって体を支配する。



堪らなかった………。











24/11/28 02:06 (SRB/PaWO)
16
投稿者: ミキ
乱れた髪の毛を可能な限り直し、放り出されていたショーツを手に取る。

それに足を通す手を、止めた。
膣から流れ出る精液が床を汚し、自らからも臭っている。
このまま親友の元へは戻れないではないか……。


それを見計らったようにクズ社長が下卑た笑みを浮かべ、携帯用のウェットティッシュを差し出してきた。

手慣れていると、美樹は思った。
この男は常日頃からこのようなことを、繰り返しているに違いない。

これまで卑劣な行為に涙を流す女性が、どれだけ闇に葬られてきたのだろうか………。

今日という日に美樹が親友に同席することは知らなかったはず……ということは……最初から梨沙子を毒牙にかけるつもりだった?………。

…………許せない。

美樹の復習の炎が、メラメラと燃え上がる。


手早く精液の処理を終えて、美樹たちは下の2人の元へ白々しく会話を混じえながら階段を降りていく………。


美樹  スカートの裾まであの手の混んだ繊細なデザインが……他にも随所にあるのがご理解いただけましたか?……


イベント会社の社長  素人の私にも分かりやすいご説明を、ありがとうございました…

いやぁ~奥が深い………



腸が煮えくり返る気持ちだったが美樹はグッと堪え、笑顔で接する振りを続けた。

クズ社長も美樹の意図に理解して、白々しく芝居につき合ってくれる………つくづくクズだったが今はありがたい。


クズ社長はもう用が済んだとばかりに話を早々に切り上げ、お付きの片腕を伴って帰っていった。


美樹  梨沙子、アタシもちょっと用事があって行かなきゃいけないの……ごめん、また連絡するね………


そう親友に伝えると急ぐ気持ちを押さえ、彼等の後を追うようにその場を後にした。




彼等に追いつくと思った通り、クズ社長は夜の街に消えて行き、片腕の若者はひとり駅に向かって歩を進めはじめた。

その彼に美樹は声をかける。
振り向いた彼は驚愕し、次に身構える。

美樹は一目でこの若者も被害者のひとりなのではないか、そう肌で感じた。
頭が切れそうだが邪気が感じられないのだ。


美樹  ちょっと、つき合ってもらえないかしら
………

身構えたまま彼は素早く頭を働かせ、何が最善なのかと考えているようだ。

だが、世の中の荒波を越えてきた美樹のほうが、そこは上手だった………。



美樹  貴方、あのクズに利用されてるんじゃない?

私はこれから然るべき所へ出向こうと、そう思ってる…

さっきまでいた場所は数か所にカメラがあるの、知らなかった?……女だけしかいない場所だからいつ何時何があるやもしれない、女は用心を怠らないの……

いくら貴方が利用されているとはいえ、共犯は免れないわよ?……知ってたわよね……貴方たちの上で、どんなことがあったであろうかは………



畳み掛けると彼は、簡単に落ちた。


美樹  協力してくれたら悪いようにしないわ…

貴方もあのクズをどうにかしたいんじゃない?……


彼は葛西、と名乗った。


葛西  どっ………どうしろと?……


美樹  私の目的はあのクズよ、貴方じゃない……

明日、連絡するわ………



連絡先を交換すると、彼は早足で去っていった。
もちろん彼が裏切らないとは言い切れないが、その可能性は低いと美樹は踏んだ。

しっかりと釘を打っておいたから………。

それよりもはやくシャワーを浴びたい。
あのクズの忌まわしいものを、美樹は体から早く洗い流してしまいたかった………。



翌日に待ち合わせ場所を彼に伝え、駅前の喫茶店で2人は落ち合った。

やはり彼はあのクズに弱みを握られ、その頭脳を道具にいいように使われているのが分かった。

父親が連帯保証人となって多額の借金を負い、それをあのクズが肩代わりをしていた。

もちろん、息子の彼の頭脳を利用する目的があってのことだ。



葛西  アイツはクズ野郎だ…


美樹は葛西から散々クズの悪事を聞かされ、心が冷えていくのを感じた。

そして、決意を新たにする………。


彼によるとあのクズは、とある喫茶店を経営しているというのだ。
ただの店ではなく喫茶店というのも名ばかりで、かなりいかがわしい類の店……。

その世界には知られたある種の趣味趣向の男女が出逢う、そんな場所らしいと想像がつく自分が嫌になる。



葛西  あいつは脱税した金を、あの店のどこかに隠しているはずだよ…


美樹  貴方もその店に行ったことがあるんだ?



皮肉めいた美樹の言い方に、心外だと言わんばかりに彼は言う。



葛西  僕にそっちの趣味はありませんよ……

僕が刃向かえないと分かってて、何度かあの店に連れて行かれたことがあるだけです……

僕の反応を見て楽しみたいのと、自分の虚栄心を満たすためにね……



そうは言っても彼は男だ。
だが思ったよりまともな感性の持ち主らしい。

他人の汚い情事に性欲を刺激させられるのは、さぞかし苦痛だったはずなのだ。
それは今の彼の表情が如実に物語っていて、美樹は彼に同情した。


でも、つき合ってもらう。
彼は……葛西にも責任の一端はあるのだから。




美樹は受付はほどとんど素通りだった。
その際に体を舐めるように見られる不快さを味わったが、この手の店は慣れているというようにふてぶてしく振る舞う。

無理もなく、美樹たちは変装をしている。
美樹はウィッグにキツめのメイク、胸元が見えそうなトップスにサイドに深いスリット入ったレザースカートという出で立ち。

葛西も遊び人風に茶髪のカツラに、黒いシャツ、チェーンを垂らしたレザーパンツという格好だ。


彼が支払いを済ませ、2人で入店する。
店内は奥にバーカウンターがあり、程良い広さの店内はそこかしこにボックス席がある。

見ただけではどこかの格式ある純喫茶と、バーをかけ合わせたような店だったが、薄暗い店内には男女の淫らな息づかいが聞こえてくる。

背もたれの高いボックス席は、これから始めようとする男女の姿。

あるいは抱き合い、互いの体を弄り合う男女。

目を背けた先のボックス席は四つん這いになった女が男の股間に顔を埋め、その女の股間には仰向けになった別の男が顔を埋めていた……。

美樹は人間の業の深さに吐き気を覚え、空いているボックス席に腰を降ろした。
葛西も美樹の隣にピタリと着く。

なぜならオーナーのクズ社長が趣味を兼ねて店内をカメラを通し、画面で見ているから………。

物欲しそうな顔をした男が、カウンター席から熱い視線を美樹に送っている。
ここではカップルや気の合った者同士が、複数プレイに及ぶのだろう……先程の男女3人のように。

もちろん他人のプレイを観賞して楽しむ輩もいる。
美樹たちもドリンクを片手にそれらしく装っていたが、初めて訪れた客にしては目立つらしい。
カウンター内に立つ店員が、さり気なく見ているのに美樹は気づいた。

ということは、あのクズ社長も見ているに違いない。
この手の店は当局の手入れに神経を尖らす。


しかたなく美樹は葛西に断わり、股間に手を伸ばした。


美樹  それらしく振る舞って……店員に見られてる………あいつもきっと、見てるから……



たちまち葛西の股間が硬くなっていく。
美樹は……ハッとした。
あのクズ社長が出てきて、こちらを伺っている。


美樹  私の胸を触って……


葛西  えっ……それは話になかったでしょ…


美樹  いいから言う通りにしなさい、あいつが疑って見てる………



葛西は美樹の勢いに押され、服の上から胸に触れる。
ブラジャーに包まれた柔らかい乳房が潰れ、形を変える。


あいつは………ずっとこちらを凝視している。
疑心暗鬼になりながら、それでも年下の男と年上の女の行方に興味を持つスケベ心……

どこまであいつは下衆なのか………。



美樹  服を捲って、胸を……して……


葛西  はっ?……なにを言って……


美樹  言わせないでっ!………あいつが見てる……


葛西  すいません……許してください……


美樹  いいから……貴方が悪いんじゃない……



まさかこんなことになるとは思わないから、美樹は場違いな後悔が旨を占めた。


もっとマシな下着を着けてくるんだった………。


シンプルな白いブラジャーはあまりにも清楚過ぎて、この服装に合っていない。
それでもレースと透けた部分のあるデザイン制が大人のセンスを辛うじて顕示し、見ようによっては性に奔放な女を醸し出しているだろうか………。


背中に回された手がホックを解き、ブラジャーを押し上げて縛めから開放された乳房が露わになる。

彼が、顔を埋めた………。

右胸……左胸……顔を移動させながら舌を這わせ、舐める振りをする葛西……。

そう、彼は肝心な乳首に触れないようにしていた。
どこまで真面目な男なのだろうか。
感情に流されず気遣う彼に、美樹は好感を抱いた。

その様子をあいつは眉をひそめ、訝しげに見ている。
向こうからは正面を向いている美樹は丸見えなのだ、なかなか乳首を舐めようとしない不自然さは疑念しかない。



美樹  いいから、ちゃんと舐めて……周到にあいつは観察してる……

恨まないから………演技のつもりでしなさい……


美樹の覚悟にピクリと反応した葛西……。
彼もまた覚悟を決めて、舌先が敏感な乳首に触れる……。

美樹の頭が後に倒れ、白い喉を見せる。
舌が動くたび肩がピクピクと反応をし、吐息が漏れる。

そっと窺うとあいつは目を逸らさず、こちらを見ている。

どうやら興味を持たれてしまったらしい……。

どこかで興味を失うまで、続けなければならないだろう。
美樹は葛西の頭を抱きしめ、官能に浸る振りを続ける。

チロチロと動く葛西の舌に、嫌でも体が反応する。
硬く勃起した乳首がクネクネと首を振り、甘い響きが広がっていく。

見ると下卑た笑みを顔に張り付かせたあいつが、こちらに釘付けになっている。

それどころかフリーの男の数人が、こちらに興味をそそられて近くで見られているのに気づく。

どうにも誤魔化しようがない、しかたなく葛西のレザーパンツに手を伸ばしてファスナーを下げる。


………えっ!……っと驚く葛西に目配せをして、彼の後の方からこちらを窺うあいつの存在を知らせてやる。

大人しくされるがままになった葛西の、硬く勃起したペニスを取り出して、おもむろに手を上下に動かす美樹。

ヌルヌルと滑る手が、葛西のプライドを捻じ伏せていくように彼の意思を麻痺させていく。

相変わらずこちらを凝視し続けるあいつが、琥珀色の液体の入ったグラスを口に傾ける。

男女の情事を肴にするクズっぷりに、いつまでも誤魔化しは効かない。

覚悟を決めて美樹は葛西のペニスを、口に含んだ。
驚愕する彼を無視して、舌を亀頭に回週させていく。

ひときわ亀頭を攻めて演技のない、本気の快感に喘ぐ葛西をあいつに見せなければならない。


うっ………うっ………っと悶絶を見せる葛西を、容赦なく美樹は頭を上下に振る。

ソファーに膝を立てて頭を振る美樹の無防備になった下半身に、誰かの手が触れる。

欲情した男のひとりだと思われるその手が美樹のスカートを捲り上げ、ショーツの上から尻の割れ目へと移動して、肝心の部分に滑らせていく……。

今それを拒否すればあいつに疑念を持たせることになる………黙ってされるがままになるしかない。

その手が規格外に大きいクリトリスに気付かないわけがない。
すぅ~っと美樹の尻からショーツが下げられていく。

触れるはずのない部分の肌が空気に晒され、膝から足首へと抜き取られていくショーツの感触を嫌でも意識する。

仰向けになったらしい男の頭が膝の間に潜り込み、腰を掴まれて下に引き寄せられる………。

ヌメヌメとした感触が女の裂け目を掻き分けながら何度か往復すると、ペニスを含む美樹の口から鼻に抜ける声が漏れる………。

例えようのない快楽の波が押し寄せる。
嬉々としてむしゃぶりつく男の舌が、躍動する動きに合わせて腰がうねる。

美樹は思わず口からペニスを離し、手に握る葛西の男根をしごいて呼吸を整える。

執拗に攻められて震える手………。

悶絶して俯く頭を起こし、ペニスを口に含む。
身を起こした美樹が葛西を引き寄せ、男の顔に腰を降ろしてペニスを攻める。

攻めて攻められる地獄絵図の中、耐え続ける美樹は体をよじり、時おりペニスを口から離して喘ぎながら果敢にフェラチオを続けていく。

キュ〜っと吸い付かれ、暴れる舌に我慢も限界に達していく………。

あっ……っと思ったときには体が勝手に痙攣を見せ、葛西に抱きついていた………。

その最中にも舌を動かす下の男が鬱陶しい。
その男に襲われる前に葛西を座らせる。

まだ理性の残る彼は跨る美樹に……嘘だろ?……そんな驚愕を見せる。

だが彼の目がカウンターの中のクズ社長の姿を捉え、その卑しい顔を見ると美樹の体を張った頑張りを無下にはできなかった。

ペニスを手で起こして自らにあてがい、決意の眼差しを向ける美樹の中に消えゆくのを見送るしかないのだった。

蚊帳の外に置かれた舐め犬の男はタバコを咥え、その様子を興味深げに眺めている。



美樹  ごめんね……許してね……


葛西  僕こそ……僕なんかで…すいません……




復讐に燃える美しい女と、こんなことに巻き込んでしまった聡明な男………。

のぞまな





24/11/29 17:32 (Lfu961P4)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.