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「どうだった?真希」 深夜の高速のパーキングエリアに止めた車の中。 俺は自動販売機でコーヒーを買ってきた妻に声をかけた。 「・・・恥ずかしかった」 助手席のドアを開けた妻は、恥ずかしそうに笑いながら・・・けれど興奮した目をしていた。 「見られちゃったかな・・・」 そう言いながら、はだけそうになるワンピースの前を両手で閉じながら助手席に座った。 今、妻は下着を着けていない。 俺達2人が気に入って『露出服』にしている白いワンピースだけの姿だ。 本来ならインナーとセットで着なければいけない、強い光に照らされると透けてしまう 薄い布のワンピース。 前を止める12個のボタンのうち7つ・・・へその辺りまでのボタンを外して車を降り、自動販売機までの100メートルほどの距離を往復してきたところだった。 後姿を見ていても、歩いただけで裾がはだけているのが見えていた。 けれど妻の手は、前を隠そうとしていなかった。 並んで止まっている大型トラックの前を、妻は そのまま歩いていった。 戻ってくるときには、妻がどんな姿で歩いているのかがハッキリと見えた。 ワンピースの前は風に揺れ、その大きな胸の谷間から膨らみまで・・・乳首までが露出しそうになっていた。 蛍光灯の光に、妻の淡いピンク色の乳輪が透けているのが見えた。 下の毛は、はっきりとわかるくらい透けていた。 笑顔で俺を見つめる妻。 恥ずかしそうな顔で・・・けれど、興奮した目をしていた。 静かに、熱い息を漏らしている。
2021/08/14 13:51:10(g80E4afi)
投稿者:
貴之
夏休みの最後の週になった。 いけない・・・ダメ・・・何度もそう思いながら、私は壁のカレンダーを見た。 アルバイトのシフトを示すマークの書かれていない、水曜日の日付を見ては ため息をつく。 そんな事を、私は先週の土曜日から続けていた。 (・・・わたし・・・どうしたんだろう・・・) そんな事を思いながら、勉強机の上にのペットボトルに視線を向けた。 中身のない炭酸飲料のペットボトルに触れると、先週の水曜日の光景が頭に浮かんできた。 空調の効いているはずの倉庫で、私は汗ばんでいた。 口から吐く息が熱かった。 心臓が高鳴り、頭がぼおっとしていた。 頬から汗が・・・そして、ペットボトルからは水滴が床に落ちていった。 (・・・・・あの時・・・あの女の人は・・・) ペットボトルを左手に持ち、その先端を右手で握った。 整った顔の女の人は、私と同じくらい小柄に見えた。 私と同じくらい、小さな手をしていた。 その手が、浅黒い肉の棒を扱いていた。
21/08/17 23:30
(NHbYnveV)
投稿者:
貴之
(・・・・・すごく太い・・・あの人もそうだった・・・太すぎて握りきれない・・・・) 空になった500ミリのペットボトルに、記憶の光景を重ねていた。 あの女の人がしていたように、右手をゆっくりと上下に動かしていった。 それは、あの日からずっと止められない、恥ずかしくて下品だと思う行為だった。 (・・・あぁ・・・すごい大きい・・・あの人、こんな風に・・・) 細い指が 先の丸まった部分を握り、手を捻りながら刺激していく。 滲んでくる透明の液体を、親指で何度も擦り付けては また握ってグリグリと・・・ (・・・・・あぁ・・・また、わたし・・・・・こんなコト、どうして・・・) 頭の中で、自分の指があの女性の指に重なる。 あの人の指のように、私の指が太くて硬い丸みを撫で扱いていく。 (・・・ダメ・・・これ以上は・・・・・こんな・・・ダメ・・・) ぼおっとした頭でそんな言葉を思いながら、私は先端の丸みに顔を近づけていった。 恥ずかしい・・・下品・・・そう思いながら、唇から小さく出した舌で、親指で擦っていた場所に触れた。 ・・・クチュッ・・・クチュッ・・・・・クチュッ・・・・・んっ・・・クチュッ・・・・・
21/08/17 23:31
(NHbYnveV)
投稿者:
貴之
水曜になってしまった。 まだ心の中で迷っていたが、バイトに行く時よりも遅い時間になって、ようやく家を出た。 「学校で集まる。たぶん、遅くなると思う。」 そんなウソを、昨日の夜に親に言った。 そんな校則があるかわからないが、少し悩んで服は学校の制服にした。 学校の指定の鞄を自転車のカゴに乗せ、学校とは反対に向かって漕いでいった。 関係者用の通用口を、アルバイトを始めた時に渡されたカードキーで解除した。 いつも聞いているはずの電子音が、やけに大きく聞こえてドキドキした。 鉄の扉を開け、バックヤードの通路を歩く。 窓のない蛍光灯の光だけの通路が、ドキドキする心臓を煽っていた。 大丈夫、この時間はみんな売り場に出てる・・・ 今日は売店以外は、社員が数人しか出ていないから見つからない・・・ 見つかっても、忘れ物を取りに来たと言えばいい・・・ そんな風に、何度も繰り返したシュミレーションを頭の中で反芻しながらコンクリートの通路を歩いた。 コンクリートの通路は静かで、自分の足音が響いていた。 「やっぱり来たわね」 それが、私に向けられた最初の一言だった。 車の横に立ち、まるで分かっていたかのように私を待ち構えていた。 正面から ちゃんと見たのは初めてだった。 美しい黒髪・・・それに、清楚な感じのする整った顔をしていた。 優しそうな顔・・・鼻筋の通った美しい顔だった。 赤い口紅が、私より大人の女だと感じさせた。 その顔が嬉しそうに、楽しそうに・・・・まるで勝ち誇ったように、妖しい笑顔を浮かべながら私を見ていた。 「ほら、乗って・・・」 そう言いながら後部座席のドアを開けた。 どうして良いか分からず、固まってしまった。 恐怖や不安を感じていた。 そんな戸惑って動けない私を、女の人は優しいそうな笑顔で、甘い声で導いていった。 「そのカッコじゃ目立つし・・・ここで働いてるなら同僚に見られても・・・ね?」 そう言って私を車の中に誘導し、女性は助手席に乗り込んだ。
21/08/18 10:58
(xnBzyQQk)
投稿者:
貴之
後部座席に乗り込む私を見送って、女性の手がドアを閉めた。 ドアが閉まると、パーキングエリアの前を通り過ぎる、高速道路を走る車の音が 一気に遠くなった。 風を感じないだけで、透明なガラスに囲まれた車の中は 外とは別世界に感じた。 「へぇ・・・頭が良いのね・・・」 真希と名乗った女性は、私の制服を知っていたようだった。 優しい笑みを浮かべながら私を見ている。 「・・・それに・・・」そう言いながら、その視線が胸に降りてくるのを感じて、私は制服を着たままなのに恥ずかしくなり とっさに両手で胸を隠した。 けれど真希さんの視線は、容赦なく私の胸を撫でていった。 「・・・・・大きいのね・・・いつものコンビニ店員みたいなダボダボな制服じゃ分からなかったわ・・・私より大きいんじゃない?・・・・ね、カップは?」 「・・・・・・Hです」 私は両手で胸を守りながら体を屈めていた。 恥ずかしくて仕方がなかった。 なのに、他の人より早く大きくなりはじめ、他の人より大きくなりすぎた、自分自身のコンプレックスの一つである胸の事を 簡単に告白していた。 そうさせる甘さが、その声にはあった。 「大きいのね・・・・私と同じくらいの体型なのに、カップは2つも大きい・・・・・ほら、隠さないで手を広げて・・・」 私はゆっくりと、胸を隠す両手を解いていった。 そうしなければいけない・・・そんな気になる強さが 声に滲んでいた。
21/08/18 10:59
(xnBzyQQk)
投稿者:
貴之
真希さんは助手席から私を振り返ったまま、たくさんの事を聞いていった。 私は後部座席の真ん中に座り、その目を見つめながらたくさんの事を答えた。 そのうち、私の口からは堰を切ったように次々と言葉が溢れていった。 大きな胸を、コンプレックスに感じている事。 内気だと言われながら育ったし、自分でも内向的だと思ってる事。 クラスメートとすら、話すのが苦手に感じる事。 自分を変えたいと思っている事。 けれど、どうしたらいいのかさえ分からない事。 誕生日が12月だから、まだ15歳な事。 男性経験どころか、クラスメートが話している体験談すら恥ずかしくて逃げてしまう事。 何かが変わるかと思って、思い切ってアルバイトを始めた事。 歳の離れた大人しかいない職場を選んだのに、その人達からも結局逃げてる事。 いつのまにか自分の感じている全てを正直に話していた。 それほど、真希さんの声は優しく甘かった。 どれくらい話しただろうか・・・真希さんが私に話しかけた。 「ごめんね・・・もっと聞いてあげたいけど、そろそろ時間なの・・・」 それが何を意味するのか、一瞬で理解した。 さっきまでの優しい笑顔に、ほんのりと熱がこもっているように感じた。 ダッシュボードのデジタル時計は、12時12分を指していた。 真希さんの目は私の後ろ・・・ガラスの向こうを、見つめていた。
21/08/18 10:59
(xnBzyQQk)
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