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【妄姦】堅物な妻 まい
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:【妄姦】堅物な妻 まい
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
《堅物な妻が》シリーズのあなーなんです。

前作の最後に書いたように、ここからは創作作品を書いていこうと思います。
体験談と区別する為に、創作作品は全て《妄姦》というタイトルを付けさせて頂きます。

構想は幾つかあるんですが、現実と微妙にリンクしている物もあるので混同するかも(・・;)
あくまでも妄想ベースなのでご了承頂ければと思います。

さて、記念すべき第1作目なんですが…………




Kさんとの事を書こうと(笑)

「いきなりKさんの話じゃややこしいわ!」と言われそうですが、どうしても書きたい事があったので許して下さいm(__)m

最後にネタバラシをしようと思いますが、まずは作品を楽しんで頂ければと思います♪

それと、今回から私を含め、登場人物に仮名を付けます。
『妻』とか『Kさん』と書くよりも、より身近に感じて貰えるかと思いまして。

とりあえず今回の登場人物ですが

・古田 じん(私:40代半ば)

・古田 まい(妻:40代半ば)

・木崎 としたか(K氏:50代半ば)

で行こうと思います。

それではよろしくお願いします!



 
2020/05/26 16:13:25(TR6nCn/e)
12
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第8話 本音と建前①


「じゃあ失礼して……w」

木崎はまいの右手を自身の両手で包み込むように握りました。
そして掌を上に向けて右手で全体をマッサージして行きます。


「こうやるだけでも冷え症が改善されたり、むくみが取れたりするんだよ」

これは木崎の方便ではありませんでした。
性感マッサージとして活動するにあたり、木崎は整体師の元で普通のマッサージについても学んでいたのです。
おかげでただの性感マッサージとは違い、事前のストレッチ等で好評を得る事ができ、それがリピートに繋がっていたのでした。


「さてと…………まずはこの前の事について奥さんの気持ちを聞かせてくれるかな?」

「この前の事って?」


まいはとぼけた訳ではありません。
唐突に聞かれた為、思わず聞き返してしまったのです。


「Dとかいう男の話だよ。いくら私と予定が合わなかったからって、何も他の男を呼ぶ必要も無かろうに……」

木崎は素直に自分の感情をまいにぶつけました。

そしてまいは初めてのプレイについて、木崎に語り始めました。


私がOKをしたのは、相手が木崎さんだと思ったから。
別に「木崎さんが良い」というのではないけど、次々に違う相手とってのはイヤだったし。
でも、木崎さんの都合が合わなくなったからって、あの人は違う人を呼んでしまった。

初めは本当にイヤでしかなかった。
でも、あの人が喜んでくれるから。
それに「エッチまではしない」って話だったし。

それで普通に愛撫が始まって…………それがすごく上手で……
いつも間にか普通に感じてしまってた。
いや、普通以上だったかも?
うん…………今までで一番感じる愛撫だったって思う。
それくらい凄かったの…………

あの人から「女を逝かせる達人だ」って事は聞いてたけど……
それでも他の人で感じてしまった自分がイヤになったの……
愛撫されてるうちに、一気に頭が真っ白になって行くのが分かった。
『ああ、このままだと逝かされちゃうんだ』と思ったら、どうしてもそれだけは避けたいって…………
やっぱり『主人以外の人に逝かされるのはイヤだ』って強く思って我慢した。
何回かそうなったけど、結局逝かされる事はなかった。

ず~っと長い時間愛撫されてたから、相手も疲れたのかな?
やっと解放されたと思ったら、主人が加わってきて…………
それで続きが始まっちゃった。

私は『もう終わった』って思ってたのに……
そのまま主人に入れられて、訳も分からないままその人とも…………

終わった後、主人がすごく喜んでくれたから、嬉しくは思ったけど…………

『一生主人だけのもので居たい』
ずっとそう思ってたのに……
主人だけで幸せだったし誇りに思ってたのに……

『汚れてしまった』
そう考えるようになっちゃった……

でも汚れたからといって、ずっとこんな事を繰り返すのはイヤなの。
私は今でも主人だけの女で居たいの……




20/05/28 07:31 (rm8D5Gjz)
13
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第9話 本音と建前②


まいの素直な告白を聞き、木崎は憤りを感じました。

「ご主人が奥さんの事を本当に愛してるのは私も感じていたよ。
それなのに……愛してる奥さんを他人に抱かせようなんて気持ちは私には分からないんだ。元々そういう願望は持ってないからね。
でも、私にとっては奥さんとセックス出来るのは嬉しい事だったから、奥さんには悪いけど旦那さんの願いを聞く事にしたんだ。
それなのに……旦那さんは奥さんだけでなく、私の事も裏切ったと思わないかい?奥さんからすれば、私の事なんかどうでも良いと思うのは同然だけど、もし相手が私だったら…………少なくとも『汚れちゃった』なんて思わなかったはず。」


木崎もありのままの気持ちをまいにぶつけました。
普通なら愛する旦那の事を貶したりするのは逆効果です。
しかしじんへの不満はまいから発せられた事もあり、木崎はまいに同調するように、わざとじんへの不満や憤りの言葉を口にしたのです。


「確かにそうかもしれませんよね……『木崎さんとなら』って決心してたから、多分そうは思ってなかったかも……」


まいに同調し、じんを落とす。逆に自分の事を良い様に思わせる。
それをまいの口からも出させる事で、まいは木崎の術中にまんまと嵌まって行ったのです。


木崎は次の行動に出ました。

ただのハンドマッサージから掌をフェザータッチ。
その間も会話を続けて行きます。

「奥さんは私と2回目に会った時、普通にキスを受け入れた事でも『そういう女だったんだ』って思ったんだよね?いくらじんさんの為だって言っても、受け入れられたのはまいさん自身の問題だよ?」


また一瞬、まいの身体はビクッとしました。
しかしそれが木崎の行動による物なのか、言葉に反応したのかは分かりません。

「まいさんは本当は凄くエッチなんだと思う。それについて自覚はあるかな?」

木崎はより核心へと迫って行きました。

「自覚…………私は今でも『主人以外となんて』って思ってるけど…………でも、昔からエッチなお話しとか漫画とかを読むのは好きだったかな…………」

「今は?そういうの読んでるの?」

「今はスマホで体験談っていうのかな?ガー○ズトークっていうサイトを見たりしてます…………」

「そうなんだ(笑)どんなのが好きなの?w」

「どんなの…………“あまあま”なのが好きかなぁ……?」

「あまあまかw そういう女性は多いと思うよ。『お姫様』みたいに扱われたいんだよね?w」

「そうかもしれない(笑)」


木崎はまいの願望を聞き出す事に成功しました。
しかしまだまだこれは序の口。
まいの隠された願望はこんなモノではありませんでした。


「あまあま以外には?無理矢理とか、それこそ旦那さんが望むような寝取られとかは?」

「無理矢理はイヤだなぁ……寝取られ?っていうのもちょっと…………」

「そうなんだ(笑) ま、私は寝取られは理解出来ないけど、無理矢理ってのは興味あるよ(笑)」

「え~~何か不安なんですけど(・・;)」

「大丈夫だよwこんな所で無理矢理なんかしませんからねw」

「ホントかなぁ(笑)」

「本当だって(笑) じゃあ、あまあまなのを想像するのって、相手は旦那さんなの?」

「え~と……それはノーコメントで(・・;)」

「www って事は違うんだw」

「だって…………どう考えても主人は言いそうにない言葉とかあるし(笑)」

「なるほどねwww」


この段階で、木崎はまいからどんな情報でも引き出せるように感じていました。



20/05/28 07:32 (rm8D5Gjz)
14
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第10話 本音と建前③


「旦那さん以外だと、誰としてるのを想像するの??」

自分でない事は確か。
でも敢えてその話題に触れました。

「別に…………誰って訳じゃあないんですよね……ただ想像するだけで、顔までは想像してないんですよ……」

「へぇ……そんなパターンもあるんだ。だとすると、まいさんは結構想像力は豊かではないよねw でも、旦那さん以外ってのがアレなのかな?」

「アレって??」

「私やあの男を受け入れた事。顔までは想像してなくても、旦那さん以外とセックスを想像してたから、案外すんなり受け入れられたのかもね。」

木崎はまいに寝取られに対する適応能力がある事を刷り込んで行きました。
いや、寝取られというより『浮気』なのかもしれません。

「まいさんは旦那さん以外の人とセックスはしたくない。でも想像では他の男ともセックスしてる。これって矛盾してないかな?」

この言葉はまいの心に突き刺さりました。

「でも…………それでもやっぱり他の人となんて…………」

まいは木崎の言葉を受け入れられずにいました。

「そうか…………じゃあ少し試してみるね」

そう言うと、木崎は左手でまいの手首を掴み、右手の指先でまいの腕をスゥーっと刺激しました。

「あっ!やっ!」

手を振り払おうとするまいでしたが、木崎の力には敵いません。

「ほらね……相手が私でも身体は正直に反応するんだよ……」

「ち、、、違う!あんっ!!」

木崎の手がまいの首筋に触れると、まいの身体は一際大きく反応しました。
そしてその反応は、拒絶ではなく悦び。
まいの身体はそれまでの会話により、ほんの少しの刺激にも敏感に反応するようになっていたのです。


「大丈夫……別にここで脱がしたりしようなんて思わないから…………このまま……もう暫くこのままで……ね?」

手先から首筋にまで何往復か移動させた後、木崎の手はまいの首筋を中心に動き出しました。

緊張と恥ずかしさからか、まいの顔は紅潮しています。
木崎がまいの頬に触れると、まいの顔はひどく熱を持っていました。

木崎はそのまままいの耳を愛撫し始めました。

身を捩って反応するまいでしたが、木崎から逃れようとはしません。

この時点で、まいの心も身体も木崎を受け入れていました。
しかしまだ確信が持てない木崎。
まいの頬に手を当て、じっとまいを見詰めました。

まいは恥ずかしそうに視線を下に向けましたが、次の瞬間、木崎の顔が近付いてくるのが視界に入りました。

【チュッ】
いきなりのキスでした。




20/05/28 07:35 (rm8D5Gjz)
15
投稿者: さん
私だけでも宜しければ続き待ってますよ^_^

20/05/29 08:59 (93oWZlh.)
16
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
さんさん

いつもありがとうございます。
コメントは無いですが、viewは伸びてるので見てはくれてるのかなと(笑)

まぁ、自己満足の世界なんで、気にせず投稿を続けますw
20/05/29 10:50 (ypfNph4g)
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