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【妄姦】堅物な妻 まい
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:【妄姦】堅物な妻 まい
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
《堅物な妻が》シリーズのあなーなんです。

前作の最後に書いたように、ここからは創作作品を書いていこうと思います。
体験談と区別する為に、創作作品は全て《妄姦》というタイトルを付けさせて頂きます。

構想は幾つかあるんですが、現実と微妙にリンクしている物もあるので混同するかも(・・;)
あくまでも妄想ベースなのでご了承頂ければと思います。

さて、記念すべき第1作目なんですが…………




Kさんとの事を書こうと(笑)

「いきなりKさんの話じゃややこしいわ!」と言われそうですが、どうしても書きたい事があったので許して下さいm(__)m

最後にネタバラシをしようと思いますが、まずは作品を楽しんで頂ければと思います♪

それと、今回から私を含め、登場人物に仮名を付けます。
『妻』とか『Kさん』と書くよりも、より身近に感じて貰えるかと思いまして。

とりあえず今回の登場人物ですが

・古田 じん(私:40代半ば)

・古田 まい(妻:40代半ば)

・木崎 としたか(K氏:50代半ば)

で行こうと思います。

それではよろしくお願いします!



 
2020/05/26 16:13:25(TR6nCn/e)
2
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第1話 平穏


初めての寝取られプレイを終えたばかりの古田夫妻。
プレイ後は以前にも増して、互いにスキンシップが盛んになっていました。

しかし、じんはどこかモヤモヤした感情を持っていました。

それはD氏とのプレイがじんにとって『不完全燃焼』だったから。


【もっとこうしたかった。こういうのもやりたかった。】
初めての経験だった為あまり無理も出来ず、時間が経って振り返ると後悔ばかりが頭に浮かびます。

【次のプレイはいつ?誰と??】
日々の生活の中で、じんはずっとその事ばかりを考えていました。

相手候補は2人。
初めての相手となったD氏、そして初めての相手となるはずだったK氏こと木崎。

じんとしては、一度経験してそのテクニックに驚かされたD氏との関係を継続する方が、まいの身体を開発する上ではベストだと思っていました。

しかし…………D氏が転勤で県外へ。
新規事業の立ち上げという事で、こちらへ戻って来る機会も殆どないという事でした。

となると必然的に候補は木崎一択。
D氏程ではありませんが、長年性感マッサージ師として活動しているだけあって、テクニックは充分にあります。
そして何よりも会話力。
まいは人見知りするタイプでしたが、マッサージを初めて受けた時でも、木崎はまいと上手くコミュニケーションを取り、精神的にリラックスさせていました。


相手が決まったからとはいえ、なかなかその機会は訪れません。
まいは『1回だけの約束だったでしょ?』とじんの要求を退ける。

じんは何とか強引に話を決めてしまおうと画策しましたが、3者の予定が合わない。

じんは木崎にも協力してもらい、まいの説得を続けつつ、そのチャンスが訪れるのを待っていました。


20/05/26 16:14 (TR6nCn/e)
3
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第2話 謀略


まいと木崎は毎日楽しくメールを交換していました。
日常の些細な事、夕飯の献立、オシャレなカフェの話題。
たまに木崎から送られてくる卑猥な内容に関しては、まいは返事をせずにスルー。

木崎からすると『カマトトぶりやがって!』ともどかしい気持ちでいましたが、まいに自分を信頼させるのが優先と考え、まいの好きそうな話題を振る事にしていました。


そんなある日、じんが1泊2日で県外に出張する事になりました。
地元企業や個人相手の営業をしているじんにとって県外出張すら珍しい上に、今回は泊まりを伴う出張。

木崎とのメールでその事を伝えると、木崎は『それを利用してまいさんに揺さぶりを掛けないか?』と提案されました。

木崎の目論みはこうでした。
まず、まいが旦那抜きで自分に会う事は、普通なら考えられない事だが、もしそれを承諾したとなれば、まいは自分を信頼してくれているという証明になる。

まいの性格上、会って話をする程度で終わると思うが、そういう事を繰り返し行い、今後プレイを実現させる為に実績を積んで行こう。


じんは【なるほど】と一旦は承諾しようと思いましたが、やはり自分抜きでの逢瀬は不安しかありません。
それに出張は金曜~土曜で、土曜は子供達が休みなので無理、金曜は木崎が仕事なので無理だろうと思っていました。

しかし木崎は『何とか仕事の段取りを付けて、2時間程度なら時間を取れるから』と、じんに強く提案してきました。

『何をするにも目の前でないとイヤ』と主張するじん、『今後の流れをスムーズにするために奥さんを揺さぶりたい』という木崎。

結局はじんが木崎に気圧される形で折れ、まいと木崎2人だけで会う事を承諾しました。


と言っても、男2人が勝手に盛り上がって決めただけの話。
まいが簡単に木崎と会う事を承諾するとは思えませんでした。



20/05/26 16:15 (TR6nCn/e)
4
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第3話 勧説


出張の日が来ました。
この数日前まで、じんも木崎もまいに計画の事を黙っていました。
まいに【考える時間を与えないため】という理由もありましたが、一番は2人で考えた作戦の為でした。

その作戦とは、木崎が前週末に旅行に行き、私達にお土産を買って来る。
あまり日持ちがしない物なので早めに渡したいが、木崎の都合上、土曜日しか渡せる日がない。
しかし私は出張で県外にいるため、仕方なくまい1人で木崎の元へ行かせる。
といった具合でした。

元々じんが【目の前でのプレイ】しか許可しない事はまいも承知しています。
なのでこの【お土産作戦】なら、まいは変に疑う事なく木崎に会うのを承諾すると思ったんです。

まず水曜日に木崎からじんにメールで『お土産買って来たんだけど、どこかでにお会い出来ないか?』とコンタクトを。
じんは『土曜日は出張で県外に居るから会えない。別の日はどうか?』と木崎に返信。

木崎から『当分会える日が無さそうだから奥様に渡しても良いか?』と提案された所で、じんがまいにそれを告げる。
そして『貰うだけじゃ申し訳ないから、お茶するくらいは付き合ってあげて欲しい』とお願いしました。

当然まいは渋りました。
お土産を渡されるだけとはいえ、旦那以外の男、それも自分の全てを見られた男と2人だけで会うんですから。

しかしせっかくのお土産を無駄には出来ません。
木崎の好意を無駄に出来ないというじんの強い要望に、まいの心は揺れ動いていました。

結局、結論が出ないまま当日を迎えたのです。


出張先へ向かう新幹線の中でも、じんの説得は続きました。
木崎からもまいに『どうしても今日渡さないといけない』と言われ、まいは半分諦めモードに入っていました。

『お土産の事もあるけど、旦那さんはまいさんが私と2人だけで会うのも興奮すると思うよ?まいさんは【旦那さんを喜ばせたいという気持ちはある】って言ってたよね?本来はエッチな事をして欲しいんだろうけど、お茶するだけでも興奮してくれるなら、とりあえず会ってみて旦那さんの反応を楽しんでみようよ』

木崎のこの言葉で、まいはほぼ決心しました。
【主人に喜んで貰えるのが好き】そして【あまり頑なに拒否を続けて、主人に嫌われるのは恐い】

まいはじんにLINEを送りました。

『木崎さんがどうしても今日しか無いって言ってる。会ったらあなたは嬉しい?喜んでくれる?』

じんは【きた!】とすぐにまいに返信。

『ああ、会うだけでも凄く勇気がいるよね?会ってくれたら【俺の為にここまでしてくれるんだ】と思えて嬉しいよ♪』


このじんの一言で、まいの気持ちは固まりました。


『奥さんからメール来ました!会ってくれるそうですよ!!』

じんは木崎からの報告で、まいが承諾したことを知りました。
順序が逆かな?とも思いましたが、何にせよ男2人の作戦はひとまず成功したのです。


20/05/26 17:59 (TR6nCn/e)
5
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第4話 それぞれの思惑①


当日になりやっと決まった逢瀬。
じんはここからの段取りを2人で話し合ってもらい、決まったら報告を受ける形を取りました。

今までのプレイ全てがじん主導。
初めてまいが直接やり取りし、能動的に行動する事になったんです。

昼前に2人から報告がありました。

しかしそれは当初の思惑とは違う内容でした。


昼過ぎに待ち合わせし、木崎の車でドライブがてら大きな公園へ。
人気の無い駐車場でしばらく話した後、待ち合わせ場所まで戻って解散。
木崎の仕事の都合上、会って解散までは2時間弱しかないという事でした。

カフェにしなかった理由は木崎から教えられました。
まいは『旦那以外とカフェで会ってるのを誰かに見られたらどうしよう?』と不安に思ってるようでした。
そこで待ち合わせ場所を2人の中間地点にある家電量販店にし、その後もっと人気の無い公園に移動するという事になったようです。

この報告に、じんは戸惑いました。
『誰かに見られたらどうしよう』というまいの気持ちは理解出来ますが、人目につかない場所、そして車の中という密室。
『何か起きてしまうんじゃないか?』という不安を抱かずにはいられません。

しかしここで難色を示し予定を変えさせては、まいの行動が能動から受動に戻ってしまいます。
せっかくまいが自分で話し合って決めた事。
どんな些細な事でも、能動的な行動を繰り返す事によって、プレイに対しても自分の意思をだしてくれる。
そう考えたじんは、2人の提案を受け入れる事にしました。


一方のまいはと言うと、今日これから起こる事に、何とも言えない複雑な気持ちで居ました。
旦那以外の男性と2人だけで会う事。
しかもその男性に全てを見られていて、いずれはセックスをしなければならない相手だという事。

不安と緊張がまいを襲っていましたが、【会うとあの人は喜んでくれる】と、自分自身を納得させていました。

それと同時に、ドキドキしている自分にも気付いていました。
でもこのドキドキは恋愛のそれとは違う物。
ただ【主人のためにいけない事をしている自分】に対しての物でした。

【あくまでも主人の為に会うだけ。私は何とも思ってない】

まいは自分にそう言い聞かせて、旦那以外の男と会うために車に乗り込みました。


20/05/26 18:01 (TR6nCn/e)
6
投稿者: あなーなん ◆zx2eC0kb6k
第5話 それぞれの思惑②


待ち合わせ場所へ向かう車の中で、木崎は今日の事について考えていました。

元々木崎は寝取るなら貸出が希望。
旦那の前で寝取る事に興奮はしない男で、むしろ第3者が居ると集中できず、思う様な結果が残せないタイプでした。

古田夫婦とは、じんからのコンタクトで関係が始まりました。
しかしじんの嗜好は【目の前での寝取られ】
自分の嗜好とは噛み合わない。

それでもせっかく巡って来たチャンス。
性感マッサージを依頼してくる女とは真逆の【男慣れしていない未開発の身体を持つ熟女】であるまいが、自分の手の中でどう反応するか、どう変わって行くかを試してみたいと思っていました。

数回旦那の前でプレイを重ね、旦那がより強い刺激を欲した所で【貸出】の提案。
それが当初の思惑だったんです。

しかし…………事態は急転。
まさか旦那の前でするより先に、まいと2人だけで会う事になるとは思ってもいませんでした。

このチャンスをどう生かすか??
それはこれからの行動次第です。

まいという女は旦那以外の男に興味がない、そういう行為をする事に対して嫌悪感を持っているのは承知しています。

しかしこれまでに2回、まいは自分にあられもない姿を晒し、自分のする事にもされるがままでいた事を思い返していました。

【あの女にはかなりのM性が隠されている】

木崎はまいに潜むMの部分を効率的に突いて行こうと決めました。

その為にはある程度の時間が必要。
そこで木崎は古田夫婦に嘘を付きました。

【仕事の都合上、会ってるの居られる時間は2時間弱】

これは2人の抵抗を無くす為の方便だったのです。
本当は昼以降の仕事は全てキャンセル。
つまりまいが帰宅しないといけない午後6時まで、約5時間という時間を持っていたんです。

もちろん、まいの抵抗に遇う事は予想しています。
本当に抵抗されれば、そこは素直に引き下がり、またじんが御膳立てしてくれるのを待つだけです。

しかしまいの抵抗を乗り越えられたら?
それは木崎にとって願ってもないチャンス。
今日1日で一気に畳み掛けるつもりでいました。



妻が男と2人だけで会う事にただ興奮しているじん。

いけない事と分かっていながら、旦那の為に男と会う決意をしたまい。

そしてその2人を手玉にとって、以後の関係を自分優位に進めていこうと企む木崎。

それぞれの思惑が奇妙に交錯していきました。


20/05/26 21:51 (TR6nCn/e)
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