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心まで寝取られしまう妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:心まで寝取られしまう妻
投稿者: てんてん
「あーん、そこぉ、、、スゴくイイ、、、ウウッ、アッ、ああンンッ、もっと、、してぇ、、、」
この日の妻はいつになく激しかった。
サトルがシャワーを浴びて寝室に入ると、結婚して4年を迎える妻のアズサが全裸でベッドに横たわり、濡れた瞳で見つめていた。
ずば抜けた美人ではなかったが、大きめの瞳の目尻がやや下がり気味で親しみを感じさせる。
すっきりとした小作りな整った鼻と、ボッテリとした唇の横にある小さなホクロが人妻の色気をにじませていた。
ショートボブの髪をライトブラウンに染め、
まさに男好きのする顔立ちをしていた。
それに158とやや小柄でありながら、着痩せする躰は胸がFカップもあり、ヒップも豊満でよく持ち上がっている。
それでいてウエストはしっかりとクビれていて、もうすぐ30になる女体はまさに女の盛りをを迎えようとしていた。
アズサは夫のサトルにむしゃぶりつくようにフェラチオを施すと、ゴムを装着して待ちきれないように上に跨がって来た。
貪るように口づけを交わし、一気に腰を落としてきた。
「アアッ、入ってくるぅ、、、スゴく硬い!」
まるく張り詰めたお椀型の乳房を見せつけるようにユサユサとゆらしながら、腰を動かし始める。
「ああっ、イイのぉ、、、スゴく感じる、、、アッ、アッ、硬いの好き、、、あなたぁ、、好きよ、、、ああっ、愛してる、、、」
蕩けるような顔をしてアズサが訴えてくる。
妻はいつになく燃えているようだ。
自ら両手で豊かな胸をまさぐり、指の間に乳首を挟んでこねくり回している。
色っぽい唇を舌先で舐める仕草がたまらない。
アズサはシリをくねらせ、自分の好きな所に当てるようにして上下に動いていた。
「ウウッ、アズサ、、スゴくイイ、、、アズサの中、スゴく気持ちイイ、、、」
いつもより、ずっと締め付けが強い気がする。
でもその一方で、妻の女の中が広くなっている感触を覚えていた。
そんなことは気のせいだと思い直す。
「あっ、あっ、アアッ、、、ダメー、、わたし、もうガマン出来ない、、、もっと欲しい!」
アズサが上体を倒してきて、大きな胸を押し付けてきた。
シリを早く、激しく打ちつけ始める。
「ああああっ、あん、あん、あっ、あっ、スゴイ、、、これが好きなの!アアッ、これイッパイシタイ!」
アズサは絶える間もなく、打ちつけ続けている。
こんな動き方をするアズサは初めてだった。
そしてこんなに淫らな声をあげ続けるのも、、、
アズサは我を忘れたかのように乱れていた。
シリの動きが更に激しさを増す。
「アズサ、だめだ、、、そんなにしたら、、、」
一気に射精感がこみ上げてくる。
「ダメェ!まだよ、もっとイッパイするの!まだダメ!」
こんなに貪欲なアズサは初めてだった。
サトルは必死にこらえようとした。
でも限界はすぐ傍まで来ていた。
「アアッ、アズサ!」
「あああっ、ダメェ!わたしもイク!サトシ、イクゥ!サトシ!イッチャウ!!」
アズサが跳ね上がるように上体を反らしながら、ビクンビクンと痙攣していた。
今まで見たことも無い激しい絶頂だった。
サトシ?
サトルは思いきり爆ぜていた。
ショックを受けながら、いつも以上に長い射精を味わっていた。
痺れるような快感に頭の中が飲まれていった。

つづく

2023/10/23 14:38:55(8ezdSV92)
27
投稿者: てんてん
飲み慣れない酒を口にする。
そうしなければやり切れない。
自分にも責任はあるということはわかっている。
自分の性癖を満たすために、アズサの浮気を放置していた。
それがアズサを増長させ、こんな女にさせてしまったのかも知れない。
でももうアズサを愛することは出来ない。
一時間ほどが過ぎたとき、アズサが寝室から出て来た。
目をまっ赤にして、、、ずっと泣いていたようだ。
「ごめんなさい、、、許して、、あなた、、、」
意外だった。
アズサはウソを突き通し、誤魔化そうとすると思っていた。
アズサはソファには座らず床に正座していた。
「絶対にもう二度としません、、、、本当にごめんなさい、、、」
床に額がつくほど頭を下げている。
「そんなことしなくていい、、、、俺たちはもう終わりなんだから、、、もう終わりにしよう、、、」
アズサの顔色が更に青くなる。
謝れば俺が許してくれると本気で思っているのだろうか?
間男とあんなに爛れた獣のようなセックスをしておいて、、、しかも何度も何度もそれを繰り返していながら、、、
でもアズサは今初めて現実を思い知ったはずだ。
こんなことになることなどまったく考えもせず、夫がいながら他の男と恋におちた気分に浸りきっていたんだろう、、、、
「終わりって、、、どうなるの?」
「別れるんだ、、離婚するんだ、アズサ、、、」
「イヤよ、、、絶対にイヤ、、、わたしサトルを愛してる、、別れたくない、、、」
「じゃあどうして浮気した?」
「それは、、、魔が差したの、、ごめんなさい、、、」
「魔が差したか、、、それならどうして、この家の中までも、あの男を引き入れたんだ?」
「それは、、、」
「それだけじゃ無い、、、お前たちは夫婦のベッドで浮気をした、、、その上、お前たちはそこでアナルセックスをした、、、」
「無理やりされたの、、、わたしはイヤだったのに、、、」
「まだウソをつくのか?お前からアナルセックスを求めたのは知ってるぞ、、、しかもそれだけじゃ無い、、、お前はあいつに浣腸させて、目の前でクソをタレたんだろう?お前はいつからそんな動物みたいな女になったんだ?
俺を愛していると言うお前が、どうして他の男とそんな汚わらしいことをするんだ?」

つづく

23/11/06 23:39 (DVQzUmMO)
28
投稿者: (無名)
実に読み応えがあります。続きを宜しくお願い致します。
23/11/07 16:30 (Z3CdUROZ)
29
投稿者: てんてん
アズサは自分の犯した罪の重さに押し潰されそうになっていた。
でもそれも夫に知られたからだ。
もし知られていなければ、自分はあの快楽を享受し続けていた。
愚かな自分を繕い、なんとかして夫の許しを請おうと必死になる。
「それはサトシが生でシタがったから、、、あなた以外とは絶対に妊娠したくなかったから、、、」
「でも、結局はナマでシタよな、、、、しかも中出しで、、、、男の子が欲しいって、叫んでいたよな、、、」
「どう、、どうして、、、あっ、、、」
思い当たる、、、疑った夫がカメラを仕掛けていたことに、、、
全部見られていたんだ、、、
サトシとの浮気セックスにのめり込むわたしを、、、
夫に知られるはずがないと思い込み、サトシに愛されたい一心で数え切れないほど、夫を蔑ろにした言葉を口にした。
サトシのほうがずっと好き、、、
サトシとのセックスの方がずっと気持ちイイ、、、、
サトシのチ○ポの方がずっとスゴイ、、、
もうサトシとしかシタくない、、、
全部、夫は知っているんだ、、、
もう無理かも知れない、、、
こんなわたしを許してくれるはずがない、、、
でも、、、別れたくない、、、
「もういい、俺はもうお前を愛してなんかいない、、、お前がなんと言おうと別れる、、、、俺よりあいつが好きだと何度も言っていたよ
な、、、、お前はあの男の愛人でも奥さんにでもなればいい、、、好きにしろ、、、」
「違うんです、、、許して下さい、、、何でもします、、、全部、本当のことを話します、、、」
「お前たちの馴れ初めなんか聞きたくもない、、、もうこれ以上、何も知りたくない、、、俺にもう構うな、、、ウン○を見せたいほど奴を愛しているんだろう?二人の未来のことでも考えていたらいい、とにかくお前とは別れる、、、俺たちのあいだにはもう何も無い、、、」
アズサは泣き崩れていた。
こらえていたものを全て吐き出すように。
わたしのせい、わたしが全部悪い、そう言って泣き続けた。
サトルは明日、家を出ると言ってその場を離れた。

アズサは一睡も出来なかった。
頭が真っ白になって考えることが出来ない。
朝がきて、いつも通り朝食の準備をする。
きっと食べてはくれないと思いながら、、、
でも食べてくれれば話をするきっかけになるかも知れない。
藁にもすがる気持ちだった。
夫が起きてきた。
一言も言葉を交わそうとせず、出社の準備をしている。
かすかな期待も空しく、やはり朝食には見向きもしない、、、
アズサは床に正座したまま、手のひらを握りしめ俯いていた。
夫は家を出ようとしていた。
「あなた、待って下さい、、、わたしが家を出ます、、、だから、この家にはあなたが住んで下さい、、、お願いします。」
床に頭を擦りつけるようにして懇願する。
夫がこのまま家を出ることになったら、もう二度と顔を見ることが出来なくなるような気がした。
そんなのは絶対に嫌だ。
罪を犯した自分が勝手なことをと分かっている。
でも別れるとしても、二度と逢えなくなるのは絶対にイヤだった。
「分かった、、、、ただし今日中に出て行ってくれ、、、荷物は俺がいない間に少しずつ運べばいい、、、」
そう言ってサトルは振り返りもせずに家を出た。
静まり返った家の中、もう本当に終わってしまうんだ、、、
夫は全てを知っている。
知っているだけではない。
アズサの浮気セックスそのものを目にしているのだ。
もう絶対に許してくれない。
他の男に抱かれながら、平気で夫への裏切りの言葉を口にしていた自分。
本当に夫を一番愛していると言っても信じてくれるはずがない。
ましてや、その場の雰囲気に流されたとはいえ、サトシの赤ちゃんが欲しいと叫ぶ自分まで見られているのだ。
でもあの時、わたしは本当に流されただけだったのだろうか?
自分でも分からなくなってくる。
わたしは二人の男に愛されて、いい気になって、絶対バレるわけが無いと高をくくっていた。
わたしはサトルの信頼を全て壊してしまった。
もう別れるしかないと思ってしまう。
すごく辛い、、、
サトシの顔が頭に浮かんだ。
こんなときなのにサトシに逢いたい気持ちがこみ上げてきて、抑えることが出来ない。
もうわたしにはサトシしかいない。
サトシの声が聞きたい。
逢うだけでもいい、、、
顔が見たい、、、
夫と別れる原因の男に逢いたいと思うことに躊躇を覚えながら、自分を抑えきれない。
逢いたいだけなんて言い訳だと分かっていた。
サトシに逢い、サトシに躰を求められることを期待していた。
サトシに身を任せ、思い切りセックスに溺れ全てを忘れたかった。
サトシの愛を確認したかった。
今すぐでなくてもいい、、、
奥さんと別れて、いずれわたしだけのものになってくれることを、言葉だけでもいいから聞きたかった。
そしてアズサはサトシに電話した。
「どうした、アズ、、、こんな時間に、、何か用か?」
「うん、、、あのね、サトシの声が聞きたくて、、、」
「ふふっ、この前あったばかりなのに、また俺とシタくなったのか?」
「あのね、、、わたし、別れることになったの、、、あの人と、、、」
「えっ、、急に、、、どうして?」
「サトシのこと、知られちゃった、、、わたしのこと許せないって、、、ねえ、サトシ、これから逢えないかな?少しだけでいいから、、、」
アズサは甘える声でサトシを誘っていた。
サトシの声を聞いただけで心のブレーキが全く利かなくなる。
早くサトシに逢って、その胸に甘えたい。
ナマで思い切りぶちまけて欲しい。
夫とは別れるんだ、、、
今度こそ本当に赤ちゃんができてもいい、、、
「なあ、アズサ、、、俺を巻き込むなよ、、、別れるのはお前たちの問題だろう?」
「えっ、、、」
「だって、俺たち、最初からアソビの関係だろう?違うか?」
「アソビ、、、」
「そうだよ、、、、ア、ソ、ビだよ、、、お互いの家庭には持ち込まない、、、それがルールだろう?」
「ルール、、、アソビ、、、」
「そう、俺たちはルールを守って、お互いのパートナーとは出来ないセックスを楽しんだ。
それだけの関係だ。そのルールをアズが破った。だから俺はアズサとはもう逢わない。もう連絡も無しだ。」
「お願い、一度だけ、もう一度だけ逢って、、お願いよ、、、」
「俺は忙しいんだ、ちゃんとルールを守ってくれる女が他にもいるんだ。もうお前と逢っている時間なんて無い。分かったな。」
電話は一方的にきられてしまった。
アソビ、、、ルール、、、他の女、、、そんな言葉が頭の中で渦巻いていた。
心の奥ではわかっていた。
この男は夫と違って信頼の置ける人間では無いことを、、、
わたしの躰だけを求めているのではないかと疑ったこともあった。
だからこそサトシに愛されていると思い込もうとした。
サトシのどんな要求も、それがおぞましい行為だとしても受け入れた。
サトシの歓心を買うために。
それが夫に対する裏切り行為だと分かっていながら、、、
わたしは本当にバカな女だ。
こんな最低の男に夢中になって、、、
わたしも間違いなく最低の妻だった。
今更ながらに激しい後悔の念に駆られる。
そんなとき電話が鳴った。
高校時代からの友人のアヤからだった。
「アズ、あんた、ヘンな噂が流れているよ、、、」
いきなりそう言われた。
「えっ、どういうこと?」
今は頭がまるで回らないアズサは力無く尋ねる。
「サトシと不倫してるって、、、サトシの言うことを何でもきくセフレになってるって、、、どうやらサトシが言い触らしているみたいだけど、、、そんなのウソでしょう?」
愕然とする。
あの男は、そんなことまで、、、
わたしは本当に単なるおもちゃだったんだ、、、
絶望がアズサを襲う、、、
「、、、ウソじゃ無い、、、」
「えっ、、、どうしてなの?あんなにいいダンナさんがいるのに、、、、とにかく今すぐ別れなさい、あんなクズみたいなヤツ、、、サトルさんにバレたら大変だよ、、、」
アヤはバツ一で今は独身だ。
時々家に遊びに来て、夫のこともよく知っている。
アヤは高校時代からクラス一の美形で、体つきもグラマーだった、スタイルが抜群にいい。
離婚してからも益々美貌に磨きがかかり、抜群のスタイルもあいも変わらず、とにかく男によくモテる。
しかし本人は男はもうこりごりだと言って遠ざけているようだ。
「もう、、、バレちゃった、、、、別れるって、、、サトルに、、言われちゃった、、、」

つづく





23/11/07 16:57 (a2vzeT2Z)
30
投稿者: てんてん
「そんな、、、どうしてアズ、、、、あんな男と浮気なんて、、、、サトルさんとレスだったの?寂しかったの?」
「ううん、、、違う、、、、いっぱいしてた、、、」
「それならどうして?サトルさんに満足してなかったの?」
「違うの、、、不満なんて全然無かったのに、、、サトルさんを愛しているのに、、、わたし、、、」
アズサは全てを話した。
自分の過ちを、、、
「分かった、、、、アズサ、ハッキリ言うけど、酷いよ、、、サトルさんが別れるって言うのも無理ないと思う、、、でもね、アズ、、、簡単にあきらめたらダメ、、、バツ一のわたしが言うのもヘンな話だけど、、、」
「でも、、、もう無理だと思う、、、、サトル、、、絶対に許してくれない、、、」
「そんなこと当たり前でしょう、、、アズがそんな酷いことをしていたんだから、、、簡単に許してくれるはずがないに決まってる。でも、諦めたら本当にお終いだよ、、、あんなにいいダンナさん、、、サトルさんみたいな優良物件なんて、なかなか見つからないだからね、、、とにかくしがみつきなさい、、、諦めるのはそれからでも遅くないでしょう?アズにはわたしみたいに離婚して欲しくないの、、、辛いと思うけど頑張ろう。わたしも出来るだけ力になるから、、、アズ、一人になったらもっと辛いんだからね、、、」
電話を終えた。
アヤの離婚の原因は夫の浮気だったが、自分の辛さを気にもせず、アズサのことを気遣ってくれる。
物事をハッキリ言うアヤらしい物言いだったが、アズサへの思いやりが伝わって来て有り難かった。
少しだけ気分が落ち着いた気がした。
昨夜からの疲れが一気に押し寄せ、アズサは眠りに落ちていった。
目が覚めたのは夕方だった。
慌てて夕食の準備をする。
きっとまた食べてはくれないだろうと思いながら、そうせずにはいられない。
夫は中々帰ってこない。
昼間サトシの本性を知ってしまってから、この家でおこなった数々の行為が全ておぞましく思え、気分が悪くなる。
わたしは取り返す事の出来ない過ちを犯してしまった。
許されるはずがないと思いながら、ほんの少しでも償いたい。
勝手な言い分だが、今日家を出ることはやめにした。
夫はそれを認めてくれないかも知れない。
でもとにかく少しだけでも話をして、アヤの言う通り、頑張るしかないのだ。
もうアズサには何も残っていない。
でもサトシのクズさカゲンがアズサの目を覚ましてくれた。
わたしは生まれ変わって、どんなことをしてもサトルとやり直してみせる。
これからはサトル一人だけをずっと愛し続けると心に誓った。

つづく

23/11/07 19:59 (a2vzeT2Z)
31
投稿者: てんてん
夫の帰りは11時を過ぎていた。
珍しく酒に酔っているようだった。
サトルはアズサがまだ家にいることに、さほど驚きをみせなかった。
きっとアヤがサトルに話をしてくれたんだろうと思い当たる。
アヤの友情がすごく有り難かった。
夫の態度は相変わらずつれないが、朝に比べればましになっている気がする。
アズサはおそるおそるサトルに語りかけた。
「あなた、お願いです、、、わたし、これから新しい仕事と部屋を探します、、、それまでここに居させて欲しいんです、、、」
アズサは頭を下げて懇願した。
「分かった、、、実家には帰らないのか?」
実家には絶対に帰れない。
家族はみんなサトルのことをすごく気に入っている。
自分の浮気が原因で別れることを知られたら、それこそ大変な騒ぎになってしまう。
それだけは絶対に避けなければならない。
「ごめんなさい、、、実家にはまだ知られたくないんです、、、家族に知らせるのは落ち着いてからにしたいんです、、、すいません、、、」
「そうか、、、、実は今日、アヤちゃんと逢ってきた、、、話は聞いたよ、、、、でも俺の気持ちは変わらない、、、」
それでもアヤの友情が嬉しかった。
おかげでまだしばらくはサトルと一緒にいることが出来る。
無駄に終わるかも知れないが、懸命に努力しようとアズサは心に決めていた。
同居を続けるにあたって、決め事を夫に言い渡された。
お互いのことには干渉しない。
自分のことは自分でする。
もう夫婦ではないから、馴れ馴れしくしない。
もちろん寝室は別にする。
そしてアズサの仕事が決まり次第、離婚届けを提出する。
これは新たな仕事を探すにあたって、離婚したばかりというのは、いろんなデメリットがあると考えたからだった。
それにアズサにしてみれば、出来るだけ先送りにするに越したことはないからだ。
新たな生活が始まった。
決め事通り、夫は何もかも自分のことは自分でやってしまう。
それがアズサにはやっぱり寂しかった。
ほとんど会話もない。
あったとしても夫は短い返事を返すだけだ。
むなしい日々が続いた。
中々希望にそった仕事が見つからず、この日も面接で帰りが遅くなってしまった。
家に帰ると玄関にアヤの靴があることに気づいた。
今の夫婦の雰囲気を伝えていたから、きっとアヤが気を遣って訪ねてくれたんだろう。
そう思っていると、リビングから二人の楽しげに話す声が漏れ聞こえてきた。
夫のこんな声をしばらく聞いたことがない。
気後れして中に入ることが出来なかった。
アズサの帰宅をまだ気づいていない二人の会話に思わず聞き耳を立ててしまう。

つづく

23/11/08 23:26 (HHAgKKHv)
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