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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
22
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【21】
「もちろん奥さんはまだ若くてお綺麗な方だから、1人の時に男を家に上げるのは抵抗があるかもしれない。
でも、今は1人じゃないはずだ。」
「えっ?」
「だって、この靴は息子さんのじゃないですか?
息子さんも居るんでしょう?」
確かに玄関には若者が履くスニーカーがあり、晶の靴で間違いなかった。
「えっ、えぇ。そうですけど・・・。」
「では、ちょっとだけお邪魔しても問題ありませんよね。
息子さんが居れば安心でしょう?」
伊藤のあまりにしつこさに幸子はうんざりした表情を見せ、何も発する事が出来なかった。
幸子の心情を察すると、当然だろう。
すると、更に伊藤は幸子にある提案をした。
「もちろん、長居するつもりはありません。
1杯だけご馳走になったらすぐに帰りますよ、喉が渇いてるだけなんだから。
それならどうです?」
すぐに帰る、その言葉に幸子は反応した。
伊藤の提案に、幸子は遂に妥協した様だ。
本当なら、面接があるから時間が無いという言い訳があったはずだ。
だが、そうしなかったのは伊藤がそれで食い下がるわけがないと思ったからだろう。
この男は、どのみち何らかの理由をつけて家に上がろうとする。
それなら、いっそのこと要求を飲んだ方が早いと幸子は考えたのかもしれない。
それに、面接がある等のプライベートな事もあまり教えたくもないのだろう。
幸子は、仕方なく伊藤を家に上げる事にした。
「・・・本当にすぐ帰るんですね?」
幸子が折れた事が分かり、伊藤はすぐに返答した。
「もちろん!1杯ご馳走になって、満足したら帰りますよ!
・・・満足したら、ね。」
幸子は溜め息を吐くと、嫌々招き入れた。
「・・・じゃあどうぞ、上がってください。」
「いやぁ、何か強引にお願いしたみたいで悪いなぁ。
では、お邪魔します。」
白々しい事を言いながら、伊藤は家に上がった。
すると、伊藤は続けざまに言った。
「あっ、そこの台所のテーブルでいただこうかな?」
今日は暑いからなのか、台所の扉は開けている様だ。
その為、玄関からでも台所が確認出来る。
図々しく場所の指定までする伊藤に苛立ちを隠せない幸子だったが、とにかく早く出ていってほしい為か素直に応じた。
伊藤に背を向け、先導する幸子。
その幸子を追い掛ける様に付いていく伊藤が、スカートの後ろのスリットから垣間見えるストッキング越しのムッチリ太ももと、スカートの上からでも確認出来る突き出た肉尻に淫らな視線を送りながら怪しく笑って僕に目配せした事に、幸子は気付いていなかった。
幸子と伊藤が玄関から消え、姿が見えなくなったのを確認した僕は、急いで敷地内へ入った。
塀と家の間をなるべく足音を立てない様に進むと、目的の場所へと着いた。
後は、伊藤の合図を待つだけ。
僕は、中の様子を窺おうと壁に耳を押し当てた。
「ほぅ、立派な家だなぁ。
私の家とは大違いだ。」
伊藤の下品な笑い声と共に、そんな言葉が聞こえてきた。
そして、僕の目の前のある物が動いた。
窓のブラインドだ。
僕は、その窓下に隠れていたのだ。
ブラインドは少しだけ上がると、止まった。
「ちょっと、勝手に触らないでください!」
幸子の怒鳴り声が響いた。
「いやいや、申し訳無い。
物珍しかったもので。」
「そこに座っててください!」
伊藤に家の物を触られるのも、不愉快なのだろう。
とはいえ、これが伊藤の合図だった。
不本意だが、準備に取り掛からなければいけない。
(もう、後戻りは出来ない。)
何度も何度も、自分に言い聞かせた。
しかし、やはり取り返しのつかない事態になるという罪悪感で、僕は動けずにいた。
すると、僕の心情を見透かしていたかの様に、ブラインドが僅かに開いた。
そこから、伊藤の鋭い眼光が僕を睨み付けていたのだ。
それが何を物語っているのか、考えるまでも無い。
伊藤は、静かにブラインドを閉めた。
ここまできたら、もうやるしかない。
(・・・こうなる運命だったんだ。)
無理矢理、そう自分に言い聞かせてそれ以外は考えない様にした。
そして、僕は先ほど伊藤から手渡された物に目をやった。
その手渡された物とは、ビデオカメラだ。
18/12/22 12:20 (QrztDo3B)
23
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【22】
操作方法は、伊藤から何度もしつこく聞かされた。
僕は言われた通り操作し、録画ボタンを押して伊藤が僅かに上げたブラインドの隙間から、撮影を開始した。
その隙間は、丁度ビデオカメラのレンズが納まる位の僅かなものだが、中の様子は確認出来る。
しかし、家の中からはよく注視して見ないと分からないだろう。
恐らく、幸子は気付かない。
むしろ、伊藤の存在が気になって周りを確認する余裕は無いはずだ。
僕は、バクバクッという心臓音が聴こえそうな程緊張しながら、レンズ越しから中の様子を見守った。
僕にとっては何度も見た馴染みのある場所、台所だ。
いつもご飯を食べさせてもらう場所が、この台所なのだ。
そして台所の窓側、つまり僕が盗撮しているすぐ近くにはテーブルがある。
椅子が4つあり、僕はここで幸子が作ってくれた料理を何度も食べた。
どうしても、そんな記憶を思い出してしまう。
僕は、それ以上思い出さない様にした。
僕から見える景色は、左に居間がある。
正面奥には廊下があり、更にその奥に玄関が見える。
そもそも、伊藤が台所を指定したのには理由があった。
まず、僕にビデオカメラで盗撮を指示したのは、もちろん伊藤だ。
だが、幸子に気付かれずに盗撮するには外からでなければいけない。
伊藤は、家の間取りや内観を僕から聞き出した。
そこで出した答えが、台所の窓だった。
本来なら居間が1番無難だが、そこは盗撮には不向きなのが分かった。
居間の窓にはレースカーテンが掛けられているし、何より窓が大きい。
レースカーテンを何かに引っ掛けるなりして下に隙間を開ける事は出来るかもしれないが、窓が地面近くまである大きさなので僕の隠れる場所が無いのだ。
幸子が伊藤を警戒して周りに気を配る事が難しいとはいえ、さすがにリスクが大きすぎる。
僕の存在が幸子に気付かれるのは伊藤にとってどうでもいい事だが、盗撮出来ないのは伊藤にとって大問題なのだ。
その結果、台所の窓のブラインドを伊藤が上げて隙間を作る作戦が最適となったわけだ。
それにしても、ここまでは全て伊藤の思惑通りに進んでいる。
このまま、伊藤の計画が成功してしまうのだろうか・・・。
その伊藤は、台所の椅子に座っていた。
幸子は、冷蔵庫の扉を丁度開けた瞬間だ。
扉側に、お茶と水のペットボトルがある。
一瞬お茶を掴みかけたが、水を選んだ。
こんな男には、お茶を出すのも勿体無いという事だろう。
更に冷蔵庫の扉を閉めて流し台に持っていくと、その水を紙コップに注ぎ入れた。
家にあるコップを、伊藤なんかに使いたくないという意思が伝わってくる。
幸子は、本当に伊藤を嫌悪している。
紙コップに水を注いだ幸子は、伊藤の元へ持ってきた。
「・・・どうぞ。」
無愛想な表情の幸子だが、伊藤はそれすら楽しんでいる様だ。
「いや、すいませんね。
それじゃあ遠慮なく。」
伊藤は、一気に水を飲み干した。
「あぁ、美味い!
奥さんが入れてくれた水だから尚更美味いなぁ。」
伊藤は、幸子に媚でも売るかの様に話した。
しかし、幸子はそんな発言を無視して言い放った。
「飲み終わりました?
では、私はこれから私用がありますので。」
普通の客人なら、幸子もこんな失礼な対応はしないだろう。
これ以上は関わりたくないという、幸子の強い意思表示なのかもしれない。
だが伊藤に、引き下がる気など微塵も無いのだ。
18/12/22 12:30 (QrztDo3B)
24
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【23】
「まぁ、そう言わず。
本当に1杯だけ飲んで帰るのも何だから、奥さんと少し世間話でもしたいなぁ。」
この言葉に、幸子の表情が変わった。
1杯飲んだら帰る、その約束を守らなかったのだから当然だろう。
幸子の怒声が響く、僕はそう予感した。
ところが、幸子は思い止まったのか眉間の皺を緩めた。
伊藤が素直に引き下がるわけがないと、幸子は薄々気付いていた様だ。
「せっかくですが、今言いましたけどこれから私用で外出しなければいけないので。」
「私用とは?」
「・・・仕事の面接です。」
「面接?あぁ、だからそんな身なりをしてたのか。」
出来れば面接がある事を教えたくなかった様だが、これ以上は隠し通せないと判断したのだろう。
理由を話せばさすがに伊藤も帰る、幸子はそう考えたに違いない。
しかし、幸子の思い通りにはならない。
「その仕事、もしかして○○喫茶店では?」
「えっ!?・・・何故それを?」
幸子は、不審そうに伊藤を睨んだ。
「あっ、本当にそうなんだ。
いや先日ね、偶然店の前を通ったら募集の貼り紙が入口に貼ってて。
もしやそうなんじゃないか、とね。」
伊藤は、再び僕に目をやる。
もちろん、これは嘘だ。
幸子が、店長から直々に頼まれたのだから募集しているはずがない。
1週間前のあの夜、僕は幸子の知り得る情報を全て伊藤に教えた。
誤魔化した事に気付けば、どんな仕打ちをされるか分からない。
面接の情報も、そこからのものだ。
一方、そんな事を知らない幸子は伊藤の言葉を半信半疑ながら信じるしかなさそうだ。
他に、伊藤が知る術は無いのだから。
とはいえ、面接場所が知られたとしても問題は無い。
面接があるから出ていけ、伊藤を帰すには十分過ぎる理由だ。
ところが、伊藤にはそんな常識など通用しないのだ。
「面接時間は、何時からですか?
今は1時、店までは車で10分だとして・・・これから行くとしたら1時半、ってところかな?」
「えっ、えぇ。」
「それなら、まだ時間はありますよねぇ。
10分位は話に付き合ってくれても間に合うはずだ。」
往生際が悪く、幼稚でわがままな発言だ。
だが、伊藤は畳み掛けた。
「あの~奥さん、まさか忘れちゃいませんよね?さっきの事。
もちろん何度も言いますが、恩を仇で返されたなんて言うつもりはありませんよ。
でもね、私が奥さんの下着を見つけなかったら・・・。
奥さんの今後の事を考えただけで、ゾッとするなぁ。」
わざとらしく芝居がかった表情で、幸子に恩着せがましく迫る伊藤。
言い返せない幸子は、伊藤を睨み付ける事しか出来なかった。
「おっと、少し言葉が悪かったかな?申し訳無い。
・・・本音を言うとね、奥さん。私、独り身でしょ?
いつも家で1人だと、話し相手が居なくて。
奥さんの家からは、毎日楽しそうな笑い声が聞こえてきて羨ましくてね。
だから、ちょっとだけでいいんです。
話し相手になっていただけませんか?」
今度は、情に訴える作戦の様だ。
もちろん、幸子は伊藤の身の上話に興味は無さそうだ。
しかし、幸子は観念したのか溜め息を吐きながら向かいの椅子に座った。
僕は、幸子の心情を推測した。
恐らく、伊藤の人間性を警戒したのだろう。
ここで強引に帰そうとすれば伊藤の怒りを買い、もっと厄介な事になる。
それなら少しだけ我慢をして話に付き合い、時間が迫れば帰そう。
さすがに面接へ行く時間になれば、この男でも素直に引き下がるはず。
まさか、それでも居座る様な非常識者では無いだろう。
幸子が考えたのは、こんなところだろうか。
確かに、普通ならそう思うのが当然だ。
そんな幸子の心情を知ってか知らずか、伊藤は幸子が向かいの椅子に座ったのを確認し、不気味なニヤケ顔が止まらなかった。
とはいえ、当然幸子は伊藤と楽しく会話をする気など無く、伊藤と視線を合わせようとはしなかった。
伊藤のわがままに付き合っても馴れ合うつもりは一切無い、気が強い幸子ならではの対応かもしれない。
だが、伊藤はお構い無しに幸子へ話し掛けた。
18/12/22 12:38 (QrztDo3B)
25
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【24】
「いやぁ、しかしここに引っ越してきた時はどうなる事かと思いましたよ。
私、足が不自由でしょ?
こんな田舎じゃ交通の便も悪いし、娯楽も何も無い。」
幸子が全く関心を持たなくても、伊藤は続けた。
「でも、違った。
だって、こんな優しい奥さんが近所に住んでたんだから。」
「・・・ありがとうございます。」
幸子は、仕方なく返した。
「いやいや、奥さんには感謝してます。
・・・本当に、毎日お世話になってますよ。」
幸子が目を合わせないのをいい事に、伊藤は幸子を舐め回す様に視姦した。
幸子の顔、濃紺のスーツと白いYシャツの上からでも確認出来る豊乳の膨らみ。
こんな密室空間で、目の前にいる幸子を堂々と視姦するのは初めてだろう。
伊藤の、幸子を視姦する目付きが一際鋭くなった。
すると伊藤は僕に目配せし、再び合図を送った。
僕は、すぐ携帯電話を取り出すと伊藤の指示通り従った。
そして、これが幸子にとって状況を悪化させる事態となる。
その最悪の状況は、すぐに訪れた。
遠くから、廊下を歩く足音が近付いてきた。
「あっ、母さんここにいたん・・・あれ、どうも。」
現れたのは、晶だ。
伊藤が来ていた事を今知った様だが、晶は不思議そうに見ている。
というのも、近所に住んでいても伊藤とは交流が無いからだろう。
以前、晶が伊藤の人間性の不満を洩らしていた事があった。
そんな人物が、家に上がり込んでいるのを疑問に思うのも当然だ。
晶が仕方なく挨拶をすると、伊藤も言葉を掛けた。
「こんにちは。お邪魔してるよ。
・・・ちょっとお母さんに落とし物を届けてあげたから、1杯ご馳走になってるんだ。」
「落とし物?」
幸子は、伊藤を睨み付けた。
幸子にしてみれば、その落とし物が自分の母親の下着、それも精液まみれのものだと息子には知られたくないだろう。
幸子は、話を逸らす様に晶に訊ねた。
「そっ、それよりどうしたの?
何か話があったんじゃない?」
「あぁ、そうだ。
俺、もう行くから。」
「えっ!?でも、まだ早いんじゃない!?」
幸子は、晶がいなくなる事で伊藤と2人きりになるのを危惧している様だ。
「洋太が、もう待ち合わせ場所で待ってるみたいなんだ。
早く来いって急かしてるから行くよ。じゃあ。」
「あっ、ちょっと、待ちなさ・・・。」
晶は、幸子の制止を無視して家を出て行ってしまった。
これは、僕が伊藤の指示で行ったものだ。
事前に用意していたメールを、晶に送信したのだ。
案の定、まんまと晶を家から追い出す事に成功し、幸子は伊藤と2人きりになってしまった。
幸子の心情を考えると、本当に僕は最低な事をしたと思う。
だが、もう手遅れだ。
僕は、ただこの運命を見守る事しか出来ない。
「息子さん、急用じゃあ仕方ないですなぁ。
・・・しかし、本当に大変な事になりましたねぇ。」
「・・・何がです?」
幸子は、苛立ちを隠せないでいる。
この状況なら、当然だろう。
しかし幸子と2人きりになった伊藤を止める事は、もう誰にも出来ないのだ。
「いや、奥さんの下着の件ですよ。
あんな状態になるまで行為に及んでいたって事は、相当奥さんに入れ込んでる証拠。
誰か心当たりがある人物は居ませんか?
奥さんをいやらしい目で見ている下着泥棒は。」
伊藤は僕に目をやり、再びほくそ笑んだ。
弱味を握ると徹底的に侮辱する、伊藤の低俗さが表れている。
だが、これがまた僕への合図だった。
18/12/22 12:45 (QrztDo3B)
26
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【25】
僕は、また携帯電話を取り出すと再び用意していたメールを晶に送った。
その内容は、もう待ち合わせ場所には居ない、既に○○の家に向かったから晶も早く来い、というものだ。
これは、晶が家に戻ってこない様にする為の念入りなメールだった。
伊藤が企てた計画は用意周到で、抜かりがない。

「全く、本当にけしからん奴ですな。
もしも近所の連中の仕業だとしたら、奥さんの身も危険だ。」
幸子は、この話をほじくり返されたくない様だ。
明らかに嫌悪感を示し、伊藤の言葉にも反応しなかった。
しかし、伊藤は目も合わせない幸子を相変わらず視姦し続けた。
先程より、伊藤の鼻息が荒くなっている。
徐々に伊藤の様子が変わりはじめている事に、僕は気付いた。
幸子の豊乳に卑猥な視線を送っていると、伊藤は次の行動に出た。
飲み干した紙コップに偶然手が当たった様に見せかけ、床に落としたのだ。
「あぁ、失礼。」
伊藤は、紙コップを取ろうと屈んだ。
だが、もちろん狙いは別にあった。
テーブルの下に隠れたのをいい事に、今度は幸子の肉感的な下半身を視姦しはじめたのだ。
スカートは、立っていれば膝が隠れる位の長さがあるが、椅子に座ると膝頭が見えるほど丈が短くなる。
それに2人は向かい合っているが、僕の角度からは横を向いた状態で見えている。
椅子に座る幸子の肉尻から太ももにかけての肉付きは、横からだと顕著に確認出来るのだ。
幸子の豊満な身体を一際主張しているのが、下半身かもしれない。
もちろん豊乳も言わずもがな、だ。
とはいえ、正面からでも幸子の肉付きは十分に堪能出来る。
ストッキング越しのムッチリした生足は、至近距離からだと刺激的だろう。
更にパンティーはさすがに見えないだろうが、その先に隠れている秘部が目の前にあるのだ。
伊藤の目が血走り、釘付けになるのも無理はない。
顔を上げた伊藤の表情は明らかに興奮状態で、幸子に送る淫らな視線もこれまで以上だ。
幸子にとっての地獄が、既に秒読み段階に入っている事を物語っている。
それに伴って、伊藤の言動も過激なものになっていった。
「・・・でも、下着泥棒の気持ちも分かるなぁ。」
「えっ?」
幸子は、初めて伊藤の顔を見た。
聞き間違いをしたのか、とでも思ったのだろう。
しかし、伊藤は続けた。
「奥さんの様ないい女の下着、男なら盗むのは当然だ。
全く、旦那が羨ましい。
私なら・・・毎晩でも抱きたい位だ。」
「あっ、あなた何を言ってるの!?」
幸子は、自身を視姦する伊藤に怒鳴りつけた。
それは、当然の反応だ。
こんな発言、幸子からしたら許せるはずがない。
しかも、自身に浴びせる淫らな視線は耐えられるものではないだろう。
ましてや2人きりという状況なら、尚更強気にならなくてはと思うのかもしれない。
だが、伊藤はそんな幸子をも楽しんでいる様だ。
本当は恐怖を感じているにも関わらず、気丈に強気な態度をとる幸子に、伊藤の持つ嗜虐心が疼いているのだろう。
「・・・いやいや、奥さん誤解です。
今のはあくまで下着泥棒ならそう思うはず、という事ですよ。」
伊藤は悪びれる様子も無く、下品な笑い声で言い放った。
もちろん、幸子はそんな言葉を信じるつもりはない様だ。
「お帰りください!」
「あれ、怒らせてしまったかな?悪気は無かったんですがねぇ。
でも・・・怒った顔の奥さんも素敵だなぁ。」
伊藤の小馬鹿にした言動に、幸子は再び怒鳴ろうとした。
また幸子の怒声が響く、僕は覚悟した。
しかし、伊藤はそれを寸前で制止した。
「いや今のは冗談です、冗談。少し調子に乗りすぎました。
・・・それにしても、本当に立派な家ですねぇ。」
伊藤は、わざとらしく幸子の機嫌をとろうとした。
「ほぅ、そこは居間ですか。
家族団欒の場、というわけですな。」
僕の位置からでも、居間が見える。
普段は台所と居間はスライドドアで仕切られているが、暑い時期は開けっ放しにしているのだ。
だが、開けっ放しにしていた事が幸子にとって仇となってしまうのだった。
「ん~、羨ましいなぁ。
本当に私の家とは大違い・・・。」
突然、伊藤は固まった様に一点を凝視した。
それは、まるで獲物を見つけた獣と同じだった。
一体、何を見ているのだろう。
僕も、伊藤の視線の先に目をやった。
その視線の先にある物に気付いた瞬間、僕は納得した。
居間の天井付近、そこには室内用の物干し竿が備え付けられていた。
そして、その物干し竿には洗濯物が吊るしてあったのだ。
男性用の服もあれば、幸子のであろう女性用の服が何着も干してある。
しかし、伊藤が見つけたのはそんな物ではない。
室内干しとはいえ、一応は内側に干している。
でも、僕と伊藤が見逃すはずがなかった。
レモン色でシルク素材のブラジャー、グレーでコットン素材のパンティーが無防備に干してあったのだ。
牧元家に女は幸子1人、何よりその下着には見覚えがあり僕が自慰行為の時に何度も使用した。
つまり、それは間違いなく幸子の下着だ。
18/12/23 12:44 (3crKDra5)
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