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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
12
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【11】
まだ、脱いで間もない幸子のパンティー。
洗濯後の幸子の下着とは、やはり興奮度が桁違いだ。
ついさっきまで、幸子はこのパンティーを穿いて僕に話し掛けていた。
ジーンズの上からでも分かる肉感的ないやらしい豊満尻を何度も視姦していた、あのジーンズの下にこのパンティーを穿いていた。
頭の中でそんな事ばかりが駆け巡り、僕の興奮を更に高ぶらせる。
僕は、パンティーを捲り上げた。
指で押し出すとクロッチが露になり、興奮が最高潮に達した僕は我を忘れた。
僅か小1時間程前まで幸子の肉壷が密着していたであろう部分へ、僕は鼻を押し付けて嗅いだ。
窒息しても構わない、それほどの勢いで嗅いだ匂いはすぐに僕の嗅覚に届いた。
1日中穿いていたのだから、多少のアンモニア臭は覚悟していた。
むしろそれ位の方が僕にとっては興奮材料なのだが、残念ながら期待のアンモニア臭はほんの僅かなものだった。
ところが、それ以上の衝撃がすぐに僕の嗅覚を襲ったのだ。
もちろん、それは不快なものではない。
ブラジャーの匂いと同様、独特な香りだ。
だが、その香りはブラジャーよりも強烈だった。
生々しいという言葉が合っているだろうか。
これが女臭、それも大人の女の成熟した香りという事なのだろう。
あまりに強烈な香りに、僕は陶酔して目眩を起こした。
それと同時に肉棒は激しく勃起し、限界を迎えていた。
今までと同じ様にパンティーで肉棒を包み込み、扱かなければ
満足出来ない。
僕は、急いでズボンを下ろした。
しかし肉棒をパンティーで包み込もうとした瞬間、僕は思い止まった。
何故なら、こんな機会はもう2度と無いのではないかと考えたからだ。
今日は、偶然幸子が洗濯し忘れていたから起こった事。
恐らく、こんな出来事はもう起こらない。
このまま扱いて精液をぶちまける、それだけでいいのか。
僕の頭の中に、とんでもない欲望が浮かんだ。
(・・・盗みたい。)
今までの行為も充分許されるものでは無いが、盗むのはさすがにやりすぎだ。
頭ではそう理解していても、この極上の獲物を逃すわけにはいかなかった。
理性よりも、本能には勝てないのだ。
そして、盗んだからといってただ精液をぶちまけるだけでは駄目だ。
じっくりと、味わい尽くさなければ・・・。
僕は、幸子の下着をどうやって堪能しようかと妄想を膨らませた。
恐らく、下着が無くなれば幸子はすぐに気付くだろう。
でも、僕が疑われる事はない。
僕が幸子に淫らな感情を抱いている事に、幸子は気付いていないからだ。
息子と同い年、まだ子供同然の様な感覚で見ているはず。
だから下着を盗んでも、僕が疑われる心配は無いのだ。
その為には、と僕は早速どの様にして盗んで家に持ち帰ろうか考えた。
すると、何となく目をやった先の収納ボックスが視界に入った。
幸子の下着が収納してある、それだ。
その上に、白の小さなビニール袋が置いてあったのだ。
コンビニで、買い物でもした時のものだろうか。
そのビニール袋を小さく結んで置いてあるのを見逃さなかった僕は、思い付いた。
この袋に入れて、盗もう。
白なので、中身も見えづらく家に持ち帰っても気付かれない。
問題は、幸子の家からどうやって持ち出すかだ。
早くしないと、洗濯し忘れた事に気付いて幸子が来てしまうかもしれない。
そんな時、思わず悪知恵が働いた。
僕は、速やかに計画に移った。
まず、下着をビニール袋に入れる。
丁度いいサイズの袋で、下着が外に飛び出さない様にしっかりと縛った。
そして僕は歩き出し、ある場所で立ち止まった。
目の前にあったのは、洗面所の窓だ。
つまり、僕が考えた計画はこうだ。
下着が入っているビニール袋をこの窓から外に投げ、帰る時にそれを回収するというものだった。
今、それ以外の計画を思い付くのは難しい。
とにかく、誰かが来てしまう前に早くしなければ。
僕は、幸子達に気付かれない様に窓を開けた。
念のため、窓から顔を出して辺りを見渡した。
もちろん、誰もいるはずがない。
敷地内はブロック塀に囲まれていて、外からは見えないのだ。
もしも塀の内側に誰かがいるとしたら、それはかなり常軌を逸した人物だ・・・。
僕は溜め息を吐き、ビニール袋を窓から落とした。
もう後戻りは出来ない。
(大丈夫、幸子に直接被害が及ぶわけじゃない。
僕は、幸子の下着でただ妄想に浸るだけ・・・。)
頭の中にあるのは、幸子の下着を味わう事だけだ。
しかしこの後、たった1度の過ちによって取り返しのつかない事態になるとは思いもしなかった。



18/12/19 16:43 (76pU25j0)
13
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【12】
僕は、気持ちを落ち着かせると洗面所を出た。
すると、同じタイミングで居間のスライドドアが開いた。
「あら、洋太。また腹痛?大丈夫?」
そう話し掛けてきたのは、幸子だ。
あまりにいきなりの登場に、僕は動揺を隠せなかった。
「えっ?いやっ、その・・・。」
おかしな態度をとれば、怪しまれてしまう。
とはいえ、なかなかこの状況で平常心を保つのは無理だった。
だが、この状況をある人物が救った。
「洋太、晩御飯に変なもの食べたんじゃないか?」
笑いながら話し掛けてきたのは、由英だ。
「失礼ね、あなたも食べたじゃない。」
幸子も、笑いながら由英に返した。
こういった何気無い会話から、2人の仲睦まじい様子がよく分かる。
「本当に大丈夫?
胃腸薬ならあるのよ。」
「だっ、大丈夫。もう治ったみたいだから。」
幸子の優しさに、僕はとんでもない事をしてしまったと罪悪感を感じずにはいられなかった。
「そう、ならいいけど。
・・・あっ、そうだ。洗濯し忘れてたんだったわ。」
幸子のその言葉に、僕は再び動揺した。
やはり忘れていただけで、もう少し計画が遅れていたら見つかっていたのだ。
幸子が洗面所に入っていくのを見届けて、僕は足早に晶の部屋へ戻った。
部屋に戻ってからは、心ここにあらずだった。
警戒されていないとはいえ、下着が無い事に気付けば怪しまれるかもしれない。
早く下着を回収して帰りたかったが、まだ普段より時間が早すぎた。
いつも通り帰るなら、あと30分はいた方がいいだろう。
こんな時だからこそ、普段と同じ行動をした方が安全だと考えたのだ。
すると、ゲームをしながら晶が幸子に関する情報を話し始めた。
「そういえば運動会の時さぁ、今年は○○の家だったよな?」
「えっ?あぁ、うん。」
○○は、同じ地区に住む友人だ。
僕と晶の家からは少し離れていて、徒歩でも30分はかかる。
そして運動会というのは、この町で毎年行われている運動会の事だ。
町内の、各地域ごとに分かれた数チームの対抗戦。
交流を深める為という名目で、随分前から行われている町の行事だ。
意外と参加者は多いのだが、もちろんそれには理由があった。
実際、ほとんどの人は参加したがらない。
しかし、この町の中では大きなイベントだけに盛り上がらなければ意味が無い。
そこで町役場が提案したのは、毎年1つの地域の町民が強制参加するというルールだった。
つまり、1年ずつ強制参加しなければいけない地域を設けて参加人数を増やそうという魂胆だ。
役場は強制ではないと言っているらしいが、事実上の強制参加というわけだ。
そんなしょうもないイベントが、来週の日曜日に行われる。
しかも、毎年近くの運動場で開催しているのだ。
更に、今年は僕達の地域が強制参加らしい。
だが、僕と晶や○○も毎年参加していないし今年も参加するつもりはなかった。
中学生になった辺りから、参加するのを止めたのだ。
思春期真っ只中の僕達が、そんな町の行事に参加するなんて馬鹿馬鹿しすぎる。
僕達の親も、反対はしなかった。
強制参加とはいっても、大人達が対象というのが暗黙の了解だそうだ。
それで、僕達はいつの間にか1年ごとに自分達の家で遊ぶ事になっていたのだった。
一昨年は僕の家、昨年は晶の家、今年は○○の家というわけだ。
「じゃあ、昼の1時位に行こうぜ。
母さんもその時間帯に出るみたいだし。」
「えっ?」
僕は、その言葉に反応せずにはいられなかった。
18/12/19 16:50 (76pU25j0)
14
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【13】
運動会は、午前から始まるからだ。
幸子も参加するなら、1時に家を出るのはおかしい。
用事があって遅れて参加する人もたまにいるらしいが、幸子がそんな事をするとは思えなかった。
何故なら、幸子の性格上ありえないからだ。
この運動会は、強制ではないといっても半強制の行事だ。
もし参加しなかった場合、周りの反感を買ってしまうのだ。
特に強制参加の地域で不参加となれば、非難の的にもなるらしい。
その中でもタチが悪いのが、おばちゃん連中なんだとか。
しばらくは目の敵にされ、近所の井戸端会議でも会話の中心はそういった内容ばかりだそうだ。
田舎町では、こんな暇なおばちゃん連中ばかりだ。
だから幸子が不参加、もしくは遅れるというのは考えられなかった。
幸子は、近所のおばちゃん連中にも負けないほど気が強い。
不参加で色々と陰口を叩かれるのは、幸子のプライドが許さないはず。
その為、幸子は毎年参加していたのだ。
そんな幸子が不参加とは、一体どうしたというのだろう。
僕は、平静を装って晶に聞いた。
「お母さん、出ないの?」
「あれ、言ってなかったっけ?
母さん、面接があるんだってさ。」
「面接!?何の?」
幸子の突然の近況に、僕は驚いた。
「そんなに驚かなくてもいいだろ。
仕事の面接だよ。っていってもパートだから大して稼げないらしいけどな。
ほら、○○って喫茶店あるだろ?
そこで、忙しい昼の時間帯だけなんだってさ。」
○○とは、車で10分程の所にある喫茶店だ。
しかし、どうしていきなり働こうと思ったのだろう。
別に、生活に不自由はないはずだ。
由英の稼ぎも良さそうだし、だから幸子も今まで専業主婦でも問題なかったのだ。
それなのに、何故なのか。
「ほら、俺達も来年社会人だろ?
もう子育ても終了って事で、自分の小遣い程度でもいいから働いて稼ごうと思ったんだとさ。」
つまり、これからは自分の時間を自由に使いたいという事なのだろう。
「本当はさぁ、男の店長いるじゃん。
その店長から忙しい時間だけって事で頼んできたらしいんだけど、そこの奥さんがそういうのうるさいみたいでさ。
形式だけでも面接はしたほうがいいって話になったんだって。」
「へっ、へぇ。」
「それで、店側が来週の日曜の昼じゃないと都合つかないらしいんだよ。
普段は稼ぎ時だけど、運動会に行く人が多いからその日は毎年暇みたいでさぁ。
面接時間は、1時半だったかな。
だから1時位にお前の家に寄って、○○の家に行くって事でよろしく。」
幸子が働きに出れば、家に遊びに来ても幸子はいない。
僕は、少し切なくなった。
だからこそ、さっき盗んだ幸子の下着をたっぷりと堪能しなければいけない。
(・・・もう、いいだろう。)
帰ってもおかしくない時間になった。
「さて、そろそろ遅くなったし帰ろうかな。」
「えっ、まだいいだろ。」
「ん~、今日はもう帰るよ。
ちょっと眠くなってきたし。」
一刻も早く、幸子の下着を回収したい。
僕は、少し強引に晶に別れを告げて部屋を出た。
急いで玄関まで行き、靴も急いで履いた。
すると、外に出ようとした僕は幸子に呼び止められたのだった。
「あっ、洋太。」
まさか、下着を盗んだ事がバレてしまったのだろうか。
僕は、体から一気に汗が噴き出してきたのを確認した。
「一応、胃腸薬持っていきなさい。
治ったならそれでいいから。」
「うっ、うん。ありがとう。」
僕は薬を受け取ると、玄関を出た。
やっぱり、怪しんではいない様だ。
申し訳無い気持ちはあるが、今はそれ所ではない。
僕は、そのまま家の周りを進んだ。
砂利が敷いてあるので音を立てられないが、何とか急いで洗面所の前に着いた。
後はビニール袋を回収して、速やかに撤収だ。
だが、僕はすぐ異変に気づいた。
(あれ、ここに落としたはずだよな・・・。)
窓下に落としたはずのビニール袋が、見当たらないではないか。
辺りも血眼になって探したが、やはり何処にも無い。
一体どういう事なのか、僕は頭が混乱した。
この状況で考えられる可能性は、何だろう。
(犬や猫が食べ物と勘違いして、持っていってしまった?
・・・まさか、幸子に気付かれた!?)
僕は、最悪の事態を覚悟した。
しかし、それ以上の最悪な事態が起こったのは次の瞬間だった。
「・・・おい。」
いきなり後ろから呼び掛けられ、僕は動揺で体が硬直した。
もう終わりだ、僕の頭の中は絶望感で一杯だった。
だが、その声の主に僕は疑問を持った。
男の声だという事はすぐに気付き、瞬間的に由英だと思ったが違う様だ。
もちろん、晶のものでもない。
僕は、ゆっくりと後ろを振り返った。
すると、そこにいたのは明らかに場違いな人物、伊藤の姿だった。
18/12/19 17:00 (76pU25j0)
15
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【14】
「えっ!?」
何故この男がここにいるのか、僕は困惑した。
しかし、すぐに理解した。
この男の以前からの不審な行動、つまり幸子に良からぬ感情を抱いている事を知っていた僕には、この男がここにいる理由がはっきりと分かったのだ。
幸子目当てで、幸子の家を覗き見していたに違いない。
それも1度や2度では無く、頻繁に行っているはず。
妄想で伊藤が幸子を覗き見した後、犯すという設定で何度も扱いたが、まさか本当に覗き見していたとは。
そして、恐らく・・・。
僕が黙っていると、伊藤が口を開いた。
「・・・もしかして、探し物はこれか?」
そう言った伊藤の手に持っていたのは、白いビニール袋だった。
やはり、僕の嫌な予感は的中してしまった。
多分、僕が窓からビニール袋を落としたのを見ていて、不審に思い中身も確認したに違いない。
よりによって、この男に気付かれるとは・・・。
今更だが、僕はとんでもない過ちを犯した事を後悔した。
伊藤は不気味な笑みを浮かべ、僕に近付こうとした。
すると、洗面所に明かりが点いた。
洗面所の窓下にいる僕は、動揺した。
こんな所を見られでもしたら、何もかもおしまいだ。
僕は、気配を消した。
伊藤も気付かれたくないのは同じで、警戒している様だ。
もしも幸子だったら、気付かれたらどうしよう。
僕は、汗が止まらなかった。
だが、どうやら幸子ではなく晶の様だった。
風呂に入りに来たのだろう。
更にもうしばらくして、シャワーの音が聞こえ始めた。
ようやく身動きがとれ、僕は溜め息を吐いた。
しかし安心したのも束の間、伊藤が動き出した。
「こんな所で立ち話も何だ。
・・・ついてこい。」
僕にそう言うと、伊藤は背中を向けて歩き出した。
断れるものなら、断りたかった。
だが幸子の下着を盗んだ事が知られた以上、この男には逆らえない。
どうする事も出来ず、僕は伊藤の後ろを付いていくしかなかった。
一体、僕をどうするつもりなのだろう。
脅したところで、学生の僕が持っている金額なんてたかが知れてる。
僕は、何か危険な事に巻き込まれそうな予感がしてならなかった。
伊藤の後を付いていき、連れてこられたのは斜め向かいにある建物、伊藤の家だった。
「・・・入れ。」
伊藤は、玄関を開けて入っていった。
改めて見ると、不気味な雰囲気が漂う家だ。
伊藤が住んでいるというだけで、そんな気がしてしまう。
もちろん、この家に入るのは初めてだ。
むしろ、この家に来る者など近所には誰もいないだろう。
古いボロ家とは思っていたが、内見はもっと酷かった。
というよりも、この男が管理を怠っているといった方が正しかった。
玄関には、粗大ゴミの袋が山積みになっている。
掃除もあまりやらないのか、埃があちこちにある様だ。
それに、何といっても臭いが酷すぎる。
ゴミによる悪臭が、家中に漂っているではないか。
そして、それ以上の悪臭があった。
恐らく、その原因が精液によるものだという事も分かった。
全てが、恐怖に包まれている。
こんな所、早く逃げ出したい。
でも、それは許されない。
僕は、覚悟を決めて家の中へ入った。
伊藤の後を付いていくと、そこは居間だった。
中心にちゃぶ台があり、伊藤は奥に座った。
「座れよ。」
伊藤の指示で、僕は手前に座った。
緊張する僕に、伊藤は休む間も与えず本題に入った。
「さぁて、何から話そうか?」
気味の悪い笑みを浮かべ、伊藤は僕に問いただした。
「まずは、この袋を窓から落としたのはお前だな?
誤魔化しても無駄だぞ。俺は見てたんだからな。」
伊藤は、僕に有無を言わせず続けた。
「問題は、この中身だ。」
伊藤は、袋の中を覗き込んでいる。
「・・・これは女の下着、だな。
誰の下着かな?ゲヘヘッ。」
伊藤は、更に不気味に笑った。
「お前がいたのは、牧元家だ。
となると、当然これは牧元家の住人の下着で間違いない。
そして、牧元家の女は1人だけ。
つまり、この下着は・・・。」
既に幸子の下着だと気付いているにも関わらず、この男はわざと尋問の様に僕を追い詰めた。
「・・・まずいよなぁ。友達の母親の下着を盗むなんて。
犯罪だぞ?友達も失うし、外も出歩けない。
こんな事が知れたら、お前の人生終わりだな。」
伊藤は、僕が何も言えないのをいいことに責め立てた。
18/12/20 15:12 (UJmTCsid)
16
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【15】
「・・・しかし、友達の母親をそんな目で見てたなんてなぁ。
お前の事、息子みたいに可愛がってたのになぁ。
奥さん、知ったらショックだろうなぁ。
最低な野郎だな、ゲヘヘッ。」
確かに正論だが、僕はその言葉に我慢出来なかった。
「おっ、お前だって一緒じゃないか!
しっ、知ってるんだぞ!
お前もさちっ・・・おばさんをそんな風に見てるんだろ!
今日だって、あんな所にいるなんておかしいじゃないか!
お前だって最低な事考えてたんだろ!」
思わず、言い返してしまった。
この男を怒らせたら、どんな行動をとるか分からない。
僕は、殴られる事も覚悟した。
しかし、伊藤はピクリとも表情を崩さなかった。
そして、こう言い放った。
「・・・あぁ、そうだ。そうに決まってるだろ。
俺は、あの女を滅茶苦茶にしてぇ。当然だろ?」
伊藤は、あっさりと本性を晒け出した。
更に、伊藤は続けた。
「ここに引っ越してきたのは、3年位前か。
色々あってそれまで住んでた所に居れなくなってな。
金もねぇし、しょうがねぇから物価の安い田舎のこの辺りでいい物件が無いか探してたんだよ。
正直、この家は止めようと思ったぜ。
こんな汚ねぇ家に誰が住むかって、すぐ別の空き家を探しにいこうとしたんだ。
その時だよ、あの家から出てきたのがあの女だった。
あの衝撃は今でも忘れねぇぜ。
こんな田舎にとんでもねぇ上玉が隠れてやがった、ってよ。
それで、すぐこの家に住む事を決めたんだ。」
この男の身の上話に興味は無かったが、まだ話は終わらなかった。
「これまでもいい女は見てきたが、あの女は別格だ。
ずっとあの女が頭から離れねぇ。・・・俺は決めたよ。
絶対にあの女を滅茶苦茶に犯してやるってな。
それで犯す機会を逃さない為に、仕事にも行かずに生活保護で暮らしてるってわけだ。」
「えっ?」
僕は、その言葉に疑問を感じた。
生活保護は働くのが困難な人が受給出来るはず、あまり詳しくはなかったがそれ位の知識はあった。
だが、今の伊藤の発言はまるで幸子を犯す為に働くのを止めて生活保護を受給していると言っている様だ。
確か伊藤は事故で足が不自由になり仕事が出来ないから、生活保護を受給しているという噂だったはず。
(・・・あっ!)
そういえば、さっきこの家まで歩いてきた時に杖をついていなかった事に気付いた。
それに以前、伊藤が普通に歩いていたという噂も思い出した。
僕の疑問に気付いたのか、伊藤は語りだした。

やはり足はどこも悪くなく生活保護は不正受給していた、もちろん普通ならそんな事は通用しないが伊藤にはそれが出来た。
何故かというと、先程伊藤が言っていた3年前に住んでいた場所で起こした事件がきっかけだった。
その事件とは、近所に住んでいた人妻の下着を盗もうと忍び込んだという今と何も変わらない行為だった。
結局バレてしまい、警察にも厄介になった後その地域には住めなくなり引っ越しを余儀なくされた。
ところが、そんな時に思わぬ出会いがあった。
下着を盗もうとした時、1人の男と出くわしたのだがその男も近所の住人で更に医者だった。
何と、その医者もその人妻に淫らな感情を抱いており下着を盗もうと忍び込んでいた。
だがバレたのは伊藤だけで、その医者の存在には気付かなかった。
伊藤はその男が近所の医者だと知っていたので、警察に話そうと思った。
しかし、伊藤はそれを止めた。
何故なら、悪知恵を働かせた伊藤はその医者を脅迫して強請ろうと考えた。

「まぁ、その人妻もいい女だったから無理もないがな。
その後、追い出される羽目になった俺はここへ辿り着いてあの女に出会った。
それで、ある事を思い付いたんだ。
あの医者に診断書を偽装させよう、ってな。そうすれば生活保護の申請が通る。
本当は金を強請るつもりだったんだが、金なんてどうでもよくなったよ。
もちろん、そいつは拒んだ。そんな事が外に洩れたら大問題だからな。
それに下着を盗もうとした証拠も無かったし、そいつは強気だった。
でも、俺の執念勝ちってやつかな。
周りに言い触らしてやるって脅迫したんだ。そいつはすんなり態度を変えたよ。
評判は、医者にとって致命的だからな。
それで、1度だけ不正に手を貸すって事で話はまとまった。
後はトントン拍子に話が進んで、簡単に生活保護を受けれる事になったってわけだ。
だから、俺の体はどこも悪くない。
どうだ、凄いだろ?」
伊藤は、自慢気な顔で言った。
要するに、悪知恵を働かせて不正を犯した最低な男というわけだ。
しかし、幸子がそれほどまで夢中にさせる女だという事は、否定出来なかった。
18/12/20 15:20 (UJmTCsid)
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