ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
17
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【16】
「あの女と出会ったのは、運命としか言えねぇよな。
あの生意気な顔と身体、思い出すだけで興奮するぜ。
それに、声は低いがそこがまたあの女に合ってやがる。
とにかく、あの女の全てが俺の好みだ。
あの生意気な女を滅茶苦茶に犯したら、どんな気分なんだろうな?
考えただけで疼いてくるぜ。」
伊藤は、股間をまさぐりながら言った。
ジャージの上からでも、狂暴な大きさが分かる。
こんな物で幸子が犯されたとしたら、僕は思わずそんな事を考えてしまった。
すると、伊藤はちゃぶ台の上に置いたビニール袋を掴み、中を覗き込んだ。
「・・・一応聞くが、これは本当にあの女の下着で間違いないんだな?」
僕は少しだけ躊躇したが、今更誤魔化せはしないと思い頷いた。
伊藤は、更に問い詰めた。
「もう1つ確認だ。
お前がこれを窓から放り出した後、あの女は洗濯を始めた。
つまり、これは・・・洗濯前の、脱いで間もない下着って事だな?
嘘はつくなよ、後悔するぞ!」
伊藤の脅迫に僕は逆らえるはずもなく、頷くしかなかった。
「・・・まさかお前、何かしたわけじゃないよな?」
伊藤は、僕を睨み付けた。
僕は、すぐに首を横に振った。
本当は、顔に押し付けて匂いを嗅いだなんて言えるわけがない。
もしもそんな事を言えば伊藤の怒りを買い、何をされるか分からないからだ。
僕が何もしていないのを確認すると、伊藤は幸子の下着を凝視し始めた。
そして、おもむろに下着を袋から取り出した。
その瞬間、伊藤の雰囲気が変わった事に僕は気付いた。
それはまるで獣の様な、言うなれば淫獣とでもいうのだろうか。
伊藤が、本性を剥き出しにした瞬間だった。
手に持っていた幸子の下着を、自身の顔に押し付けたのだ。
淫らというか下品というか、とにかく醜い光景だった。
伊藤は鼻息を荒くし、幸子の下着を貪った。
「ハァハァ、幸子~。いやらしい身体しやがって!
ハァハァ・・・こっ、ここに幸子のマンコがっ!」
伊藤は、パンティーのクロッチに鼻を押し付けた。
「うっ!すっ、すげぇ!
こんなっ・・・何だっ、この匂い!
こっ、これが幸子のマンコの匂いかっ!」
僕と同様、伊藤にも幸子のパンティーから強烈な女臭を感じ取れた様だ。
50歳にもなる男が女の下着に貪る様は、あまりにも異常だった。
しかし、幸子という女はそれほど狂わせてしまう魅力があるという事だ。
普通なら、中年にもなれば若い女を好む傾向があるものだ。
でも、幸子には幸子にしか無い大人の女の色気がある。
それも他の女には感じられない、幸子特有の性欲を刺激する色気だ。
伊藤の行為は醜いものだが、どうしようもないものだと納得も出来た。
僕は、しばらくこの異様な光景を見せられた。
だが、ようやく伊藤も興奮が抑まったのか、それとも忘れていた僕の存在に気付き我に返ったのか、幸子の下着から顔を離した。
「・・・ふんっ、今のをあの女に見せたらどんな顔をするんだろうな。
・・・それにしてもあのデカ乳、90もありやがる。
デカ尻も90か。全く、そんな身体じゃ犯してくれって言ってるもんじゃねぇか。」
下着のサイズを見て、伊藤は不気味に笑った。
すると、今度は下着をちゃぶ台の上に置いたのだった。
ブラジャーが奥、パンティーを手前に置き、伊藤はそれを眺め始めた。
「茶色ってのが何とも・・・。
いつも生意気な顔して、こんなの着けてやがったのか。」
伊藤も、この下着姿の幸子を想像して興奮している様だ。
しかし、一体いつになれば解放するのだろう。
伊藤の目当ては、幸子の下着なはずだ。
それを手に入れたのなら、もう僕に用は無いだろう。
それに、こんな所にはもう居たくなかった。
「・・・もう、帰ってもいいですか?
この事は、誰にも言わないので。」
幸子の下着を取られてしまい、秘密も知られてしまったが、それは伊藤も同じ事だ。
お互い、この件に関して他言無用なのは言うまでもない。
だが僕が帰ろうとすると、伊藤は呼び止めた。
「まぁ、待てよ。そんなに急がなくてもいいだろ?」
伊藤は立ち上がり、僕の目の前に来た。
「俺達は同志だ。もう少しゆっくりしていけよ。
それに、同志のお前に見せたいものもある。付いてこい。」
伊藤は、僕の返答も待たずに歩き出した。
もちろん、逆らえない僕は付いていくしかない。
居間から廊下に出ると、奥にある扉の前に来た。
伊藤が入ると、僕もそれに続いた。
伊藤が明かりを点けてすぐに気付いたのは、ベッドの存在だ。
それで、ここが寝室だという事は分かった。
ところが、次に何となく部屋の様子を見回した時だった。
壁に、何かが貼られているではないか。
その正体に気付いた瞬間、僕は思わず絶句した。
壁に貼られていたのは、写真だった。
問題なのは、その写真に写っている正体だ。
当然、写真に写っているのはここまでの話の主役、幸子だった。
しかもよく見ると、写真は部屋中に貼られていたのだ。
隙間無く壁に貼られているので、恐らく数百枚はあるだろう。
ここへ引っ越してからの約3年間、ずっと撮り続けていたに違いない。
そして、それら全てが隠し撮りである事も明確だ。
18/12/20 15:31 (UJmTCsid)
18
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【17】
写真の大半が、庭にいる幸子だった。
写真の角度から察するに、多分この家の居間の窓から撮っていた様だ。
偶然カメラ目線になった写真もあるが、間違いなく隠し撮りだ。
全身を撮った写真がほとんどだが、豊乳や肉尻に拡大した写真も何枚もある。
言わずもがな、いつ見ても見事な肉付きだ。
これで興奮するなというのは、不可能だろう。
とはいえ、これだけの写真を隠し撮りしていたのには驚いた。
伊藤の幸子に対する淫欲は、僕以上だ。
写真は通常サイズの物もあれば、パソコンで印刷した大きなサイズの物もあった。
その中には、たまたま幸子がカメラ目線になった写真も含まれていた。
丁度、幸子が目を閉じて眉間に皺を寄せた瞬間の写真だ。
だが、その写真の異変に僕はすぐ気付いた。
幸子の顔に、大きなシミがあったのだ。
恐らく、伊藤の精液に違いない。
嫌がる幸子に顔射をする、そんな妄想でもしながら射精したのだろう。
更に、他にも同じ様なシミが付いた写真があった。
それは、庭にいる幸子ではない。
黒いジャージ姿の幸子、僕には見覚えがあった。
昨年の町内運動会、僕は晶と少しだけ様子を見に行った。
焼鳥やたこ焼き等の出店もあって、それを目当てに行ったのだ。
その時見掛けた姿が、この黒いジャージを着ている幸子だった。
写真には運動場の芝生も写っているので、間違いないだろう。
そして、その写真も伊藤が求めているものだった。
幸子が中腰の体勢で、何かを持ち上げようとしている写真だ。
よく見ると、下に綱らしき物が見える。
そういえば昨年、幸子が綱引きに参加すると晶から聞いた記憶があった。
つまり、この写真は幸子が綱を持ち上げようとした瞬間のものだ。
競技に参加している家族を撮影する者は大勢いるので、伊藤がその中に混ざり混んでも怪しまれる事はないだろう。
しかし、伊藤の写真は家族が撮影する微笑ましいものとは違う。
幸子が中腰でムチムチな肉尻を突き出した瞬間、正に淫獣の欲望が詰まった写真だ。
その写真の、幸子の肉尻付近にも精液のシミがくっきりと残っていた。
背面立位で幸子を犯す、そんな妄想で射精したのだろう。
それ以外にも、精液のシミが付いた写真はいくつもあった。
幸子に対する執着心は、この部屋を見れば一目瞭然だ。
幸子がこれを見れば、どれ程の恐怖に怯えるだろう。
やはり、初めて伊藤を見た時に感じた暴虐的な雰囲気、そしてその危険な欲望が幸子に向けられているという僕の予想は当たっていた。
でもそれは僕と同じで、あくまでも妄想の中でだけ。
普通の人間なら、そう考える。
だが、この男は僕も考えつかない程の淫欲にまみれている事に、この後気付かされるのだった。
「どうだ、羨ましいコレクションだろ?
俺がどれだけこの女に夢中か分かったか。
でもな、正直これだけじゃ物足りなかったんだ。
それが今日、お前のおかげで最高の獲物が手に入ったよ。」
伊藤は幸子の下着を持ち、興奮の余韻に浸っていた。
そして、僕は再びこの男に驚かされる事になる。
伊藤は、また幸子の下着を顔に押し付けて匂いを嗅いだ。
「・・・まさか、あの女の脱ぎたての下着が手に入るとはな。
やっぱり、脱ぎたては違うぜ。洗濯済みの下着だけじゃ満足出来なかったからな。」
「えっ?」
またもや、予期せぬ発言だ。
今の言葉は、つまり伊藤は既に幸子の下着を持っているという事ではないのか。
「・・・洗濯済みって?」
「んっ、あぁ。言ってなかったな。
その言葉通りだ。あの女の下着は、とっくに持ってんだよ。
脱ぎたてじゃないけどな。」
伊藤は当然の様に言い放ったが、普通そんな事を出来るはずがない。
一体、どうやって幸子の下着を手に入れたというのだろう。
「そこにポリ袋があるだろう。」
玄関に、山積みで置いてあるゴミ袋の事だ。
「それは、あの女の家のゴミだ。
収集場に置いてったゴミを、俺が持ってきたんだよ。」
さすがにこの行動は異常すぎて、僕でも引いてしまった。
だが以前耳にした噂で、伊藤が収集場にゴミを捨てに行ったのにまたゴミを持ち帰っているのという話を、聞いた事があった。
その時は、まさか他人のゴミを持ち帰るなんて発想は誰も考えず、捨てるゴミの日にちを間違えたんだろうという笑い話位にしか思われなかった。
その謎が、まさか幸子の家のゴミを持ち帰っていたとは。
「そこから、ようやく1枚見つけてな。
脱ぎたてじゃなかったが、あの時は興奮してどうにかなりそうだった。
今でも大事に持ってるぜ。」
そう言うと、伊藤はパンツの中に手を入れた。
いきなり、何をするつもりなのだろう。
すると、そこからある物を取り出した。
「あっ!」
女のパンティー、幸子の物に間違いない。
シルク素材の白いパンティー、これには見覚えがあった。
以前まで洗面所の収納ボックスには、このパンティーがあったからだ。
しかし、いつの間にか無くなっていたので幸子が捨てたのだろうと思っていた。
もちろん捨てた事には違いないが、まさかそれが伊藤の手に渡っていたとは幸子も思いはしないだろう。
しかも、そのパンティーを自分のパンツの中に入れていたなんてやっぱり異常だ。
「いつもここに入れてんだけどな、さすがに臭いがきつくなってたんだよ。ゲヘヘッ!」
どうせ、今度は僕が盗んだ下着で楽しむつもりなのだろう。
幸子に卑猥な感情を抱く僕でも、さすがにこの男の淫欲は常軌を逸している。
本当に帰ろう、これ以上この男に関わればとんでもない事に巻き込まれてしまう、僕の直感がそうさせた。
18/12/20 15:41 (UJmTCsid)
19
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【18】
僕は伊藤の許可もとらず、この場を去ろうとした。
だが、伊藤がそれを許すはずがなかった。
そして、僕の嫌な予感は的中するのだった。
「おい、誰が帰っていいと言った!
まだ話は終わってねぇぞ!」
伊藤の声色が変わり、僕は思わず足を止めた。
「わざわざお前の為にこんなのを見せるわけねぇだろ!」
伊藤の暴虐性に、僕は怯えずにはいられなかった。
「・・・言ったろ、俺達は同志だ。
お前だって、あの女の事を考えただけで興奮するだろ?」
「・・・僕は、お前みたいな事はしない。」
「下着を盗んでおいて、よくそんな事言えるな。」
その言葉に、僕は反論出来なかった。
「まぁ安心しろ、同志を売る様な真似はしない。
・・・但し、お前を同志と見込んで頼みがある。」
やはり、何かあるとは思っていた。
この話の流れからすると、恐らくまた幸子の下着を盗んでこいという類いだろう。
「また下着を盗めって?そんな事、何回もやってたらいずれバレるよ。
そうなったら僕もやばいけど、お前だって終わりだぞ。」
何とか、不利な状況を打開しなければと思った。
それに、もう幸子の下着を盗む気にもならなかった。
さっきは思わず勢いで盗んでしまったが、こんな状況になってはもう無理だ。
これ以上、伊藤が幸子の下着を好き放題弄ぶのは耐えられない。
妄想の中では幸子を犯す相手としては最適な人物だが、やはり現実となると話が違うという事だ。
しかし、この男の幸子に対する淫欲は僕の予想をはるかに上回っていたのだった。
「ふんっ、何を勘違いしている。もう下着はいい。
せっかく、お前の様な同志が出来たんだ。
・・・計画実行だ。」
伊藤は、より一層怪しい笑みを浮かべた。
僕は、それにただ従うしかなかった。


1週間が経った。
今日は日曜日、天候は雲1つない快晴だ。
ようやく9月も下旬になり、気温が落ち着きはじめたというのにこの日は真夏に逆戻りの様な暑さだ。
出来れば外出などせず、エアコンの効いた部屋に1日中閉じこもっていたいものだ。
だが、そんな日でも運動会は行われる。
僕の親も運動場へ向かい、家には僕しか居ない。
更に近隣住人達も参加しているので、辺りは静けさに包まれていた。
昼間だというのに、この人気の無さは不気味に感じてしまう。
とはいえ、運動場は僕の家から徒歩で十数分程なので、外に出れば微かな声援や開会式の花火などは聞こえていた。
それから、あっという間に時刻は12時半を回った。
僕は、重い足取りで家を出た。
深い溜め息を吐き、強い罪悪感に苦しみながら足を前に進める。
少し時間が掛かってしまった。
僕は、小走りで目的地へ向かった。
しかし、向かう方角は友人の○○の家では無い。
これ以上進みたくはないが、僕には他に選択肢がなかった。
運動場から聞こえる僅かな声援も、少し離れた様だ。
そして、目的地へ着いた。
僕は、その家の中へ入っていった。
「おせぇぞ!!いつまで待たせんだよ!!」
声を荒げたのはこの家の主、伊藤だ。
「てめぇ、自分の立場分かってんのか!?
計画が台無しになったらただじゃ済まねぇからな!!」
大分、苛立っている様だ。
いや、というよりも興奮状態を抑えきれずにいるという方が正しいのかもしれない。
時刻は12時45分、もう猶予は無い。
落ち着きがない伊藤は、僕にある物を手渡した。
「いいか、しくじるなよ!」
「・・・あっ、あの。やっぱり止めた方が・・・」
「あぁ!?今更何言ってんだ!
こっちはなぁ、さっきまで歩き回ってたんだぞ!
もう俺が限界なの分かってんだろ!?
・・・お前だっていいもん見れるんだ。
興奮して、気ぃ失うなよ。」
伊藤はそれ以上語らず、外へ出た。
もう、覚悟を決めるしかない。
僕は、それ以上考える事を止めた。
伊藤は、迷いなくスタスタと進んでいく。
僕は、伊藤の指示通り物陰に隠れた。
そして伊藤の向かった場所は、もちろん幸子の家だった。
18/12/20 15:47 (UJmTCsid)
20
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【19】
庭に幸子の車があるという事は、幸子が居るという証拠だ。
だが、晶も家に居る。
それは当然確認済みだったが、伊藤の表情はどんどん淫らなものに変わっていく。
待ちきれない様子の伊藤は、躊躇なく家の中へ入っていった。
僕が隠れているのは、家の周りにあるコンクリート塀の外で玄関が見える位置だ。
ここからなら、玄関の中まで確認出来そうだ。
「奥さーん、居ますかぁ?」
この伊藤の言葉で、幸子にとって地獄の時間が始まった。
「はーい・・・えっ!?」
まさかの人物の登場に、幸子が驚くのも当然だろう。
しかしそれよりも、現れた幸子の姿に僕は思わず見入ってしまった。
上半身は濃紺のスーツ、その中に白いYシャツ。
下半身はスーツと同色の濃紺のスカート、中にはベージュのストッキング。
スカートの丈は、膝が隠れる程度。
化粧は、普段よりも少し濃い目だろうか。
口紅も、普段より少し濃い目で外出用の身だしなみという事が窺える。
パートの面接とはいえ、しっかりと正装に着替える所はプライドが高い幸子ならではの装いだろう。
だが、僕にとってその姿は扇情的なものに見えて仕方なかった。
普段の主婦としての姿も、もちろん色気はある。
でも、今日の幸子は普段よりも興奮を掻き立てる様な出で立ち
だった。
まず、ストッキングを穿いているとはいえ、いつもは見れない生足。
ジーンズの上からでは確認出来ないふくらはぎの肉付きは、その上に続く太股の肉付きを容易に想像させてしまう。
更にいつもより濃い目の化粧は、大人の女の色気をより引き立たせていた。
また、何といってもスーツ姿という服装が僕にとってはたまらなかった。
普段は見れないというのもあるだろうが、幸子のスーツ姿は若い女には出せない熟れた女の色気を存分に醸し出していたのだ。
恐らく、今日が1番蠱惑的な女臭を醸し出しているかもしれない。
そして、もちろんそれは伊藤も感じている様だ。
幸子を視姦する目は、いつもより卑猥なものだった。
一方、幸子は突然の招かれざる客の登場に困惑している様子だ。
幸子にしてみれば1番嫌悪する男だけに、目の前に現れただけでも不快なのだろう。
それでいて服装は薄汚れたジャージで、そのみすぼらしい格好は不潔感で溢れている。
ましてや、もうじき面接があるのだ。
あまりの間の悪さに、苛立っている様に見えた。
伊藤も幸子の心情を察している様だが、全く悪びれていない。
「・・・何か?」
幸子は、苛立ちもあるが警戒もしている様だ。
やはり、伊藤と接する事はかなりの苦痛なのだろう。
それに、今日は近所にほとんど人が居ない事は幸子も知っているはず。
晶がまだ家に居るとはいえ、周りに誰も居ないのではないかという状況も幸子にとっては落ち着かないのかもしれない。
晶の姿は見えないので、恐らく部屋にいるのだろう。
伊藤は、まだ幸子に見惚れて眺めていた。
「・・・ちょっと!!」
幸子の声で、伊藤も我に返った様だ。
「あっ、いや~申し訳ない。
奥さんがあまりに美しかったもので。ゲヘヘッ。」
伊藤のその言葉に、幸子は更に嫌悪感を露にした。
「一体、何のご用なんですか!?」
「まぁ、そう冷たくせんでくださいよ。
せっかく奥さんにお届け物を持ってきたのに。」
「えっ?」
「いや、私が奥さんの物だと確信しているだけなんですがね。」
幸子は、不審者を見る様に警戒している。
いきなり伊藤に訳が分からない事を言われれば、当然だろう。
「これなんですが、実はさっきお宅の軒先で拾いましてね。
だから、奥さんの物じゃないかと思いまして。」
伊藤はそう言うと、手に持っていた白いビニール袋を幸子に差し出した。
「・・・これは?」
「いやぁ、私の口からは何とも・・・。
奥さんご本人に、確認していただきたいんですよ。」
幸子は、躊躇しながらも受け取った。
早くしないと面接の時間に間に合わなくなるという焦りもあるだろうが、何よりも伊藤と2人きりの空間は耐えられないほど憂鬱な為に、早く帰したいのだろう。
幸子は、確認しようと受け取った袋の中を見た。
「・・・えっ?・・・いやっ!!」
確認した瞬間、幸子は思わず悲鳴を上げると袋を落としてしまった。
そんな反応を起こすのも、仕方がない。
その袋の中身の正体は、僕が盗んだ幸子の下着だ。
18/12/22 11:59 (QrztDo3B)
21
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【20】
1週間前、洗濯機の中で艶かしい品格を放っていた脱ぎたての茶色のブラジャーとパンティー。
しかも、おびただしい量の精液が付着している。
あの後、伊藤が何度も好き放題弄んだのだろう。
僕も確認したが、濃厚な白濁色の精液が茶色の下着を侵していた程だ。
それに、何といっても臭いがきつい。
伊藤の精液は、濃厚で悪臭が漂う汚濁液だったのだ。
そんな物を見せられては、幸子が驚くのも当然だ。
「その様子だと、やはり奥さんの物で間違いない様ですな。」
伊藤は自身の犯行である事をおくびにも出さず、幸子に尋ねた。
「・・・あなたっ、どうかしてるわ!!」
晶が家にいるにも関わらず叫んでしまう程、幸子は平常心を失っている様だ。
証拠は無くても、幸子には伊藤の仕業以外考えられないのだろう。
これまでの伊藤の様子や振る舞いを見れば、伊藤を疑うのも無理はない。
「いやいや、ちょっと待って下さい。
もしかして、私を疑ってるんですか?」
伊藤は、ぬけぬけと白を切るつもりだ。
「何故、私がこんな事をしなければいけないんですか?
証拠はあるんですか?」
伊藤は、更に畳み掛けた。
「まさか、私が奥さんに好意を寄せているとでも?
それはいくら何でも、ちょっと自惚れ過ぎじゃありませんか?
私は只、これが奥さんの物なら奥さんが困ると思って善意で訪ねたまでですよ。」
本当は、幸子に異常な淫欲を抱いている事など微塵も出さず、平気で嘘をついた。
「それに、もし私が奥さんにそんな感情を抱いているとしたらわざわざ持ってきませんよ。
・・・せっかく手に入れた奥さんの下着だ、手放すわけがない。」
幸子に淫らな視線を送りながら、伊藤は嘘にまみれた言葉を続けた。
「恐らく下着を盗んだのは、奥さんに良からぬ感情を抱いている者の仕業でしょうな。
でなければ、こんな状態になるまで弄ぶなんて出来ない。
・・・意外と、近い存在の仕業という事もあるのでは?」
伊藤は隠れている僕に目をやり、ほくそ笑んだ。
幸子は、まだ伊藤を怪しんでいる様だ。
だが、どうやら諦める事にしたらしい。
やはり証拠が無い以上、伊藤を問い詰めるのは無理だと判断したのだろう。
それに、この下着が無くなったタイミングに幸子が気付いているとしたら、伊藤に盗める方法は無いという結論に行き着くはずだ。
「・・・分かりました。疑って申し訳ありません。
わざわざお越しいただいて、ありがとうございました。
これは、こちらで処分いたしますので。」
伊藤に早く立ち去ってほしいからか、幸子は勝手に話をまとめて終わらそうとした。
しかし伊藤は、このまま終わらせるつもりは毛頭ないのだ。
「あれっ、まさかこのまま帰らされちゃうのかな?」
「えっ?」
「いや~私ね、本当は奥さんに届けるかどうか迷ってたんですよ。
だって、奥さん私の事あまり良く思ってないでしょ?
それでこんな物を持ってきたら当然、私を疑うに決まってる。
だから、最初は迷いました。
でも、このまま道端に置いていたら奥さんに変な噂が立つと思って。
この辺、噂好きのおばさんばかりでしょ。
それで、疑われるのを承知で届けに来たんですよ。
いや、もちろん恩を仇で返されたなんて言いやしませんがね。」
恩着せがましいのは、言うまでもない。
幸子は、怒りを抑えて問い掛けた。
「では、何がお望みでしょうか?」
「いやいや、望みなんてそんな・・・。
しかし、今日は暑いですなぁ。
・・・それじゃあ、水分補給でもさせてもらおうかな。」
「水分補給?」
「えぇ、こんな日に外を出歩いたもんだから喉がカラカラでね。」
伊藤の要望に困惑した表情を浮かべた幸子だが、どうやら仕方なく呑む事にした様だ。
これも、伊藤を早く帰す為だろう。
「分かりました。
今、持ってくるので少々お待ちください。」
「えっ、まさかここで飲めと?玄関で?」
「・・・では、どうしろと?」
「うーん、客人は家に上げて持て成すものだと思ってたんでね。
あっ、これはあくまで私の常識ですのでお気になさらず。」
幸子は、挑発的な発言に一瞬乗りかけたが、止めた様だ。
こんな男に常識を語られるのは屈辱だが、伊藤のペースに飲まれるのは幸子のプライドが許さないのだろう。
そんな幸子に、伊藤は思わぬ言葉をかけた。
18/12/22 12:05 (QrztDo3B)
≪ 前 1 2 3 4 5 646 次 ≫
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.