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1:妻として、母として 番外編
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。 今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。 本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。 短編の内容なので、年内には完結する予定です。 それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。 個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。
2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
【120】
もちろん何度も言うが、幸子に淫らな感情を抱いているのは紛れもない事実だ。 幸子に、襲い掛かりたい衝動に駆られているに違いない。 恐らくだが、野田が踏み切れないのはこんな状況が初めてだからだろう。 家族の存在や町長という立場も、淫欲を抑えている要因かもしれない。 しかし1番の理由は、いざ現実になってみると本当に幸子を堪能できる緊張感で、体が動かないのではないだろうか。 僕だって幸子を好きにしていいと言われたら、色々な感情が沸き上がって尻込みしてしまうはずだ。 淫欲を刺激するきっかけでもあれば、理性は一気に崩れるのだろうが・・・。 すると、それすら見透かしていたかの様に杉浦が動いた。 「・・・やれやれ、参ったなぁ。 町長、本当にいいんですか? これを見ても、後悔しないんですね!?」 そう言うと、杉浦は背中で拘束していた幸子の両手を解放したのだった。 自由になった事で、幸子は思わず安堵の表情を見せた。 ところが安心したのも束の間、杉浦は別の物に狙いを変えたのだ。 それは、淫獣にとって幸子の肉感的な身体を覆い隠す邪魔な存在だった。 主婦には必要不可欠な物、黒いエプロンだ。 「えっ・・・なっ、何するの!?」 杉浦は、幸子のエプロンを剥ぎ取ろうとしたのだ。 幸子も何とか抗おうとするが、淫獣の力の前では為す術なく強引に剥ぎ取られてしまった。 そして、更に杉浦は再び幸子の両手を後ろで拘束すると、そのエプロンで両手を縛ったのだった。 「いっ、嫌・・・離してっ!!」 背中で手首を縛られた為に、幸子は胸を張った状態になっている。 その結果、幸子の豊乳が際立ってしまった。 いや、豊乳だけではない。 エプロンで隠れていた扇情的な身体の全容が、はっきりと現れたのだ。 白いTシャツに張り出す豊かな膨らみの曲線は、相変わらず豊乳と呼ばずにはいられない。 また、下半身の肉付きもいつも通り見事だ。 ジーンズを穿いていても、肉尻や太もものボリューム感は隠せない。 幸子にとっては普段の服装かもしれないが、類い稀な肉付きは主張を抑えきれず、淫欲を刺激するには十分過ぎた・・・。 正直、野田はここまでよく耐えたと思う。 だが、この男も間違いなく幸子を狙う淫獣なのだ。 ずっと拒み続けていた野田の視線は、幸子の肉感的な身体に釘付けになっていた。 野田の淫らな視線は、これまでの比ではない。 「やるなら、今しかありませんよ。 ・・・一応言っときますけど、こんなチャンスは二度と無いですからね。」 杉浦のその言葉を聞いた瞬間、野田の表情が完全な淫獣に変貌したのを僕は確信した。
21/03/08 21:44
(54zB6cgx)
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
【121】
何も言わず、立ち上がる野田。 もう、野田の目には幸子しか映っていない。 幸子にも、野田の異変が感じ取れた様だ。 「のっ、野田さん・・・駄目よ!! 冷静になって!!」 幸子は、必死に説得した。 伊藤、杉浦だけでなく、野田という新たな嫌悪する淫獣に犯されるわけにはいかないのだ。 何より、眠らされているとはいえ由英が目の前に居る。 愛する夫の近くで凌辱されるのを阻止しようと思うのは、妻として当然だろう。 しかし、野田の淫欲は既に限界を越えていた。 もはや、幸子を極上の獲物としか見ていない。 万事休す、狸寝入りをしている僕も思わず体に力が入った。 幸子に、ゆっくりと近付く野田。 鼻息の荒さが、極限の興奮度を物語っている。 「やっ、止めてっ!! 野田さん、あなたはそんな人じゃないはずよ!! だから考え直しっ・・・・・ん゛っ、ん゛ー!!」 幸子の哀願も虚しく、遂に野田の淫攻が始まった。 幸子の両頬を固定する様に掴むと、量感のある魅惑的な唇へ吸い付いたのだ。 還暦を過ぎ、老年期を迎えている男が年増の女に襲い掛かっている光景は異常だった。 だが、その年増女は何処にでも居る様な女では無い。 絶世の美貌と肉感的な身体で男達を誘惑し、野田自身も以前から卑猥な感情を抱いていた牧元幸子なのだ。 その欲望を叶える事が出来るのだから、我を忘れるのも仕方が無いと思えた。 僕だって野田と同じ年齢になったとしても、幸子が目の前に居れば犯したくなるに違いない。 幸子という女は、老若問わずに男を狂わせてしまうのだと改めて気付かされた。 「ん゛ふー!!ん゛ふー!!」 「ん゛ー!!ん゛ー!!」 家中に、野田の荒い鼻息と幸子の儚げな悲鳴が響いていた。 前後の淫獣に挟まれた幸子は身動きがとれず、抵抗もままならない。 そんな様子を後ろで眺めている杉浦は、高みの見物とばかりに卑しい笑みを浮かべている。 すると、その杉浦が口を開いた。 「・・・あらら、俺は蚊帳の外だな。 それじゃあ、邪魔者は帰るんで後はお二人で楽しんでください。」 そう言って、杉浦は僕にニヤリと笑った。 最初から杉浦の狙いがこれだったのだと、僕は今気付いた。 自分が居なくなれば、野田も心置きなく幸子を凌辱するはずだ、と。 野田は、僕と由英が深い眠りについて起きないと思っている。 実質、幸子と2人だけの空間なら存分に犯すに違いないと杉浦は読んでいるのだ。 もちろんこの部屋の何処かに、後で野田を脅す為の隠しカメラを撮影しているのは間違いない。 幸子を犯す醜い淫獣の姿が、しっかり収められているだろう。 そして、全て計画通りに進んだのを確信した杉浦は牧元家を後にした・・・。 杉浦の車のエンジン音が遠くなり、辺りは静けさに包まれた。 午後11時過ぎ、普段ならこの田舎町は騒音も無く落ち着いた雰囲気を約束される時間帯だ。 牧元家も、晶が居ない今は夫婦水入らずの空間を味わっていただろう。 しかし、今夜の牧元家にそんな温もりに溢れた光景は無い。 杉浦が去った今も、野田は幸子の唇に吸い付いて離さなかったのだ。
21/03/09 16:08
(rihKhieW)
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
【122】
幸子を逃さまいと片手は後頭部に手を回し、もう一方の手は背中に手を回して抱き寄せる様に固定していた。 『ブチュ!!ブチュ!!』 不潔な淫音を鳴らし、幸子の唇を犯す野田。 エプロンで手首を縛られている幸子には、どうする事も出来ない。 正直、幸子にタオルケットを掛けてもらって良かった。 不謹慎だが、この状況に僕の肉棒は膨らみを抑えきれない。 それに、体も興奮のせいで小刻みに震えてしまい、タオルケットが無ければ気付かれていただろう。 薄く目を開け、2人の様子を盗み見する事しか僕には出来ないのだ。 すると、ようやく野田は幸子の唇を解放した。 「ハァ、ハァ、ハァ!!」 2人とも、呼吸が乱れている。 だが、表情は対照的だ。 目を血走らせて獲物に淫らな視線を送る野田に対し、幸子は息苦しさで顔を歪ませていた。 何とか抵抗を試みるが、淫獣は抱き締めて離さない。 幸子は、諦めずに説得を続けた。 「のっ、野田さん!! お願いだから、止めてっ!! 今なら、まだ間に合うわ!! もしも主人が目を覚ましたら、取り返しのつかない事になるのよ!!」 幸子の言う通り、睡眠薬が本当に効いているのかは分からない。 すぐに効き目が切れる可能性は、決してゼロではないのだ。 しかし、野田の淫攻にもう躊躇いなど無かった。 次の狙いの的を決めると、幸子の首筋に吸い付いたのだった。 「いっ、嫌っ!!」 再び不快な淫音が鳴り響き、幸子を犯していく。 「ん゛っ!! のっ、野田さん・・・もう一度よく考えて!! あなたには、家族がいるのよ!! こっ、こんなこと奥さんが知ったら悲しむわ!!」 そう、伊藤や杉浦と違って野田は既婚者である。 他の女に対してなら、野田も淫欲を抑えられていただろう。 だが、幸子だけは特別なのだ・・・。 「ハァ、ハァ、ハァ。 さっ、幸子ぉ・・・もっ、もう我慢出来ないんだよ! 初めて会った時から、ずっとお前を手に入れたかったんだからな!! ・・・・・私と初めて会った時の事、覚えてるか幸子? 結婚式だ、お前達のな。 最初は、部下の結婚式に出席するのも面倒だと思ってたんだ。 本当に憂鬱だったよ。 ・・・でっ、でもウエディングドレス姿のお前を見て、驚いた。 ハァ、ハァ・・・こっ、こんないい女が世の中にいたのかってな!!」 気味の悪い内容を、幸子の耳元で語る野田。 しかし、まだ終わろうとはしなかった。
21/03/09 16:15
(rihKhieW)
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
【123】
「もっ、もちろん何度も諦めようと思ったさ。 お前の言う通り、私には妻子が居て罪を犯すわけにはいかないんだって。 それに、あの時はお前もまだ若かった。 歳を重ねて30代にもなれば、さすがにその美貌も老いてくるだろうと思ったんだ。 ・・・なのに、お前は老いるどころか益々魅力的な女になっていく!! 幸子、お前を手に入れたい思いはどんどん強くなっていったよ!! ・・・全く、罪深い女だ。 こっちは諦めるつもりでいたのに、何度も誘惑しやがって。 家族が居るのに、こんな事をするなだって? ふざけるな、悪いのは全部お前だ!! おっ、お前が私を狂わせたんだろうが!! ハァ、ハァ、ハァ・・・そっ、その責任はしっかり取ってもらうからな!!」 野田はそう言うと、また幸子の首筋や唇、顔全体にまで不潔な舌を這わせた。 理不尽すぎる経緯で、幸子には何の罪も無い。 僕も、頭の中では理解出来る。 でも、野田の身勝手な感情を否定する事も出来なかった。 幸子に対して、理性など皆無なのだ・・・。 「そっ、そんなの只の言い掛かりじゃない!! ん゛っ!!・・・あっ、あなたは最低な人だわ!! ・・・・・主人は、あなたを尊敬してたのよ!!」 由英が野田を慕っているのは、僕も何となく分かっていた。 今夜の様子でもそうだったが、これまでも2人には師弟に似た関係性を感じさせたのだ。 由英は野田土木興業では古株だし、野田の右腕の様な存在でもあったのだから慕うのも当然だろう。 近くでそれを感じていた幸子にしてみれば、野田の行動は夫に対する裏切りでもあるわけで、許せない想いは計り知れない。 だが、淫獣には伝わるはずがなかった。 「ハァ、ハァ、ハァ・・・それがどうした!? 雇ってやったんだから、感謝するのは当然だろ!! ・・・・・こいつは、よくお前の話をしてたよ。 しかも、ノロケ話ばかりだった。 ・・・私の気持ちも知らずになっ!!」 「いっ、嫌・・・気持ち悪いわ!! はっ、放してっ!!」 野田は、幸子の耳穴へ舌を捩じ込んだ。 幸子の悲鳴が、家中に響いている。 すると、野田は卑劣な言葉で幸子を苦しめた。 「ハァ、ハァ・・・そんなに声を出していいのか、幸子? お前も言ってただろ。 いくら睡眠薬を飲まされたからって、この距離で騒げばさすがに起きるかもしれんぞ。 今の状況を、こいつが見たら・・・どう思うかな?」 弱味を付け込まれ、言葉を失う幸子。 野田は、幸子が一番避けたい状況を利用したのだ。
21/03/09 16:21
(rihKhieW)
投稿者:
マイペース
◆03ZKtqlKtw
【124】
『目を覚ましたら、取り返しのつかない事になる。』 幸子が発した先程の言葉で、由英に助けを求める事は無いと判断したに違いない。 幸子の気丈な性格を以前から知っている野田なら、恐らくそれは無いと読むのは自然だろう。 更に、野田は幸子が抗えない様に念入りに脅迫した。 「そこに転がってる小僧だって、酔って寝てるだけなんだろ? 息子の友人らしいじゃないか。 そいつにだって、こんな所を見られるのは嫌だよな?」 僕の事だ。 2人に見られ、焦った僕は熟睡を装って誤魔化した。 幸子からすれば、僕にも知られたくないと思うのは当然だ。 息子の親友で、それこそ息子同然に扱ってきた僕に犯されている光景を見られてしまう幸子の心情は、耐え難いものだろう。 これだけでも、幸子を大人しくさせるには十分だ。 しかし、野田は幸子の抵抗心を徹底的に潰すつもりらしい。 「でも、どちらにしても声を上げるのは得策じゃないぞ。 この時間だと、近隣住民もまだ寝てないだろ? ここに居る2人が起きなくてもお前の悲鳴が聞こえれば、近所の連中が上がり込んでくると思わないか? そうなれば私は社会的地位を失うが、お前も全て終わるだろうな。 町中に噂が広まり、好奇な目で見られる。 そんな人生、耐えられないよな?」 卑劣極まりない脅迫だ。 本来、気の強い幸子なら従う事なく平手打ちでも食らわせただろう。 だが、この状況では逆らえない。 「・・・卑怯だわ。 人として恥ずかしくないの!?」 「・・・私の立場も、理解してくれないかな。 私はね、町長という重責を担っている。 今、この地位を失うわけにはいかないんだ。」 身勝手な発言は、野田の人間性を表していた。 やはり、淫獣は誰もが同じ低劣な者達ばかりだ。 野田は、更に続けた。 「・・・幸子、私には全て分かっているから安心しなさい。 あの杉浦とかいうガキに、脅されているんだろ? 大方、あいつに無理矢理犯されたってところか。 ・・・でも、大丈夫だ。 私が、もう手出しさせない。 町長の権限があれば、あの程度のガキなんていくらでも捻り潰せる。 あんなガキにお前が好き放題犯されるなんて、耐えられないんだ。 だから幸子、私に任せておけば悪い様にはしないから大人しく言う通りにしなさい。」 今度は、杉浦との関係を断たせる代わりに自分と【新しく性奴隷関係を結べ】という下劣な条件を提示してきた野田。 こんな事に町長という立場を利用するなんて、あまりにも醜悪すぎる。 しかし、野田の思い通りにはならないだろう。 確実に、この様子は盗撮されているに違いない。 気付いた時には既に遅く、誰よりも狡猾な杉浦が張り巡らせた糸からは逃れられないのだ。 そんな状況に陥っているなど知る由もない野田は、幸子の扇情的な色気に酔いしれ、堪らず淫攻を再開させた。
21/03/09 16:28
(rihKhieW)
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