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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




 
2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
167
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【115】
幸子に浴びせる視線は、淫欲を刺激する美貌から豊乳、肉感的な下半身へと続いている。
実は、野田が幸子に卑猥な視線を送っている事に気付いていたのは数時間前からだった。
強烈な杉浦の存在で目立たなかったが、野田も牧元家を訪れた時から幸子を眺める表情は淫獣そのものだったのだ。
他の男達も同様の卑猥な視線を向けてはいたが、やはり淫獣の醜悪な雰囲気とまでは言えない。
幸子の反応を見ても、野田に対して距離を置いているのが確認出来た。
杉浦や伊藤に似た危険な香りを、何となく感じ取っているのだろう。
それに、以前から野田が幸子に良からぬ感情を抱いていた事は僕も知っている。
当然、野田が幸子を犯す妄想で何度も扱いたものだ。
とはいえ、野田と杉浦達の境遇には決定的な違いがあった。
長年連れ添う妻と、家庭を築いている事だ。
特に不仲だという話は無く、周囲の印象もおしどり夫婦で通っていた。
また、近辺には住んでいないが子供だっている。
どこから見ても、至って普通の夫だ。
更に、会社を経営した後に町長にまでなったのだから人望も厚い。
つまり杉浦、伊藤とは似て非なる存在なのだ。
そんな人物が淫獣の雰囲気を醸し出し、幸子を狙っているなんて誰も信じないだろう。
だが、それに気付く者が僕以外にも1人だけ居るのだ・・・。
すると、幸子にとって最も嫌悪する淫獣、杉浦がようやくトイレから戻ってきた。
「申し訳ありません。
お待たせしました。」
幸子は、杉浦が戻ってくると拒絶するかの様に台所へ向かった。
「杉浦君、腹痛はもう大丈夫かい?」
由英が、気に掛けている。
「はい、お陰様で治りました。
でも、少しだけ休ませてもらいます。
いいですよね、町長?」
「・・・えっ・・・あぁ、もちろん構わないよ。
もう少し、長居させてもらおう。」
野田は、台所へ向かった幸子を眺めていた。
まだ幸子を視姦していたい野田にとっては、好都合だろう。
「それじゃあ、お酒を注ぎますね。
どうぞ。」
「おっ、悪いね杉浦君。」
杉浦は、再び由英に酒を注ぎ始めた。
部下に酒を注がれ、由英は嬉しそうだ。
しかし、これが只の敬意を示す行動ではないと僕は確信した。
約10分後、事態の変動は大きく表れる。
何と、由英が寝てしまったのだ。
テーブルにもたれ掛かり、完全に熟睡しているではないか。
酔い潰れた可能性もあるが、考えられるのは1つだけだ・・・。
21/03/08 14:57 (54zB6cgx)
168
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【116】
「おい、牧元君?
・・・寝てしまったか。」
野田は、由英の体を軽く揺すった。
だが、由英が起きる気配は全く無い。
「・・・そろそろ、お開きだな。
さて、杉浦君といったか。
君の腹痛も、だいぶ良くなっただろう。
帰ろうか?」
「・・・・・その前に、僕からもお祝いさせてください。
とびっきりのプレゼントを、用意したんです。」
「プレゼント?」
その直後、野田は杉浦の言葉の意味を理解する事になる。
「えっ・・・あなた?」
残り僅かな食器を片付けに、幸子がやってきた。
「もう、だから飲み過ぎないでって言ったじゃない。
あなた、起きてっ!」
幸子が由英の肩を叩いても、反応は無かった。
そんな幸子を、すぐ間近に居る野田は無遠慮に視姦している。
帰る前に、目に焼き付けておくつもりに違いない。
しかし次の瞬間、予想だにしない状況が起きた。
それは、何かが起こる事を知らされている僕ですら驚かずにはいられなかった。
ここで、杉浦が動いたのだ。
表情は、淫醜なものへと変貌している。
もちろん、幸子に狙いを定めているのは言うまでもない。
(遂に来た!)
寝たふりをして横になっている僕は、思わず力んで体が小刻みに震えてしまった。
何度経験しても、この瞬間は慣れるものではない。
立ち上がった杉浦は、移動すると幸子の背後へ回った。
その異変に幸子が気付いた時には、もう遅かった。
中腰の様な姿勢で由英の肩を叩いていた幸子の両腕を掴むと、後背部へ強引に引き寄せ拘束したのだ。
「なっ、何してるの!?離してっ!」
まさか、寝ているとはいえ由英の目の前で仕掛けてくるなんて幸子も予想していなかったに違いない。
「やっ、止めてっ!」
何とか振り解こうとするが、杉浦はびくともしない。
幸子が必死に抵抗するのも、当然だ。
ここには、由英の他に同じく酔い潰れて寝てしまったと思っている僕と野田まで居る。
更に、野田に至ってはこの状況をしっかりと目撃されているのだ。
そして、その野田はいきなりの出来事に困惑していた。
幸子と杉浦の関係性を知らない者なら、理解出来るわけがないだろう。
すると、杉浦はそんな野田へ驚愕の一言を発したのだった。
「・・・町長、これが僕からのお祝いです。
この女を、思う存分好きにして下さい。」
「なっ、何だって!?」
あり得ない言葉で、空気は異様なものとなった。
21/03/08 21:19 (54zB6cgx)
169
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【117】
杉浦の言葉に驚いたのは野田だけではなく、僕も同様だ。
『いいものを見せてやる。』
てっきり、その意味は杉浦自身が幸子を犯す様子を僕に見せびらかすものだとばかり思っていた。
それが、実は野田に凌辱させようとしていたのだから驚かずにいられるはずがない。
ましてや、幸子にとっては絶対に認めるわけにはいかない発言だ。
「ちょっ、ちょっと!何を考えてるの!?
馬鹿なこと言ってないで、早く離しなさいっ!!」
「そっ、そうだぞ!
どっ、どうして私がそんな事を!?
とにかく、奥さんを離すんだ!!」
幸子に卑猥な感情を抱いている野田も、さすがにこの誘惑に従う気は無い様だ。
だが、杉浦も引き下がらなかった。
「あれ、おかしいなぁ。
さっきから、いやらしい目でジロジロ見てたじゃないですか?
・・・いや、間違えました。
ずっと前からこの女、幸子と犯りたかったんですよね?」
「なっ、何を言ってるんだ君は!?」
「誤魔化さなくてもいいですよ。
もう、俺は気付いてるんで。」
その言葉に、野田は言い返せない。
「・・・まぁ、そんな事より少しは労って下さい。
この状況を作るの、苦労したんですから。」
「どっ、どういう事だ?」
「今日の宴会、幸子が考えたと思ってますよね?
残念ながら、実は俺が計画したものなんですよ。」
「えっ?」
「驚きました?でも、知らなかったのは町長だけじゃないんで安心してください。
俺と幸子以外は、誰も知りませんから。
もちろん、旦那もね。」
幸子は、項垂れる様に顔を逸らした。
逆らえず指示されていたとはいえ、由英を騙した事に負い目を感じているのかもしれない。
「とはいっても、他の奴らがなかなか帰らなかったのはちょっと焦りましたよ。
このままだと、町長は先に帰るって言い出すんじゃないかと思って。
いくら俺が運転手を買って出たと言っても、ここに居てもらう理由が無いと駄目でしょ?
それで、思い付いたんです。
腹が痛い事にしてトイレに篭れば、時間が稼げるってね。」
やはり、腹痛は何か裏があると思っていたが僕の予想は大方当っていた。
わざわざ野田の運転手を申し出たのも、杉浦の計画の一部だったというわけだ。
「もしかしたら、それにつられて皆も帰るんじゃないかって狙いもあったんですけど・・・。
まぁ、思った通りでしたね。
全員帰ったのを確認して、トイレから出てきたってわけです。
俺の苦労、分かってもらえますよね?」
何故、こうまでして幸子を凌辱する事を野田に勧めるのだろう。
確かに、野田が幸子に淫らな感情を抱いているのは明白だし、杉浦も以前から気付いていた。
それに、再び伊藤に幸子を犯す事を許した経緯も僕は知っている。
他の男に犯される幸子の姿が溜まらなく興奮する、だとすれば伊藤だけでなく野田にも考えが及ぶのは当然かもしれない。
しかし、それだけの為に杉浦が自らここまで動くだろうか。
杉浦の性格を熟知している僕には、疑問を感じずにはいられなかったのだ。
すると、僕はある事を思い出した。
21/03/08 21:25 (54zB6cgx)
170
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【118】
杉浦が僕に送ってきたディスクの中の映像で、最も耳を疑う発言だ。
幸子を金儲けの道具として使う、何とも常軌を逸した内容だった。
つまり、杉浦は野田から金銭や地位を要求するつもりというわけだ。
恐らく、既に客間の何処かに証拠となる隠しカメラも設置しているに違いない。
その映像を脅迫材料にして何もかも手に入れる、鬼畜な杉浦の考えそうな事だ。
この狂気に満ちた計画を阻止出来る者がいるとすれば、それは僕以外あり得ないだろう。
由英は酔い潰れて起きる気配は無いし、僕がここで止めれば未然に防げるはずだ。
だが、やはり僕の体は動く事が出来なかった。
幸子に、全てを知られてしまうわけにはいかない。
この元凶を招いたのは、僕なのだから・・・。
他に防げる可能性があるとするなら、野田がこの誘惑を断ると選択する事だが、それは期待薄だろう。
幸子を弄べる現実は、男にとって快楽そのものなのだ。
ましてや以前から幸子に卑猥な欲望を抱いていた野田が、そんな誘惑を断るはずがない。
しかし、野田から帰ってきた言葉は意外なものだった。
「どっ、どうしてわざわざそんな事を!
君に、何の得があるというんだ!
それに、私はこんな事を頼んだ覚えは無いぞ!
何を勘違いしているのか知らないが、早く離すんだ!
奥さんを困らせるんじゃない!」
まさか、野田から拒むとは思いもしなかった。
これはあくまで僕の推測だが、野田は自身の地位が失われる事を危惧しているのではないだろうか。
幸子に向ける感情が、淫獣そのものなのは間違いない。
本当なら今すぐにでも襲い掛かりたいはずだが、理性を留めているのは町長というポストが野田にとって余程重要だからだろう。
これが公になれば、当然全てを失ってしまう。
でも野田がそう考える理由は、幸子が逆らえない立場にいる事を知らないからだ。
杉浦に性奴隷として扱われているとは、想像もしていないはずだ。
そして、そう推測したのはもちろん僕だけではなかった。
「・・・ひょっとして俺の事、急におかしな行動を起こしたイカれた奴だと思ってませんか?
それなら大丈夫、俺は至って正常です。
・・・・・やっぱり、教えなきゃ駄目だな。
町長・・・幸子はね、俺には逆らえないんですよ。」
「えっ・・・そっ、それはどういう意味なんだ!?」
野田は杉浦だけでなく、幸子にも目をやった。
だが、幸子は顔を逸らしたまま何も語ろうとはしなかった。
杉浦と伊藤以外の人物に関係性を知られてしまった事は、幸子にとってかなり恥辱的な心境に違いない。
「・・・その通りの言葉です。
だから、幸子が訴える事はありません。
今日の事は、誰も分からないんですよ。
さっきも言いましたけど、これは俺からの町長就任のお祝いです。
町の為に汗水垂らして働いているんだから、ちょっとくらい息抜きしてもバチは当たりませんよ。
何もかも忘れて、気の済むまで幸子を好きにしてください。」
杉浦の言葉で野田の心情が揺らいだのは、表情から読み取れた。
そう、今夜の事が外部に洩れさえしなければ野田には迷う必要など全く無いのだ。
幸子との情事を、長年望んでいた淫獣なのだから・・・。
しかし、幸子もこのまま黙って新たな淫獣の餌食になるわけにはいかなかった。
21/03/08 21:33 (54zB6cgx)
171
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【119】
「・・・だっ、駄目よっ!
主人が起きたら、どうするの!?」
何とか杉浦の淫計を止めようと、幸子は説得を試みた。
確かに由英が目を覚ます可能性は十分あるし、幸子にとって1番回避しなければいけない状況だ。
酔い潰れている程度では、いつ起きるか分からないのだ。
すると、一度は傾きかけた野田も幸子の言葉で事の重大さに気付いたらしい。
「あっ・・・あぁ、そうだ!
彼とは何度も酒の席で飲んでるが、酔い潰れた事は無いんだ!
そのうち、目を覚ますぞ!」
由英が起きてしまえば、計画は台無しになってしまう。
杉浦の嗜虐性を考えれば、由英に敢えて幸子との関係を暴露するという可能性もある。
だが、それは杉浦にとって得など一切無いのだ。
幸子が警察に行かないのは、家族に知られたくないのが1番の理由に違いない。
ところが、由英に全てをバラせば警察に通報されるのは確実だ。
幸子を利用するのはもちろん、幸子を犯す事が出来なくなるのは杉浦が最も避けたい現実なのだ。
杉浦にしては、粗末な計画だと言わざるを得ない。
しかし、僕はまだ淫獣を侮っていた事に気付かされたのだった。
「ハハッ、そんな事を気にしてたんですか?
旦那は起きませんよ、絶対に・・・。
何故かって言うと、酒の中に睡眠薬を混ぜて飲ませたんでね。」
「何ですって!?」
「・・・・・。」
「しかも、実は2回飲ませちゃったんですよ。
最初は他の奴らが帰る前に酒を注いだ時、コップの中に入れました。
その後トイレに行って、皆も帰ったし旦那もそろそろ寝ただろうと思って戻ってきたんですけど、まだ起きてたじゃないですか。
あぁ・・・2、3錠飲んだ位じゃ全然効き目が無いんだなぁって。
だからまたお酒を飲ませて、その時に睡眠薬を混ぜたんです。
・・・今度は10錠ぐらいね。」
「そっ、そんなに飲ませるなんて異常よ!!
もしもの事があったら、どうするつもりなの!?」
「大丈夫だよ。
それぐらいじゃ死なないって、ちゃんと調べたから。
でも、しばらくは起きないだろうなぁ。
・・・・・町長、これでもまだ何かありますか?
あっ、ちなみにそこで寝てる奴にもかなり酒を飲ませました。
さっき起きるか試したんですけど全然反応が無かったんで、当分は起きませんよ。」
寝てる奴とは、僕の事だ。
「さぁ、もう何も心配いりません。
幸子を、たっぷり味わってください。」
確かに、わざわざ由英に酒を注いでいたのには他の狙いがあると思ってはいた。
まさか、睡眠薬まで用意していたとは・・・。
これで、本当に幸子を犯す為の障害は無くなったといっていい。
だが、野田の態度は未だに煮え切らず躊躇っていた。
21/03/08 21:38 (54zB6cgx)
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