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妻として、母として 番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:妻として、母として 番外編
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
数年前まで『妻として、母として』というタイトルで投稿していました。
本編は私生活が多忙になった為、中途半端な所でフェードアウトしてしまいました。
今回は僅かですが時間に余裕が出来たので、番外編を投稿させていただきます。
本来なら本編を完結させるべきですが、そこまでの時間的余裕は無いので番外編にしました。
短編の内容なので、年内には完結する予定です。
それから番外編としましたが、本編とは全く違う内容になっています。
個人的には、本編の時よりも誤字脱字や細かい描写に納得していませんがご容赦ください。




 
2018/12/17 20:56:36(f.7y6vEB)
162
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【110】
「・・・心配するなって。
俺を、伊藤みたいな馬鹿と一緒にするんじゃねぇよ。
幸子の事も、ちゃんと考えてるさ。」
杉浦は僕が言うまでもなく、幸子の精神状態が崩壊しない様に対策をとっているらしい。
伊藤と週に1日ずつ、それも由英が仕事から帰ってくるまでの日中の間だけ幸子を犯す事が出来る。
しかも、幸子は喫茶店のアルバイトが週に4日程あるので休日の2日間で行う。
それが、杉浦の考案した計画だった。
昨年の伊藤は、淫欲のまま毎日幸子を犯していた。
確かに、昨年に比べてみると多少の自由は与えている様だ。
夜は解放して由英との夫婦の時間を過ごせているので、幸子が正気を保つ余裕もあるだろう。
それから伊藤の暴走も心配だが、厳しく言いつけて押さえ込んでいるらしい。
「本当は、あいつなんかに汚させるのは嫌なんだけどな。
まぁ、何かと利用できるだろう。」
幸子を犯した映像を持っている杉浦に、やはり伊藤は逆らえない様だ。
いつ警察に通報させられるか分からないという弱味を握られている伊藤にとって、杉浦は相当恐ろしい存在なのかもしれない。
「今日は幸子に手を出せない日だから、何処かに旅行に行くって言ってたか。
全く、生活保護の不正受給者は気楽なもんだな。
とんでもねぇクズだぜ。」
そういえば、伊藤の家の前を先程通り掛かった時は明かりが消えていた。
杉浦の言う事が本当なら、今夜伊藤が現れる心配は無いだろう。
とはいえ、この宴会は杉浦が仕組んだものだ。
わざわざ僕を呼んでおいて、何もしないとは思えない。
何か良からぬ計画を立てている、幸子を襲う杉浦の淫らな視線がそれを物語っているのだ。
きっと杉浦から動くはずだと、僕は注視した。
しかし、気付けば時刻はあっという間に3時間が過ぎた。
午後10時、周りの男達は酔っ払いどんちゃん騒ぎだ。
由英や野田も、随分酒が進んでいる。
幸子は、食べ終えた食器を片付けては皿洗いなどの掃除で忙しそうだ。
約3時間、あまり僕達には近づかなかった。
もちろん、杉浦を警戒しているからに違いない。
ただ杉浦もその間、幸子に接近する事は無かった。
僕もずっと注意深く見張っていたが、おかしな行動は取っていない。
それに、あれ以降幸子の事に関して杉浦は何も語らなかった。
僕が聞こうと思ってもはぐらかされ、今に至っている。
高校時代の話や自身の仕事の話など、僕には全く興味の無い話を飽きずに続けていた。
もしかしたら、本当に宴会をする為だったのではないか。
そうであってほしいと、僕は強く切望した。
だが、やはり淫獣は虎視眈々とその時を待っていたのだった。
21/03/04 21:23 (K80.yo0A)
163
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【111】
現在の時刻を確認する杉浦。
「・・・そろそろいいか。」
そう言った瞬間、杉浦の表情が醜悪に変化した。
「洋太、俺の言う通りにすればいい物が見れるぞ。
どうする?」
「えっ?」
杉浦の企みなど検討もつかないが、幸子に淫醜行為を仕掛けるのは間違いない。
正直、僕の心は激しく揺れ動いた。
僅かにある淫獣の血が、騒いでいるのだ。
しかし、この状況で幸子を弄ぶのは危険すぎる。
まさか、ここにいる男達の相手をさせるつもりでは・・・。
いや、そもそも夫の由英が居るのだからそんな事は許されない。
もしもそうだとしたら、僕は全力で止める。
「どんな事を考えているのか分からないけど、ここで何かをするつもりなら僕は反対だ。
おじさんだって居るんだよ。
いくら何でも、やり過ぎなんじゃない?」
少し強い口調で、杉浦を責めた。
もちろん、僕にそんな事を言う資格が無いのも重々承知している。
でも、僕が予想している凄惨な光景が行われるのであれば黙っているわけにはいかないのだ。
すると、杉浦は小馬鹿にした様に嘲笑った。
「お前、まさかこいつら全員に乱交でもさせると思ってないか?
さすがに、それは俺でも考えつかなかったぜ。
・・・まぁそういうのも嫌いじゃないけど、今回は違うな。」
とりあえず、僕の頭の中に浮かんだ最悪の状況にはならない様だ。
「それに、お前だって逆らえる立場じゃないだろう。
今までの事、全部幸子にバレてもいいなら別だけどさ。」
脅迫してくるのを分かった上で反抗したが、やはり幸子に知られてしまうのを想像すると何も言えない。
「・・・さっきも言ったろ?
俺は洋太に感謝してるんだ。
だから、今日わざわざお前を呼んだのも喜ぶと思ったからなんだけどなぁ。
でも・・・このまま大人しく帰るか、俺の言う通りにして最高のショーを見物するか、それはお前が決めていいぜ。」
どう足掻いても、僕の選択肢の中に杉浦を止めるという項目は無い。
だが、このまま帰る事は出来る。
そうすれば、淫醜行為を見なくても済む。
幸子に対して、最低限の義理は通せるはず・・・。
しかし、僕は帰るという道を選べなかった。
幸子が犯される姿を、目の前で拝める。
その光景を思い浮かべると、どうしても興奮が収まらないのだ。
結局、こうなる事が杉浦には分かっていたのだろう。
僕が動かないのを確認すると、蔑んだ笑みを見せながら近付いてきたのだ。
そして、僕に耳打ちしてある指示を出したのだった。
「・・・・・えっ、それってまずいんじゃないの!?」
「大丈夫だって、俺に任せとけ。
お前を、特等席で見せてやるぜ。」
杉浦に言われるがまま、僕は従うしかなかった。
21/03/04 21:27 (K80.yo0A)
164
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【112】
それから、30分程が経った。
周りの男達は、騒ぎ続けている。
特に、これといった変化も無い。
この中の誰も、異変を感じるものは居ないだろう。
だが、淫獣の計画は確実に進んでいた。
先程まで僕の向かいに座っていた杉浦の姿は無く、別の席へ移動している。
そこは、由英の隣だった。
どうやら、由英に酒を注いでいる様だ。
傍から見れば、部下が上司に酒を注ぐ行動はごく自然のものだろう・・・。
すると、ある人物が僕に近付くと声を掛けてきた。
「あら、いつの間に・・・。
洋太?・・・困ったわね。」
この空間に居る唯一の女、幸子だ。
更に、今度は別の人物が幸子に声を掛けた。
「あぁ、ごめんなさい。
俺が悪ふざけで洋太に酒を飲ませたから、寝ちゃったみたいですね。」
そう、僕は今、横たわって寝ていたのだ。
もちろん本当に寝ているわけではなく、薄く目を開けた状態で周りを確認していた。
何故なら、これが杉浦の指示だったからだ。
『酒に酔って寝たふりをしろ。』
それ以外は、何も言われていない。
しかし、大方の予想はつく。
恐らく、このままの状態で幸子が蹂躙される様子を眺めていろという事なのだろう。
確かに、これなら僕がこの場に居ても不自然ではない。
酔い潰れて爆睡しているなら、どうする事も出来ないはずだ。
とはいえ。この先から杉浦がどんな狙いを目論んでいるのかは分からない。
もう、流れに身を任せるしかないのだ・・・。
「全く、洋太もこの程度で寝ちゃうなんてなぁ。
こりゃあ、当分は起きないでしょうね。」
そう言いながら、杉浦は近付いてきた。
幸子が警戒を強めたのは、僕にも伝わった。
だが、幸子は憤りを隠せない様だ。
「洋太は、まだ未成年よ!
どうしてお酒なんて飲ませたの!?」
普段の、溜まりに溜まった苛立ちもあるだろう。
周りを気にしてか声は最小限に抑えているが、憎悪の感情で溢れているのは確かだ。
幸子が怒りを露わにしたこの表情を僕が見るのは、伊藤に犯された時以来かもしれない。
あの時もこんな表情で気丈に対峙していたが、結局犯されてしまったのだ。
それに、杉浦が幸子のこの態度を許すはずがなかった。
「いやぁ、やっぱりおばさんは恐いなぁ。
俺と初めて会った時も、そんな顔で怒ってたっけ?」
杉浦が言っているのは、初めて牧元家に来た時に下着を嗅いでいる所を幸子に目撃され、追い出された事だろう。
幸子が、杉浦を嫌悪する対象と認めた瞬間だ。
「あれから、もう6年になるのかぁ。
まさか・・・こんな深い関係になれるなんて、今でも夢みたいだよ。」
邪淫な主従関係という現実を思い出させられ、怒りに満ちていた幸子の表情は一瞬で青ざめてしまった。
21/03/08 14:39 (54zB6cgx)
165
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【113】
以前までは勝気な性格で、伊藤や杉浦の様な淫獣も寄せ付けなかったのに、現在ではどうする事も出来ない。
「・・・そんなに身構えなくても、俺は何もしないよ。
今夜は・・・だけどね。」
杉浦の言葉に、幸子は僅かだが安心した表情を見せた。
しかし、本当に何も起こらないはずがない。
既に、杉浦の計画は動き出しているのだから・・・。
「さて、もう時間だな。
声を掛けてくるか。」
杉浦は立ち上がると、僕達から離れた。
そして、向かった先に居たのは野田町長だった。
「町長、お帰りの時間は11時でよかったんですよね?」
「ん・・・あぁ、もうそんな時間か。
それじゃあ、そろそろ・・・。」
「すいません、実はちょっとお腹を下したみたいで。
トイレに行ってくるので、もう少し待っててもらえますか?」
杉浦は、野田に了解を得るとトイレへ向かった。
腹痛が事実なのかは不明だが、トイレに向かったのは本当の様だ。
すると、2人のやり取りを聞いていた周りの男達も動き出した。
「俺達も、そろそろ帰るか。
早く帰ってこいと言われてたんだ。
こりゃあ、母ちゃんに怒られるな。」
「あぁ、 まずいぞ。
俺も、母ちゃんに迎えに来てもらわないと。
誰か、一緒に乗って行く奴いるか?」
それまで帰る雰囲気など全く無かったのに、一斉に自宅へ電話を掛けて迎えを頼む男達。
宴の場では時間を忘れてなかなか帰らないと聞くが、その通りだった。
人間の心理とは、こういう事なのかもしれない。
だが、僕にはこの状況が杉浦によって仕組まれた様に思えてならなかった・・・。
それから時刻は更に30分程進み、あっという間に午後11時を回っていた。
家族が迎えに来た者も数名居て、客間には由英と野田の他に2、3人だけだ。
僕は、あれからずっと杉浦の指示通り狸寝入りをしている。
体を横向きにし、薄目を開けながら客間の様子を窺っていた。
体の上には、タオルケットが掛けられている。
あの後、幸子が持ってきて掛けてくれたのだ。
罪悪感で一杯なのは、言うまでもない。
その幸子はと言うと、まだ後片付けが終わっていない様だ。
10数人分の料理を1人で作り、大量の皿洗いなどを済ませなければいけないのだから当然だろう。
台所に居る幸子を眺めながら、僕は股間の膨らみを抑えきれないでいた。
杉浦は、未だにトイレから戻ってこない。
もしかして、本当に具合が悪いのだろうか。
客間でも、杉浦の話題になっていた。
21/03/08 14:45 (54zB6cgx)
166
投稿者: マイペース ◆03ZKtqlKtw
【114】
「杉浦君、遅いですね。
大丈夫かな。」
自分の妻がどんな目に遭わされているかも知らず、由英は心配していた。
「町長を持たせるなんて、困った奴だ。
よろしければ、うちの車で送りましょうか?
そろそろ迎えに来ると思うし、その方が早いですよ。」
「・・・いや、せっかくだけどもう少し待とうかな。
彼が、どうしても送迎をやらせてくれって言ってたしね。
なかなか、根性がある若者なんじゃないか。」
「えぇ、息子と同級生なんですけどよく働いてますよ。」
「・・・そうですか?」
どうやら、社内では由英の前だけ真面目に働いている様だ。
そして今の会話で初めて知ったが、杉浦は野田の送迎を自ら買って出たらしい。
確かに野田と一緒に来た事は疑問だったので、これで納得した。
しかし、何故わざわざそんな事をするのだろう。
町長である野田に、媚を売る。
普通はそう考えるのが妥当だが、杉浦には何か別の狙いがある気がしてならないのだ・・・。
そうこうしているうちに、残りの男達にも向かいの車がやってきた。
「では、我々はこれで失礼します。
町長、また一杯やりましょうね。」
野田に媚びへつらう男達が去り、騒がしかった客間は一気に物寂しくなった。
だが、野田は上機嫌だった。
「ふぅ・・・今夜は、久しぶりに飲みすぎたな。
やっぱり、牧元君達の事務所は陽気で面白いよ。
これなら、会社も安泰だ。」
やはり、今夜集まったのは野田土木興業の全社員ではなかった。
僕の記憶では、確か30人程は居たはずだ。
支所が3ヶ所に分かれ、10人程ずつ配属されていると聞いた事がある。
今夜集まったのは、その内の1ヶ所の支所に属する男達だ。
更に、そこの責任者が由英なのだ。
「ありがとうございます。
会社の為に、もっと精進します。」
由英も、悪い気はしない様だ。
すると、食べ終えた皿や空き瓶などを片付けに幸子が客間にやってきた。
野田も、幸子が現れたのを確認した。
「・・・いやぁ、しかし奥さんが招待してると聞いた時は嬉しかったなぁ。
料理も美味しかったし、今夜は本当に最高の気分だよ。」
「・・・いえ、喜んでいただけて光栄ですわ。」
「妻が、急に言い出したんですよ。
今までお世話になったんだから、町長就任のお祝いをしようって。」
由英も野田も、この宴会は幸子の発案だと思い込んでいる。
もちろん、杉浦と幸子の関係性に気づかない者なら当然だ。
「そうか・・・正に、才色兼備とは奥さんの為にある言葉だ。
牧元君が羨ましいよ・・・本当に。」
「まぁ、料理を作るのは好きみたいでこういう時は助かります。
でも、気が強いのが玉に瑕なんですけどね。」
「ちょっと、余計な事は言わなくていいのよ。」
皮肉を言いながらも由英は幸子を愛し、幸子も由英を愛しているのがよく感じ取れる。
幸子が、どんなに淫獣に犯されても気丈でいられる理由が分かった気がした。
しかし、その光景には不相応な視線が存在する事に僕は気付いていた・・・。
杉浦は、まだトイレから戻っていない。
その視線はすぐ目の前に居る人物からで、幸子に送られていた。
今夜の主役でもあり、町民から全幅の信頼を得て就任した新町長、野田だ。
もちろん、卑猥な感情なのは言うまでもない。
21/03/08 14:51 (54zB6cgx)
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