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(無題)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: (無名)
とある閑静な住宅街に建つマンション。
今日はゴミ出しの日である。
朝早く一人の女性が片手にゴミ袋を持って、敷地内のゴミ置き場へやって来た。
彼女は持って来たゴミを置き場に捨てると、ホウキと塵取りをもって置き場や周辺の掃き掃除を始めた。

男「おはようございます!」

男が声を掛ける。
彼の年齢は50歳過ぎと云ったところか。
髪に白いモノが混じる、人の良さそうな風体をしている。

「あっ! おはようございます! 管理人さん」
「今日も良い天気ですね」

彼女が、にこっと笑って返事をする。
彼女の名は“雅美”という。
元水泳選手でオリンピックメダリストの田中〇美に瓜二つである。
美し過ぎる水泳選手として有名だった容貌そのままであり、豊満な肉体と見事なクビレ、好色そうな唇と口元は男の性器を咥えて離さないと云った印象を強く抱かせる。

男「朝からゴミ出し、ご苦労様です」

雅美「ホント、何でゴミって直ぐ溜まるのかしら?」

それは男も一緒であった。
彼の睾丸の中には、一週間分の濃厚な精液が行き場を失い、とぐろを巻いている。
だが彼は敢えて精液を溜めていた。
目の前に居る、美しいメスの胎内に思いっきりブチ撒ける為に。

雅美「もうっ! 何これ?!」
  「こびり付いて取れないよ~










 
2017/12/02 09:30:37(XuMzXfuW)
72
投稿者: 日本茶々!
おはようございます。

年の瀬もいよいよと言う時期になって参りました。
スレ主様にはお身体を大切になさって下さいませ。

続きを期待しながらお待ち申し上げます。



17/12/28 10:06 (azlPgeo5)
73
投稿者: (無名)
師走も大詰めを迎えて、今日は大みそか。
最寄りの駅から歩いて10数分の辺りに在る麻由美の家では、家族全員が年越しパーティーの準備に追われていた。
勿論、かの”ゆう子“の歓迎も大いに兼ねている。

雅美「お母さん!!」
  「食器棚から、えっと、その、・・それっ!!」
  「それ取って!!」

麻由美「それ?!」
   「それって何よっ!!」

雅美「だからその、黒い器!!」

麻由美「ああ!これねっ!!」

康治「雅美ぃ~、塩ってどれ?」
  「何処にあるの?」
  「えっと、これかな?」

雅美「違うって!!」
  「右上の収納!!」
  「そうそう、そこ!!」

使えない二人を何とか騙しだまし指示しながら、雅美は自慢の手料理を幾つも披露して行く。

雅美「ふうぅ~!」
  「まっ、こんなとこ、かな?」

テーブルの上にはメインのすき焼き鍋を中心に、色とりどりの美味しそうな料理が並ぶ。

雅美「美味しそう、だなんて失礼ねっ!」
  「美味しいの!!」

麻由美「はっ?雅美?誰に向かって言ってるの?」

失礼致しました。
美味しい料理と”ネット“で注文した、老舗料亭が提供する豪華なおせちも早々と並んで居る。

雅美「仕方ないでしょ?!」
  「こればっかりは時間と手間が掛かるんだから!!」

彼女の言い訳は置いておくとして、傷心のゆう子に少しでも華やかな気分を味わって貰いたい雅美の心尽くしであった。

麻由美「遅いわね~・・・ねえ?」
   「今、何時?」

時刻は午後7時過ぎである。
彼女との約束の時刻になったばかりであった。
そんな麻由美の杞憂を他所に、家の前に車の停まる音がした。
ゆう子が乗って来たタクシーである。

ゆう子「ごめんください・・」

呼び鈴を受けて麻由美が迎えに行くと、やや控えめな声と態度で彼女が登場した。

麻由美「やだっ!!」
   「なに遠慮してるのよ!!」

彼女は申し訳なさそうな笑顔で応える。

麻由美「ささっ、どうぞ!」
   「お入りになって!」

ゆう子「お邪魔しま~す・・」

飽くまでも控えめな彼女であった。
その本日のファッションもやや控えめなカジュアルで、白のピッタリとしたデニムとゆったりとした短いブーツを履いている。
上は濃い赤のえんじ色をしたカシミアのセーターに何の変哲もないグレーのコートを羽織って来た。
正に今の彼女の心境を表している様である。

そんな彼女の地味な姿を目にして麻由美の心は更に引き締まり、熱く燃えて行く。
何とかして、この打ちひしがられる親友を励ましつつ盛り上げて行きたい。
麻由美は、そう心に誓った。

雅美「ゆう子おばさん!!」
  「いらっしゃい!」
  「お久しぶりです~」

麻由美がゆう子の横顔へ目配せをしながら、雅美に口元の動きで強く訴える。
その無言の口元からは、”おばさんは・・“と聞こえて来た。
それに応えて雅美は”うんうん“と首を縦に振る。
その後麻由美は顔をしかめて”ぶんぶん“と首を横に振った。

ぁぁっ!!っと得心した雅美はゆう子に向かって言葉を選び直す。

雅美(ゆう子・・ゆう子・・)
  「えっと・・・・・」
  「ぁっ!!そう!」
  「ゆう子お姉さん!!あっ、いや違う・・」
  「ゆう子お姉様!!」

彼女の言葉を聞いたゆう子は目を丸くして驚く。

だが麻由美と雅美のやり取りを受けて部屋の空気は固まり切っていた。
そこで麻由美は彼の方を向いて、何とかせよと目で訴える。
いきなり話を振られた彼は焦りまくって考える。
すると何を思ったのか、ワイン好きと知っていたゆう子の情報を基にテーブルの上に在るワインを手に取った。

康治「そうそうっ!!」
  「このメチャクチャ古いワイン!」
  「私が奮発して手に入れました!!」
  「ゆう子さんにピッタリだと思っ・・て・・?」

麻由美・雅美(古い!!だと?・・)

彼女らは彼を睨み付ける。
彼は、その視線を受けて直ちにひるむ。

ゆう子は目の前の3人が繰り広げている光景が、只々コントの様な面白さで満ち溢れて居る為に、無言で腹を抱えて仕舞った。

麻由美「ゆっ、ゆう子?!!」
   「どうしたの?!!」

雅美「ゆう子おばさ・・じゃなかった!!」
  「えっと・・そう!!お姉さま!!」

ゆう子はお腹が捩じれる位の可笑しさに、笑いを堪えてひたすら耐えていた。
だがその様子を見た麻由美は、彼女が更に傷ついて仕舞ったと勘違いした。

麻由美(貴方の責任でしょ?)
   (何とかしなさいよっ!!)

麻由美はこれ以上無いと思われる様な怖い顔で彼を睨み付ける。
しかし彼は必死になって首を大きく振り、無言で自分に責任は無いとアピールをする。

ゆう子「・・・っくっ!!・・ふぅんっっ!!・・」
   「・・プッ!!(笑)・・ふふっぅ!・・」

そして遂にゆう子は耐えきれなくなった。
彼女は目から涙をこぼしながら大きな声で笑いだして仕舞った。

ゆう子「あはははっ!!・・もうダメ!!」
   「堪んない、よっ!!」
   「くふふっ!はははっ!!・・もう、許して~!!(笑)」

もう、こうなって仕舞ったら彼女の笑いは止まらない。
腹を抱えて悶絶しながら髪を振り乱す。
彼女は自分自身で歯止めが効かなくなって仕舞った。

その彼女の変貌振りを見て、3人は只々立ち尽くすばかりであった。



17/12/28 13:50 (UqqQU0bC)
74
投稿者: (無名)
康治「ゆう子・・さん?」

三人を代表して彼が彼女に尋ねる。
彼女は、はまり込んでしまった笑いのツボから、ようやく這い出す事が出来たのか、ハンカチで目尻を抑えながら彼に詫びを入れる。

ゆう子「ごめんなさい・・ホントに・・私ったら・・んんっ、プッ!(笑)」

彼女は抑えた笑いが余程身体に堪えたのか、テーブルを前にしてぐったりと椅子にもたれ掛けている。
しかし、何はともあれ、ゆう子が機嫌を悪くした訳では無い事が分かって、三人は安堵した。

雅美「じゃあ、そろそろ・・初めていいかな?」

麻由美・康治「いいとも~!!」

彼女は皆の了解を得て、鍋のコンロに火を入れる。
ようやく鍋パーティーが始まりを告げた。

麻由美「あっ、私、ネギは要らないからね!」

雅美「もうっ!!分かってますって!」

康治「あのう・・もう少し火加減を弱くした方が・・」
  「お肉が硬くなっちゃうんじゃ・・」

雅美「このままでイイのっ!!」
  「最初はいっぱい灰汁が浮くでしょ?」

雅美奉行を筆頭とした三者三様の楽し気な掛け合いに触れて、ゆう子は先程とは打って変わってしんみりとして仕舞った。

ゆう子「一家団欒、かぁ~、・・」
   「久しく味わって無かったなぁ~」

雅美「どうしたの?」
  「ゆう子さん?」

雅美は自然と彼女の呼び方を決めていた。

ゆう子「うんっ、家族っていいなぁ~ってね!」
   「今、思ってた訳!」
   「あっ、別に・・ひがんでるんじゃないのよ!」
   「只、単純に・・そう思ったの・・」
   「・・それだけ・・」

彼女は自分の人生の大半を只ひたすらに、事業の拡大と拡充に充てて来た。
自らの女の一生を敢えて費やしてまで。
だからこそ決して後悔などはしていない。
だが、その代償は大きかった。
彼女には本当の意味で、素の自分をぶつける相手が居なかったのだ。
寂しいなどと云う陳腐な言葉は使いたくなかった。
それが彼女の心意気であり、プライドの証明でもあった。

しかし今、何も”てらい“の無い心で”もてなし“てくれて、且つ尽くしてくれる人達が目の前に居る。
彼や彼女らは一つの打算すら無い状態で自分に接してくれて居る。
彼女には、それこそが何よりも嬉しかった。
彼女にとって、この場所には微々たる警戒心も要らないのである。
彼女は黙って眼を閉じて、感激の余り目頭を熱くして仕舞う。

そして、それを見た麻由美は、また彼を糾弾する。

麻由美「貴方、また何かしでかしたの?」
   「まさか!!・・ゆう子をイヤラシイ目で見てたんじゃ?」

彼も麻由美からの掛け合いには慣れていた。
得意の?ボケでそれらを回避して行く。

康治「イヤラシイって・・」
  「ゆう子さんの身体の方が余っ程イヤラシイ体型だと思う、けど・・」

雅美「あ~!!」
  「やっぱり!!」
  「イヤラシイ目で見てたんだ~」

麻由美「貴方ってホント、イヤラシイわっ!!」

最後は彼がイヤラシイ存在だと云う事で片付いて仕舞った。
彼は既に、この家にとって欠かせない存在にまで成っていた。

そんな彼女らの行いにゆう子の心は癒され、温かくほだされて行く。
自分の存在はこの家にとって、邪魔者などでは決して無い。
彼女は暖かなテーブルを前にして、彼女らとの一体感を徐々に増して行った。

雅美「最後は・・ジャ~ン!!」
  「これで”締め“で~す!!」

雅美が最後に用意したのは年越しそばであった。

麻由美「なに?!・・まだ有ったの?」
   「もう、お腹に入んないよ~!」

麻由美は、そう言いながら別腹でツルツルとそばの”のど越し“を楽しんでいる。
ゆう子はその姿を見て笑い、雅美と康治もつられて笑って仕舞う。
”楽しい楽しい“その日の夕餉は皆の記憶に刻み込まれて行く。

そしてパーティーは終わった。
時刻は、そろそろ10時半を廻る頃である。
片付けも全て終わってひと段落着くと、麻由美が徐に口を開いた。

麻由美「さ~てと、雅美!」
   「私達は出掛けようか?」

雅美「うんっ、そうね!!」

康治「えっ?何?」
  「君たち、何処へ行くの?」

麻由美「実は、これから・・」
   「駅前のシアターで・・」
   「年越しオールナイトロードショー祭りがやってるの!!」

一体、どんな祭りなのであろうか?

雅美「う~ん!あの名画が見られるなんて・・」

雅美はうっとりとして空を見上げている。

麻由美「じゃあ、貴方たち・・」
   「留守番をよろしくね!」

雅美「よろしく~!」

麻由美「あっ、それから・・」
   「帰りに二人で初詣も済ませて来るから・・そうねぇ~」
   「戻って来るのは朝方かな?」

雅美「朝方になりま~す!」

麻由美「それじゃ、行って来るねっ!!」

彼女らはご丁寧にも帰りの時刻まで申告して、いそいそと出掛けて行った。
後に残されたのは、あっけに取られた二人である。
康治とゆう子は顔を見合わせて、目をパチクリとまばたかせていた。



17/12/28 16:48 (UqqQU0bC)
75
投稿者: 日本茶々!
う~ん、何か期待感が高まっています!



17/12/28 20:55 (azlPgeo5)
76
投稿者: (無名)

72 75さん ありがとうございます。
終わりまであともう少しです。
辛抱強くお付き合いくださいませ。

失礼いたしました。
17/12/29 06:42 (psWUoFmT)
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