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北と東西の三方を山に囲まれ南北に細長く、主要道路や鉄道は南端を掠めていくだけ、観光資源もなく名産品があるわけでもない小さな町。 その町の北端にあり、さらに北東から南西へとたすき掛けの様に流れる川で分断された集落で私は産まれ育った。 同じ町でも南側に住む人々からは「川向こう」と呼ばれ、その集落以外の人が来る事は少なかった。 集落の端には源平の戦いから逃れた平家武者の墓と伝わる石碑があり、毎日必ず誰かがお参りをしていた。 「川向こう」と蔑まれながらも、集落の人々は皆おおらかで争いを好まず寛容的だったが、ただひとつ、集落の風習と言うか掟と言うか…頑なに守っているものがあった。 仏教でも神道でもその他の宗教でもない、土着信仰がそれだ。 「クホウ様」と呼ばれる布で巻かれた手のひら位の大きさの「なにか」を御神体として崇め、独特な信仰が受け継がれていたが、中でも性に関する事は変わっていた。 男子は11歳、女子は初潮を迎えると初体験を済ませる決まり。 ただ男子と女子では大きな違いがあり、毎年10月の新月の日に行われるクホウ様の祭りの時に11歳になった男子は全員、女子は初潮を迎えた次の月にそれぞれにというものだった。
2019/08/01 06:11:29(BuEA45mJ)
『私の初めての事聞きたい?』 繋がったまま由美子さんは唐突に私に質問してきた。もちろんそんな話を聞くなんて事はないので即答すると、私の頭を撫でながら静かに話をしてくれた。 由美子さんが儀式を経験したのは私と同じく11歳の時。集会所の右の部屋は昔からの決まりで、由美子さんもそうだった。 ここで何人の女の子の儀式が行われたのか、はっきりとした数はわからないらしい。 左の部屋で準備をして、年寄衆に連れられて右の部屋に入り布団に横になるのは誰でも一緒。 ただここで由美子さんは大きな事に気がついた。 「ヒザツキ」は父親。 それがわかった理由は左の鎖骨の下にある古い大きな傷痕。 ただわかったとしても口枷をされてしゃべる事も出来ないし、拒否する事もない。しかし逆に由美子さんは父親に処女を奪われる事に安堵したらしい。 誰かわからない男に処女を奪われるのが通例だが、自分は大好きな父親に初めてを貫かれる。 その時の興奮は生涯忘れられないと言っていた。 集落の決まりに沿って生きていく中で、自分は幸運にも初めての相手を誰か知る事が出来てラッキーだと思ったらしい。 もし私の「世話人」が母親だったら…。そんな事をふと考えていると… 『あ、やっちゃん「世話人」がお母さんだったらなんて考えちゃったでしょ!?』 「え?なんで?」 『おちんちんまた固くなったよ?オバサンをなめちゃいかんよ?』 「あ…はい…。」 『フフッ!まぁ親子でするのも悪くないよ?ここの集落の決まりってけっこう抜け道あるからね!詳しい事は言えないけど、本当にその想いがあるなら…自分で考えてみてね!私は何も言えないけどさ!』 私の頭を抱えながら由美子さんは本当に楽しそうに笑って言った。
19/08/01 07:02
(BuEA45mJ)
部屋から大きな声が消え、こそこそと話をする声が聞こえて来る様になっても、まだ私の肉棒は治まらず由美子さんの中で波打っていた。 『ね、やっちゃん。このままできるよね?全然萎えなくておっきいままだし…。今度は私が上になってしてあげよっか?』 「由美子さんが動くの?」 『そう!今日はやっちゃんの身体の中にある悪いモノ全部吸い出してあげなきゃね!フフッ!』 繋がったまま反転し上に乗ると、由美子さんは私の顔の横に手をついてすぐに腰を前後に動かしだした。 出し入れとも違う、性器同士を擦り合わせる感覚はまた違った気持ちよさがあった。 『あら~?ユミちゃん!もう2回目かい?』 声の主は右隣でマコトの相手をしているメグミさんだった。 『えぇ!やっちゃん元気すぎるからもう2回目突入ですよ~!メグミさんはどうですか?あ、ミチコさんとエミコさんは?もう終わりですかぁ?』 『そんなわけないでしょ~!まだまだこれからよ!』 『ユミちゃん頑張ってるわね~?こっちもまだまだよ?』 『もう2回目してますよ~?この歳になっても求められるんだから何回でも応えるわよ!』 この状況でも明るい返事が返って来るのが集落の女性。何人の「世話人」になるかが一種のステータスでもあって、エミコさんは毎年選ばれるほどくじ運がよく、今40歳で6人目の「世話人」になっていた。 『今日はやっちゃんと朝までしますからね~!みなさん勝負ですよ~?』 勝手に朝までの宣言をされて動揺する私に、上に乗ったままニッコリ微笑んで腰を動かす由美子さん。クチュックチュッと接した部分から音が響き、由美子さんの呼吸も徐々に荒くなっていく。 『負けないでね?たくさん気持ちよくなってたくさん出して、早く大人になろうねッ!頑張れる?』 「がんばる!アイツらには負けないよ!」
19/08/01 07:05
(BuEA45mJ)
正上位から騎乗位、後背位や座位と、結局ひととおりの体位を経験して気づけば窓の外がうっすらと明るくなるまで由美子さんとの儀式は続いた。 由美子さんは未使用のコンドームの袋を破り、中に自分の唾を溜め入れていた。 4個のコンドームに唾を入れて縛り籠に入れていた。 『カモフラージュ。フフッ!年寄衆に渡さないとならないからね。あ、「ジャズイ」の事ちゃんと言ってなかったよね?』 「うん。由美子さんといつでも出来るって事は知ってるけど…」 『そうね、いつでもできるけどちゃんとルールがあるの。私他にも「世話人」になってる子がいるんだけど、先に約束した人がいたら断らないとならないの』 「いつ言えばいいの?」 『いつでもいいの。予定がなければその日でも大丈夫だから』 「じゃ今日は?今日の夜は?」 『え??今日??……空いてるけど、やっちゃん大丈夫?』 「うん!今日がいい!今日の夜もしたい!」 『フフッ!わかった!大丈夫よ。じゃ夜8時にウチの「ヤスミ」においで。待ってるから』 「ヤスミ」とは各家にある「ジャズイ」の為の部屋。 農家ばかりだったこの集落は母屋の横に農機具小屋が必ずあり、その小屋の端に一畳の土間と三畳くらいの小上がりが作られていた。 昔は農作業の休憩や昼ご飯の時、汚れた足でそのまま座れて昼寝もできる休憩所を各家に作っていた。 それを「ジャズイ」の場にし、今でも建て替えをする場合は必ず皆「ヤスミ」を作っていた。 「わかった!8時ね!」 『ちゃんと親に言ってから来るのよ?黙って出掛けたら心配するからね?』 集落では儀式が済んだ男子が、夜「ジャズイ」で家を出る事には何も言わなかった。「世話人」を信頼し、一緒に育てるという意識でいたので喜んで送り出すものだった。
19/08/01 07:07
(BuEA45mJ)
朝6時 私達は褌を締めて揃って集会所を出る。 外では大人達が待ち構え、無事「大人の男」になった祝いとして一斉に水を浴びせられる。 祭りの締として皆で大騒ぎし、最後にクホウ様にお礼の供え物をしてから帰って行く。 10月の新月が週末であればいいが平日に当たる事が多く、毎年儀式を済ませた男子は次の日の学校で居眠りをするのが当たり前。 寝不足気味で学校に行き、学校でたっぷり居眠りして家に帰り、母親に「ジャズイ」に行くまで寝るから時間が来たら起こしてくれと頼みまた昼寝をした。 夜7時に起こされ夕飯を掻き込み、約束の時間に合わせて由美子さんの家に向かう。 街灯もない道を勘で歩き由美子さんの家の「ヤスミ」の前に立つ。 一呼吸おいて「ヤスミ」の戸を開けると、すでに由美子さんは小上がりに座りビールを飲んでいた。 『いらっしゃい!時間通りね!えらいえらい!じゃその鎌を戸に掛けてね!』 農作業の時の休憩してますよ、という意味で戸の外側に鎌を掛けた慣習が「ジャズイ」中ですよという意味に刷り代わって、戸の外側に鎌を掛けるルールになった。 「ヤスミ」での「ジャズイ」中は、たとえその家の人であっても立ち入りは禁止されていた。 ただ「ジャズイ」は「ヤスミ」でのみ行われるだけではなく、田んぼや畑の側にある小屋や、野外でも普通に行われていた。 小屋は持ち主の許可を取る必要はなく、いつでも誰でも「ジャズイ」で使う事ができ、お礼代わりにティッシュや油、ビールなど日用品を置いていくのが慣例だった。 『さ、今日もがんばろっか!今日も中に出して大丈夫だからね!フフッ!何回できるかなぁ~??』 由美子さんは喋りながらさっさと服を脱いで裸になり、小上がりに寝そべった。 私も服を脱いで裸になって由美子さんに抱きつく。 『今日はまず…私の舐めてね?まだやっちゃんの精液入ってるかもしれないけど』 早々勃起させながら由美子さんの股にむしゃぶりつくと、儀式中は由美子さんも遠慮していたのか、その日は舐めた瞬間から大きな喘ぎ声を発した。 『アアア!やっちゃん!やっちゃん!イイッ!イイわッ!上手!もっとベロベロしてぇッ!気持ちいい!私のおまんこどう?美味しい?美味しいでしょ?もっと舐めてぇ!ンンッ!』 前日とは全く違って、由美子さんは叫ぶ様に喋っていた。前日の夜、自分が肉棒を突っ込んで何回も射精した割れ目に吸い付き、由美子さんの愛液と自分の精液の残りを飲み込んだ。 『やっちゃん!ちょうだい!おちんちんちょうだい!早く!早くぅ!おちんちんほしい!早く突っ込んでちょうだい!早く早くっ!』 「待って!いま入れるから…」 『んんっ!もうっ!早くっ!ここ!この穴よっ!突っ込んで!やっちゃんのおちんちん突っ込んでぇ!』 由美子さんは誰か別の人が乗り移ったかのように叫びながら私を求めた。 「入れるよー?」 『うん!うん!早く!早く……っンァッ!入った!入ったよ!やっちゃんのおちんちん入ったぁ!やっちゃんのおちんちん気持ちいいっ!ああっ!』 「由美子さん!やっぱ気持ちいい!」 『でしょう?そうでしょう??私のおまんこは気持ちいいのよ!やっちゃんのおちんちんも気持ちいいっ!ほらっ!動いて!私を悦ばせて!』 淫乱と言う言葉がぴったりはまるくらいに由美子さんは乱れた。卑猥な言葉を連発し、舌舐めずりをしながら私の腰の動きに合わせて自分も腰を上げて動かし、愛液を飛び散らせた。 『アアアッ!イイッ!やっちゃんイイッ!もっときて!もっとパンパンして!アアアッ!イイの!イイのぉ!やっちゃん!やっちゃん!!』 「由美子さん!」 『やっちゃん!ビュ~ってする?ビュ~って!まだ?ビュ~ってして!ほらっ!早く私の中にビュ~って!しなさい!して!してっ!早く!早くぅっ!』 「やだよ!まだしないよ!」 『あぁん!ビュ~ってしてよぉ!気持ちいいのぉ!まだ?まだ??』 「まだっ!」 『やぁぁ!ビュ~ってしてくれないとイッちゃう!イッちゃうからぁ!やっちゃんのほしいの!ほし……』 「待って!もう少しっ…」 『はッ…早くッ…もう一度ダメッ……イッ……イッちゃうからッ…!早くッ早くッ!おまんこイッちゃうッ!』 「待ってって!もう少しッ!」 『ダメッ!早くちょうだいッ!ヤアァッ!ダメッ!おまんこに熱いのほしいッ!ヤァァァッ!』
19/08/01 07:12
(BuEA45mJ)
由美子さんは私が射精する前に早々とイッてしまい、ピクピクっと身体を痙攣させて肩で息をする姿を、ただ呆然と見ていた。 儀式の時と同じ人とは思えず、頭の中にクエスチョンマークが乱舞する中、由美子さんは私の首に手を回して引き寄せて話しだした。 『…ごめんねやっちゃん…。』 「うん?」 『昨日ね…昨日はさ、儀式だから気張ってたの。我慢してたの。本当はね、私ってこんな感じなのよ。11歳のおちんちんでもすぐにイッちゃうくらいの変な女なの。』 「ん…」 『ちゃんと「世話人」として男の子育てないとならないのにいつも先に自分だけこんなになっちゃうの。ダメねぇ。』 「…いいと思うけど…。」 『ううん、ちゃんとやっちゃん達を育てないとならない立場なのに、自分ばっかり気持ちよくなっちゃうの。これじゃ「世話人」失格なんだけどね』 「……由美子さん、続けていい?」 『あっそうだよね!やっちゃんまだイッてないもんね!』 「オレが頑張るから大丈夫だよ!早くイイ男になるから!」 『やっちゃん優しいなぁ…。その言葉が嬉しいなぁ~』 初めての「ヤスミ」は儀式の時よりも断然楽しく過ごせ、この日も由美子さんの中にもう出ないってくらいにたっぷりと精液を放出できた。
19/08/01 07:13
(BuEA45mJ)
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