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北と東西の三方を山に囲まれ南北に細長く、主要道路や鉄道は南端を掠めていくだけ、観光資源もなく名産品があるわけでもない小さな町。 その町の北端にあり、さらに北東から南西へとたすき掛けの様に流れる川で分断された集落で私は産まれ育った。 同じ町でも南側に住む人々からは「川向こう」と呼ばれ、その集落以外の人が来る事は少なかった。 集落の端には源平の戦いから逃れた平家武者の墓と伝わる石碑があり、毎日必ず誰かがお参りをしていた。 「川向こう」と蔑まれながらも、集落の人々は皆おおらかで争いを好まず寛容的だったが、ただひとつ、集落の風習と言うか掟と言うか…頑なに守っているものがあった。 仏教でも神道でもその他の宗教でもない、土着信仰がそれだ。 「クホウ様」と呼ばれる布で巻かれた手のひら位の大きさの「なにか」を御神体として崇め、独特な信仰が受け継がれていたが、中でも性に関する事は変わっていた。 男子は11歳、女子は初潮を迎えると初体験を済ませる決まり。 ただ男子と女子では大きな違いがあり、毎年10月の新月の日に行われるクホウ様の祭りの時に11歳になった男子は全員、女子は初潮を迎えた次の月にそれぞれにというものだった。
2019/08/01 06:11:29(BuEA45mJ)
『ちょっと準備するから待ってね~』 そう言うと由美子さんは籠からコンドーム、ティッシュ、タオル、水筒、懐中電灯等を取り出して布団の横に並べ、私の首から札を外して籠に入れた。 次に襦袢を脱いで布団に広げて敷き、その上に座って私を呼んだ。 『さ、いらっしゃ~ い。まずは女の人の身体の勉強からね!手を出して?』 両手を出した私を見つめながら包み込む様に手を握ると、そのままスッと胸に引き寄せた。由美子さんの胸は温かくて柔らかくて、触っただけで気持ちよかった。 『どう?おっぱい…そんな大きくはないけど、柔らかいでしょ?』 「うん…やわらかい…」 『若い時はね~もっと張りがあったんだけどね!じゃあ…自由に触ってみて?』 「うん!」 柔らかい胸を撫でたり揉んだりたまに摘まんだりする私を、由美子さんはニコニコしながら見ていた。大きくはないと言っても子供の手からははみ出るくらいで、ふわふわだけどずっしり重かった。 『やっちゃん、乳首も触ってみて?優しくだよ?』 「乳首も?」 『そう。そんな感じでおっぱい触るのも大事だけど、乳首も弄ったりすると女の人は喜ぶからね』 「わかった!」 乳首を弄るといっても、弄り方などわからないわけで。とりあえず人差し指でボタンを押す感じで乳首に触ると、由美子さんの身体が一瞬だけピクッと動いた。 『フフッ、くすぐったい。でもいいわ~。私乳首敏感だから続けてみて?挟んだり摘まんだり弾いたり何でもいいわよ~?』 弄り方を教えられ、片手は乳首を指で挟んだり摘まんだりをしながら、もう片方は胸を撫でているとだんだんと乳首が固くなっていくのがわかった。 押したり摘まんだり、軽く捻ったり引っ張ったりと、小さなボールで遊んでいるかの様に乳首を弄っていると、由美子さんの身体がだんだんと後ろに傾いていく。 手が届かなくならないようにと、正座する由美子さんの腿を跨いで立て膝になり、胸や乳首を弄り続けた。 『ん~……やっちゃん上手……気持ちいい………ってダメだわ先に進めないと!』 『あっ!やっちゃん褌脱いで!明日の朝また使うから汚しちゃダメだったんだ!』 「明日の朝って?朝またここに来るの?」 『あれ?知らないの?今日はここに泊まるんだよ。私と一晩、一緒に朝まで過ごすんだよ~?』 「え??そーなの?起きてられないかも……」 『大丈夫!寝ちゃってもいいから、とにかく私と一緒にいればいいんだから!でもちゃんとする事はするんだよ?』 「あ、うん。」 『ほらほら褌脱がないと!………って、やっちゃんも~すごくなってる!私のおっぱいでそんなになっちゃったのかな?フフッ…嬉しいなぁ!』
19/08/01 06:38
(BuEA45mJ)
勃起した姿を見られて、恥ずかしがっている私の褌を手際よくほどき綺麗に畳んで籠に入れると、懐中電灯を手に取って渡してきた。 『じゃ勉強の続きね?女の人の中身のお勉強!』 由美子さんは座ったまま脚を大きく拡げると、懐中電灯のスイッチをオンにするように言った。天井を照らす明かりを自分で股に誘導して私の肩に手を置いた。 『見える?女の人の大事な大事な部分。』 「うん…」 『すごいよね、人の身体にこんな裂け目があるなんて。ここからやっちゃんも、他のみんなも産まれてくるんだよ?でもね、産まれてくるだけじゃなくて、ここに男の人のおちんちんが入るの。…ほら…見える?ここだよ?ここにおちんちんが入るの…』 懐中電灯で照らされながら、由美子さんは自分の割れ目を指で拡げて見せてくれた。 「……うん…なんか…すごい……。なんか綺麗…。」 『フフッ…そう思ってくれるんだね!嬉しいなぁ……。やっちゃん、触ってみる?』 「うん」 『ここはね、子供を産む所なんだけどとっても弱い所でもあるの。すぐに傷つくし病気にもなるしひどいと子供も産めなくなっちゃうの。だから……私だけじゃなくて女の人みんな誰にでも、ここだけは特に優しくするって約束してちょうだい。いい?』 「うん…わかった。約束する!」 『フフッ、ありがとうね!じゃいいわよ…触ってみて?』 両脚を拡げた由美子さんに膝ひとつ分近づいて、割れ目の右側の膨らみをそっと人差し指で触れてみた。 見た目と違い思ったよりも柔らかく、続けて反対側、上に、下に、と指を移動させる。 どこもフニフニした感触で、胸と同じく触っているだけで気持ちいい。 『真ん中も触って大丈夫よ?おちんちんが入るところ…。ちゃんとどこにおちんちんが入るのか確かめておいてね?』 割れ目の中心、赤く充血した中身の部分に指を当てる。周りの部分よりも更に柔らかく湿った感じがした。傷つけない様に…と気にしながらそ~っとビラビラした部分に指を滑らせていく。 たまにビラビラを捲りながら上下左右と弄っていると、一ヶ所固い部分を探しあてた。 『んっ……それ…クリトリス。よく見つけたわね。』 「クリトリス?」 『そう。そこは女の人が1番気持ちいい所…。乳首みたいに弄ってみて?』 「うん………こう?」 『そう、そ…うッ!コネコネもしッ…てみてッ?』 「痛くない?大丈夫??」 『大丈夫…気持ちよくてッ…変な声ッ出ちゃうだけ…ンッ!』 「……こんな感じでいいの?」 『ンンッ!そう!上手…ンンッ!』 「…なんか、ぬるぬるしてきた…」 『アッ……大丈夫。ちょっと一回ストップしよっか』 「…うん?」
19/08/01 06:41
(BuEA45mJ)
『ぬるぬるしたの出て来たでしょ?それはね、おちんちんを入れる準備が出来ましたよーって印なのよ。』 由美子さんは目尻を下げた表情で自分の割れ目から出た体液を中指で掬い、それを親指とで擦り合わせて離し、糸を引いた状態を私に見せた。 『ねばねばしてるでしょ?これが出てこないうちにおちんちん入れたりしたらダメよ?』 「うん」 『これ、舐めて味見してみて?』 「え??」 『大丈夫。みんなする事だから。ほら…』 指に付いた体液を私の口元に近づけニッコリ微笑む。口を開けて舌を出すとそっと中指を擦りつけ、自分は親指を咥えて体液を舐め取っていた。 何とも言えない匂いと、微かに塩気を感じる味。 「…しょっぱい…?…かな?」 『うん、そうだね!男の人はね、大人になるとこの味がみんな大好きになるのよ。ビールみたいなもんかしらね!フフッ!ビール飲んだ事ある?』 「うん、父さんに少し飲まされた事はある。」 『どうだった?苦いだけだったでしょ?』 「うん不味かった!」 『それが大人になるとあんなに美味しそうに飲むのって不思議だと思ったでしょ?それと同じ…そのうち好きになるわ。』 「ふーん。」 『じゃあまた続きね!今度はそのぬるぬるしたのを指に付けてから中に入れてみて?わかるかな?』 「うん…………こ…こ?」 『もう少し上……うん、そこ…そう…ゆっくり…ゆっくり…出したり…入れたり…うん…そう…そう……どう?中の感触は?』 「…なんか……すごい…気持ちいい」 『私も気持ちいいよ…。指でも気持ちいいでしょ?おちんちんならどうだろね?』 「ここに…ちんちん入れるんだよね?早く入れてみたい!」 『待ってね…そのまま動かすの続けて?少しお話し聞きたいから。』 「うん、わかった。」 『やっちゃんはオナニーした事ある?』 「うんあるよ!」 『気持ちいいもんね!じゃあ、オナニーしてて最後、グ~って気持ちよくなるよね?その時おちんちんから何か出る?』 「うん、由美子さんのこれみたいにぬるぬるしたやつが出るよ」 『それは透明?白?』 「透明だったよ」 『最近いつオナニーしたの?』 「えっと…一昨日の夜」 『そっか、わかった。教えてくれてありがと!……それよりどう?私の中からぬるぬるしたのいっぱい出て来てるでしょ?』 「なんか…おしっこみたいに出てきてる」
19/08/01 06:44
(BuEA45mJ)
『そうね…やっちゃんの指が気持ちいいから…溢れてきちゃってるね。じゃあ…そろそろやっちゃんのおちんちんの出番かな』 「うん!」 話の最中もずっと中で指を動かし続け、由美子さんの割れ目から流れ出した愛液は、下に敷いた襦袢にぽつんと滲みをひとつ作っていた。 『やっちゃんはコンドーム着けた事は……ないわよね?今から私が着けてあげるから、やり方見てて覚えて?いい?』 脇に置いてあったコンドームの箱から1つ、袋を取り出して開け中身を私に見せる。懐中電灯で照らしながら表と裏を説明して、流れる様に私の棒に被せた。 『ね、簡単でしょ?これで準備はオッケー!あとはやっちゃんのおちんちんを私の中に入れるだけ。穴の場所はわかるよね?』 「うんたぶん。」 『さぁ…いらっしゃい…。私を使って大人になりましょうね…』 懐中電灯を消して横に置き、寝そべった由美子さんの脚の間に膝をつく。懐中電灯を消してすぐだったので、ランタンと蝋燭のだけの明るさに目が慣れず、ぼんやりと見える女の人の裸。私の肉棒はコンドームを被せられるよりずっと前から血液が波打って痛いくらいに勃起していた。 柔らかい由美子さんの身体に自分の身体を重ねて、肉棒を割れ目に近づけ、当てる。心臓もバクバク動きを早めるし呼吸も早い。ここに来て一気に緊張が最高潮になっていた。 『やっちゃん…落ち着いて。大丈夫、気持ちいい事するだけなんだから、緊張しなくてもいいのよ?ね?』 両手で優しく私の顔を包み母親の様な愛情に満ちた笑顔で語りかけてくれた。 コクンと頷いて一度深呼吸してから、肉棒を割れ目の中心へと送り出した。 『…うん、大丈夫…大丈夫……そう…大丈夫よ…』 「ハァハァハァ…」 『ちゃんと入って来てるわ…大丈夫…。そのまま、そのまま全部入れてみて?………そう、ンッ…』 コンドームの潤滑剤と由美子さんの愛液のおかげで、私の初めての挿入は何の問題もなく達成できた。 自分の手でするオナニーなんかとは比べ物にならないくらいの気持ちよさ。肉棒全体を包み込んでくる女性の身体の中の凄さを初めて知った瞬間だった。 「気持ちいい…」 『フフッ!そうでしょう?私だって気持ちいいのよ?このままお話出来そう?』 「うん。大丈夫だよ」 『何のお話しようかしら……。あ、さっきの続き聞いていい?オナニーの!』 「いいよー」 由美子さんは私の肉棒を身体に収めたままいろんな質問をしてきた。 いつからオナニーしてるの? どんな持ち方でするの? オナニーの時どんな事想像するの? 私が「世話人」だってわかった時どう思った? 等々…ずっとニコニコしながら普通の話声で喋っていたが、急に私の耳元に小声で呟いた。 『本当はダメだけど、コンドーム外しちゃおうか…。やっちゃんの精液まだ赤ちゃんの種入ってないし、私も赤ちゃん出来ない期間だから…。…どう?』 顔を上げて返事をしようとする私の口元に人差し指を当てて声を制し、眉をあげながら首を少し傾けて無言で聞いてくる。周りからは他の「世話人」の喘ぎ声が聞こえて来ていた。 私も無言で頷きゆっくりと肉棒を抜くと、由美子さんはすかさずコンドームを丸めとり襦袢の袖に隠した。
19/08/01 06:51
(BuEA45mJ)
おいで、と口パクされコンドームなしで2回目の挿入をする。薄い邪魔な物がないだけでこんなに違うのかとわかるくらい、生での挿入は衝撃的だった。 「すっごい…」 『内緒だからね?他の人に言っちゃダメよ?』 「うん…」 『これが本当の大人の………ね!』 ハッキリは言わなかったがセックスだよと言ったのは子供ながらにわかった。 私の背中に腕を回し、ここで初めて由美子さんはキスをしてきた。 初めは軽く唇を触れるだけ、次は長く、そして3回目で接ぐんだ私の口をこじ開け、ヌウッと中に舌を侵入させて私の舌と絡めだす。 口と口を付けるだけがキスだと思っていた私にはいきなり濃厚なキスは動揺しかなかったが、由美子さんの舌の動きや微かに感じるアルコールの匂いと歯磨き粉の味は今でも覚えている。 周りからの喘ぎ声はどんどん大きくなっていて、初めて聞く女の人の声がまた更に興奮の度合いをあげていた。 『メグミさんすごいね!あんなに気持ち良さそうな声出しちゃって。ミチコさんとエミコさんも…。…さぁやっちゃん?私もあんな声出したいなぁ?フフッ!』 「んと……動けばいいの?」 『出来る?』 「できるよ!」 この時は由美子さんを気持ちよくさせるとかは全く考えていなくて、ただ自分が気持ちよくなる事しか頭になかった。挿入したまま膝を浮かせてなんとなく腰を動かしたり、片足だけ曲げてだったり、とりあえずいろんな事を試したけどすぐに大きな波が来てしまった。 「由美子さんっ!もう出ちゃいそう!」 『ンッ!いいわよ!出しちゃって!……ナカニネ…』 「アアアアア………ウワァッ!」 『アアア……出てる……あったかい…』 「ゴメンナサイ…もう出ちゃった……」 『フフッ!初めてで生意気言うな~?やっちゃんが気持ちよかったのならそれでいいのよ!』 「うん…」 『どうだった?気持ち良かった?』 「すっごい気持ち良かった!」 『やっちゃん、大人の仲間入りおめでとう!……でも、まだまだ終わらないわよ?今日から私が死ぬまでやっちゃんの相手するんだからね!イイ男になるのよ?』 「うん!オレ頑張るよ!」 『えらいえらい!フフッ!』 中に射精した後も挿入したまま、由美子さんは私の頭を撫でてくれた。女性の身体の中への射精は、子供ながらに何か小さな征服感があった。
19/08/01 07:00
(BuEA45mJ)
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