|
|
1:愛しい彼女
投稿者:
貴之
◆QmymJSDcqA
「腹減ったよ、何か作ってよ~」
佐藤祥太は、いつもとお同じように情けない声を上げていた。 「まったく、さっき吐くほど食べたでしょ!」 麻衣子は不満そうな声を出しながら、けれど俺の隣から立ち上がる。 「もう、ちょっとは金払いなさいよ!」 いつものように怒りながら、それでもいつもと同じようにキッチンに向かった。 「ヘイヘイ、いつか金ができたらな~」 佐藤が軽口を言い、麻衣子がさらに怒る。 そんないつもの光景だった。 大学で、勧誘の煩い一期生の時に 言い訳のために所属したサークル。 最初にリサーチした通り、活動は少ないどころか ほぼ無かった。 そんなサークルの、唯一の集まりであるミーティングとゆう名の いつもの飲み会終わり・・・時間は、もうすぐ2時を過ぎるところだった。 いつものように終電を逃した佐藤が、いつものように俺と一緒に 俺の彼女である森下麻衣子の家に来た。 ワンルームの学生マンション、俺は布団のないコタツテーブルに、いつもの場所に座っていた。 そしてキッチンに向かった麻衣子が座っていた場所に そのまま寝転んだ。 佐藤は俺の前の席で、胡座を組んでいる。 佐藤は麻衣子が運んできた レンジで温めただけのチャーハンを「手料理」と褒め、ガツガツと音をたてて おいしそうに掻き込みながら食べる始める。 俺が寝転んだせいで自分のいつもの席がなくなった麻衣子が、佐藤の右側に座るのを見た。 そして、俺はいつもと同じように瞼を閉じた。
2021/03/09 20:19:35(Pyc6h0T6)
投稿者:
貴之
ここまで書いておいて、何なんですが・・・
こりゃ、少なくとも『レイプ』を冠する掲示板への内容じゃないですよね・・・ 教えて、誰か。 ・・・ナンネで、NTR的なのって、やっぱ既婚未婚に関わらず、人妻の方ですかね?
21/03/10 19:10
(Vd4lZenh)
投稿者:
(無名)
いいから、しっかり完結させて。
21/03/11 08:41
(m/WdJsfR)
投稿者:
貴之
完結・・・しかも、しっかりと・・・無慈悲な命令ですね
・・・出来るだけがんばってみます
21/03/11 15:59
(x5q91WO0)
投稿者:
貴之
月曜の午後、俺はサークル棟の5階に身を隠した。
誰も使わない階段の影に隠れて、廊下に並ぶ扉を監視する。 俺が大学に入った年に新設されたらしい5階建てのサークル棟、活動が少ない事がバレている俺達には、最上階の隅のほうの小部屋しか割り当てられなかったと、卒業した先輩がボヤいていた。 4階にもまだ空きがあるのにと、悔しそうに言ったのを覚えている。 そしてその頃にはもう、この微妙に使い勝手の悪い部室ではなく、あの学生センターに誰からともなく 何となく集まる習慣が出来上がりつつあった。 俺の視線の先・・・エレベーターから手前に3つ目・・・そこが所属するサークルに割り当てられた部室だった。 2時半を過ぎ、いつもなら講義を受けている時間になった。 俺は代弁を頼む事すら思いつかず、ただじっと廊下を見ていた。 55分間らは1秒1秒が長く感じた。 何度も携帯の画面で時間を確認した。 けれど、携帯の画面に15:00と表示されても、誰も来なかった。 エレベーターは下の階ばかりを行き来していて、使いにくい5階になど一度も止まらなかった。 おかしい・・・ そんなはずはない・・・ だって、あの夜、あんなにも・・・ そんな疑問が頭の中をグルグルと回り、時間だけが5分、10分と過ぎていった。
21/03/11 16:00
(x5q91WO0)
投稿者:
貴之
気付いた瞬間に駆け出していた。 エレベーターのボタンを連打し、扉にぶつかりながらサークル棟を出た。 本館の横の歩道を走り、裏手に向かった。 坂道を登り切ると、大学の敷地の奥に 平行に並んだ小さな建物が見えた。 サークル棟が新設される前までの、部室棟の列だ。 いくつかのサークルが倉庫代わりにしているらしいが、見る限り その周りに人気はなかった。 2階建ての建物にはどれも、コンクリートブロックが剥き出しの壁に5つの扉が並んでいる。 建物の端には青いペンキに塗られた鉄の階段が、ボロボロに錆びていた。 俺は息を切らしたまま、ゆっくりと坂道を下っていった。 足音を殺しながら移動した。 一つずつ扉に耳を当て、中の音を探った。 靴の底が鉄の階段に擦れる音が、やけに大きく感じた。 そして3つ目の棟の2階、真ん中の部屋の扉で物音を聞いた。 聞こえたのは、低いこもった声だった。 内容は聞き取れないが、確かに何かを話している。 男の声だ・・・そう思った瞬間に汗が噴き出た。 俺はゆっくりと隣の扉に近づいた。 ドアノブは回ったが、鍵が掛かっていて開かなかった。 反対側の扉に近付き、祈るような気持ちでドアノブを回した。 扉は、油の切れた音をたてながら、ゆっくりと開いた。 その部屋には何もなかった。 小さな棚が一つあるだけの、ぶら下がる電灯の玉さえ外された部屋だった。 俺は部屋を区切る壁・・・コンクリートブロックの隙間を探した。 ひび割れの一つ一つを覗いた。 そして、いくつ目かのひび割れの向こうに、隣の部屋を見た。
21/03/11 16:01
(x5q91WO0)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。 |
官能小説 掲示板
近親相姦 /
強姦輪姦 /
人妻熟女 /
ロリータ /
痴漢
SM・調教 / ノンジャンル / シナリオ / マミーポルノ 空想・幻想 / 透明人間体験告白 / 魔法使い体験告白 超能力・超常現象等体験告白 / 変身体験・願望告白 官能小説 月間人気
1位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 16812view 2位そして、妻は甥... 投稿:ダイエットキング 11193view 3位狙われたオバサン 投稿:スケベおやじ 6465view 4位引っ越す元人妻 投稿:コンビニ店長 4803view 5位義母、溺愛転覆 投稿:Daniel 4759view 官能小説 最近の人気
1位ショッピングモール 投稿:純也 143478view 2位幼なじみの母親 投稿:ナオミチ 1117523view 3位マゾだった姉、... 投稿:ナオキ 1529821view 4位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 16811view 5位狙われたオバサン 投稿:スケベおやじ 6465view 作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
下着-変態告白 10:18 母親の行動-親の性行為目撃談 10:13 宇都宮で-犯され願望 10:04 男はこれで食いつきます-ヤリたい時の私の手口 09:31 おはようございます。本日のグリーンチャン... 09:06 人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information
ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。 |