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愛しい彼女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:愛しい彼女
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA
「腹減ったよ、何か作ってよ~」
佐藤祥太は、いつもとお同じように情けない声を上げていた。

「まったく、さっき吐くほど食べたでしょ!」
麻衣子は不満そうな声を出しながら、けれど俺の隣から立ち上がる。
「もう、ちょっとは金払いなさいよ!」
いつものように怒りながら、それでもいつもと同じようにキッチンに向かった。

「ヘイヘイ、いつか金ができたらな~」
佐藤が軽口を言い、麻衣子がさらに怒る。
そんないつもの光景だった。

大学で、勧誘の煩い一期生の時に 言い訳のために所属したサークル。
最初にリサーチした通り、活動は少ないどころか ほぼ無かった。
そんなサークルの、唯一の集まりであるミーティングとゆう名の いつもの飲み会終わり・・・時間は、もうすぐ2時を過ぎるところだった。

いつものように終電を逃した佐藤が、いつものように俺と一緒に 俺の彼女である森下麻衣子の家に来た。

ワンルームの学生マンション、俺は布団のないコタツテーブルに、いつもの場所に座っていた。
そしてキッチンに向かった麻衣子が座っていた場所に そのまま寝転んだ。
佐藤は俺の前の席で、胡座を組んでいる。

佐藤は麻衣子が運んできた レンジで温めただけのチャーハンを「手料理」と褒め、ガツガツと音をたてて おいしそうに掻き込みながら食べる始める。
俺が寝転んだせいで自分のいつもの席がなくなった麻衣子が、佐藤の右側に座るのを見た。
そして、俺はいつもと同じように瞼を閉じた。
 
2021/03/09 20:19:35(Pyc6h0T6)
27
投稿者: 貴之
ここまで書いておいて、何なんですが・・・

こりゃ、少なくとも『レイプ』を冠する掲示板への内容じゃないですよね・・・


教えて、誰か。
・・・ナンネで、NTR的なのって、やっぱ既婚未婚に関わらず、人妻の方ですかね?
21/03/10 19:10 (Vd4lZenh)
28
投稿者: (無名)
いいから、しっかり完結させて。
21/03/11 08:41 (m/WdJsfR)
29
投稿者: 貴之
完結・・・しかも、しっかりと・・・無慈悲な命令ですね

・・・出来るだけがんばってみます
21/03/11 15:59 (x5q91WO0)
30
投稿者: 貴之
月曜の午後、俺はサークル棟の5階に身を隠した。
誰も使わない階段の影に隠れて、廊下に並ぶ扉を監視する。

俺が大学に入った年に新設されたらしい5階建てのサークル棟、活動が少ない事がバレている俺達には、最上階の隅のほうの小部屋しか割り当てられなかったと、卒業した先輩がボヤいていた。
4階にもまだ空きがあるのにと、悔しそうに言ったのを覚えている。
そしてその頃にはもう、この微妙に使い勝手の悪い部室ではなく、あの学生センターに誰からともなく 何となく集まる習慣が出来上がりつつあった。
俺の視線の先・・・エレベーターから手前に3つ目・・・そこが所属するサークルに割り当てられた部室だった。

2時半を過ぎ、いつもなら講義を受けている時間になった。
俺は代弁を頼む事すら思いつかず、ただじっと廊下を見ていた。

55分間らは1秒1秒が長く感じた。
何度も携帯の画面で時間を確認した。
けれど、携帯の画面に15:00と表示されても、誰も来なかった。
エレベーターは下の階ばかりを行き来していて、使いにくい5階になど一度も止まらなかった。

おかしい・・・
そんなはずはない・・・
だって、あの夜、あんなにも・・・

そんな疑問が頭の中をグルグルと回り、時間だけが5分、10分と過ぎていった。


21/03/11 16:00 (x5q91WO0)
31
投稿者: 貴之


気付いた瞬間に駆け出していた。
エレベーターのボタンを連打し、扉にぶつかりながらサークル棟を出た。
本館の横の歩道を走り、裏手に向かった。
坂道を登り切ると、大学の敷地の奥に 平行に並んだ小さな建物が見えた。

サークル棟が新設される前までの、部室棟の列だ。
いくつかのサークルが倉庫代わりにしているらしいが、見る限り その周りに人気はなかった。


2階建ての建物にはどれも、コンクリートブロックが剥き出しの壁に5つの扉が並んでいる。
建物の端には青いペンキに塗られた鉄の階段が、ボロボロに錆びていた。
俺は息を切らしたまま、ゆっくりと坂道を下っていった。

足音を殺しながら移動した。
一つずつ扉に耳を当て、中の音を探った。
靴の底が鉄の階段に擦れる音が、やけに大きく感じた。
そして3つ目の棟の2階、真ん中の部屋の扉で物音を聞いた。


聞こえたのは、低いこもった声だった。
内容は聞き取れないが、確かに何かを話している。
男の声だ・・・そう思った瞬間に汗が噴き出た。

俺はゆっくりと隣の扉に近づいた。
ドアノブは回ったが、鍵が掛かっていて開かなかった。
反対側の扉に近付き、祈るような気持ちでドアノブを回した。
扉は、油の切れた音をたてながら、ゆっくりと開いた。


その部屋には何もなかった。
小さな棚が一つあるだけの、ぶら下がる電灯の玉さえ外された部屋だった。

俺は部屋を区切る壁・・・コンクリートブロックの隙間を探した。
ひび割れの一つ一つを覗いた。
そして、いくつ目かのひび割れの向こうに、隣の部屋を見た。


21/03/11 16:01 (x5q91WO0)
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