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1:リラクゼーションサロンの恥罠
投稿者:
(無名)
客「ありがとうございました」
「今後ともよろしくお願いします」 年配の女性が、こちらを振り返って何度も頭を下げながら帰って行く。 男も、それを見送りながら頭を下げる。 ここは、郊外の駅から程近い場所にある整体院である。 それに加えてリラクゼーションサロンも兼ねている。 マンションの一階に看板を掲げ、店構えは小さいが評判は良かった。 客「よろしくお願いします」 次の客を迎え入れる。 歳は25歳で腰痛持ちの女性である。 久々の超上玉で、男の期待は膨らんでいる。 彼の名は田中宏と云う。 整体師の資格を持って店を一人で経営している。 特に忙しい時にだけ、知り合いの老女に雑用を頼んでいる。 彼は腕が良かった。 天性のセンスで、客の症状を見極めて適切な処置を施していた。 その甲斐が有って、口コミでの客の来店が絶えない状態だ。 客「先生、あれ以来、本当に良くなって来ました」 「ありがとうございます」 彼女、彩はこれまで何度も係る整体院を転々と変えては落胆して来たが、ここに来て劇的に腰の具合が改善され始めたのだ。 田中「いえいえ、貴女の普段の心掛けの賜物ですよ!」 田中は笑って、そう応えた。 だが、その眼の奥では虎視眈々と彼女の身体を視姦している。 彼にとって、過去最高の獲物だからである。 客の白石彩は美しかった。 女優の上〇彩に雰囲気が似て、華やかなイメージである。 百貨店での立ち仕事で、腰の具合に悩まされて居たそうだ。 だが、やっと確かな店を見つけられた安心感で、田中への信頼は厚い。 この信頼関係が大事なのである。 田中「では、ベッドの上で横になってください」 彩「はい」 控え室で下着姿になった彩は、バスタオルを巻いてベッドへうつ伏せに横たわる。 田中は全身をくまなくマッサージした後、彼女の腰を重点的に揉み始めた。 田中「どうですか?」 「以前と比べて具合の方は?」 彩「はい、全然違います」 「仕事中が凄く楽になりました!」 田中「ああ!それは良かったですね」 彼は気持ちを入れて、彼女を揉み解してゆく。 彼女は、腰の痛みが消えて来た事も有って、マッサージの気持ち良さを堪能している。 彼に全幅の信頼を寄せていた。 すると彼が一つ、提案をした。 田中「どうでしょう?」 「オイルマッサージを受けてみませんか?」 彩「オイルマッサージ・・・ですか?」 田中「ええ!」 「気持ちいいですよ!」 「アロマオイルで、よりリラックスします」 彩「あっ、はい!」 「お願いします」 田中「では、私は少し退室しますので、下着を脱いでまた寝ていてください」 彩「えっ?」 「あの、・・下もですか?」 田中「はい!」 「その方が身体全体がリラックスしますよ!」 彩「は、い」 「わかりました」 彼が部屋を出て行くと、彼女はするするとブラとショーツを脱いで、またタオルを身体に巻いてベッドに寝た。 暫くして彼が戻って来た。 彼はマッサージ用のオイルを手に取って、彼女の脚や肩の辺りに塗り込んでゆく。 田中「どうですか?」 「気持ち良いでしょう?」 彩「ええ、 あっ、はい!」 「気持ちいいです」 彼は再度、彼女に伝える。 田中「それではタオルを外して下さい」 「これから全身マッサージに移りますね!」 彩「タオル、ですか?」 田中「はい!」 「うつ伏せのままで!」 「大丈夫ですよ。リラックスしますから」 彩「・・・わか、りました」 彼女は恥ずかしそうに胸を押さえて上体を起こし、タオルを外してベッドに直に寝た。 彼女の身体は素晴らしく美しかった。 引き締まった肉体ときめ細やかな肌。 そして、小さめなお尻と大きなバストに見事なくびれ。 彼は無理に平静を装って、彼女の背中やお尻にオイルを塗って行く。 彩「ふっ!、ぅんんっ」 彼の手が彼女のお尻に届くと、彼女は思わず小さな声を漏らしてしまった。 彼は背中からお尻に掛けて、念入りに揉んでゆく。 田中「白石様は綺麗な肌ですね!」 「すべすべで、マッサージがし易いです」 彩「はっ、 はぁい」 「きもちいいですぅ」 彼は尚も彼女を攻めて行く。 強く、優しく。 大きく、小さく。 速く、遅く。 時に彼女の胸の脇に手を滑らしながら。 そして徐々に、その手を胸の奥の方に潜り込ませて行く。 彩「あっ、あの・・・」 「(おっぱいに手が・・あっ、やだ、乳首さわってるよぉ)」 彼女は気持ち良かった。 全身を揉み解された挙句に、生まれて初めて性感帯を直に刺激されて悶絶した。 何故ならば、彼女は性行為をした事が無かった。 バージンであったのだ。 異性に身体を任せた事が無かった為に、対処の仕方が分からなかった。 彩「(あっ! ええっ?! そんなところに・・)」 彼はお尻をマッサージしながら、極自然に彼女のおまんこのワレメに指を滑り込ませる。 「くちゅっ! ぬちゅるぅっ!」 おまんこのワレメに指を入れたり出したり。 そうかと思うとワレメの筋に沿って、にゅるにゅちゅっと弄って行ったり。 彩「はぁぁんんっ! んあぁっ!」 彼女はもう、声を押し殺しては居られない。 仕方なく、口をシーツに押し付ける。 彼は黙って彼女を愛撫しながら考えていた。 やっとここまで来れた。 彼女に違和感を持たれる前に、自然に、ここまでの行為に及ぶ事が出来たのだ。 だがこのまま彼女と性交渉をするには、まだ時期尚早であるかも知れない。 彼は迷った。 そして迷った末に決断した。 先ずは、己の遺伝子を彼女に刻んで置こうと。 彩「ふっ!ふっ! はっ! はぅっ!」 彼女も興奮している。 上〇彩似の彼女の顔は、ほんのりと赤く上気して眼は虚ろである。 彼は既に最大限に勃起したペニスをズボンから取り出す。 そして彼女に分からぬ様に、素早くオナニーを始めた。 彩「せ、んせ、い・・・」 「まだ、終わらな、いの?」 彼女に不審に思われてしまっては全てが終わりである。 彼は急いだ。 彼女のおまんこから指を抜いて、チュッとぬるぬるのワレメにキスをする。 するとペニスが弾けて、怒涛の様な射精が始まった。 「ぶぶりゅっ!」 「どびゅるるぶびゅっ!」 近くに用意して置いた容器に、濃厚な熱い精液を溜めて行く。 一週間近く射精を控えていた為に、糊の様な液体が溜まって行く。 彼は射精が終わると直ぐにペニスを仕舞って、彼女のおまんこをロックオンした。 田中「(はぁっ! あっ、彩ちゃん!)」 「(君のおまんこの奥に、僕の赤ちゃんの素を塗り込んで行くからね!)」 「(妊娠するんだよ!!)」 彼は己の出した精子を指で掬い取って、片手でワレメをこじ開けて彼女の膣に押し込んでゆく。 「くちょるっ!!」 「にゅちゅるっ! にゅるぅ!」 彼は彼女の綺麗な性器の内部を見てバージンの可能性を感じ、膣の中を傷つけない様に慎重に種付けを行ってゆく。 そして容器内の精子を全て彼女の胎内に注入した彼は、おまんこをタオルで拭いて、また優しくワレメにキスをした。 そして思い直した様に、また背中やお尻全体を暫くマッサージする。 彼女の表情は緩み切った状態で、眼は虚ろなままである。 そして、暫くした後、彼女は覚醒した。 だが終始、ぼんやりした表情である。 彼は彼女にシャワーと着衣を促し、タクシーを呼んで帰途へと就かせた。 彼は閉店後に心からくつろいだ。 彩の子宮に纏わり付いている己の精液を思いながら。 彼は次こそは絶対に、彩と性器を繋ぎ合わせて真の生殖行為を行おうと心に決めた。
2017/10/27 23:04:38(JxP0I9Ai)
投稿者:
(無名)
リラクゼーションサロンの恥罠22
未知子「ふっ、 はっ、 もっ、もう!」 「まだ、おふろに、・・はいってないっ・・のに」 宏「はあぁぁ~! いい香りです!」 「未知子さんの、・・一日の香りだ!」 未知子「はっ、ああぁ~、 なに、そ、れ・・」 「へんた、い・・だ!」 彼のペニスは、彼女の半球体である子宮口の辺りを、くりゅくりゅと弄っている。 その球を転がす様な感触が、彼には堪らなく楽しく、気持ちの良いものであった。 だが彼女は違う。 お腹の奥を、股間から差し入れられた、熱くて堅・柔らかい生き物でまさぐられている様な感覚である。 気持ち良い様な、それでいて限りなくくすぐったい様な切ない気持ちにさせる。 彼女は彼に訴える。 未知子「あぁ、はっ!・・あの・・堪んない!」 宏「なにが?、何が堪らないの?」 未知子「お、く・・おなか、の・・」 宏「おく?、奥に何かあるの?」 未知子「くりゅ、く、りゅ・・してるの・・」 宏「えっ?お腹の中が?」 「大変だ!」 未知子「たいへっ、ん・・じゃないの・・」 宏「どうしよう?どうしたら?」 未知子「ひろしさ、んの・・ばか!」 彼女はうな垂れてしまった。 そして時々、ウエストの辺りをくねくねと捩じらせて悶えている。 必死になって快楽に耐える、そんな彼女がいじらしくなって、彼は云った。 宏「ごめん、つい・・」 「未知子さんが可愛過ぎるから・・」 彼は動きを停めた。 しかし言葉とは逆に彼は、容赦無く彼女の後ろからシャツ越しにおっぱいをまさぐって行く。 それと同時にペニスをゆっくりと出し入れして行く。 「にゅるるっ、 にゅちっ! にゅずるっ、 ずちゅっ!」 いやらしい音が、彼女の脳に伝わって来る。 続けて彼は、彼女のシャツのボタンを丁寧に外して行き、ブラを上にずらしておっぱいを直接揉み始めた。 未知子「ふっ、ふっ、ふっ、んんっ! んぁ!」 彼女の明晰な脳は、次第に麻痺をして行く。 一人の超優秀な女外科医は、生殖を求める只のメスへと変貌して行く。 未知子「ひろしさ、ん・・今度こそ・・」 「できる、かな?・・」 宏「んっ? 赤ちゃん?」 未知子「ふっ、・・うんっ!・・」 「ねえ、ひろしさんは・・どっちが、いい?」 宏「どっち?」 未知子「おとこの、こ?」 「おんな、・・のこ?」 宏「あぁ! 僕?」 「僕は・・・」 未知子「・・・・・?」 宏「男の子・・かな?」 未知子「わたしも!」 二人の意見は一致した。 そして二人の性器も更に一つとなって行く。 彼は次第に動きを細かく早くして行く。 「ぐちゅ、 ぐちょっ! ずちゅ、 ぬちょ!」 卑猥な音が大きくなるにつれて、ペニスとおまんこの結合部に白い泡の様な液体が溢れて来る。 その大量の泡は、おまんこからペニスへと伝わって、最後に陰嚢、玉袋から滴り落ちて行く。 未知子「きもちい、いよぉ~」 「ひろしさん・・な、んで?」 「なんで、 あかちゃん、 つくるのに・・」 「こんな、に・・きもちいい、の?」 彼女は眼を真っ赤に腫らして、口元から涎を垂らしながら彼に聞いた。 宏「それは・・・」 「きっと、・・神様の意志じゃない?」 「やっぱり、人は楽しくない事は、・・余りやらないよね(笑)」 未知子「ふっ、ふ、(笑)・・ほんと、だ!」 彼は彼女のおっぱいを鷲掴みにして、きつく身体を寄せて行く。 彼女は、この聖なる行為をひたすらに受け容れる。 彼に外敵から守って貰っている事を実感しながら。 相変わらず感じている彼女の顔は、涙と涎でくしゃくしゃである。 彼は、彼女の乱れた白衣と綺麗に引き締まったお尻を見て、己の絶頂が近い事を悟った。 睾丸が次第にせり上がって来る。 彼は彼女に云った。 宏「未知子さ、ん!」 「そろそろ、・・です!」 未知子「えっ? ひろしさっ・・」 宏「未知子さん・・」 「一回の射精で、その精液の中にどれだけの精子が泳いでいるのか」 「知ってますよね?」 未知子「・・すう、おく?・・」 宏「そう!数億匹の精子が」 「未知子さんのおまんこの中に出されるんです!」 未知子「はあぁぁ、・・すごい、よ・・」 宏「そして、その中で」 「たった一匹だけが」 「未知子さんの卵子を受精させる・・」 未知子「ひろしさん・・のせいし・・」 宏「この射精する精子の中に、その一匹が絶対居る!」 「僕、そんな気がします!」 未知子「うんっ!わたしも、する」 宏「もう!も、う・・」 「いきそうです!」 未知子「!・・・・・」 彼の睾丸はせり上がり切って弾けた。 彼渾身の元気な精子達が、彼女の子宮口目指して飛び出して行く。 「ずびゅっっ!!」 一発目の精液が尿道口から噴出する。 ペニスの竿部は緊張で強張り、押し縮められた尿道は彼に激痛さえ感じさせる。 だが睾丸からの圧力に、竿の筋肉が負けた。 恐ろしい程の勢いで、残りの精液が放出された。 「どぶりゅ、ずりゅるる!!」 これ程の射精感を彼は味わった事が無かった。 只、彼女の身体を抱き締めて、この苦痛を耐えるしか無かった。 「びゅぶっ! びゅぶっ! びゅぶっ!びゅぶっ!ずびゅ!」 未知子「ふっ、ん、んんあぁぁぁっ!」 彼女の子宮は驚愕する。 最初に射精を味わった時の圧力とは次元が違った。 その熱く粘る液体の圧力で、身体が持ち上げられそうな錯覚まで覚えた。 彼女は只、窓枠にしがみ付くしか手が無かった。 「びゅぶるるっ! びゅぶるるっ! びゅぶるるるっ!」 彼の脳には、やっと快感が伝わって来る。 それも恐ろしい程の快感が。 彼の下半身は既に麻痺して、震える脚で支えるだけが精一杯であった。 宏「みち、こさ、んっ・・・」 未知子「ひろ、し・・・」 二人は互いの名前を呼び合って、その存在を辛うじて確認する。 それぞれの人生に於いて、頂点とも云うべき絶頂を噛みしめながら。 只、熱くて緩い時間だけが流れていた。
17/11/10 16:02
(P56kTaAD)
投稿者:
(無名)
リラクゼーションサロンの恥罠23
互いの胸の動悸が少しづつ治まって来ている事が分かる。 二人の、最高の悦楽を伴った生の交尾は終わった。 もし彼女の胎内に新しい命が宿ったとしたら、二人はもう只の他人では無い。 赤ちゃんと云う、かすがいが出来るからだ。 彼は彼女との愛の交わりが今日唯一である事は、前回の経験で分かっていた。 名残惜しくも、彼女のおまんこからペニスを抜いて行く。 だが使命を果たした彼のペニスは、彼女の愛液と己の精液を纏って居ながらも満足そうに次第と萎れて行く。 彼はしゃがみ込んで精液と愛液で、ぐちょぐちょになった彼女のおまんこを愛おしそうに、ぺろぺろと綺麗に舐め上げて行く。 未知子「あっ!ひろしさ、ん・・」 「そ、んな・・きたないよぉ~」 彼女は度重なる彼の愛の行為に感動していた。 彼になら自分の恥部を、全てさらけ出せると思った。 彼は自ら身繕いをした後、彼女にショーツを履かせ、はだけた衣類を整えて行く。 そして最後に彼女の、乾いてしわしわになった顔を優しく綺麗に舐めて行く。 未知子「ぃやん! くすぐったいよ~! もう!(笑)」 彼女はまんざらでも無さそうである。 彼は彼女と軽く、チュッとキスをして言った。 宏「お疲れ様でした」 「未知子さんっ!」 未知子「そちらこそ!」 「本当にお疲れ様です」 彼と彼女は互いに顔を見つめて、プッと小さな笑いを同時にした。 そして彼女は、たった今ひらめいた言葉を彼に贈った。 未知子「私がメスカマキリだったら・・」 「宏さんはもう、食べられちゃってたところだね!」 彼は彼女のそんなブラックジョークが大好きだった。 宏「未知子さんが人間で良かった~!」 「あっ!でも・・」 「もう未知子さんのお腹の中に入っちゃったみたい」 未知子「ええっ?何で?」 彼女が聞くと彼が答えた。 宏「僕の魂が抜かれてね!」 未知子「もうっ・・ひろしさん・・・」 彼と彼女は時間が許す限り、唇同士を重ね続けた。 それからひと月近く経ったある日。 季節は既に冬入りし、年末に向けて全てが慌ただしくなって来た。 だが彼女だけはいつも通り、至ってマイペースである。 その日は大きな手術が予定されていた。 朝早く、麻酔科医の堀之内と合流して、病院へと急ぐ。 堀之内「出門さん! おはよ~!」 未知子「ああ! よっ!」 未知子は軽く手を挙げて彼女に応えた。 話題はファッションから入る。 堀之内「なに?」 「また新しいコート買ったの?」 未知子「えへへっ!」 「こないだバーゲンで。アキラさんと」 堀之内「へぇ~、似合ってんじゃん!」 「しっかし、よく、いつもいつも買い物するね~」 「感心するわ!」 未知子「買い物は仕事への活力源!」 「どんどん行くよ~!」 堀之内「はぁ~」 「相変わらず、朝からテンション高いねぇ~」 未知子の足取りは軽かった。 これから難易度の高いオペが待っている事もある。 そこへ堀之内が、不意に疑問をぶつけた。 堀之内「そういえば出門さん?」 「あれはどうなったの?」 未知子「あれって?」 堀之内「あの彼の事よ!」 未知子「ああ~・・」 堀之内「あぁって?」 「どうなってんの?」 「進捗状況は?」 未知子「さあ?」 「どうなんだろ?」 堀之内「全く!!」 「ちゃんと彼とエッチしたの?」 未知子「いやいや~、それがさぁ~」 未知子は彼女を近くに呼び寄せ、ひそひそ話を始める。 未知子「きゃぁ~!!いや~ん!もう、エッチ!!」 堀之内「いい歳こいて、なに一人で盛り上がってんだか!」 未知子はスキップを始めた。 そんな未知子に彼女は現実を突き付ける。 堀之内「ちゃんと検査してる?」 未知子「検査?」 彼女の問いに未知子は足を止めた。 未知子「検査って?」 堀之内「あんた、外科医だろっ!!」 彼女は未知子の能天気ぶりに呆れ果てた。 そしてその日。 長時間のオペが終了して、未知子は早速検査薬で試してみる。 未知子「これって?」 「陽性?」 堀之内「う~ん、そうだね」 「貴女は妊娠をしてる」 未知子「私が?」 「お腹に赤ちゃん?」 堀之内「そのと~り!」 未知子「ほんとに? やった!!!」 未知子は両手を挙げて、万歳をした。 そして彼女の手を掴んで礼を云う。 未知子「ありがとう!」 「貴女のおかげです!」 堀之内「いや、別に、私何もやってないし・・」 未知子は浮かれまくった。 そして 未知子「じゃあね~!!」 と言って、何処かへ行ってしまった。 堀之内「きちんと正式に検査受けてね~!」 彼女の言葉など、耳に届いてはいない。 未知子は、ただただ嬉しかった。
17/11/11 08:39
(xSiYdFez)
投稿者:
日本茶々!
ご懐妊おめでとうございます!
17/11/12 03:04
(kiKaLXcl)
投稿者:
(無名)
リラクゼーションサロンの恥罠24
妊娠検査薬で陽性反応が出た未知子は、それから半月後にわざわざ街の産婦人科へかかった。 何故なら彼女が普段、仕事として通っている〇帝大学病院での検査など、到底受け入れられないからだ。 自らの秘め事を、医局の彼らに知られる訳にはいかない。 今居る立ち位置を崩す事は出来無いのである。 勿論彼女が自分自身を検査する事も出来ない。 彼女は黙って専門医の判断に身を任せる事しか選択肢が無かった。 そして各種の検査が行われた後、待合室で待っていると名前が呼ばれた。 「出門さん、どうぞ~」 担当の医師は女医であった。 未知子は、おどおどとした自信無さげな態度で診察室に入る。 すると医師の口から結果が伝えられる。 「おめでたですね!」 「お身体、大事になさってください」 彼女は晴れて妊婦となった。 その事実が今更ながら嬉しかった。 彼女は嬉々として宏に電話をする。 未知子「宏さん!聞いて聞いて!」 「あのね~」 「私、妊娠したよ!」 宏「ええっ?」 「・・・・・」 「本当、ですか?・・・」 彼の気持ちは複雑であった。 彼女に赤ちゃんが出来たという事は、はっきり云って彼は既に用済みなのである。 未知子「どうしたの?」 「宏さん?」 宏「あっ!あぁ、 おめでとう!」 未知子「ええ!ありがとう!」 彼女は彼の浮かない声が気になった。 だが、もう全ては始まってしまった。 彼女は彼に向かって伝えた。 未知子「今度、挨拶にいくね!」 「また、連絡するから」 彼は瞬時に気を取り直した。 こんな結末になる事は最初から分かっていた事である。 彼は努めて明るく振舞って彼女に云う。 宏「ええ!」 「是非とも待ってます!」 未知子「じゃあね~、また!」 彼女からの電話は切れた。 今日から彼の心は、また一人きりとなった。 それから数日後、彼の整体院に一人の女性が現れた。 彼女は待合室で、しきりに周囲を伺っている。 宏「お待たせ致しました。どうぞ~!」 彼の言葉を聞いて彼女は慎重な様子で施術室へと向かう。 彼女は既にマッサージ用の下着に着替えている。 彼に促され、彼女はバスタオルを外してベッドの上にうつ伏せに寝る。 宏「ようこそ当院へ!」 「え~、堀之内、さんですね!」 「どうぞ、リラックスして下さい」 堀之内「あっ、はい」 「よろしくお願いします」 宏「え~と、肩?」 「肩のこりが酷いのですか?」 堀之内「ええ!」 「特に長時間の連続勤務の後が辛いです」 宏「そうですか」 「肩こりは様々な原因が考えられます」 「では、一つずつチェックしていきましょう!」 彼女は未知子に黙って偵察に来た。 彼女の事が心配であったからだ。 酷い男であるならば、彼女への中絶を勧める覚悟である。 堀之内は鋭い視線で彼の一挙手一投足を見定めていく。 と云う予定ではあったが、彼女は余りの気持ち良さに本当に寝てしまった。 正に彼の成すがままの状態である。 そして暫くして、彼の方から眠りを覚まされてしまう。 彼女は、ハッとした。 身体の全てを彼に投げ出してしまっている自分自身に。 宏「では、正座をして下さい」 彼に促されるままに、ベッドの上で正座をする。 彼女は薄目を開けて彼を観察している。 宏「身体のバランスを診てみますね!」 彼は彼女の身体をキチンと正立させて行く。 彼女は、この時点で既に身体の爽快さと肩の軽さを覚えていた。 堀之内「先生」 「随分と楽になりました!」 「気分も良いです!」 宏「そうですか!」 「それは良かった!」 堀之内「あの、肩こり・・」 「治りそうですか?」 宏「今日は、その為の第一歩です」 「気長に、ゆったりとした気持ちを持つ事ですね!」 「少しづつ改善して行きましょう」 肩が軽くなり、彼女は彼の腕を見極める事が出来た。 彼は本物である様だ。 しかも、彼女好みのルックスであった。 彼女は面食いである。 彼女は未知子に軽く嫉妬した。 堀之内「先生!」 宏「はっ?何ですか?」 堀之内「これからもよろしくお願いします」 宏「はい!」 「こちらこそよろしくお願い致します」 未知子の為に偵察に来た堀之内ではあったが、逆に彼女自身の意識が変わってしまった。 要するに、ミイラ取りがミイラに成ってしまったのである。 彼女はこの短い間に、彼女本人でさえ解からない心の奥底で決意をしてしまった。
17/11/13 15:09
(UlCkTsGT)
投稿者:
(無名)
29さん、お読み下さってありがとうございます。 物語の中盤から少々カテ違いの脱線気味ですが ご容赦くださいませ。 この後も、のんびりとアップさせて頂きます。 宜しくお願い致します。
17/11/13 15:47
(UlCkTsGT)
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