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2012/07/30 21:45:07(0hyPe6le)
投稿者:
駄目男
続編が遅れて残念です。これからが創作でも実話でも
実力の見せどころ、文を練っておられるのでしょう。 楽しみに待っております。
12/09/28 11:13
(8OyJIvvK)
【13】
「じゃぁ、お前の望みどおりに、突っ込んでやるよ」 俺は、女の脇に手をかけ、抱きかかえるように立たせると、そのまま振り向かせて便座に手をつかせた。 「足を開けよ」 そう言うと、女はゆっくりと足を開いた。 (本当に、飢えてるのか?) 俺は、すぐに入れるのが惜しくなり、女の腰に手をかけたまま、女の後ろにしゃがんだ。 女の尻は破れたパンストにまだ覆われていたが、その中では片方の紐の解かれたパンティーが、シワを作っていた。 (きれいな脚に、きれいな尻だ) 女が振り返ろうとしたとき、尻に残っていたパンストを更に引き裂いた。 「あっ・・・、いやっ・・・」 「パンストを破られるだけで、感じてるのか?」 俺は、半分笑いながら、女を追い込んでいった。 パンストの裂け目から手を差し込み、その絹のような尻を撫で上げた。 「あっ・・・、い・・・いやっ・・・」 「良い尻してるじゃないか」 そう言って、尻を撫で、更には舌を這わせた。スベスベで上気した尻。その割れ目にも舌を這わせ、更に両手で尻を広げると、尻の穴がひくついているいるのが見えた。俺はゆっくりと親指をその穴に押し当てた。 「ひぃ・・・、いやっ・・・」 「尻の穴も、感じるんじゃないのか?」 「ち・・・違います・・・」 口では拒否しながらも、揉まれる排泄器官の下で、お○んこがじゅぶじゅぶと新たな汁を泡立てていた。 「お願い・・・そこは・・・」 女が片手を後ろに回してきたが、俺は尻の穴を辱めながら、お○んこに口を付け、一気にマン汁を吸い上げた。 「はぅ・・・あぁ・・・だ・・・めっ・・・」 舌を延ばし、お○んこの中に差し込むと、女は堪らなそうに腰を押し付けてきた。 俺は女の腰を引き寄せると、口をずらし固く尖ったクリトリスを舐め、親指をお○んこの中に差し込んだ。 「いや・・・、だ・・・だめ・・・」 反射的に女が腰を引くのを押さえ込み、一気にクリトリスとお○んこを攻めあげた。 「いやっ・・・だめ・・・、お・・・お願い・・・」 俺も、もう我慢の限界になってきていた。 **************************************************************************************************** 男の執拗な愛撫に、私は体を支える腕にも、力が入らなくなっていました。 クリトリスを舐める舌、あそこの入り口を捏ねる指。 (また・・・、また逝っちゃう・・・) そう思ったとき、不意に愛撫がやみ、男が立ち上がり、後ろから両手で腰を掴んできました。 (いっ・・・、く・・・来る・・・) 熱い塊が私の股間に押し付けられ・・・、ゆっくりとお○ん○んが差し込まれてきました。 「あ・・・、いっ・・・いぃ・・・」 あそこの中をゆっくりと割広げながら入ってくるお○ん○ん。久しぶりに受け入れたためか、今までより、それは大きく、固く感じられました。 (あぁ・・・、入ってくる・・・) どこまで入るのかと思わせるくらい、男はゆっくりと、しかしその大きさを知らしめるながら差し込んできました。 そして、またゆっくりと引き抜かれ・・・。そのときの切なさ、そして私の中も引き抜くかのような力。 男は、私の右腕を後ろに引くと、崩れかけた上半身が反り返りました。そして次の瞬間、一気に奥まで差し込み、そのまま激しく抜き差しを始めました。 更に、左手でクリを捏ねられると、もう・・・だめでした。 「あっ・・・、い・・・良ぃ・・・」 「どこが、良いんだ?」 「お・・・お○んこが・・・い・・・良いの・・・」 体中から、一気に汗が吹き出てきました。もう、ここがトイレの中、という意識も私の中から薄れてきて・・・、久しぶりの快感に溺れていきました。 男は私の片手を引きながら、何度も激しく、奥を突いてきました。 「あぁ・・い・・・いぃ・・・の・・・。」 目の前が白くかすみ、頭の中でバチバチと火花が散るような感覚でした。 「ほら、逝ってみろ。もう、逝きそうなんだろ?見知らぬ男のち○ぽに犯されて、逝ってみろ」 「いやっ・・・だめ・・・。あ、・・・あっ・・・逝っちゃう・・・、い・・・くぅ・・・」 私は、力の入らない下半身を、男のものとクリを弄る左手に支えられたまま、ガクガクと震えながら、また・・・達してしまいました。 男はそのまま私を引き上げると、私を振り向かせ唇を奪ってきました。 「あ・・・くぅっ・・・」 男の唇を拒む力は、私には残っていませんでした。というより、私から・・・男の唇を割るように、舌を差し込んでいきました。 強く吸い込まれる私の舌。軽く噛まれ、そうしている間にもクリを捏ねられ・・・。 私から溢れた熱い汁が、太ももを伝っていきました。 *************************************************************************************************** (さぁ、そろそろ、俺も逝かせてもらおうかな) 俺も、かなり限界になってきていた。かなりの我慢汁が、女の体内に流されていることと思う。俺は今日の締めにかかった。 女からち○ぽを一旦抜いた。その根元周りには、白濁のマン汁が付着していた。 (十分、感じてくれたようだな) 俺は力の入っていない女を引き起こすと、そのまま壁に女の背中を押し付けた。 「もう・・・、許して・・・」 「ふざけるな。俺はまだ、満足してないんだぞ」 女の顔は、汗と涙でぐちゃぐちゃになっていた。 (良いザマだ) 俺は、女の唇を奪い、舌を割り込ませた。女の抵抗はもう無く、逆に舌を絡ませてくる。 (まだまだ、飢えてるな) 唇をつけたまま、女の片足を抱え上げ・・・、少ししゃがんだ姿勢から女のマ○コに、差し込んだ。 「ウグッ・・・、グゥ・・・」 声にならない女の声。しかし、その瞬間、俺の舌を強く吸い始めた。 そのまま、一気に脚を踏ん張ると、女は壁をずり上がった。 (くっ・・・、すごく締まりやがる) もう片方の足も持ち上げると、女のほうから俺の腰に両脚を絡めてきた。 「はっ・・・、くぅ・・・」 駅弁スタイルで、下から突き上げる。 「あっ・・・だ・・・だめっ・・・。こ・・・壊れ・・・ちゃう・・・」 「良いんだろ?マ○コが、良いんだろ?」 「あっ・・・、い・・・良いの・・・」 「さぁ・・・、どこに出して欲しいんだ?」 「あっ・・・、ほ・・しい・・・」 「はっきり言えよ」 女は、最後の抵抗を見せ、首を横に振った。 「ほら、ちゃんと言えば、また逝かせてやるぞ」 「だ・・・だめ・・・」 俺は、更に腰を強く振った。俺の胸板にもたれながら、女が大きく喘ぐ。 「い・・・、また・・・、い・・・きたい・・・」 「淫乱なお○んこの奥に、ぶちまけて下さい、って言ってみろ」 「いっ・・・、だ・・・め・・・」 「言えば、逝かせてやるぞ」 女のマ○コから溢れた汁が、俺のキ○玉をも濡らし、太ももに伝ってきた。 (もう少しだな) 俺は、女が上に逃げないよう、女の腰を抱き、動かないようにして更に下から突き上げた。 「だ・・・だめ・・・、お・・・奥に・・・当って・・・る・・・」 「ほら・・・、言ってみろ・・・。俺の目を見て・・・」 女が、目を開き、俺の目を見つめてきた。 口からは、だらしなく涎が垂れている。 「ま・・・、真由美の・・・、いん・・・らんな・・・、お○んこに・・・、いっぱい出して・・・下さい・・・」 (よし・・・) 俺は、女に勝った気分になった。 (これで、しばらく遊べる) 「よし、じゃぁ、出してやるよ」 我慢の限界だった俺のち○ぽも、もう止まらなかった。 **************************************************************************************************** もう、どうにでも良かった。 男の首に手を回し、腰に両脚でしがみつき・・・。 あそこに入れられたものが、だんだん膨らんでくるのがわかった。 (あぁ・・・、出される・・・、私の中に・・・) あの、男の眼が、私の目の前にあった。 私は首に回した手に力を入れ、男の唇に貪りついた。 そして・・・ 体の中に、熱い男の体液を感じた。 (あぁ・・・、出されてる・・・、あ・・・つ・・・い・・・) 何度も何度も、男のものからは、吐き出されるように感じた。 男は出し切ると、私を便座に座らせ、そのまま汚れたものを、私の口に中に押し込んだ。 「この味を覚えておけよ。お前と俺のが混じった味を・・・」 私は初めて、その味を味わった。決して、おいしくはなかった。でも、男の尻に手を回し、一滴足らずとも拭い取ろうと、奥まで咥えた。 私がいつも、ベッドで想像していたシチュエーション。犯されて、その犯したものを、最後にきれいにさせられること・・・。 しばらくすると、男から体を離した。 「良い体だったよ。また・・・、相手してやるよ」 そういうと、ズボンを履き、男は個室から出て行った。 (また・・・) その日、どうやって部屋に戻ったかは、記憶になかった。 しかし、翌日から、普段どおりに受付に私は座った。 (また、いつか・・・、あの眼がくる・・・)
12/10/01 22:34
(lmzlduYi)
【14】
あの日、俺は公衆便所から出ると、便所の脇に身を隠し女が出てくるのを待った。 俺が出てから15分ほどすると、気だるそうに女が便所から出てきた。 服装はそれなりに整えられているようで、女は公園を出ると、来た道を戻っていった。 俺は、女の出てきた便所に入ると、手洗い、個室を見渡した。 (何も残さずに帰ったのか・・・) 破られたパンストくらいは、脱ぎ捨てて帰ったと思ったが、履いたままなのか、持ち帰ったのか、便所の中には残されていなかった。 俺は、周囲を窺いながら便所を出ると、女の後を追った。 公園を出ると、100mほど先を歩く女の後ろ姿が見えた。 さっきほど近付かず、しかし見失わないように女の後をつけた。女はコンビニまで戻ると、駅とは反対の方向に進んだ。そして、しばらく歩いた後、マンションのエントランスに入っていった。 道路からエントランスを覗くと、オートロックを解除し、エレベーターホールに消える女の姿があった。 (あの部屋なのか?) しばらくして3Fの一室に明かりが灯ったことを見届けて、俺は駅に向かった。 **************************************************************************************************** あれから1ヶ月。私の身には何も起こらず、無事に生理を迎えました。ホッとしたのが、正直な気持ちでした。異常な状況の中とはいえ、中に求めたのは私自身。だからといって、身篭ることは望まないことでした。 しかし、あの日以来、私の体はあの“眼”を求めてしまっていました。あの男の言った「また・・・」という言葉。その言葉を思い出しては、自分で慰める夜を過ごしました。 窓清掃のときも、同じ“眼”をした男は現れず、いつもの老年前の男が淡々と清掃を行い帰っていきました。 そんな中一度だけ・・・、体が堪えきれず、食事に誘ってきた社員に、抱かれました。でも、やはり違いました。 私は学生の頃から、周囲から真面目で清楚なイメージを持たれてきました。私自身もそうあるべき、そうありたいと思っていました。あの“眼”に気付かされるまでは・・・。 その社員も、そういう清楚で真面目な私に好意を持って近づいて来たので、その夜に抱けることすら驚きを表していました。そんな相手が、私を激しく抱くことはありませんでした。抱かれている間も、『もっと激しく・・・』と思ったのですが、ダメでした。私の体は、優しいSEXを求めてはいませんでした。 その社員とは、それっきり。酷いことをしました。そのことを逆恨みして、私を襲わないか・・・。そんな期待をしつつも、やはり実際にあの“眼”を求めていましたが、次第に現れた時の恐怖、そして、また襲われるのではないかという恐怖も、私を大きく支配していました。 ***************************************************************************************************** 俺の望みは、あの女を犯せば良い、というものではなかった。 初めてみたときのあの制服姿の女。その女に辱めを受けさせて、そして犯すこと。清楚な雰囲気を醸し出しながらも、隙の無い態度。そして、自分より下と判断した相手を見下すような気の強さ。 しかし、面の皮を剥いでみると、淫乱なM女。 俺はあの日以来、以前と同じようにしばらく女の前には姿を見せないようにした。しかし、少し離れた場所から女の監視は続けた。 (必ず、あの女は欲望を抑えられなくなる・・・) 確証のないものだったが、なぜか俺には自信があった。今までに、レイプの経験はあの1度だけだったが、痴漢の経験はあった。女性の多くは、痴漢を嫌うのが当然だが、何人かに一人は、拒否をしながらも、最後には堕ちてしまい、しかも、翌日も乗車する位置を変えない女がいることを知っていた。そういう女は「自分が痴漢されている」というシチュエーションを楽しんでいるのだと、勝手に考えていた。拒否をしながらも、見知らぬ男に屈してしまい、最後には快楽を与えられてしまう自分に酔う女。 (あの女も、そうであれば良いのだが・・・) 女がそれを望み、それを待っているのであれば、こちらの望むシチュエーションで楽しませてもらう・・・。 ***************************************************************************************************** 街に秋の涼しさが漂い始めて来ました。 その頃には私の中にも、『もうあの男は現れない』 そんな、諦めに似た、しかしどこかホッとした気持ちが支配し始めていました。 (あの日の私は、どうかしてたんだ・・・) でも、自分の体を慰める時には、瞼の裏にはやはりあの“眼”が現れて来ました。 想像だけの相手・・・。私は、それを楽しんでいました。それは、最も安全に自分が犯されること・・・。 そんな中、会社の創立記念日が近づいてきました。その日は、社員は休み。しかし、受付は急な来客に備えて出勤するのが、決まりになっていました。 (創立記念日に来社する人なんて、いないのに・・・) 仕事に追われる一部の社員を除けば、自分だけが出勤することにいつも不満を覚えていましたが、来客も社員もいない静かな時間を過ごせるので、少し得した気分にもなれる日でした。 (今年は、どの本を読もうかな・・・) 会社の帰りに書店に寄り、静かな受付で読む本を選び、その日を待ちました。
12/10/13 00:00
(IJf0TY1O)
【15】
その日が創立記念日であることを、俺は偶然にも田中さんから聞いた。仕事場で会った時に、『創立記念日が休みになるなんて、良い会社だよな』と、田中さんが呟いた一言だった。 「やっぱり、社員は全員休みなんですかね?」 「みたいだよ。せっかくの休みだから、普通は休むだろ」 「そりゃそうですよね・・・」 創立記念日の当日、俺は一抹の期待を抱いて、朝から仕事に向かった 仕事を終え、女の会社の最寄駅に着いたのは夕方だった。俺は夕方の街を歩き、女の会社へ向かった。遠めにもそのビルには明かりは点いていないのがわかった。 (やはり、全館休業なのか・・・) そう思いながら、ビルの前を通り過ぎようとしたとき・・・ (・・・!) 会社のエントランスホールにだけ、明かりが点いていた。通りすぎながら中を窺うと、受付に座る女の姿が見えた。下を向き、何か読んでいるのか書類を書いているのか、そんな雰囲気だった。 (女が一人でいる・・・) 逸る気持ちを抑えつつ、一旦ビルの前を通りすぎた。幸い女は俺の姿には気付いていないようだった。 俺は、ビルの斜め向かいにあるカフェに入ると、ビルの正面玄関、そして側面の通用口が見える窓側の席に腰を下ろした。 (ビルに一人ということはないだろう・・・) それから1時間。ビルに近づく者は、夕刊を配達に来た新聞配達の男だけだった。外回りから戻ってくる社員も、早くに帰宅する社員もいなかった。そして、夕闇が迫りだしたころ、ビルの明かりは玄関だけになった。 俺は立ち上がり、支払いを済ませると、ゆっくりとビルに向かった。守衛が居ないと、通用口からは入れない。かと言って、早い時間に玄関から入り、誰かが訪れてきても厄介である。もう一度、ビルの前を通りすぎエントランスを覗いた。女は相変わらず、受付に座っていたが、先程とは異なり受付台の周囲を片付けているようだった。入るのなら、女が玄関の鍵を閉める寸前。俺は再び、女のいるビルに向かった。ズボンのポケットからマスクを取り出し、片方ずつ耳にかけた。自動ドアの向こうで女が受付から出てくるのが見える。俺は自動ドアの前に立った。 **************************************************************************************************** 静かな1日が終わりかけていました。 午前中は何人かの社員が出勤をしていましたが、午後になると私一人が残されていました。 (まぁ、しょうがないか・・・) 数日前に書店で買った本を読み、静かな時間を過ごしていました。気がつくと、終業の時間を少し過ぎていました。 (いけない・・・、夢中になりすぎた・・・) 私は受付台の周りを片付け、読み終えた本を鞄に仕舞うと、そのまま更衣室に向かうために、鞄を手に取り受付ブースを出ました。 その僅かに玄関から目を離したときに、自動ドアが開く音。 (えっ、誰?こんな時間に・・・) 少し苛立ちの気分が沸き起こり、玄関を見た瞬間に全身が凍りつきました。しかし、次の瞬間に、顔が熱くなるのがわかりました。 (ど・・・どうして・・・) 私はマスクをはめたその男の顔を見ながら、平静を保とうとしました。 「も・・・、もう終業ですが、なっ・・・何の御用ですか?」 男はゆっくりと私の方に近づいてきました。 「な・・・何なんですか?き・・今日は・・・」 「玄関の、鍵を閉めて下さい」 そう言いながら、男はマスクと目深に被った帽子を外しました。 「あっ・・・」 「早く、鍵を閉めろ」 男の声は至って冷静でした。そして、手に持った鍵を奪うと、玄関の鍵を閉めたのでした。 「な・・・、何をするのですか・・・?」
12/10/14 21:18
(fJ.atmQ/)
【16】
女は狼狽していた。しかし、その姿を見て改めて俺好みの女だと思った。 俺の一番好きな制服姿。紺色のベストに水色のシャツ。ベストと同色の膝上丈のタイトスカートからは、黒のストッキング。俺は、昔からいかにもOLというスタイルに憧れを抱いていた。しかもその女は、細身の方が良い。 今までは、強気の態度だった女は、完全に俺にのまれていた。 「ど・・・、どういうつもりですか・・・」 俺は携帯を取り出し、女に見せた。 『お○んこが・・・い・・・良いの・・・』 『あ、・・・あっ・・・逝っちゃう』 後ろ姿とはいえ、女も自分であることを認識したようだった。 「か・・・帰って・・・」 俺は、玄関の鍵を女の前にかざした。それを取り返そうと、震えながら伸ばした女の手を反対の手で掴んだ。 「やっ・・・、やめて下さい・・・」 拒否をする言葉だが、その言葉には力が入っていなかった。 「少し、話がしたい。話が出来る場所に案内してくれないか?」 俺は、努めて冷静な声を発した。 「は・・・話って・・・」 「この動画、どうしようか・・・」 「そ・・・そんな・・・」 女は俯き、呟いた。 「付いて来て・・・下さい」 俺は手を離すと、女が歩き出した。 細く締ったウェスト、脹脛・・・。全てが上物だった。 (今日は、どんな下着なんだろう・・・) 俺は、女の後ろ姿を視姦しながら、女の後についた。 **************************************************************************************************** (見られてる・・・) 後ろをついて来る男の視線を、痛いほどに感じていました。 とうとう出会ってしまった男の“眼”。 (あの“眼”に、また犯される・・・) 体の芯が熱くなるのが、わかりました。 エレベーターホールに入り、エレベーターのドアを開け、会議室のあるフロアのボタンを押しました。 ドアの脇に立つ私の横を通り過ぎ、男はエレベーターの奥に立ったようでした。 「今日は、会社、休みなんだよね」 「え・・・えぇ・・・」 「もう、誰もいないのかな?」 「た・・・多分・・・」 私は、改めて絶望的な気持ちになりました。 (大声を出しても、この建物には誰もいない・・・) エレベーターが、会議室のフロアに止まりました。 前を歩く私の足音に続いて、男の足音が付いてきます。 絶望的に気持ちと裏腹に、私の乳首は固くなり・・・、あそこは恐らく・・・、濡れていました。もう・・・、その時から・・・。 薄暗い廊下を歩き、会議室のドアを開けました。 電気を点け・・・、ドアの脇に立つと、男が入ってきました。あの“眼”で私を見つめながら・・・。男はそのまま会議室に入ると、まん中辺りの椅子を引出し、腰をかけました。 「さっ・・・、あんたも座りなよ」 私はドアを閉めると、男のほうに一歩踏み出しました。 「鍵・・・、かけた方が良いんじゃないの?」 「えっ・・・?」 「誰もいないかもしれないけど・・・。別に見られて良いのなら、構わないけど」 私から男を会議室に案内し、私から鍵をかける・・・。動画で脅されているとはいえ、私が男を誘ったようにしか見えません。 (どうしよう・・・) また犯されることに、不安がありました。また、自分が自分でなくなってしまいそうで・・・。 でも、あそこは熱くなっていました。 私は、ゆっくりと鍵をかけました。 「こっちに来いよ」 「話ってなんですか?」 私はドアの前で答えました。 男はまた携帯を取り出しました。 『お○んこが・・・い・・・良いの・・・』 『あ、・・・あっ・・・逝っちゃう』 さっきより、ボリュームを上げて、私の声が流れました。 「や・・・やめて下さい」 「だったら、こっちに来て座れよ」 男が隣の椅子を引き出し、向かい合わせにし、こちらを見つめてきました。 私は、その“眼”に引き寄せられるように、椅子に向かいました。
12/10/15 22:39
(CXAtGJ36)
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