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他の男に処女を捧げたオンナ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:他の男に処女を捧げたオンナ
投稿者: てんてん
野崎ナギサは恋人の宮沢シズクに招かれ部屋にいた。
ナギサは超一流企業の御曹司である次期社長の聡一の一人娘だ。
まるでお屋敷のような立派な家に住んでいる。
シズクはナギサと同じ17になった。
高校二年、トップクラスの進学校に通っている。
二人はシズクからの告白で付き合い始め、一年が過ぎようとしている。
シズクにとっては初めての恋人だった。
シズクは学校でも一二を争う美少女で、その外見とおおらかな気取りの無い性格で皆から慕われるお嬢様だった。
身長は155と小柄で艷やかな黒髪を肩まで伸ばしている。
手脚もスラリと長くスタイルもいい。
ナギサは180の長身で剣道部に所属し、引き締まった体型だ。
短めの髪型に整った爽やかなな顔立ちが大学生のような雰囲気を醸し出している。
学業も学年トップ。
大人びた穏やかで落ち着いた性格が男女を問わず皆
の信頼を集めている。
それまで学校の話をしていたシズクが急に黙り込み、ナギサを熱い瞳で見つめてくる。
そして制服のブラウスのボタンを外し始める。
「シズク、、、何をしてる?」
「だって、、、わたし達、付き合って一年になるんだよ、、、ナギサ君のことが大好きなのに、まだキスしか、、、」
頰を赤らめ上目遣いに見つめてくる、、、
しかし本来ならときめくシチュエーションもナギサの心には何も響くものがなかった。
冷え切った思いがあるだけだ。
「ナギサ君にわたしの初めてをあげたいの、、、本当の恋人になりたいの、、、」
ブラとショーツだけになったシズクが抱きついてくる。
純白の総レースのセクシーな下着、最近急に大人びた
カラダ付きになったシズクの魅力を引き立たせる、、、
しかしナギサの心は更に冷えていく。
両腕でシズクを引きはがす。
「シズク、、、お前、、初めてじゃないだろう?」
「えっ、、、なに、、言ってるの?」
「お前は松田と、、、知ってるよ、、、」
「公平、、くんはバスケ部だから、、、たまに話すだけだよ、、、」
シズクの声が震えてる、、、
シズクはバスケ部のマネージャーをしている。
「公平君か、、、」
「あっ、、、でも友達だから、、、それだけ、誤解しないで、、、」
「昨日の夜、、、その俺はよく知らないトモダチから電話があった、、、」
どうして、、、電話なんか、、、嫌な予感が、、、
「な、何だって?」
「シズクは俺のオンナだから、もう手をだすなって、、、別れろと言ってきた、、、」
「まさか、、、そんなの、、、ウソだからね、、、信じたらダメだよ!」
シズクの声はうわずり顔色は真っ青だ。
「俺も信じられなくて、松田にそう言ったよ、、、」
ホッとする、、、 
ナギサは信じてくれた、、、
「よかった、、、公平君、どうかしてる、、、前から散々言い寄ってくるの、、、迷惑してた、、、」
「シズクはそれなのに友達なんだ?公平君って、、、おかしくないか?」
「それは、、、とにかく、今度怒っておくから、、、わたしが好きなのはナギサ君だけ、、、信じてくれて嬉しい、、、」
「信じる?そんなわけ、ないだろう?」
「えっ、、、だって、、、」
「これを、、見ろ、、、」
ナギサはスマホの動画をシズクに見せる。
「なに?これ、、、」
おそらくラブホなのだろう。
大きなベッドの前でシズクが松田と抱き合い濃密な口づけを交わしていた。
『シズク、、、逢いたかった、、、』
『わたしも、、、公平にすごく逢いたかった、、、』
互いに呼び捨てだ、、、
再びキスをして舌を絡め合う。
松田が乳房をまさぐる、、、
『あっ、あん、、、』
「これって、、、」
更に顔を真っ青にしたシズクが呟く。
「ヤツが証拠だって送ってきた、、、」
「そんな、、、こんなのいつ撮ったの、、、わたし、、、知らない、、、」
隠し撮りか、、、やはりな、、、
「こんなのイヤだ!お願い、もう見ないで、、、止めて、、、」
「ダメだ、、、俺は全部見た、、、シズク、お前にも見て貰う、、、」
ナギサは言い切った。
シズクは俯いてしまう。
絶望が迫ってくる、、、
画面の二人は互いの服を脱がせ合っていた。
小柄なカラダに乳房が揺れる。
『シズク、、、大きくなったな、、、』
松田が唇を寄せて舐めシャブる、、、
『あっあん、、、Dになったの、Dでもきついぐらい、、、公平のおかげだね、、、嬉しい、、あ、あ~ん、、、』
シズクが松田の頭を抱き乳房を押し付ける。
『あん、それ好き🩷気持ちいい、、、』
蕩けるようなシズクの表情、、、
『ねえ、シャブりたい、、、わたし、公平にフェラしてあげたい、、、』

つづく



 
2025/09/02 09:26:01(Vu9Hx42z)
17
投稿者: てんてん
「俺、ちょっと買い物してくるわ、、、ほらシズクの好きなジュースあったろう?あれ、買ってくるよ、、、」
「わざわざ、いいよ、、、そんなのわるいから、、、」
「気にするなって、俺も久しぶりに飲みたいからさ、、、少しかかるけど待っててくれ、、、」
「うん、分かった、、、ありがとうね、、、」
ナギサが出て行った。
なぜか急にドキドキしてくる。
ナギサがひとりで眠る部屋、、、
少しぐらい、、、いいよね、、、
ベッドに横たわる。
ナギサの匂いがする、、、
せっかく胸の目立つ服を来てきたのに、、、
ナギサは見向きもしてくれなかった、、、
それはそうだよね、、、
汚れたカラダなんか、、、
乳房に両手をやり、強くまさぐる。
わたし、、、ナギサには見せて無いのに、あんなヤツに、、、
ナギサ、本当にごめんなさい、、、
未だに後悔が込み上げる。
枕に顔を埋める、、、
ああっ、、、ナギサの、、、男の匂い、、、
この匂い、、、大好き、、、
シャツのボタンを外す。
ブラをたくし上げ乳房を揉む。
ナギサの匂い、、、
ナギサに抱き締められてるみたい、、、
尖りをみせる乳首をコネコネしながらショーツを下げ指を差し向ける。
「ああっ、こんなに濡れてるよ、、、」
ここに居ないナギサに聞かせるように声を出す。
「あっ、あっ、あっ、、、イイッ、、、あん、いん、、、ナギサ君、、、感じちゃうよ、、、」
シズクはオナニーに耽り始める。

サイフ忘れてるよ、、、
そう気付いたナギサは家に引き返した。
そうだ、、、シズクを驚かせてやろう、、、
音をたてずにドアを開く。
えっ、、、
シズクがベッドの上で艶めかしい声をあげている、、、
半裸の姿で、、、
乳房を鷲掴みにして、もう一方の手は下半身で忙しなく蠢いている。
「アアン、凄く感じるの、、、ナギサ君、、、もっとシテ、、、」
瞳を閉じ、薄く開いた唇が色っぽい、、、
思ったよりも量感がある乳房の頂にある乳首を摘みながらクリを撫でている。
「あっ、あっ、欲しい、、、ナギサ君と、、、セックスしたいよぉ、、、」
シズクは気付きもせずにオナニーに没頭してる、、、
ナギサは部屋に入り、ドアを閉める。
「えっ、、、なに?」
シズクの視線がナギサを捕らえ、びっくりした表情を浮かべる。
「どうして!?」
「サイフを忘れたんだ、、、」
まろび出た乳房がプルンと揺れる。
シズクは慌ててタオルケットでカラダを隠す。
「わたし、、、ごめんなさい、、、」
「俺こそ、、ゴメン、、、ノックもしないで、、、」
「ううん、、、わたしが悪いの、、、ああっ、凄く恥ずかしい、、、」
「俺で、、、シテた、、のか?」
「うん、、、ベッドに横になったら、ナギサ君の匂いがして、、、わたし、、、ガマンできなくて、、、」
シズクが泣きそうな顔をして見つめてくる。
「わたし、、、また、嫌われちゃったね、、、」
「そんなことは無いさ、、、シズク、、、俺、聞きたいことがあるんだ、、、本当のことをおしえてくれるか?」
「うん、何でも応えるよ、、、わたし、ナギサ君にはもう絶対にウソはつかないと決めてるから、、、」
二人はしっかりと見つめ合う。
「どうして、、、松田に処女を捧げたんだ?」

つづく
25/09/15 23:55 (OPiYRQiG)
18
投稿者: てんてん
シズクはナギサと付き合い始め幸せだった。
ナギサのことが大好きだった。
初めてのキス、、、
天にも登る気持ちになった。
きっと、もうすぐその先も、、、
シズクは子供のころから性に興味があった。
ようするにオマセさんだった。
キスだけじゃ物足りない、、、
ナギサと愛し合いたい、、、セックスしたい、、、
気持ちが募るのにナギサは求めてくれない、、、
そんなとき、公平が声をかけてくるようになった。
初めは部活の話からだった。
公平の噂は耳にしていたし、警戒はしていた。
けれども、そんな気配はまるで無く普通に接してくる。
次第に打ち解けるようになって、二人で会話を交わす機会が増えていった。
女癖が悪く手が早い、、、そんなことは単なる噂に過ぎないのではないか、、、そう思うようになっていた。
ある日、ついナギサへの不満を漏らしてしまった。
もっと積極的になって欲しい、わたしのことをオンナとして見て欲しい、、、わたしはオンナとして魅力が無いのかな、、、
公平は即座に否定してくれた。
シズクはキレイで凄く魅力的だ。
ナギサはシズクの素晴らしさが分かってない。
それにアイツはヘタレだからビビって何も出来ない。
俺だったらシズクのことを放っておいたりしない、、、
そう言って熱く見つめられた。
それからはかなり際どい話もするようになった。
男と女の話、、、
セックスを匂わせるような話も、、、
この人は経験してる、、、
きっと、、、エッチも上手なんだろうな、、、
二人でいるとドキドキするようになっていた。
そんなある日、公平の部屋に誘われた。
行ったらどうなるかは分かっていた。
行ってはいけないと思ったのに、、、頷いてしまった、、、
好奇心に負けてしまった。
途中までだったら、、、最後さえ守れれば、、、シテみたい、、、
公平だったら優しくシテくれる、、、
イッパイ気持ちよくしてくれる、、、
そして、秘密にしてくれる、、、
部屋に入るとすぐに抱き締められた。
「ずっとシズクが好きだった、、、彼氏がいたからガマンしてた、、、」
唇を奪われた。
ナギサのキスとはまるで違った。
情熱的で、わたしを心から求めてるキス、、、
舌を絡められ頭がぼおっとしているうちに裸にされていた。
好きだ、キレイだと何度も囁かれカラダ中を愛撫された。
もう夢見心地だった、、、
気持ちよくてイッパイ声を出してしまっていた。
そして公平はゴムを着けた。
「それは、、、ダメ、、、それだけはお願い、、、」
「いいだろう?シズクだって、本当は経験したいんだろう?」
したい、、、
「でも、、、初めてだから、、、それはナギサ君と、、、だから、、、」
「アイツは根性ナシだから、いつまでもシテくれないぞ、、、それにそんなの関係無いって、、、野崎が本当にシズクが好きなら、初めてとか、バージンに拘らないはずだろう?」
「そう、、、かな、、、」
欲しかった、、、このまま公平とセックスしたかった、、、カラダが求めていた、、、
「そうだって、、、俺は野崎よりシズクを愛してる、、、だからシズクのバージンが欲しい、、、」
「ああっ、いいよ、、、公平にあげる、、、」
思いきり抱きついていって唇を求めた。
激しい痛みを覚えながらシズクはオンナになった。

「そうか、、、」
ほとんど思っていたとおりだった。
「でも、、、拘るとかとは違うと思うぞ、、、シズクは俺と付き合っていたに他の男に処女を捧げたんだ、、、」
「ごめんなさい、、、本当は全部言い訳だと分かってた、、、経験したかったの、、、興味だけが頭の中で膨らんで、、、わたしはどうしょうもないイヤらしい女だっ
た、、、」
「それだけじゃない、、、ヤツのことが好きだったんだろう?」
「抱かれてるうちに、、、いっぱいセックスしてイカされてるうちに、、、どんどん好きになってた、、、」
オンナはそういうものだ、、、
「でもね、、、いっぱいイカされても、、、これがナギサ君だったら、、、ナギサ君に抱いて欲しいと、いつも思ってた、、、」
「それこそ、、気の迷いじゃないのか?」
「違うよ、、、公平も好きだったけど、ナギサ君の方がもっと好きだって、、、」
そんなの、、、咎める良心を鎮める言い逃れとしか思えない、、、
吹っ切ったはずなのに、どうしょうもない憤りが込み上げてくる。
「さっき、、、オナニーしてたよな?」
「うん、、、して、た、、、」
「本当は松田でシテたんだろう?」
「違う!ナギサ君でしてた!」
「じゃあ、これから続きをしてくれ、、、」
「えっ、、、どういう、、こと、、、」
「イヤらしいシズクを見たい、、、俺が見たことのない本当のシズクを、、、」
シズクは一瞬息を呑む。
「いいよ、、、わたしはナギサ君が望むなら、、、何でもする、、、」
顔を真っ赤にして見つめてくる、、、
瞳は情欲に濡れ始めてる、、、
「下着だけ、、、着けてもいい?」
ナギサは頷く。
シズクが純白の下着姿でベッドに横たわる。
「その下着も、、、松田の好みか?」
「違うよ、、、これは、、、ナギサ君に、、、」
「どうせ、、、ヤツの好みのを着けてたんだろう?二人で仲良く選んでたのか?」
「ごめんなさい、、、二人でショップに、、、選びに行った、、、凄くエッチなの、、、買った、、、」
「まだ持ってるのか?」
「ごめんなさい、、、捨てるから、、、今度ちゃんと捨てるから、、、」
「好きにしろ、、、早く、始めろよ、、、」
冷たく言い放つ。
シズクは目を閉じてブラの上から胸を擦り始める。
「あっ、、、んっ、、、んっ、んん、、、」
ナギサが見てる、、、、
恥ずかしい、、、
でも、、、興奮しちゃう、、、
「シズク、、、もう濡れてるぞ、、、」
ショーツにシミができている、、、
「あ~ん、イヤぁ、、、」
ショーツに指を潜らせ泥濘みを撫でつける、、、
本当に凄くなってる、、、
シズクが目を開きナギサを伺う。
「ああっ、見られてる、、、ナギサ君が凄い目で、、、わたしのオナニー見てるぅ、、、」
「どうせ松田ともシタんだろう?」
「したぁ、、、見せ合いっこして、、、ああっ、いっぱいセックスしたぁ!」
「俺はしないからな!」
「シタいよぉ、、ナギサともセックスしたい!」
ブラのホックを外す。
たっぷりと松田に揉み込まれた乳房がプルンと揺れる。
動画のときより大きくなったようだ、、、
尖った乳首を摘みクリクリしてる。

つづく








25/09/16 09:02 (4MnELuCw)
19
投稿者: てんてん
「ああん、、、いい、、、」
「凄くエロいぞ、、、シズク、、、」
「そうよ、、、わたしはイヤらしいオンナなの、、、あっ、あっ、んんっ、、、んっ、んんっ、、、、あっ、あ~ん、、、」
「俺で、、シテるのか?」
「そうだよ、、、ナギサ君で、、、ああん、ナギサとセックス、、、思いながらシテるぅ!」
クリを撫でてる、、、
「あのときは、、、松田でシテたんだろう?」
「シテたぁ、、、公平でオナニーしてたぁ!」
シミがどんどん広がっていく。
中はもうドロドロなんだろう、、、
カラダがピクピクしてる。
近づいてる、、、
「本当は今でも、、、シテるんだろう?」
「ああっ、、、イヤッ、、、してるの、、、公平でもシテる、、、でもナギサの方がずっといいのぉ、、、」
指先が激しく蠢く。
「まだ、、、好きか?」
「違うぅ、、、嫌い、、、でもいっぱいイカせてくれたから、、、公平のチ○ポしか知らないからぁ!」
このオンナは、、、
ナギサは激しく勃起した。
「俺とシタいか?」
「シタい、、、ナギサとセックスしたい!」
「ウソつけ、、、松田が今いたらスルくせに、、、」
「しちゃう、、、公平とセックスしちゃう、、、」
「嫌いなのにか?」
「嫌いよ、大嫌い、、、でもセックスは好きなの、、、ああっ、でもナギサがいい!」
ナギサは服を脱ぎ捨てた。
唇を奪う。
貪るように舌を絡め合う。
「だからナギサとしかしない、、、絶対しないよ、、、」
欲情に染まった目で見つめてくる。
ウソに決まってる、、、
コイツは誰にでも抱かれるオンナだ、、、
そんなオンナに俺を刻み込んでやる、、、
男の愛撫を求めて尖りをみせる乳首をネットリと舐めシャブる。
「ああっ、イイッ、、、ハメてぇ、、、誰にも言わないからぁ、、、今日だけでもいい、、、ナギサのセフレにしてぇ!」
ナギサはシズクを抱いた。
いや、徹底的に犯していた。
愛情の欠片もない、、、
ただひたすらに男の欲望をぶつけていった。
シズクはあからさまにオンナをさらけ出し、声をあげて昇り詰める。
まるでお互いの情欲を満たせ合うセックスだった。絶頂を重ねたシズクは自らフェラチオを施してきた。
大きい、硬い、太い、、、あからさまに公平と比較し、ウットリりとした表情で見つめ褒め称えながら30分も愛撫を続けた。
シズクは貪欲なメスに成り下がっていた。
公平にたっぷりと開発されたカラダがナギサを求め、卑猥なドン底の言葉を連発して快楽を貪り尽くした。
生も根も尽き果てグッタリと横たわったシズクは涙を流した。
「ごめんなさい、、、わたしバカだった、、、あんなこと、しなければよかった、、、最低なオンナだった、、、、」
いくら後悔しても失ってしまったものは帰ってこない。
本当に愛している男とのセックスは今までのものとはまるで別物だった。
シズクはハッキリとそれを知った。

つづく

25/09/16 13:51 (Xc5/QOO2)
20
投稿者: てんてん
ナギサは部活を終え道場を出た。
「ナギサ!」
いきなり声をかけられる。
外には同じクラスの大柄な女子生徒が立っていた。
藤堂ミユキ
ハイトーンカラーに染めた髪をサイドテールにまとめている。
濃いギャルメイクだが顔立ちは結構可愛い。
いわゆる白ギャルだ。
物怖じしないサバサバした性格。
思ったことを口にするタイプだが嫌味がないので煙たがられることはない。
それに根が優しいから同性からも好かれている。
その上、170とモデル並みの身長でスタイルもいい。
太っているわけではないがムッチリとした大人びた体型がなんともいえない色気を漂わせる。
とにかく男子には人気がある。
特定の彼氏はいないようだが、その外見から経験も豊富でヤリマンだという噂もある。
オマタと同じくアタマもかなり緩く成績はからっきしだった。
それでも皆にはユキちゃんと呼ばれ、慕われている。「藤堂どうした、こんな時間に?」
ミユキは帰宅組だ。
「ナギサと一緒に帰りたいと思って、、、いいかな?」
「いいけど、、、何か話か?」
「うん、、、実はそうなんだ、、、」
並んで歩く。
珍しくミユキがモジモジしてる、、、
話をようやく始めたのは学校をだいぶ離れてからだった。
「あのさ、、、シズクと別れたって本当だよね?」
「ああ、、、本当だ、、、」
「それだったら、、、その、、、明後日の日曜、、、わたしとデートシテくれないかな?」
「デート?」
随分といきなりだな、、、
以前からそれなりに話してはいたけれど、、、
「話があるんだ、、、ダメ、、かな?」
何か縋るような目をしている、、、
はあん、、、これは何かあるな、、、
まあ丁度部活も休みだし、、、
「いいぞ、、、別に用事も無いし、、、」
「えっ、本当に?」
ミユキの表情がぱあっと明るくなる。
「やったあ!ポケ○ン、ゲットだぜ、、、」
「あの、、、俺、ポケ○ンじゃないし、、、」
「いいじゃん、そんなこと、、、フフッ、でもよかったよぉ、、、断わられるかと思ってた、、、」
「そうなのか?」
「そうだよ、、、ナギサって優しいけど、、、そういうところは固いから、、、皆言ってるよ、、、」
「まあ、、、今回は特別と言うことで、、、」
「ムフフ、、、わたしは、、、特別か、、、」
なんか微妙に噛み合って無い気がする、、、
まあ、いつものことだけど、、、
「ところで、話って何なんだ?」
「それは内緒、、、」
それからは終始ご機嫌なミユキと駅のホームで別れを告げた。
きっと話は剣道部の誰かと仲を取り持って欲しいということだろう、、、
よく試合を見に来て応援してくれてたし、、、
まあ、そのお礼をかねて出来るだけのことはしてやるか、、、
ナギサはそう思っていた。

つづく

25/09/16 14:55 (Tm4IWPQJ)
21
投稿者: てんてん
日曜日、待ち合わせの場所にミユキはもうすでに待っていた。
「待たせてゴメン、、、」
「ううん、今来たところだし、まだ時間前だよ、、、」
そう言うミユキはいつもとはまるで雰囲気が違っていた。
髪型はレイヤーカット、そして何よりもナチュラルメイク、、、
こんなにいい素材をしてたんだ、、、
派手さはないがバランスよく整った大人びた顔立ち、、、
凄くキレイだ、、、
ハッキリ言ってモロ好みのタイプ、、、
それに服装も、、、
白地に水色の縦ストライプのワンピース。
カラダのラインが際立って見える。
ボン、キュッ、ボン
乳、デカ、、、めちゃエロい、、、
高校生には見えない、、、
セクシーな若妻といった感じ、、、
「どうかな?」
自信なさげに上目遣いに見つめてくる。
カワイイ、、、本当にあの藤堂なのか?
「いい、、、凄くいい、、、」
「ヤリ〜、、、よし、ナギッチ、ゲットだぜ!」
「今度はナギッチかよ!」
思わずツッコミを入れてしまう、、、
「いいから、、、ナギッチ、早く行こうよ、、、」
「どこへだよ?」
「デートはまず水族館でしょう?」
「なぜに、、、デート?」
「ブツブツ言わないの、行くわよ!」
手を引かれる。
二人で水族館を見て回る。
気がつけば完全にミユキのペースに完全にハマっていた。
けれどメチャクチャ愉しい、、、
中のレストランで食事を済ませイルカのショーが始まるまでベンチに並んで座ることにした。
「ところでさ、、、藤堂、誰を紹介して欲しいんだ?」
「なに、、、それ?」
怪訝な顔をする。
「ほら、、、藤堂、いつも試合の応援に来てたからさ、、、誰か好きな奴が剣道部にいるんだろう?」
「はあ?ナギッチって、バカなの?」
もう完全に俺はナギッチにされている、、、
しかもバカ呼ばわりかよ、、、
しかし不思議に腹は立たない。
「違うのか?」
「わたしが好きなのはナギッチ、、、だからデートに誘ったの、、、わたしね、好きでも無いのにデートに誘ったりしないから、、、」
「そう、、、なのか、、、」
まさか、、、でも考えてみれば、、、
「応援も、、、俺のために?」
「そうだよ、、、ナギッチは鈍チンだね、、、わたしはナギッチが好きなの、、、あっ、、、わたし、、、言っちゃった、、、」
「えっ?」
「後でちゃんと告白しようと思ってたのに、、、あ~、やっちゃった、、、でも、もうしょうがないよね、、、はい、そういうことです、、、」
「あのさ、、、本気じゃないよね?」
「本気です、、、わたしはナギッチが大好きです、、、、」
「罰ゲームとか?」
「違います、、、」
どう返事をしたらいいんだろう?
いいヤツだとは思ってたけどオンナとして意識はしたことが無かった。
でも今日二人で過ごしてみて気持ちが随分と変わってきている。
「返事は急がなくていいから、、、もっとわたしを知ってからにしたいんだ、、、いいかな?」
「分かった、そうするよ、、、さあ、イルカを見にいくか、、、」
「うん、、、」
二人は自然と手を繋いでいた。
帰り道、ナギサはミユキを送って行った。
もう辺りは薄暗い。
近くの公園を通り抜けるとミユキは急に話をやめて立ち止まりナギサと向かい合うようにして見つめてきた。
「今日は凄く愉しかったよ、、、ありがとう、、、」
「俺もだよ、、、藤堂とのデート、愉しかった、、、」
頬を染めたミユキが顔を向けて瞳を閉じる。
唇を少しだけ突き出して、、、
「チュウして、、、ナギッチ、、、デートしたら、最後はチュウだよ、、、」
どうして、、、こいつ、、、こんなにカワイイんだ、、、
拒む気など全く湧いてもこない。
優しく重ねる、、、
チュッ
すぐにミユキが離れる。
「嬉しい、、、」
腕を組んできたミユキを家まで送る。
かなり立派な一軒家だった。
「じゃあね、、、また明日ね、、、バイバイ、、、」
「うん、また明日な、、、」
途中で振り返るとミユキはまだ手を振っていた。
ナギサも振り返す。
きっと見えなくなるまで手を振ってるんだろうな、、、
せつない気持ちが込み上げる。
俺、どうしちゃったんだ?

家に帰ってもミユキのことが頭から離れ無い。
ミユキの唇、、、
デートをしたら、、、最後はチュウか、、、
今までそうしてきたんだろうな、、、
ミユキにキスをして、、、そして、あのカラダを、、、
出るところではドーンと出て、引っ込むところはキュッと締まって、、、いろんな男と、、、
ダメだ、そんなこと考えるな、、、
しかし目を閉じるとどうしても、、、
ミユキのあのカラダを、、、我がもの顔に貪る男が頭に浮かんでしまう。
ナギサはなかなか寝付けなかった。
翌朝学校に向かっていると声をかけられた。
「おはよう、ナギッチ、、、」
「おう、おはよう、、、」
今日はいつものギャルメイク。
それでも以前よりも可愛く見える、、、
俺、やっぱり藤堂のこと、、、
「昨日は凄く嬉しかったよ、、、またデートしたいな、、、」
「俺もだよ、、、今度は俺から誘うから、、、」
「本当に?絶対だよ、、、」
ルンルンしだすミユキをナギサは眩しく見つめていた。

つづく

25/09/16 20:36 (mVnBxJCN)
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