|
|
1:裏切られた男、裏切らない女2
投稿者:
てんてん
第二部
三人はそれぞれにあの日の出来事を忘れ、元の日々に戻ろうとしている矢先のこと。 千夏もあの夜のことに触れようとはしない。 あの後の千夏は本当にスゴかった。 今まで以上に激しく乱れ、ユウトの腕の中で熱く燃えた。 まるで自分の刻印を押すように毎晩求めてくる。 そして口には出さないが、あの夜の変質的なセックスが二人の心を刺激していることは明らかだった。 そんなある日、ユウトが一人部屋でくつろいでいるとクルミから電話を受けた。 お互いさり気ない会話を意識して続けていた。 三人でいるときに比べるとやはり少しはぎこちななさを感じてしまう。 イクと叫んで全身でしがみついてきたクルミの姿が胸をよぎり、カラダが熱くなる。 クルミもそうなのだろうか? いけないことなのに、そうであって欲しいと思ってしまう自分もいる。 話の中で急にクルミが押し黙る。 「どうしたの?大丈夫?」 「、、、大丈夫じゃ、ない、、、」 「えっ、、、」 「逢いたい、、、ユウトと二人きりで逢いたい、、、」 予測していなかった言葉ではなかった。 「それは、、、出来ないよ、、、」 「わたしだって分かってる、、、でも逢いたいよ、、、ずっとガマンしてた、、、ユウトのことが頭から離れないの、、、あの日のユウトが忘れられないの、、、ねえ、あと一度だけ、、、お願い、、、」 「あと一度、、だけ、、、」と 「そう、、、千夏には内緒で、、、二人きりで、、、千夏のことは忘れて、ユウトと思いきり愛し 合いたい、、、」 ユウトのカラダが熱くなる。 俺だって、、、 一度も考えたことが無いと言えばウソになる、、、 でも許されないことだ、、、 「やっぱり出来ないよ、、、千夏を裏切りたくない、、、それにそんなことをしたら、俺達三人とも不幸になってしまうから、、、」 「そう、、だね、、、」 「俺は千夏はもちろんだけど、クルミさんも大切にしたい、、、だから、逢えない、、、ゴメン、、、」 「ううん、ユウトはきっとそう言うと思ってた、、、わたしが悪かったの、、、あれから、益々ユウトのことが好きになって、、、ユウトのことばかり考えて、、、あの時のこと思い出して、、、毎日、自分でシテた、、、あっ、わたし、、、ハズい、、、」 生々しいクルミの告白にユウトのカラダが反応してしまう。 「いけないことだと、分かってるのに、、、わたし、諦める、、、前のようにユウトのこと親友だと思うようにするから、、、これからもヨロシクね、、、」 「もちろん、、、こちらこそヨロシクだよ、、、」 「ありがとう、、、でも、ひとつだけ教えて、、、わたし、、、よくなかった?」 そうか、、、それを気にしていたのか、、、 自分がつまらない女だから、断られたと思ってるのか、、、 「凄くよかったよ、、、クルミさんは最高の女性だよ、、、千夏に負けないぐらい、、、」 言わない方がいいのかも知れない。 でもクルミの気持ちにこれぐらいは応えてあげたい。 「本当なら嬉しい、、、、ねえ、、ユウトも、、、わたしでシタ?」 少しおどけた感じだったが正直に答える。 「シタよ、、、クルミさんのこと思い出して、、、ゴメン、、、」 「ううん、それも嬉しいよ、、、ハズいけど、、、それぐらい、いいよね、、、わたし、、、これからもユウトでスルよ、、、ユウトが悪いんだよ、、、そんなこと言うから、、、ユウトのセックス、凄すぎだから、、、」 蕩けるような甘い声、、、 本当は今すぐにでもクルミに逢いたい。 あのカラダを思いきりやっつけたい。 「俺も、、、」 思わず声が漏れてしまう。 「ねえ、ユウトも今、、、なってるの?」 「うん、、、」 通じているのだろうか? 「ああっ、やっぱりユウトとセックス、シタい、、、」 俺だって、、、 「でも、ガマンだね、、、ねえ、わたしこの電話切ったら、、、スルから、、、ユウトもシテ、、、最後のお願い、、、」 「分かった、、、そうする、、、」 「ユウト、わたしもう、、、ユウトのにキスしたい、、、ユウト、イッパイ出してね、、、イッパイじゃないとダメだからね、、、ああっ、感じちゃう、、、」 もうシテるのか? エロい、、、 クルミが自分でシテる、、、 「わたし、思いきりイクから、、、あーん、ユウトも来てえ、、、」 「うん、、、」 シタい、クルミとシタい、、、 反り返った男根をシゴく。 もうギンギンだ、、、 「ハズいよぉ、、、でもユウトのせいだからね、、、ああん、わたしがこんなにエッチになったの、、、でも、元に戻ろうね、、、あっ、あっ、ユウト好き、ユウトの欲しい!ユウトとセックスする!」 「俺も!」 「ユウト!イク!イッチャウ!」 「クルミ!俺もイクっ!」 ユウトは思いきり爆ぜていた。 電話越しにクルミの荒い息遣いが聞こえてくる。 「ユウト、、、凄く良かったよ、、、ゴメンね、、、」 「ううん、、、俺も凄く良かった、、、」 「ユウトもイッテくれたんだね、、、凄く嬉しい、、、凄くハズいから、、、電話切るね、、、」 「うん、、、分かった、、、」 「でも、、、すぐ、、わたしまだスルから、、、」 「えっ、、、」 「ユウト、大好き、、、」 電話は切れた。 ユウトも再びオナニーに耽った。 ユウトはクルミの名を呼び、大量に射精した。 痺れるような射精だった。 その夜、ユウトはまるで犯すように千夏を抱いた。 千夏が許しを請うまでイカせ続けた。 つづく
2024/06/14 17:27:18(UqH4UT1S)
投稿者:
てんてん
「マキはアバズレなんかじゃない、千夏さんこそそうじゃないか、好きにするってこういうことか!」
ユウトはスマホの写真を見せた。 千夏はまっ青になった。 「これ、、、これも、、、アイツが、、、送ってきた、、の?」 やはり思い当たることがあるようだ。 覗き込んだクルミが声をあげる。 「ヒィ、何これ?千夏、話が違うよ、、、こういうことは一切ないって、、、マットと肉体関係は無いって言ってたじゃない、、、」 「だって、言えるわけないじゃない、、、でもわたし、あんなヤツ、、好きだと思ったことなんて一度だって無いから、本当に!」 そうか、クルミ騙されていたのか、、、 「千夏さん、、、俺、好きでもないヤツとこんなことをする方がずっと気持ち悪いよ、、、吐き気がするぐらい、、、」 「違うよ、、、そうじゃなくて、、、わたしは本当はユウトとしたくて、、、出来ないから、ユウトとシテると思いながら、、、」 「ウソはもういいよ、、、中出しとか、このクソオトコの赤ちゃん欲しいとか、、、もう、無理だって千夏さんだって分かってるだろう?諦めてくれ、、、本当にサヨナラだよ、千夏さん、、、」 「何なの、、、その話、、、」 「隠し撮りされてた、、、アイツ、、、それをユウトに送られた、、、でもそれだって本気じゃなかった、、、雰囲気に流されただけ、、、」 「じゃあ本当なんだね?そんなこと口にしたら絶対にダメなことぐらい、、、分かるよね?」 「だって、訳が分からないぐらい気持ちよくされて、、、後で、すごく後悔した、、、体をいっぱい洗って、泣きながら心の中でいっぱいユウトに謝って、、、すぐにあんなヤツと別れた、、、本当だよ、、、」 「千夏、、、もう遅いよ、、、そんなことをしたら、、、ユウトと結婚なんて出来るはずないよ、、、諦めよう、、、」 「イヤだ、わたしはユウトと結婚するって決まってるんだから!もう二度とこんなことしない、、、アイツとも本当に別れたし、さっきのこともウソ、、、絶対に浮気なんてしない、、、ユウトにもして欲しくない、、、幸せにするから、約束するから、、、お願い、ユウト、、、そんなこと言わないで、、、わたし、ユウトが居ないと生きていけない、、、」 千夏の瞳から涙が溢れていた。 「違うよ、千夏さんは本気だった、、、マットの子供を本気で妊娠するつもりでいたんだよ、、、俺の身代わりだったら、ナマでする必要なんて全然ない、、、俺とだってシタこと無いんだから、、、千夏さんが後悔したのはマットにつれなくされたからだよ、、、乗り換えようと思っていたのに当てが外れたから、、、急に怖くなって、俺に逃げ込もうとしただけだよ、、、あの録画を見てハッキリとわかった、、、」 「違う、、、それだけは、、、絶対に違う、、、」 ユウトの心はひとつも動かない。 千夏はウソだらけで何一つもう信じられない、、、 弱々しくしか否定出来ない千夏の肩を抱き、クルミが慰めるように声をかけた。 「今日は帰ろう、、、千夏と一緒いるから、、、二人でよく話し合おう、、、」 そう言うとクルミはユウトを見つめてきた。 表情はいつものクールなクルミだったが、瞳は熱く燃えていた。 クルミはひょっとして、本気で俺の愛人に、、、 まさかな、、、でも一言も否定することは無かった。 クルミには裏切られたが、千夏に対するような嫌悪感は無い。 初めて俺の腕の中でオンナの歓びを知ったときの目をしてる。 マキという存在が無かったら、もう一度関係を結んでしまいたくなるカラダをしていた。 それを求めている瞳だった。 でもそんなことは有り得ない、、、 「クルミさん、、、ヤツがネットで拡散するかも知れない、、、それに脅迫だって、、、手はうっておいた方がいいと思う、、、買春させられた女の子もいるらしい、、、」 もうしているのかも、、、 考えたくも無いが、、、 「わかった、ありがとう、、、ユウト、なんとかしてみる、、、」 「危険なことは絶対にダメだからね、、、」 困ったことがあったら俺に、、、 だが、絶対に口にしてはいけない言葉だと分かっていた、、、 「うん、分かっているよ、、、」 クルミの瞳が今度は潤みだす。 やっぱりクルミはまだ俺のことを、、、 クルミは最後にマキに視線を送り、千夏を抱えるようにして去って行った。 千夏は壊れたレコーダーのように、信じてとわたしは悪くないと繰り返し弱々しく呟いて いた。 自分としっかり向き合って立ち直ることを祈ることしか、もうユウトには出来なかったし、する気も無かった。 マキが横から抱き付いてくる。 「ごめん、、、巻き込んじゃったな、、、」 「ううん、いいの、、、」 「千夏さんの言ったことなんか気にするなよ、、、俺はそんなこと少しも思ってない、、、」 つづく
24/07/07 13:19
(SNaFDx1H)
投稿者:
てんてん
「うん、、、分かってる、、、でも二人ともまだユウトのこと好きなんだね、、、」
「ふたり、とも?」 マキもやはり気づいていたのか、、、 「わたし、クルミさんの方が怖かった、、、すごい目をしてわたしを見てた、、、」 「でもクルミさんにはわかったと思う、、、マキはあの頃と違うって、、、俺がマキのことを愛しているって、、、」 「わたし負けないから、、、ユウトのことだけは絶対に負けないから、、、」 マキから唇を重ねてくる。 激しい口づけになった。 豊満な胸を押し付け、ユウトのオトコを挿すっててくる。 「あーん、ユウト、、、今すぐ、シタいよ、、、」 「俺もだよ、、、」 そういうわけにはいかない、、、 ひと目もあるし、二人は名残を惜しみながらカラダを離した。 「せっかくの二十歳の誕生日だ、、、イヤなことは忘れよう、、、」 「賛成、、、わたし、今夜はいっぱい甘えちゃいます、、、」 「今夜も、だろう?」 「ユウトのいけず、、、昨日より甘えてやる、、、搾り取って、ミイラにしてやる、、、」 「怖いな、、、でも俺もマキのこと、寝かさないかも、、、」 耳元でそう囁く。 「うん、、、いいよ、、、」 急にしおらしくなって頬を染める。 カワイ過ぎる、、、 それぞれの講義を終えて二人は待ち合わせをした。 「なあマキ、、、買い物していかないか?」 「いいけど、、、何を?」 ユウトが耳元で囁いてくる。 「バイブ、、、」 「ええっ、、、」 「イヤか?」 「イヤじゃないけど、、、」 「マキは持って無いの?」 「持ってない、、、持ってだけど、全部捨てちゃった、、、」 「だって、、、なにか浮気みたいでイヤだから、、、」 「俺が買ってあげれば、浮気じゃないだろう?それでも欲しくない?」 「ううん、、、欲しい、、、ユウトと同じくらいのやつ、、、欲しい、、、」 「スケベだね、、、マキは、、、」 「だって、、、ユウトに逢えないときとか、、、あっ、恥ずかしい、、、」 「本当は俺よりデカいのが欲しいんじゃないの?」 「やだ、、、ユウトと同じがいい、、、」 「正直に言ってごらん、、、」 「少しぐらいなら、、、大きくてもいい、、、ちょっとだけ大きいのがいい、、、」 「やっぱり、マキはスケベだね、、、今夜、いっぱいイジメるからね、、、」 「うん、、、いっぱいイジメて、、、下さい、、、」 二人はアダルトショップに寄り道をした。 「二人で買うの、、、恥ずかしいな、、、」 「うん、だって前のは通販だから、、、」 「そうか、、、大丈夫、カップルの多い店だから、、、」 「そうなんだ、、、ユウトは行ったことあるの?」 「ネットで調べただけ、、、だから少し興奮してる、、、」 「わたしも、、、」 「マキ、、、上着、あずかるよ、、、」 「えっ、どうして?」 「その方がエロいから、、、」 マキの美貌、抜群のスタイル、そしてなんといってもカタチも最高な巨乳、、、俺の最高のオンナをアダルトショップで殊更に見せつけてやりたい。 そんなユウトの思惑を察知したマキの頬が更に染められる。 「わかった、、、いいよ、、、」 二人はショップに入った。 男だけの客もいるが、やはりカップルが目にとまる。 若者が多い、、、そういう時代なのだ。 緊張していたマキも少しは落ち着いたようだ。 だが男達の視線は確実にマキに吸い寄せられている。 親しみやすい整った顔立ちに、劇画のように突き出た胸、、、 他のオンナとはランクが違う、、、 しかもこういう場所だ、その目つきには男の欲望を隠しきれない。 想像の中でマキを裸に剥き、犯しているのだ。 マキもそれを察知して頬を赤く染めたままだ。 ユウトがそばに居るから、そのスリルを存分に享受出来る。 ユウトは興奮していた。 気持ちの昂ぶりを抑えながら二人でバイブを選ぶ。 色もタイプもたくさんある。 マキがグロいのを嫌ったため、透明なものをチョイスした。 しかしそのカタチは生々しく、カリは張り、血管まで這い回りまるでホンモノのようだ。 まるでこれからマキとこれからセックスするチ○ポを選んでいるような気分になって、そのことを伝えると、マキはイヤイヤをしてユウトを熱い瞳で見つめてきた。 二つまで候補を絞り込んだ。 ともに電動タイプだ。 俺と同じ20センチとそのワンサイズ上のも の。 でも太さはワンサイズ上の方が俺に近いかも、、、 マキが興奮してるのが分かる。 俺のものではない、オトコのカラダ、そのものなのだ、、、 「どっちにする?マキが決めていいよ、、、」 「これがいい、、、」 20センチを選んだ。 なんだかモジモジしている。 「本当に?」 ユウトは意地悪そうにマキに囁く。 「本当は、、、こっちが、、いい、、、」 大きいのを選んだ。 恥ずかしそうに、、、 耳に口を寄せる。 「マキのどスケベ、、、」 「だってぇ、、、ユウトのイジワル、、、」 たまらん、、、 今すぐマキを押し倒したい。 このバイブと俺のチ○ポで犯してやりたい、、、 今夜のマキはスゴそうだ、、、 つづく
24/07/07 20:39
(SNaFDx1H)
投稿者:
てんてん
会計を済ませるとアベックが声をかけてきた。
見るからに初々しさを感じさせる学生らしいカップルだ。 二人とも今どき珍しい黒髪だった。 まあ、俺たち二人もそうだけど、、、 実は買い物中からこの二人には気づいていた。 可愛い顔立ちをした二人が、恥ずかしそうにチラチラとユウトたちを盗み見して、何か話をしていた。 初なカップルに見えた。 イヤな気はなぜだかしなかった。 突然の声かけを丁寧に詫びながら、少しだけでもいいので話をしたいと言ってきた。 そして決して怪しい勧誘などではないと強調していた。 二人の世間ずれをまるで感じさせない雰囲気に危険はないだろうと了承することにした。 マキを見ると黙って頷いてくれた。 人気のない場所へと移動する。 男は165程の身長で小柄だったが、驚くほどの美形だった。 美少年といっていい。 女の方が年上なのか、落ち着いた雰囲気がある。 彼女も負けないぐらいの美形でスタイルもいい、、、 背は彼氏より少し低いくらい、若いわりに色気がある。 まあ、マキには及ばないが、、、 互いに簡単に自己紹介を済ませ、話を続けた。 リクとナナミは交際三年目で、近頃マンネリを感じるようになり、刺激を求めてこのショップに来た。 買い物をして帰ろうとしたとき、ユウトとマキが目にとまった。 二人には理想のカップルに見えたらしい。 二人から目が離せなくなり、互いにかあのような恋人同士になりたいと言っていたらしい。 君たちよりずっと交際期間は短いんだよと伝えると、リクは驚き、ナナミは頬を染めた。 それを見て,この子は見かけによらず、欲望が 強いとユウトは見抜いていた。 付き合いが長くないと聞いて、セックスやりまくりを想像したに違いない。 自分たちがそうだったように、、、 まあ、それも当たっているけど、、、 二人はとても感じが良かった。 話が少したどたどしいところも、場慣れしていないことを感じさせ、好感が持てる。 話しているうちに打ち解け合うことが出来た。 マキも初めの緊張もほぐれ、笑みをこぼしながら会話に加わっていた。 つづく
24/07/08 23:47
(2HcEJ3Fz)
投稿者:
てんてん
リクが言いよどみながら、ある提案をしてきた。
このショップの中で10分だけ相手を交換しないかと。 お互いに嫌がることはしない。 目の届く範囲で行動する。 一人でもいやだと感じたら、その場で終わりにする。 もちろん話をするだけで構わない。 ナナミは頬を染め、チラチラとユウトを伺っている。 二人が刺激を求めているのは明らかだった。 そんな二人にユウトも刺激を受ける。 リクがいやらしい目ではなく、マキに対して憧れの感情を抱いているらしいことにも好感が持てる。 マキもそのことに気づいているように思える。 少なくとも、イヤな感情は持っていないはずだ。 「俺は構わないけど、マキは?」 「話をするだけなら、、、いいかな、、、」 マキも美少年の提案に刺激を覚えたようだ。 ユウトの腕をつかんだ手のひらが汗ばんでいた。 マキもドキドキしてる、、、 「じゃあ、決まりだな、、、」 ユウトの応えに二人の表情がほころんだ。 ルールを確認して相手を交換して距離をとる。 6メートルほどか、これなら何かがあっても、すぐに対応出来るはずだ。 ナナミは大学一年だった。 しかも学部は違うが同じ大学だった。 現役だから俺たちより歳はひとつ下になる。 リクは来年受験で同じ大学に入学するはずだと断言した。 二人はかなり優秀ということだ。 そしてナナミはユウト達が同じ大学の医学部と知ると更に瞳を輝かせた。 上品に整った顔立ちに清楚な雰囲気に溢れているが色気も感じさせる。 そしてナナミは思っていたよりもずっと積極的だった。 ユウトに対する好意を隠そうともせずにユウトの腕に触れながら、しきりに話しかけてくる。 ユウトとマキの関係を聞き出そうとする。 ユウトは応えながらもマキが気になってしょうがなかった。 二人はいつの間にか打ち解けて、マキは楽しそうに受け応えをしている。 胸に嫉妬の炎が灯る。 年下の美少年がマキをオンナとして男の目で見つめているのがはっきりと見て取れる。 マキだってそれに気づいているはずだ。 つづく
24/07/09 23:38
(KQqWmT6X)
投稿者:
てんてん
「気になります?」
「それはそうだよ、大切な彼女だもの、、、」 「うわあ、ハッキリ言うんですね、、、うらやましいかも、、、リクはそんなこと言ってくれないから、、、」 「そう言う君だって、気になるんだろう?」 「どうかな?」 ナナミは妖しい瞳でユウトを見ると、耳元に口を寄せ囁いてきた。 「このこと、わたしからリクに提案したんです、、、ユウトさんのこと、ひと目見て、、、すごくタイプだと思って、、、わたし、こんなふうに感じることないから、、、だから、、リクをけしかけたんですよ、、、」 「ええっ、、、」 悪い気はしない。 なにせ相手は、滅多にお目にかかれないほどの美少女だ。 しかし釘は刺しておかなければならない、、、 いつかこの子は痛い目を見る。 「ダメだよ、彼氏以外の男にそんなことを言ったりしたら、、、絶対に、、、」 「そう言ってくれると思ってました、、、ふふっ、、、ユウトさんて、、、やっぱり思っていた通りの人ですね、、、」 何かこの子には圧倒されそうだ。 それも悪くはない、、、 「心配しなくても、ユウトさんだから言いました、、、わたし、人を見る目は自信あるんです、、、」 ナナミの瞳がみるみると潤んでくる。 アーモンドを思わせる可愛い瞳に吸い込まれそうだ、、、 ナナミがいきなりユウトの手をとり、引き寄せる。 何をする気だろう? ナナミはためらうことなく、ユウトの手のひらを自らの胸に押し当てた。 ええっ、なに? でも、、、大きい、、、 ほっそりとした体付きなのに、、、Eはある、、、 チュッ、、、 頬に唇の感触、、、この子はどういうつもりなんだ? 我に返り、ユウトは手を引き剥がす。 マキが目を見開き息もせずに見つめている。 すごく怒ってる、、、まずい、、、 リクはそんなマキの耳元で、しきりに何かを囁いている。 マキはなぜかイヤイヤと首を振っていた。 リクの手が伸びてマキの胸をまさぐる。 目の前でミッシリとした乳房を揉まれる。 「あんっ、、あっ、、、」 感じたマキの声、、、 ユウトが声をかけようとしたとき、マキはリクの手を振り払いユウトの方へと駆けてきた。 ユウトの背中に身を隠す。 「すいません、、、マキさんの魅力に負けました、、、ナナミがしてるのを見てガマン出来なくなって、、、本当にごめんなさい、、、」 「わたしも、ごめんなさい、、、」 二人は素直に頭を下げ、真剣に謝ってくる。 「困るよ、、、話が違う、、、」 そう言いながらも、二人を憎む気にはなれない。 本質的にはいい子達だと分かるから、、、 こんなことをされても、二人達にスレタ感じを抱くことはまるでない。 許すしかないか、、、 「マキ、、、いいかい?」 「イヤだ、、、ユウト、浮気した、、、」 泣きそうな声だ、、、 「違います、、、わたしがいきなり、、、無理やりしたんです、、、ゴメンなさい、、、」 「でも、、、」 マキだって分かっているはずだ、、、 これじゃどちらが年上なのか分からない、、、 でもそんなマキが可愛くて仕方がない。 人目も気にせず抱きしめ、背中を撫でる。 「大好きだよ、マキ、、、」 「わたしだって、、、ゴメンなさい、、、」 呆れられると思っていたが、二人は羨ましそうに見つめていた。 そのあと二人とも軽く仲直りをして、リクの希望でユウトと連絡先を交換した。 店を出て、最後まで謝ってくる二人と別れた。 つづく
24/07/10 23:56
(wMLmJjyB)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。 |
官能小説 掲示板
近親相姦 /
強姦輪姦 /
人妻熟女 /
ロリータ /
痴漢
SM・調教 / ノンジャンル / シナリオ / マミーポルノ 空想・幻想 / 透明人間体験告白 / 魔法使い体験告白 超能力・超常現象等体験告白 / 変身体験・願望告白 官能小説 月間人気
1位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 17472view 2位そして、妻は甥... 投稿:ダイエットキング 11524view 3位狙われたオバサン 投稿:スケベおやじ 6901view 4位引っ越す元人妻 投稿:コンビニ店長 5002view 5位義母、溺愛転覆 投稿:Daniel 4864view 官能小説 最近の人気
1位幼なじみの母親 投稿:ナオミチ 1118787view 2位ショッピングモール 投稿:純也 144625view 3位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 17471view 4位マゾだった姉、... 投稿:ナオキ 1530372view 5位狙われたオバサン 投稿:スケベおやじ 6901view 作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information
ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。 |