妻は、巨乳で足が長かった。でも仕事を辞めてから、あまり外出しない為、ムチムチになり、爆乳化してめちゃくちゃエロいスタイルに成ってしまった。（僕も太ってしまった。）
風呂の客達は、僕の巨根と妻のスタイルに釘付けだった。

平日の田舎の風呂は、地元の年寄と、平日休みのサービス業の湯治客くらいしかいない。つまり貧困層である。
物価高で、Yの牛丼も2000円の時代。みんな痩せ細っていたから、一目瞭然で僕らが富裕層と判ったのである。

「体洗ってあげるよ。」
僕が妻に言ったら、
「あら？珍しい。どうしたの。」

「電車で大きくていいもの見せてくれたからね。」
と、背中を洗いながら言ったら、
「ちょっと止めてよ。」
と、怒ったから、
「いいじゃん。誰もいないじゃん」
と言った。

他の客は、聞き違いと、思わずキョロキョロした。

妻は、
「誰もいないのは、判っているわ。思い出すと興奮してセックスしたくなったら困るからよ。ここじゃ河原みたいで痛くて寝れないからね。」
と、言って僕と交代した。

（くそー、アイツラ俺達を人間扱いして無い。誰も居ないだと。貧困層をバカにするな。）
と、他の客は言おうとしたら、
妻が後ろから、ペニスを洗い出したら、半立がフル勃起に成ったので、
（で、でけぇー。黒人かよ。）
と、見とれてしまったのである。
「ふう、気持ちいいよ。出しちゃていいかな。」
「二人っきりだから、構わないわよ。」

もう皆は、反論する気は失せていた。何故なら、僕の射精の勢いに、
「なんだ、なんだ。小便みたいにザーメンが出たぞ。凄い飛んだ。」　
と、ざわついていたのである。

「やっぱり旅行に来て良かったな。」
「でしょー。電車とか、露天風呂なんかめちゃくちゃ面白かった。」
「確かに。露天風呂は裸で当たり前だから、人前で射精した時は最高だったよ。」
「いつもセックスの途中でトイレに行くの面倒だった。弁当の空容器に脱糞したら、あなた興奮して電車の窓にザーメンぶちまけるし。絶対清掃スタッフびっくりしたね。」
と、二人は大爆笑しながら、ホテルに着くなり、セックスをしていたのである。

7億あれば、一年で1千万使っても、0になるのに、70年かかる。僕らは、30歳半ばだから、芸能人みたいに、銀座で飲み食いしたり、どうでもいいブランド品しなければ、遊んで暮らせるのだ。

お互いに、そのような事に全く興味が無く、通帳を見てもちっとも減らない。
贅沢は、ヘルパーさんの経費やデリバリーくらいだからである。家は、妻の実家に住んでいたから、固定資産税は払っていた。僕の実家は公務員住宅なねで、住めないからだ。

「ねえ、あなた。この家二世帯住宅じゃない。もったいないから、誰かに貸そうよ。」
と、妻が言った。
「なるほど。その手が有ったか。」
と、僕が言ったら、妻も意味を理解したみたいで、
「バカ！変態。」
と言ったから、二人は大爆笑したのである。