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番外編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:番外編
投稿者: 銀狼のスレ主 ◆Df3LS3WJTE
私は新婚時代にルカに料理をならった。      今日は肉じゃがを作る。
「ふんふーん・・」
美空は地下で研究中。
美月は居間でテレビを見ている。
ベル君とランちゃんは師匠の所に修行に行った。
二人とも強いけどまだまだ未熟。
私に勝てるようになるまで修行に行かせる事になった
ま、師匠の修行は凄まじいから・・・・耐えられるか心配。
肉じゃがをお皿に盛る。
味見をしてみる。
「うむ・・・うみゃい!」
テーブルに運んでごはんを盛る。
母親って感じ。
「美月、美空にごはんできたって言ってきて」
「あ、うん」
美月は地下に向かった。
私はテレビを眺める。
ダイエットの番組か。
私には必要ない。
これ以上若く見られても困る。
30歳を少し過ぎた今でも女子高生に思われてナンパされまくるんだから・・。
もう少し大人っぽくなんなきゃね。

「もぉ!テレパシー使えばいいじゃん、ばか!」
「僕は直接呼びに行きたかったの!」
美空と美月が居間に戻ってきた。
ちょっともめている。
「能力は有効に活用しなきゃ、美月は・・ばか」
「ばかって言うなよ・・僕は美空のために・・」
私はパチンと手を叩く。
「はぃはーい!そこまで!ごはん食べよ!」
「あぅ・・」
「むぅ・・」
二人共もくもくと夕飯を食べている。
可愛いなぁ・・私の子供。ルカと私の・・・。
ルカ・・・・。

「ママ、美味しかった!」
「うん、良かった」
美空はまた地下に行く。
また何やら研究しているらしい。
「美空は可愛いねぇ・・・あの子はアイドルになったら凄い事になりそう」
私はボソッと呟く。
美月は少し黙った。
「うん、でもアイドルになんてなって欲しくない」
美月はムスッとしている。私は肉じゃがを口に運ぶ。「美空は僕のそばにいて欲しい。だから、やだ・・」私は美月の隣に座って頭を撫でた。
「美月はいいお兄ちゃんだね・・・」
「うん・・・」
美月もアイドルになれば間違いく凄い事になる。
こんな可愛いのが売れない訳がない。
ルカと私の子供だ。
親バカかもしれないけど私とルカのいい所取り。
でも面影はルカにそっくり・・・。
「僕はアイドルになんかならない・・綾も嫌でしょ?僕がアイドルになるのは」ビールを一口飲む。
相変わらずお酒は好き。
「まぁ・・嫌だね」
「でしょ?」
私は心を読まれるのには慣れた。
ルカもそうだったし。
「ふぅー美味しかった」
「デザート食べる?」
「えっ?あるの?」
「うん、ケーキがあるよ」
「ほしい!食べたいよっ」
「ははっ、待ってて」
甘党は私譲りか。
目をキラキラさせて私を見つめる。
冷蔵庫からケーキを取り出す。
美空の分もある。
私と美月の二皿を持って行く。
私は二人共愛してる。
けれど・・・やはり、美月には特別な感情がある。
息子としてではなく・・異性として見てしまう。
だってルカにそっくり。
愛した人とそっくり。
「美空も呼んでくる!」
「美月・・二人で・・食べようよ・・」
美月は私を見て黙った。
「うん、綾と二人で食べる・・・二人きりで」
「ありがと・・・」
美空には悪いけど私も美月が好きだよ・・・。
とっても・・・好き。
私はレアチーズケーキを一口食べてビールを飲む。
「ビールとケーキって合うの?」
「合わない・・かな。私は好きだけど」
「ははっ、ビールって美味しい?飲んでみたいな」
美月はビールを見つめる。「だぁーめ」
「なんで?」
「お子ちゃまには分からないよ」
「僕はお子ちゃまじゃないもん!」
ムスッとしてしまった。
可愛い・・・。
「美月・・・」
「ふぇ?」
「愛してるって言って・・嘘でもいい」
「・・・綾?」
「言って・・お願い・・」
美月は私を見つめる。
少し照れながら。
「綾、愛してる」
「・・私も・・美月を愛してる・・」
ルカと暮らしてなんども聞いた言葉。
聞いたというか・・頭に浮かぶ言葉。
美月は照れてチョコレートケーキを一口食べた。
「美月、私にも一口食べたいな」
「えっ、うん・・はい!」
美月はフォークで一口分のケーキを口元に近づける。私は美月の手を握って美月の口元にやる。
「えっ?僕は・・んっ」
私はケーキを食べてすぐに美月にキスをした。
舌を絡めて味わう。
「んっ、ちゅっ・・」
「あっ、んんっ・・」
美月を抱き寄せる。
長い長いキス。
普通じゃないのは分かってる。
親子でしちゃいけない事。私も我慢してる。
でも無理。
ゆっくり離れる。
「甘いよ・・美味しい」
「綾・・えっちぃよ・・」
美月は美空を好き。
私はどうかな?
愛してくれてるかな?
「綾・・やめて・・僕は・・選びたくない」
また心を読まれた。
「僕は・・綾も愛してる・・・美空も・・・」
美月が欲しい。
たまらなく。
「今日は美空と寝るの?」
美月は首を横に振る。  「ううん、今日は徹夜で研究するって・・」
「じゃあ・・今日は私を愛して・・・エッチしよ」
私は男を誘惑するテクニックなら誰にも負けない。
そんじょそこらの女には絶対に負けない。
「あぅ・・・」
「ねっ・・しよ・・気持ちよくなろ?」
「うん・・僕も・・エッチしたかった・・綾と」
「じゃあ、お風呂行こっか・・・二人で」
「あ、うん・・・」
私は美月とお風呂に向かう「あ、綾・・」
「なに?」
「お風呂でエッチはしないでね・・・ベットでしたい・・・」
「ふふっ・・いいよ」
美月は私の手を握ってついてくる。
昔もこんな事があったな。ルカとお風呂に入った。
二人でシャワーを浴びる。ボディソープで美月を綺麗にする。
「気持ちいい?」
「うん、気持ちいいよ」
だんだんと下半身へ。
「あっ、下は自分で・・」
「・・・そう・・じゃあ自分で洗いなさい」
「えっ?」
美月は残念そうな顔をした、私の腕を握ったまま離さない。
「どうしたの?」
「あのっ・・・」
「洗って欲しいの?」
美月はコクりと頷く。
ルカと同じ。
可愛い・・・。
ゆっくりと洗う。
チンコに触れるとあの切ない声。
ルカと同じ・・切ない声。「んっ・・・」
「もっと強くする?」
美月は黙って頷く。
ゴシゴシと強めに擦る。
美月のはまだ皮が完全にむけきれていない。
勃起してもまだ可愛らしいチンコだ。
まだまだ子供。
首筋を舐めてあげる。
「んっ・・はっ」
「もっと・・いっぱい聞かせて」
先っぽをクリクリ苛める。「んあっ!」
切ない声と共に射精した。「あはっ、いっぱい出たね・・・」
「・・・っ・・」
「お風呂入ろう・・」
二人で湯船に浸かる。
美月は私の膝の上。
「綾・・・ママ・・」
「美月・・・」
この体勢でのキス。
あの時のルカと同じ。
初めて愛しくなった・・・人を好きになったあの時と・・・・。
唯一違うのは。
美月は息子・・・。
私の・・実の息子。
罪悪感も少し薄れてきた。けれどもイケナイ事なんだって思う。

私とルカの思い出。
なんとなく頭をよぎった。








2010/12/08 00:55:37(rQugZWpC)
17
投稿者: AAA ◆i5dB9vhrMo
はじめまして。
たまたま検索に引っかかって、見つけてから一日中読んじゃいました。
イメージしながら読み進めることができて楽しかったです。


AAAは変態なので、美月君がアナルを侵されるという話を書いてほしいのです。新たな快感にはまる美月君をお願いします。
10/12/12 15:42 (bi4SAkeq)
18
投稿者: すれぬし ◆Df3LS3WJTE
お尻はごめんなさい。
書けません。

10/12/12 17:09 (HKilxxxr)
19
投稿者: 黒猫 ◆Df3LS3WJTE
その日、6時間目が終わって放課後・・・・・。
人気のない男子トイレ。
私と美月は繋がっていた。「ああっ!はぁ・・」
「美月っ、あんまり声出さないの・・・んっ」
私にしがみついて必死に腰を振る。
休み時間に美月が求めてきた。
私はしかたなく授業が終わってからこのトイレでエッチさせてあげた。
我慢は無理だろう・・。
「あっ、きもちいぃ・・」
「・・・っ、美月・・」
美少年が・・可愛くて綺麗な美月が涙目で必死に私に訴える。
愛しくて可愛くて・・狂ってしまいそう。
そろそろイクのが分かる。吐息も荒くなってきている私もイク・・・。
「・・あっ・・」
「・・んっ・・」
私は美月の腰を思い切り引き寄せた。
一番感じている美月の顔が見たかった。
ドクドクと射精される。
熱が広がる。
膣と子宮が満たされる。
足音・・・。
誰か来た。
美月と私は息を潜める。
「お前のチンコでけーな」
「うっせぇ!」
早く行っよ・・・。
そういえば美月は陰毛がない。
成長が止まるせいかな。
私はその方がいい。
綺麗で可愛いから。
陰毛なんてない方がいい。トイレから出ていったようだ。
美月の顔を見る。
目には涙が・・・。
「どうしたの?」
「・・ごめん、なんかドキドキして・・いつもより気持ちよくって・・」
「ははっ、そっか」
スリルは一種の興奮剤。
美月の頭を撫でる。
艶々した銀の髪。
綺麗な顔。
恥ずかしそうに私から離れる。
チンコを引き抜くと精子が糸を引く。
私の割れ目からは美月の精子がこぼれる。
「たくさん出したね・・・」かがんで美月のチンコを舐めて綺麗にする。
小さくなると少し皮を被る「綾・・あんまり大きくないけど気持ちいい?」
私は笑って返事をする。
「大きければいいってもんじゃないのよ・・・」
「ふうん・・そっか・・」
美月がズボンをあげる。
私もパンツをはく。
パンツはもうビショビショだ。
でもパンツをはかないと美月の精子がたれてくる。
誰もいないのを確認してトイレを出る。
「じゃあ部活行ってくるね」「うん、いってらっしゃい!後で見に行くね」
美月は笑って手を振った。いちいち可愛い仕草をするせいでキュンとする。
職員室に戻る。
コーヒーを作って机に座る・・・。
暇だし書類を書く。
「はぁ・・ハードな1日だったな・・」
コーヒーを一口飲んでため息をつく。
髪を少しブラシでとく。
特にもつれもないし。
「ふんふーん・・夕飯どうすっかなぁ・・」
とりあえずすっぽん鍋はNG・・勉強になった。
あんだけ射精したらたんぱく質が不足するかな。
美月の顔にニキビでもできたら困る。
あんな綺麗な顔を・・。
「ぼーっとしちゃうなぁ・・・ふぁ・・」
ぽけーっとしてしまう。
子供が美形なのは嬉しい事・・・だと思う。
顔をパシパシ叩いて気合いを入れる。
「よしっ!バリバリやるかね!」
書類やプリント製作を始める。
あっという間に日が暮れる美月と美空の様子も見に行かなきゃな。
そろそろ部活も終わりだろう。
荷物を持って体育館に向かう。
ん?バスケ部のメンツ・・遊くんだ。
「おっ、おつかれ遊くん!美空ちゃんと美月くんは?」遊くんは美月と仲良しだから大体一緒なハズ。
「あぁ、体育館倉庫で二人で話してたよ。先に帰っててって言われたよ」
「そっか、お疲れさま!」
遊くんは帰って行った。
二人で何してるんだ?
体育館は真っ暗。
体育館倉庫の電気がついている。
近付いてドアに手をかけた喘ぎ声・・・。
「あっ・・美月っ・・だめぇ・・」
「美空も興奮してるじゃん・・んっ・・くっ」
あいつら・・ヤってる。
私の存在に気付いてないの?
「美空・・好きっ・・」
「ああっ・・もう、バカっ・・・」
二人の声はよく似ている。美月は男の子だけど声は少し高め。
美空とよく似ている。
ドアを開ける。
「こら・・」
一応怒らないと。
二人は私を見て動きを止めた。
美空がバックの体位で突かれていた。
二人共トロンとした顔。
「綾っ・・」
「美月、抜いてよっ!私は嫌っていったのに!」
二人がエッチしているのを見るのはこれが初めて。
実際に見るとやはり複雑な気持ちになる・・・・。
二人とも恥ずかしそうだけど・・・最後までヤりたいんだな・・・。
「・・・すっきりしなさい」美空は恥ずかしそうにしている。
美月は申し訳なさそう。
「綾、いいの?」
「・・・うん」
美月はまた腰を振り始めた・・・。
美空は気持ち良さそうに喘ぐ。
不謹慎だし狂った考えだけど・・・なんか綺麗だ。
まるで天使がエッチしているようだ。
私って頭がオカシイな。
普通なら悲しむし・・。
美月がズンズンと美空をいじめる。
美空は必死に耐えている。美月の腰の動きが激しくなってきた。
「ああっ、美空っ・・」
「んっ・・早くイって!」
美月が深く突き刺して体を振るわせた。
二人の喘ぎ声がシンクロしていた・・。
美空は苦しそうにうずくまる。
美月はズボンを上げた。
「綾・・ごめん・・」
私は腕を組んで少し睨む。「あんな大きな声で・・・ダメよ・・・」
「ごめんなさい・・・」
美月はしゅんとした。
まぁ原因は全てすっぽん鍋のせいだけど。
「美空もバレたら大変なんだからね?分かってるの?美空?・・美空?」
苦しそうに倒れている。
よっぽど興奮したのかな。美空のパンツをはかせてあげる。
割れ目からは精子がたれている・・・。
服の乱れを治してあげる。美空をおんぶする。
「さ、帰るよ・・」
「うん・・・ママ」
体育館倉庫の電気を消して体育館を出る。
もう真っ暗。
車の後部座席に美空を寝かせる。
頭を撫でてあげる。
「すーっ・・」
寝息を立てている。
やっぱり可愛いな・・。
美月は助手席に座る。
「綾、もうしないから・・」「うん、ああゆうのは・・ダメだよ・・」
私も人の事言えない。
ダメだな・・・。
家に向かう。
「綾・・」
「ん?なに?」
「すっぽん鍋が嫌いになった・・・」
「はははっ・・そうだね」
一つ勉強になった。
美月の頭を撫でる。
美月は少し遠慮気味に聞いてきた。
「あの・・夕飯は・・」
「精がつかないような物にするよ!」
「あぅ・・はい」
しばらく肉禁止にすっかな・・。
そう考えながら家路についた。




10/12/12 18:18 (HKilxxxr)
20
投稿者: 黒猫 ◆Df3LS3WJTE
パソコンをカタカタ。
目が疲れてきた。
「歳かな・・・否っ!過労のせいだっ」
コーヒーを飲んでシャキーンとする。
さすがにそこまで歳くってない。
最近パソコンを使う事が多い。
「綾ちゃん、悪い・・」
「ほぇ?草野先生?」
離婚は白紙に戻ったらしい、美月に凄く感謝していた。
「次の時間の体育の授業変わりに出てくれんかな?ちょっと腹痛くなってきて・・・・」
「いいっすよ、お腹大丈夫ですか?」
草野先生は苦笑した。
「昨日嫁の作った料理食い過ぎてね」
「あはは、お熱いですね。分かりました」
草野先生は病院に行くらしい。
あんまり酷くないといいけどな・・・・。
どこのクラスの体育の時間かな?
予定表を見る。
美月のクラスか・・・。
「ふむ・・ラッキーだな」
美月と美空の体育の授業を見れるとは・・・。
ちょうどお昼の後。
フルパワー状態だな。
コーヒーを一口飲んでから体育館に向かった。

美月のクラスと隣のクラスの生徒がいる。
ざわつく。
まぁ何せ私が来たんだからな。
しかたない。
私はステージの上に立つ。「列を作ってすわれっ!」
みんな指示に従った。
うん、従順だね。
いい気分。
「えーと、草野先生は事情が出来たので変わりに私が来ました」
ま、草野先生より私の方が遥かに人気あるからみんな嬉しそう。
ただ私はスーツのまんま。体育なんて教えられない。「えーと、じゃあ・・・ドッチボールとかやろう!」
みんなが歓声をあげる。
好きにやらせるのが一番。体を動かす楽しさを教えるのが一番重要な気がする。体育館に生徒が散らばる。私はステージで座って足をブラブラさせる。
みんな楽しそう。
美月と美空が来る前は生徒の笑う顔を見るのが幸せだった。
今は少し欲張りになってしまった。
「先生・・」
美空が私の横にちょこんと座る。
体操服も私のデザイン。
この学校の制服と体操服は日本一可愛いと胸を張って言える。
美空は今日は髪をいじっていない。
「どしたの?ドッチボールきらい?」
「うん、先生と話する方がいい」
可愛いな・・・。
頭を撫でてあげる。
「今日はツインテールにしないの?」
「うん、めんどくさくって・・・」
「そっか、美空ちゃんは可愛いしどんな髪型でも似合うよ」
「あ、うんっ」
美空は少し照れた。
可愛いな・・。
銀の髪は剣のような輝き。しなやかで癖毛はない。
「美月が・・・」
美空が指差す方向を見る。美月が早速ドッチボールをしてる。
「元気そうで何よりだね」
「うん、美月・・・」
美空は・・・私よりずっとずっと美月を愛してる。
自分を犠牲にしてまで・・銀兎になってまで美月を幸せにしようとした。
私には到底無理。

「うわっ、バカだ・・」
美空があきれてる。
美月は遊くんと二人だけになっている。
美月の戦闘性能は凄まじい、ドッチボールなんかで負けるはずない。
「さっさと負ければいいのに・・・」
美空がぼやく・・。
相手は留美と利奈のチーム・・・かなり残ってるし。「美月くんのいい所は分かってるでしょ?」
「あぅ・・・・」
美空は顔を赤らめる。
美月は頑固で諦めない。
どんな状況でも最後まで信じ通す。
私もそんな所が好き。
留美がボールを持って笑っている。
「がははっ、もう負けを認めろっ!」
なんという悪役。
ヒーロー物に出てくるような感じのセリフを大声で言っている。
美月と遊くんがニヤリと笑っている。
「なんで二人になったか分かるか?留美」
「僕らの作戦だよ」
留美が困惑している。
「な、なんだと・・・?」
美月と遊くんは余裕そうな顔。
圧倒的な戦力差だけど。
留美は二人を指差した。
「野郎共、やっちまえ!」
ボールを持っているのは留美だ。
一瞬シーンとしてから留美はハッとしてボールを投げつけた。
球は早いけど美月には当たらない。
遊くんがキャッチしてボールを投げ返す。
次々にやられていく。
美月も投げ返す。
女の子に当てる時はゆるーく投げている。
留美と利奈だけが残った。「くっそー!」
留美は悔しそう。
美月が遊くんにボールをパスする。
遊くんはニヤリと笑った。パシッ。
早い!。
留美の足にヒットした。
「うわぁ・・やられた・・利奈・・後は・・頼んだ・・・すまない・・ボスとして・・何も・・」
留美は外野にトボトボ歩いていった。
利奈はボールを掴む。
「私だけか・・えいっ!」
ゆるーいボール。
美月がキャッチする。
トコトコと利奈の所に歩いて行った。
利奈の肩にポンッとボールを当てる。
「僕たちの勝ちっ!」
大逆転・・・か?
最後のは反則でしょ?

体育の授業が終わり放課後になる。
私は机で物思いにふける。この生活が続けばいいな。幸せだよ・・凄く。

「先生っ!」
「おぅ?美月くん」
作文用紙を持っている。
「脚本出来ました!」
ニッコリ笑っている。
あぁ・・抱き締めたいよ。なんでそんなに可愛いの?ぐっとこらえる。
「どれどれ・・・ふむ」
パラパラと読む。
ふむ・・これは・・なかなか・・。
「いいねっ!ベリーグットです!」
「そっか!良かった!」
魔法使いとか出てきて良さそうだな。
子供向きで分かりやすい。「じゃあ僕の役目は終わりね」
美月はホッとしている。
「ん?何言ってんの?」
「えっ?脚本作ったから劇には出なくても・・」
私は美月の肩を叩いた。
笑顔で。
「そんな事許されない!」
美月は劇に出たくなかったのか。
そんなの許されないよ。
「えっ・・ええっ!!」
「魔法使いの役は双子にして美空ちゃんと美月くんに演じてもらうからね!」
美月は涙目だ。
「な、何で・・?」
「鏡を見なさい。その見た目で劇に出ないつもり?」美空と美月は超美形だ。
こんな可愛い子を客寄せに使わずにどうする?
「あわわ・・・」
「覚悟してね!これは決定事項だからっ!」
「う・・そんな・・」
美月の頭を撫でる。
「大丈夫っ!・・ねっ?」
「・・・・うん・・」
美月はしょんぼりして体育館に向かった。
我が子の初舞台。
楽しみだなっ!!






10/12/13 00:12 (.u/HrMdZ)
21
投稿者: 黒猫 ◆Df3LS3WJTE
職員室で休み時間を利用して美月の脚本を見ながら雪と衣装作りの相談をする。
雪はもう一人前。
センスもいいしプロにもなれるだろう。
「美月くんの脚本ですか・・いいですね」
雪は用紙を眺めながらふむふむと頷く。
私はさらさらとスケッチを書く。
教会のシスターの服をベースにする。
白を基調として所々豪華にする。
「さすが綾さん・・素晴らしいっす!」
「えへへ、ありがとう」
美月と美空が着るんだ。
最高に可愛くしてやる。
「サイズは制服のを微調整するかな・・・」
雪は思い出すようにぽけーっとした。
「美月くん・・・凄かったなぁ・・」
「へっ?」
雪と美月は何かしたのかな?
「あんなに・・・中に出されて・・気持ちよくって・・・それでも固くって・・・・どんどん出されて・・・・」
「お、おい・・雪?」
ま、まさか?
エッチしたのか?
「後から・・少し・・不安になりましたけど・・妊娠するんじゃないかって」
「雪、ストップ!」
雪はハッと我に帰る。
「あ、すみません・・」
幸い周りに聞こえていないようだ。
小声で雪に話しかける。
「美月とエッチしたの?」
「・・はい・・」
ポッと顔が赤くなる。
「美月くんにたくさん中に出されて・・・不安だったけど・・でもいいかなって・・・妊娠したら結婚できますし」
「ひ、避妊はしようね・・・・は、はは・・・」
美月め・・・。
説教しなきゃな・・。

雪は頭をポリポリする。
ちょっと残念そうな顔。
「まぁ・・妊娠はしませんでしたし・・大丈夫です」雪の頭を撫でた。
「気をつけてね・・雪ちゃんには夢があるんでしょ?・・ねっ?」
「・・・はい」
美月と美空に生殖能力はない。
危険日に膣内で射精されても受精はしない。
私もそれのおかげで中出しを楽しんでるわけ・・・。
おぃ、ダメだ・・。
今そんな事考えるな。

チャイムが鳴って休み時間が終わる。
「綾さん、次の休み時間また来ますねっ!」
「うんっ!」
雪は教室に戻って行った。コーヒーを一口飲む。
「はぁ・・・バカかあいつ」ため息しか出ない。
美月め・・。

その日の授業が終わる。
美月と美空は部活だ。
しばらく職員室で仕事をしてから体育館に向かう。
途中廊下で美空がスポーツドリンクの入った袋を持って歩いていた。
「美空ちゃん!」
「あ、先生っ」
私の方を見てニコッと笑う可愛いな・・美空は淫乱じゃない。
綺麗な天使。
美月とは違う。
「おっ?それはバスケ部の飲み物?」
「うん、そうだよ」
美空は良く笑うようになった。
可愛くすぎ・・。
我慢できなかった。
ギュッと抱き締めた。
「先生?どうしたの?」
「美空は・・とってもいい子だよ・・」
「・・・・?」
美空はすぐに心を読もうとしない。
いい子だね・・・。

体育館ではみんなが部活で青春している。
美月はこちらを見て笑う。私はいい気持ちはしない。雪の一件でイラついている
でも反則的な可愛さにキュンとする。
私は弱いな。
色々と未熟。
しばらく美空とバスケを眺める。
楽しそうに・・元気そうに・・美月は笑う。
休憩時間になり美月が美空からスポーツドリンクを受けとる。
「美空、ありがと」
「うんっ、お疲れ」
美空はデレデレだ。
夏休みに旅行に行かせて良かった。
美月は私の隣に来た。
「先生、今日の夕飯は?」
「・・・さぁ?・・まだ考えてない」
「そっか、僕すき焼きがいいな!」
「あっそ・・ワガママね」
美月は首を傾げる。
「先生?どうし・・」
「帰ったら話がある・・」
「うん・・・」
美月はしょぼんとして美空の所に行った。
美空と楽しそうに喋る。
休憩が終わって美空がコップを受けとる。
「美空、がんばるよ」
「うん!」
一瞬私を見る。
私は目を反らした。
私は・・・。
美月を見れない。

部活が終わって体育館の電気を消す。
「ママ?どうしたの?」
「・・・なんでもないよ」
美空の頭を撫でた。
美月が着替えて部室から出てきた。
「お待たせ!」
「遅いよっ!」
いつものやりとり。
私は黙って玄関に向かう。美月をしからなきゃ。
母親として。

家についてから夕飯の支度をする。
今日はカレーライス。
美月と美空は綺麗にたいらげた。
「私、研究の続きしてくるね」
「うん、行ってらっしゃい」美月と美空の会話を見ているだけど幸せ。
美月は私を見た。
軽く睨み返す。
「話しがあるから来て」
「うん・・・」
美月は黙ってついてくる。部屋に入って扉をしめた。私は腕を組んで美月を睨む「あ・・すき焼きも食べたかったけどカレーライスも美味しかったよっ!」
「どうゆうつもり?」
「えっ?」
嫌な空気が部屋に広がる。「雪とエッチしたんだって?聞いたよ・・・」
「あ・・・うん、寸法するからって雪さんに言われて・・雪さんが誘ってきたから・・その・・」
美月の頬っぺたを思い切り叩いた。
「・・いい訳は聞きたくない・・」
「綾・・ごめん・・」
雪は美月を好きになっている。
雪は期待をしている。
美月と付き合えるんじゃないかと。
美空が美月を好きって事も雪は知っている。
「雪は私の大切な弟子・・とっても大切なの・・分かる?」
「・・・うん」
「美月は最低よ。そんなにすぐにエッチしちゃダメって最初に言ったよね?」
「・・・ごめんなさい」
美月はしゅんとした。
しっかり怒らないと。
雪が可哀想だ。
「少し甘えすぎよ。美形だからってすぐに女の子とエッチできると思ってる?」美月は私を見つめる。
綺麗なブルーの瞳。
ルカは私だけを見た。
私としかエッチしなかった・・。
「そんな事・・ないよ・・」「美空は我慢して性欲を抑えているのよ!美月は求めてばかりじゃない!」
「綾・・・ごめん」
「なんなの?私じゃ物足りなかった?」
「そんな事ないよ・・怒らないで・・」
「そんな淫乱な息子は・・嫌いよ!」
美月の顔から涙が落ちる。止めどなく。
ポロポロと。
「僕が嫌い?・・・じゃあ・・産まなきゃ良かったね・・ははっ」
「双子じゃなくて美空だけの方が手がかからなかったかもね」
私は何を言ってる?
言葉は止まらない。
「それに何?親に向かって産まなきゃ良かった?そんな偉そうな事言うんだ?へぇ?美月は調子に乗ってるみたいだね」
美月は私から目を反らした「ごめんなさい・・」
そう言って部屋から飛び出して出ていった。
「こら!まだ話は・・」
冷静になれ。
私は何を言った?
美月にこんな人生背負わせたのは私だ。
私はただ嫉妬してるだけじゃないか・・・。




10/12/13 20:23 (.u/HrMdZ)
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