よっしーさん、ひろさん、yasuさん、つねおさん!ありがとうございます。妊婦にアナルという奇抜な展開、いかがだったでしょうか!また厨房でのたちバック、好評頂いたみたいで安心しました。普段、客として見る風景と中から見る風景はまったく違うんですよね。では今回は今現在の話、たぶん最終話になる予定です!長いですがどうぞ最後までよろしくお願いします!!「夏」 序章俺はとくに「夏」。エミさんに輝いてほしい理由がいくつかあります。夏である理由はもちろん、それはエミさんの真の姿を見せれる季節だからです。エミさんは離婚してから蕎麦屋で働き、子育てに励み、、そうしている間にいつしか女性としての輝きを追いかける世界とはまったく遠く離れた生活をしていました。子供を育てるだけで精一杯、自分が恋やオシャレをしている場合じゃない、、。俺からすれば、(なんともったいない!!)エミさんは沢山の魅力に溢れているのに、、それをこの先も隠しておこうとしていただなんて。本当に手遅れになる前に見つけてよかったと今でも思ってます。そして出会った俺たちは海に行くことが夏の恒例行事となりました。理由は海ならお金がなくても遊べるからです。遊園地にいけばお金がかかるのです。貧乏カップルの悲しい現実でした。そんな中でも恥ずかしかった初めてのビキニへのチャレンジ。マリンショップで絶賛の嵐を受けたエミさん、海水浴場で注目を浴び、女としての自信を取り戻してきたエミさん。結果、俺の作戦は大成功したと言えるでしょう。エミさんには思う存分、今まで苦労してきた分、これからは女として輝いてほしい。俺が夏にこだわるのはそういった背景があるのです。最終話これから本格的に冬が始まろうとする季節、その日、蕎麦屋に初めて見る男が現れた。正気のない顔、やる気のない姿、いかにもめんどくさそうに仕事をしている若者だった。「かけそば」と一言だけ小声でいうとエミは「お蕎麦いただきましたー♪」と満面の笑顔で返事をした。すると男は初めて店員の顔を見て、「!」と驚いたような顔をするのだった。そしてその男の子は気がつけば毎日、蕎麦屋に現れるようになった。だが注文するのはいつもかけそば。きっと私と同じようにお金もないんだろう。朝食をかけそばで済ませるとは独身なのかもしれない。似たような経済苦の状態である彼の為にエミは、少し青ネギやワカメを増量してあげる気持ちになったのだ。すると彼はすぐに他の人のネギの量と明らかに自分の食べる蕎麦が多めに盛り付けられている事に気がついた。すると彼は少し笑顔になった。以降、半年間。青ネギとワカメの増量サービスはエミにとっての習慣となった。青年もエミの増量サービスに感謝してくれてお店に来る時は笑顔になってくれている。すると突然、名刺を渡された。連絡をしてこいと言うことか。何か店で不手際でもあったのだろうか、、。蕎麦屋の正社員である以上、相手が社名本名連絡先を書いてきたのなら返事をしなければならない。そしてエミは恐る恐る返事をしてみると、なんとデートのお誘いだったのだ。エミは迷った。かと言って断る理由もない。カフェくらいなら、、まぁいっか。と彼の誘いに応じる事にしたんだ。それから気がつけば最初の出会いから早8ヶ月、二人で会うようになってからも彼は一切エミに触れてこようとしなかった。それも当然か。彼とエミは年齢的にも離れすぎている、きっと興味なんてないんだろう。でも彼は色々と生活の事を手伝ってくれるし頼りになるとこもあったりする。なんだか弟みたいで可愛い存在。今の距離感でもエミは満足していた。すると、そんな彼から「たまには海にでも遠出しようよ」と誘われた。エミは困った。水着なんて持っていない。だけどせっかく誘ってくれてる訳だし断るのも失礼か、、水着なんて一回しか着ないかもしれないけど今度、娘と買いにいこうかな、、。エミにはこの時、これから「夏」になれば海に行く事が恒例行事となる未来が待っているのは知らなかった。そして娘と買いに行ったら水着。スカイブルーの水着は娘が選んでくれた。エミは「ママには似合わないよぉ」と言うけれど、娘は「ママなら似合うよ!」と言ってくれている。じゃこれくださいと買っちゃったけど着るのが恥ずかしいな、、そう思いながら当日をまったのだった。そして初めて3人で海へと行った。心配していたチカとの関係も時間が経過すればするほど打ち解けている様子でエミは安心してきた。海へ到着後、エミとチカは更衣室で着替えに行った。(水着なんて何年振りかなぁ、、)そしてモジモジと出てきた私を見た須藤君は「素晴らしい!!」と心から喜んでくれている様子だった。お世辞でもまぁいっか。そして3人でもても仲良く海で遊んで行った。その頃、エミの中に大きな心境の変化が現れた。(私は須藤君の事が好きなのかもしれない)そんな明確な恋心だった。海の中、私が私じゃないみたいに須藤君とじゃれあっている、彼の体と私の体がじゃれあいの中で絡み合う、、(好き、、、)そう自分の心が整理されたエミは大胆な行動に出た
...省略されました。