2024/11/04 10:10:39
(OFfwuj9i)
気の利かない俺にはカナがなぜルリと俺をケシカケるような言動をするのか分からないんだ。
だから不安でもあってさ、
てか、そんなもっともなご意見を頂いたのに、俺は昨夜、いや今朝か?ヤラカシてしまった。
言い訳も含めて書いてみる。
ナンネに書き込みをしたあとボンヤリとユーチューブ何か見てたらさ、ドアがノックされたんだよ。
(こんな時間に?)
不思議に思いながらもドアを開けるとルリがいたんだ。
深刻そうな顔に見えたので取り敢えずドアを大きく開けて部屋に入れてあげたんだわ。
ソファーベッドをカナに貸したからルリをベッドに座らせた。
俺は遠慮して少しだけ離れて隣に腰掛けたよ。
「とうしたの?、何かこまったこと?」
そう聞くと、チョット黙ったあと俯いたままで大変な事を口にした。
「あしたね?……」
「うん、明日がなに?」
「あした、帰ったらね?きっとパパにサレル」
「される?、何をされるの?」
ルリの様子から大体は分かったけど、推測で答える話でもねえなと思って確かめたんだわ。
俺をチラッと横目で見たあと、直ぐに視線を下にしてルリがさ、
「セックス…」って!
「おっと、、マジか!」
マジで困ったよ。
そういう関係だとは本人からも、カナからも聞いてはいてもさ、本人からそんな生々しい話をされるとは予想外だったからさ、猛烈に狼狽えたわ。
「なんでされるって分かるの?
「パパからライン」」
「何て?」
「7時頃に帰るから、って」
「お?、それだけで分かるんだ」
「するから、よういしておけって」
「用意って、セックスのか?」
無言でルリが頷いた。
なので、気になっていた事を聞いてみたんだ。
どれくらいの頻度でされてるのか、とさ。するとナン日も連続でされることもあり、一ヶ月あく事もあると言うのさ。
平均だと週に一度はいつもされると答えた。
特にゴルフとか、今回みたいに泊まりで出かけた後は、ほぼ必ずしてくるらしい。
「ソレが、ツライの?」心配になってそう聞いたら意外にさ
「いまはもう、なれたから」と言う。
「それで?俺にどんな相談かな、助けになるか分からないけど話してみてよ」
ルリの肩に手を置くとルリがピクッとしたんだ。
「あ、ゴメン」謝った俺を見て言ったんだよ。コレが大変だ。
「カナのパパも、私とヤりたいんですよね」
体が痺れたよ。
口篭もって、返事に詰まってる俺に更にさ
「私、わかってたから、いいんです…へーきだから」って少しだけ微笑んだルリ。
「いや、俺は…さ」情けないことに当たってるだけに答えられなかったんだ。
「オトコはみんなそうだから、分かってます」とも言った。
「皆って??誰?」俺から目をそらしたルリが超ド級の爆弾を落としたんだ。
「先生」
「うわっ!マジでか、担任の?」もちろんカナの担任だから俺も知ってるヤツたわ。
確か四十代半ばだ。
妻子もいるはずの男だ。
ルリが言うんだ。
「だから、されるのは私、ナレテるんです」と、
そして俺を艶めかしい目で見ながら……
「私としたかったら、してもいいですよ、私はヘーキなんで」と。
目を見つめてしまった。
ヘビに睨まれたカエル状態の俺、ルリと目を合わせたまま身動きができなかったんだ。