友達と一緒に帰っていた日のことです。わたし併せて4.5人で同じ帰りの電車に乗りました。満員の電車ですか私たちは乗車ドア付近から少し進んだ場所で円になるように向き合って立っていました。電車は特急電車なので、まだしばらくは次の駅まで止まりません。ですが、いつもは長く感じる時間も友達と一緒に乗れば、楽しいアッという間の時間です。乗っている電車は混雑していて、友達たちと「狭いね」なんてことも笑いながら言っていました。友達との会話に夢中でであまり意識していなかったけれど、徐々に違和感を感じ始めました。電車の揺れに合わせて強く腰のあたりに何かを不自然に押し当てられるような感覚でした。違和感を感じながらも、目の前の友達たちは楽しそうに昨日見たドラマの話とか好きな俳優さんの話を広げています。わたしも「うんうん、ドラマ面白かったよね」なんて言いながら話を合わせていました。ですが、私は違和感に気付いてしまってから、友達とのお話は徐々に上の空になりつつありました。この満員の状態で後ろを振り返る事は出来ませんが、おそらく私の後ろには男性がピッタリとくっついて立っていて、私の腰のあたりに自身の下半身をグッと押しつけたんだと思います。混雑した車内なので多少、身体と身体が密着するような事があっても不思議ではありませんが、今は明らかに意図的に身体をくっつけてられてるのを感じました。そう感じてからは友達たちとの話より、自分の今の状況を意識するようになってしまい、私は徐々に口数が少なくなっていきました。。私の口数が少なったことを相手の男性は気付いたと思います。ですが、目の前の数人の友達たちは話に夢中で、私の様子には特に何も違和感を感じて無かったと思います。グイグイと突き出すように押し付けられる相手の下半身の感覚にどうしたら良いのか分かりませんでした。私は抵抗の意を込めて、足に少し力を入れて腰で相手を押し返すような仕草を何度かしました。しかし狭い車内での抵抗の意を込めたその仕草はなんだか逆に、自分のお尻を相手に突き出し、擦り付けているような感じになっていました。相手を押し返すはずが、自分でお尻を突き出すような形になり、相手もそれに合わせて下半身を擦り付けてきました。目の前には友達がいるので、何かしらの方法で自分の異変を知らせる術や助けを求める事は出来たかもしれません。しかし、この状況を友達には知られたくはありませんでした。なので、こんな状態のなかでも私は友達の話に「うんうん」と相槌をうったり、話に愛想笑いをしたりして、何事も無いように装っていました。実際には後ろの男性に「変なことされてる」ということをバレたらどうしようと内心冷や冷やとしていました。その間にも男性は下半身を押しつけ、その仕草は小刻みに打ち付けてくるような動きに変わっていました。周りには伝わらない程度に一定のリズム感で、少し突き出した私のお尻あたりに硬いモノをスボン越しに打ち付けてくるような感じです。打ち付けられるたびに、バランスを崩さないように足に力を込めますが、それがやはり自分からお尻を差し出すような体勢になってしまっていたと思います。相手の腰つきに合わせて、自然と私の身体も小さくですが前後に揺れ動きます。当時はこんな言葉知らなかったけれど、相手からしたらそれはいわゆる"立ちバック"にでも見立てて小刻みに打ち付けてきたんだと思います。友達にバレないように、私はその行為を受け入れるしかありませんでした。停車駅に着くまで相手の行為は続きましたが、駅に着いて人の乗り降りに合わせて私達も電車から一旦降り、おそらく男性も降りて行ったと思います。幸か不幸か、一連の行為に友達に気付かれる事はありませ
...省略されました。