「お寒いですか? 私は余裕見て温泉で温まるので寒くはないですが」という答えが帰ってきてからがもう意識が朦朧とするようなことばかりが起きた。まず、お隣にまいりましょうと隣へ座った。浴衣に羽織だけでは寒いでしょう。向こうにお床敷いておきますのでと立ち上がり手際よく床を作り、帰ってきた。まだ少々残っている料理をつまみながら地酒の徳利を空けた。もう一本つけてまいりますねと部屋を出て行った女将だったが、隣に座られたときは本当にどぎまぎしていたのでちょっとホッとするやらなんか物足りないかなという思いでまっていたら部屋の扉をノックしながら入ってきた女将に驚いた。なんと作務衣に着替えてる。驚いた様子に気付いたのか、今日は仲居も料理人も帰してしまったので後片付けは私がやらなきゃなので・・・それに今夜は他にお客さんもいらっしゃらないので、失礼かと思いましたが着替えさせていただいちゃいました。今夜は私とお客さんの貸し切り状態なんですよ。と意味深なことを言いながらおちょこで地酒を酌み交わしながらすべての料理をたいらげた。お客さん、とてもお行儀がよろしくてやさしいのでついつい気が緩んでしまって。ごめんなさいね。としおらしく好感が持てた。作務衣で食・器をかたずけに何度か出入りし、そのたびに目が合いニコッとする笑顔に魅せられていった。かたずけが済み、敷いた床をテーブルをよけたところに引っ張ってきて「こちらのほうが温かいとおもいますので」と枕元に水差しとコップを置くと、「酔いが覚めたら温泉で十分温まってお休みください。」と部屋を出て行った。結構遅い時間かと時計を見るとまだ9時前だった。女将と二人っきりというシチュエーションに妙な期待を抱きながら緊張していたこともあって、ずいぶん長い時間に感じたのだろう。酔い覚ましにひと風呂つかって温まってこようと大浴場(といっても男女別になってるので狭く感じられた)が、学生の分際には十分贅沢なものだ。ユースホステルなんかじゃそうそうのんびりできないが苦労しただけの甲斐はあって本当にゆっくりできる温泉だと思った。なんせ源泉かけ流しだ。そんなことを考えるのと同時にこの旅で童貞とおさらばできるんだろうかなどと考えているうちに股間の一物は反応し、みるみる巨大化していった。仮性包茎気味のペニスは完全に剥けきることはなかったが、温泉の中ではつるりとくびれのところまで剥け亀頭が真っ赤に露出した。手をそえてさすり軽く握って上下に動かすいつものオナニーを湯の中でやってるうちに上り詰めそうになった。射精してしまっても大量の温泉が流し去ってくれるんじゃないかなどと考えていたからだ。隣の女湯とは二重の竹組の塀で仕切られていただけだった。若い女性の泊り客もなく覗こうという意欲はなかった。が、ペニスをさすりながら、誰もいないだろうとついつい声に出して「う~!気、気持ちいい~~~~!」と叫・?んでしまった。その時だ。女湯の方から「ここのお湯は本当にすべすべし・て気持ちいいでしょう」と女性の声がした。びっくりして、女将さんですか?と聞き返した。「そうでよ。もう、休もうと思って温まりに来ちゃいました」「そ、そうなんですか」「塀越しだとなんか恥ずかしくないでしょ。さっきはごめんなさいね。緊張させちゃったみたいで。でも貴方は偉いは。大学生くらいの年頃って、たいてい見境ないでしょ。二人っきりだなんていったら襲い掛かってみたなるでしょ?」「そ、そりゃまあ、素敵な女の人といっしょだなんて緊張します」「さっきの気持ちいい!は温泉だけじゃなかったでしょ」「えっ!わ、わかっちゃいます。」「そりゃ、この年までこんな仕事してるとね、なんとなくわかるんですよ。」「ゆ、雪がすごくなってきたみたいですね。」「そうね、今夜はかなり積もりそう。連泊にしたのは正解だったかもしれませんよ」「どうして?」「雪道をバス通りまで行くのは大変なんですよ。それにバスだって除雪が間に合わないと運休かもしれないし。」「そ、そうなんですか?」と話をはぐらかしたつもりだったが、経験豊富な女将にかなうわけはなかった。「ところで、失礼な質問かもしれませんがいいですか?」「女将、っていくつぐらいなんですか?」
...省略されました。