みなさん、コメントありがとうございます^ ^今回ちょっとドロドロ回です(笑)俺の全てを認め、受け入れてくれる大好きな人。サキのお陰で自分にも自身が持てた。この人の為にちゃんと正直になろう、そう思った。2人でシャワーを浴び、俺だけ先に部屋に戻る。ふとケータイを見るとメールと電話が一件。弟からだった。「今から行っていい?」というメール、来たのは15分前。今はヤバいと思い慌てて電話する。弟「もしもし」俺「あ、なに?」弟「家おる?」俺「おるけど・・・」弟「ちょ、話あんねん。今もう向かってるから鍵あけといて」俺「いや今は・・・」プーップー・・・言うだけ言って電話を切られた。自分のことだけで俺の事情など考えない、いつものアイツのやり方。サキが髪を拭きながら部屋に入ってくる。サキ「電話?だれから?」俺「弟・・・」サキ「え・・・なんて?」俺「今もうこっちに向かってるらしい」サキ「ヤバいやん(笑)ウチ帰ろか?」俺はしばらく考えて俺「今日もう言おか」サキ「え!?マジで?」俺「どーせすぐに言わなアカンことやし、早いほうがいいやろ?」サキ「ちょ(笑)男らしいんですけど^ ^」俺「多分今やったら俺なんでもできるで(笑)」サキ「なんで?」俺「お前がおるから^ ^」サキは顔を真っ赤にして笑う。サキ「神様、京に賢者タイムを与えてくれてありがとう。」俺「おい(笑)」それから弟が来るまでの少しの間、2人で話し合った。そして、1、話は俺がする2、サキは黙って見守る3、まだエッチしたことは言わない4、弟が俺の彼女と寝たことは俺も知らないし、その話もしないと決まった。サキは3番までは納得したが、4番は猛反対した。俺はとにかくそのことは無しで話したいと押し通し、サキも渋々オッケーした。ガチャっ!玄関のドアノブが回る音がする。俺は一人で玄関まで行き鍵を開けた。ユウ(弟)「開けとけ言うたやろ」俺「なぁ、俺も話あんねん」俺はそう言いながらドアから中に入れないように体で塞いだ。ユウ「は?なに?中入れてーや」俺「入ってもいいけど、先に話聞いてな?」ユウ「わーかったって!なんやねん」弟が俺を押して強引に玄関に入ってくる。足元にはサキのサンダルがある。俺はそれで気づくかと思ったが、弟は全く気にせず靴を脱ぎ、ユウ「どーせお前の話なんてしょーもないことやろ?」と言いながら廊下を歩いた。ドアを開け部屋に入るとベッドにサキが座っている。それを見て弟はキョトンとした顔でユウ「・・・は?なんでここおるん?」サキは黙っている。俺「とりあえず座って話きいて」ユウ「このまま言ったらいいやん」弟は立ったまま嫌な顔をしていた。俺は床にあぐらをかいて座り、俺「俺サキのこと好きやねん。だから付き合いたい。別れてくれへん?」ユウ「はぁ!?・・・なに突然(笑)」俺「言葉のまんま」ユウ「意味分からん」俺「分かるやろ(笑)」
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コメントありがとうございます^ ^サキが泣き止むまでベッドで腕枕をして、どうしたもんかと考える。めんどくさいことになった。とりあえずサキを落ち着かせる。俺「ちょっと寝よ^ ^」サキ「大丈夫なん?」俺「なるようになるて^ ^向こうの出かた次第やし。」サキ「なんか余裕やね^ ^」俺「今はちょっとでもお前と一緒におりたい」そう言うと落ち着いたのかサキが俺の腕で眠りについた。どれくらい経ったか、いつの間にか俺も寝落ちしていた。横では足を絡ませて腕の上でサキが眠っている。ケータイを見ると夕方、2時間ほど眠っていた。「あー、コイツが横おったら落ち着くなぁ・・・」と幸せを感じていたのも束の間。ケータイが鳴る。父親から電話。俺は嫌な予感がした。俺「もしもし」父「わしや。」俺「なに?」父「今から家来れるか?」俺「・・・行けるけど」父「ほなすぐ来い。一緒におる子も連れて。・・・意味分かるな?」そう言って電話を切った。多分弟が父親に話したのか?でもどう言ったんや?とにかくめんどいことになった。「はぁぁぁ・・・」と大きい溜め息をつく。サキ「お父さん?」俺「あ、起きた?ごめん、そう、おとん」サキ「怒ってたね」俺「まぁ・・・なんかアイツから聞いたんちゃう?」サキ「親に告げ口とか最低」俺はサキを見て俺「一緒に地獄に落ちてくれる?(笑)」サキは擦り寄りサキ「京がおったらウチは天国やねんけど^ ^どこでも着いて行くよ(笑)」と言った。用意して2人で家を出る。俺の実家に着いたのはもうあたりは薄暗くなった頃だった。玄関を入りリビングへ。テーブルには父と母、そしてダイニングの方にユウが座っていた。サキ「お邪魔します」母が会釈する。父「おぉ、そこ座れ」俺とサキが父と母の向かいに座る。父「ユウから聞いてな・・・その子はユウの彼女やな?」俺「うん」父「単刀直入に聞くけど、その子と・・・寝たいうんはホンマか?」俺「ホンマ」それを聞いた途端オトンは立ち上がり俺の顔をぶん殴った。母「お父さん!手は出せへんて約束でしょう!?」弟も唖然としていた。父「こんな人の道を外れた奴、誰かが叩き直さなアカンやろ!?」サキが俺の横に駆け寄る。俺「大丈夫。」俺はもう一度ちゃんと座り直した。父もまだ鼻息は荒いが母に促され座る。父「お前何考えとんねん。自分が何したか分かってるんか?」俺「分かってる。順番が違うことも」父「ほななんでや?お前はそんな奴ちゃうかったやろ?」俺「・・・」シーンと静まり返る。父「なんか言わんかい!」俺「・・・流れで。」父「流れて・・・」父が呆れた顔をする。ユウ「童貞捨てたかったんちゃう?(笑)」ユウがあざけ笑いながら言う。ユウ「童貞は何考えてるか分からんからな(笑)誰でも良かったんやろ!」父「・・・そうなんか?」俺「そう」
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