3月下旬。トモミの実家へ行ってから早1ヶ月が過ぎようとしていました。始まる前は長いと思っていた春休みも、あと一週間ほどで終わりです。この日は前日にトモミの家に泊まっていました。この頃のトモミは当初の目標体重まであと2~3キロに迫っていて、わずか半年で見違えるようになっていました。服や下着の買い替えが大変だと言っていたくらいです。下着は相変わらずニ○センで購入していて、そのほとんどを選ばせてもらいました。ただ、残念なことが一つだけありました。それは付き合い当初EカップだったのがサイズダウンのDカップになったことです。とは言え、やっぱりトモミの大っきなおっぱいは大好きです。以前からトモミに「やす君も少しは運動した方がいいよ」と一緒にジョギングをしようと誘われていました。確かに、僕は高校の弱小バレーボール部を引退してから運動したのは大学の体育のバスケットぐらいです。用意してきた、ジャージに着替え大学の体育の為だけに買った運動靴を履きました。トモミはと言うと街で見かけるようなランナーのような格好です。「トモミ・・・ちなみに何キロ走るの?」「5キロだよ」「えっ!?・・・(汗)」「大丈夫、ゆっくりだから(笑)」「お、おう・・・(汗)」走り始めると確かにゆったりしたスピートで、揺れるトモミのおっぱいに「けしからん!!」とか「コレ・・・すれ違う男は絶対見てるよな(汗)」と考える余裕があったのですが、次第にそんなことより「あと、どれくらいだろ(疲)・・・」としか思えないほどにヘトヘトになってしまいました。「確かにこれだけ、毎日走ったら痩せるよな」と納得していました。ちなみにですが、トモミが実家から持ち帰ったセーラー服は中学の時の制服ということは予め分かっていたのですが、スクール水着も中学の時の物というのが帰宅してから発覚したらしく、どちらとも「目標体重に達するまでは着ません」と宣言されていました。どうにか走り終え、家に着くと水を一気に飲み干してから、しばらく動けませんでした。トモミはそうしている間にシャワーを浴びて、出かける準備をすすめていました。僕も少し回復してから、シャワーを借りて2人で街へでかけました。この日は、2人で新しい携帯を買おうと決めていました。まだ、未成年だったので契約のための親の承諾書が必要で、それをわざわざ郵送で送ってもらって届いたのが、このタイミングでした。まわりの友人達は、だいたい1年ぐらいの周期で携帯を買い替えていましたが、僕もトモミも2年以上同じものを使い続けていました。金銭感覚は似ていたと思います。この頃には、ほとんどの携帯電話にカメラが付いてパケ放題のプランが登場していました。それに伴って「着うた」が流行って、携帯で音楽を聴くようになったのがこの頃だったように記憶しています。今月、ちょっといつもより多くネットしちゃったなぐらいの感覚で料金が1万円を超えることも度々あり、使い放題で料金が抑えられるなら替えようとなったのです。(パケ死という言葉がありましたよね)僕たちはあれやこれやと吟味しましたが、結局1円で販売されていたキャリアがA社の「クルクルピッピ」でおなじみのSの機種の色違いの物にしました。その後に、トモミがどうしてもとゲームセンターにと連れて行かれ、初めて2人でプリクラを撮りました。駅前だけど、あまり目立たない某コーヒーチェーン店に入りました。店内にはあまり人は居なくて、2階席に行くと更に少なく2~3人しか居ません。奥に進むと窓際の席があり、そこに並んで座りました。待ちゆく人を見下ろせる席です。
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5月中旬の季節はずれに暑い日。その日の講義は二限までで、午後は全ての講義が休講だと事前に伝えられていました。講義終わりに、友人から「やす、どっか遊びにでも行かない?」と誘われましたが「ごめん、予定あるわ(汗)また、今度行こうぜ」サークルにも入っておらず、人見知りなので、そんなに友達も多い方ではない僕を誘ってくれるような友達が居てくれることは本来ありがたいことですが、この日はトモミとの絶対にはずせない約束があったので断りました。「あ、お前もしかしてトモミちゃんとデート?」「まぁ、そんな感じ」「そっか。じゃ、トモミちゃんによろしく伝えておいて。じゃーなー」「おう、じゃあ」実はこの1ヶ月弱前に、大学の友人達数名でガラにもなく花見が催されました。仲間内の1人が「折角の大学生活なんだし、花見ぐらいしとくか?」と言い出したのがキッカケでした。そこで、やっぱり女子もいなきゃなとなったのですが、学内に気軽に誘える程フランクな関係を築いた女友達がいない連中です(僕も含めて)。そこでと言ったら失礼なのですが、僕ともう1人彼女のいる友達が居たので、良かったら彼女を連れてきてと言われました。そのことをトモミに伝えると「いいよ!!」と意外にも、快諾してくれました。実は、以前にも僕が友達との先約が入ってしまった時に「トモミも来る?」と誘ったことはあったのですが、断られていました。花見の時に、初めて皆に紹介できたのですが、友人達は酔ってくると口々に「トモミちゃんみたいな子とお前(僕)が付き合ってるのはおかしい」とか、散々な言われようの僕とは反比例して、仲間内でちょっとしたトモミフィーバーが巻き起こりました。話を戻します。この日は、トモミの学校も休校だったので午後から念願の制服orスクール水着プレイをすることにしていました。本当は午前の講義もズル休みして、トモミの家に行きたかったのですが、それは絶対にダメだと言うので、我慢して二限までの講義を受けました。実は、GWが終わった数日後にトモミから歓喜の電話が来て「聞いて、聞いて!!」電話口からも、トモミの高揚感が伝わってきます。「どうしたー?」「あのね、私やったよ!!目標体重まで落ちたの!!」「えーーーー!?本当に??やったねー凄い、おめでとう!!」「うん、ありがとう!お待たせしました」「ううん、本当におめでとう!!」「ねぇ、やす君・・・やっと着れるよ。制服(笑)」「ヤバい・・・想像するだけで興奮する(笑)」しかしながら、僕のアルバイト先で無断で飛んじゃった人が居て、その穴埋めをしたり、レポートの提出が重なったりなどで、まとまった時間を取ってトモミと会うことが、この10日間程できていなかったのです。そのため、この日を本当に本当に首を長くして待っていました。(溜まるものも溜まりに溜まっていました)急いでトモミの家へ向かうと、トモミはお昼ごはんを作って待っていてくれました。僕がお願いしていたので、この日のトモミはスッピンです。まずはトモミの手料理を堪能しました。この日もとても美味しかったです。そして食事を済ませると、リュックから紙袋を取り出して「目標達成おめでとう!」
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6月下旬。僕の家でトモミとお互いの学校であったことを話していました。トモミは僕の話す、大学でのことを「へぇ~」とか「あぁ、そうなんだぁ!」と高校や専門学校との違いが新鮮なようでした。すると「ねぇ、大学って簡単に入れるの?」「まぁ、入試に受かればね」「そうじゃなくて、学生じゃなくても校舎に入れるの?」「あぁ、そういう意味ね(笑)ん~・・・入れるね。人数多いのだったら講義も受けれるね(笑)」「えぇ!?出席とか取られるんじゃないの?」僕は大学の講義前に先生から出席カードと呼ばれる細長い、小さな短冊みたいな用紙に学籍番号と名前を記入して講義終わりに提出する僕の大学の出席確認のシステムを説明しました。そこまで説明するとトモミは「大学行ってみたい!学食とかも!」「今度行く?」「うん」数日後の水曜日、この日は二限からの講義でした。10時過ぎにトモミと待ち合わせをした大学近くのコンビニに向かうと、もうトモミは来ていました。トモミはわざわざ学校を休んでいました。僕にはサボるなと言うくせに勝手なものです。「おはよう!」「おはよう!楽しみ(笑)」と笑顔です。いつもと同じように手を繋いで歩いて、大学へ向かい校内の掲示板で自分に該当する休講や教室変更の情報が掲示されていないか確認していると友人の1人に声をかけられた。「やす!あ、トモミちゃん!!」咄嗟に手を離してしまいます「おう」と返事をするとトモミも「あ、久しぶりです(汗)」友人はトモミの方を向いて「学校デート?(笑)」「キャンパスライフ?してみたくて・・(笑)」「そうなんだ!」「楽しんでってね~」と言うと、受ける講義の教室へ向かって行きました。僕達も教室へ向かい始めると、トモミが「結構、留学生もいるんだね~」と少し驚いている様子でした。後方が高くなっているタイプの教室の真ん中より、やや後ろの席に陣取って座り、カバンからテキスト、ノートを取り出して準備していると「女子大生」のトモミもダミーのノートとペンケースをカバンから取り出していました。通路側に座っていた、トモミは先生から渡された出席カードの束を一枚取ってから、その束を隣の僕に手渡すと、そのカードをペンケースにしまっていました。出席カードに記入すると、友達に渡し早々に教室を出た数人の学生を見て「あれってアリなの??」「まぁ、緩い先生もいるからね」確かに、僕も大学に入った当初は、この光景には少し驚いたなぁと思い出しました。その後は、いつも通りに講義を受けているとトモミが小声で「(何の話かわかんない・・汗)」など僕の耳元で、時折呟いていまいした。講義の終わりが近づいてくると、携帯にさっきとは別な友人からメールが届きました。先生から見えないように机の下で携帯を開くと
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8月の上旬やっと前記のテスト期間が終わりました。テストが終わるのを心待ちにしていました。トモミと海に行く予定を立てていたからです。2人でバイトのシフトの調整や天気予報を入念に確認して、予定を決めていました。僕はこの日の為に3ヶ月も前からネットでビキニ選びをしていました。そして、選んだのはアーノルドパーマーの緑と白のボーダーの水着です。ホルターネックので紐パンだけどパレオ付きの可愛いビキニです。(今も同じようなテイストの水着が販売されているようなので、気になる方はぜひ検索してみてください)僕もスポーツ店で、海パンを購入しました。学校のプールで履く海パン以外を買うのは初めてです。そして、2人でピーチボールや浮き輪、レジャーシートも購入してこの日に備えました海まではナツコさんに車を借りて、免許を持っているトモミの運転で行きました。選んだ海水浴場はマイナーな小ぢんまりとした所です。有名な所だと人も多そうで、ゆったりとできなそうだと思ったからです。字が消えかかっている○○海水浴場と縦書きされた随分と古びた看板の方に曲がり、狭い道を少し行くと数件の民宿や小さな公民館、神社があり海岸のすぐ手前が駐車場になっていました。トモミも僕も服の下に水着を身につけていたので、車で服を脱ぐだけです。ガーリーな水着をまとうトモミはやっぱり可愛いです。ただ、パレオを履こうとしていたので「それ、履くの・・・?(汗)」「え!?ダメ??」「うん、ダメ!!無い方がいい!!絶対に!!」「いいよ(照)」「やったーーー!!!!!」そして、それぞれタオルやシートを持ってすぐ目の前のビーチへ行きます。歩くとトモミの腰の左右にある紐が揺れるのがそそります。ビーチはやや湾曲していて全長150mぐらいでしょうか?本当に小さな所です。海に向かって左側に防波堤があり、その脇に数隻の小舟が停泊しています。左側は崖になっています。人も数えようと思えば数えられる程で、多めに見積もっても100人もいればいい程です。海の家も3軒だけです。僕たちはまず、シートを広げました。前傾になって準備をしているトモミの白くて大きな谷間が真正面から見えましたが、とてもエロいです。それにひきかえ、トモミに影響され2ヶ月ぐらい前から筋トレを始めた僕の、その成果は見えず情けないものです。ビーチボールや浮き輪を膨らませ、準備を一段落させてから海に入りました。僕は多少なら「泳げる」という自負がありましたが、さすが浜育ちのトモミです。顔をつけないないようにクロールで泳いでいきます。僕は海で泳いだのは小学生以来で波に負けて、なかなか前に進めませんでした。先を行くトモミが見かねて、僕のところまで戻ってきました。「あんまり泳げない?」「いや・・・プールとは違うね(汗)」(あぁ・・・俺、なんて格好悪いんだろ。こんなに泳げるなら浮き輪いらないじゃん。あ、俺の為にか・・・汗)少し泳いでからシートに戻って遊ぶ子供を眺めたりしてから、ビーチバレーをしました。トモミが打ち返したボールがあらぬ方向へ飛び、3~4歳の男の子の足元へ転がっていきました。その男の子がボールを取ってくれ、トモミがしゃがんでその子に目線の高さを合わせるようにしてから受け取り「ありがとうねぇ~」とても優しい声でお礼を言うと、すぐ近くにいた、その男の子よりも2~3つ年上だろうお姉ちゃんも来ました。トモミとその子達はすぐに打ち解け、トモミが「誰と来たの?」と聞くと、お姉ちゃんが「えっとね、パパとママだよー」と答え、数メートル先のシートで見守るお父さん立ちの方を見て指差しました。僕達もつられて、その先に視線を向け
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