2018/08/22 14:46:04
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昔々のお話。
大学を卒業して就職した会社で、たまたま住まいが近所の
松ちゃん(♂)と仲良くなった。
私は自宅だが、松ちゃんはアパートに一人住まい。
徒歩でも行き来出来る距離だったので、自然と松ちゃんのアパートに
入り浸るようになった。
松ちゃんはとても人当たりが良くて友達も多く、その友達とも
仲良くなり、皆で遊びに行ったり、飲んだりする日々だった。
特に仲良しになったのが鍋ちゃん(♂)。
その頃私はオートバイ小僧で、とにかくオートバイに乗るのが
楽しくて仕方ない。会社が休みの日には朝から晩まで
ツーリング行っていた。
その鍋ちゃんもオートバイ乗りで、自然と一緒にツーリングへ
行くようになっていた。
松ちゃんと鍋ちゃんは同じ美容院へ散髪に行っていて、そこの
お店の見習いのMって女の子と仲良しだった。
私もその美容院へ行くようになり、人懐っこいMと仲良しになった。
その頃にはそれぞれに彼女が出来たりして、松ちゃん、鍋ちゃん
共に彼女がいたけど、私は残念ながらまだだった。
みんなで出掛けたり、飲みに行ったりすると、自然と私とMが
一緒に過ごすようになったけど、なぜか私はMに恋愛感情を持たなかった。
ただ、松ちゃんは私とMが付き合ってると思っていたらしいが。
そんな時間が半年過ぎ、私はMと2人でよく飲みに行くようになっていた。
Mの美容院での愚痴を聞いたり、彼氏が欲しいだの、他愛もない
話で飲んでいた。
そんなある晩、珍しくMがかなり酔ってしまい、私が彼女のアパートまで
送っていく途中、突然Mが抱きついてキスしてきた。
驚いた私だが、据え膳食わぬはで、そのままMの部屋で
いただいちゃいました。
行為の時のMはとても官能的な声をあげ、普段とは全然違う様子に
益々興奮したのを覚えている。
さすがに中出しはまずいと外に出したけど、かなり濡れてるMは
その後私のセフレになった。
Mとの関係が1年程過ぎようとしていた頃、Mが他のお店に移ると、
しかもそのお店はMの知り合いではあるけど私達の住む街からは
かなり遠くなってしまうのでもう会えなくなると言われた。
私はMが引き止めて欲しいのかどうか、心を読み切れずにいたので
Mにストレートに質問してみた。
「Mはどうしたいの?」と。
すると、会えなくなるのは淋しいけど、将来的には自分のお店を
持ちたいから、ここで知人のお店に移るのはスキルアップになる。
チャンスは逃したくないから行こうと思っている。彼女はそう答えた。
おそらくずっと曖昧な、ハッキリしない関係だった私の本心を確かめたかった
のだろう。だが私はこの時でさえ、Mに明確な恋愛感情は持っていなかった。
その後、いつも集まるメンバーでMの送別会をやり
盛大に見送って、私はMとあっさり別れた。
いや「別れた」って表現は正しくないかもしれない。
そもそも付き合ってる2人ではなかったのだから。
それからまた時は流れたけど、私と松ちゃん、鍋ちゃんは
相変わらずの友達でいた。
ある晩、珍しくその3人で飲む事があった。
バカ話に花が咲き、お酒もどんどんと消費して、かなり
酔っ払ってきた頃にMの話題になった。
元気かな?美容院では世話になったよな、とかに始まり
松ちゃんが私に「結局付き合ってたの?」と聞いてきたので
私はありのままの事を話した。
セフレだった事ももちろん。
するとここで驚愕の事実が判明した!
私がMとエッチする少し前から松ちゃんはたまにMとエッチしてた。
ただ松ちゃんは彼女が出来たから表立ってはMと2人にはならなかったけど
こそっとMと時々エッチしていたらしい。
Mに私との関係を聞くと「何も無い、ただの友達だよ」と答えていたらしい。
更に、鍋ちゃんも時々Mとエッチしていたと!
鍋ちゃんは美容院の閉店後、カットモデルをした時に
そのまま飲みに行ってやったらしい。
それからはやはり時々、エッチしていたと。
どうやら俺達3人、Mに3又掛けられてたんだな!
たくましいなぁ、M!
ってそこからまた酒が進んで、大バカ者の男3人
やたら盛り上がった夜だった。
因みにそれから30年以上過ぎてるけど、今でも3人
仲良く友達です。
くだらん話を最後まで読んでくれて、ありがとう。