先日の夜、そのお店に行きました。
ミチルさんとの逢瀬の時は常にミチルさん
から事前にメールが来て、私の家に訪ねてくる習慣になってますが、その日も彼女から
事前の連絡はありませんでした。
このところ連絡は途絶えてました。
連絡して来るのは、いつでもミチルさんの
ほうで、私から電話したりメールしたり
するのは遠慮してました。
この点でも、私は一方的に受け身の立場です。
ミチルさんは私以外の誰か・・・私なんかより若くてキレイな女性とデートでもして忙しいのかしら?
などと嫉妬心が少し湧き上がってました。
それで、その夜、お店に行くことにしました。・・・でも、それは自分自身への言い訳です。
おそらく本音は・・・凄く興味が、好奇心が
あったんです。
自分たちがレズビアンであることを隠さず、
開放的になれる空間に自分の身を置いてみたかったんです。
お店の扉には「会員制」の文字がありましたが、これは本来の会員制という意味じゃなく、不特定の・・特に男性は出入り不可ということのようでした。
私は普段より少しセクシーな?下着を着け、
黒の膝丈のタイトスカートに薄手の純白のブラウスという服装でした。
決して派手でなく、上品な奥様風のファッションを心掛けました。
それでも、お店の扉を押し開ける時は凄く緊張してました。
何故?・・・私は何も変なことを期待しているわけじゃなく、ただお誘いがあったから、
ヒマだったから来たの・・・ただ、それだけ・・・
と、自分自身に言い聞かせてました。
先日お会いしたママさんがお店のカウンターの奥に居て、私を見てから嬉しそうに
「あら、嬉しい。来てくれたのね。」
と、満面の笑みで迎えてくれました。
ママさんは、いかにも水商売に慣れた派手で華やかな雰囲気の女性で、決して主婦のような所帯じみた感じはありません。
サバサバした性格らしく、お喋りも上手で社交的な女性のようでした。
年齢は、私より少し上のようです。
実は・・・とても現実的なことですが、お盆休みということで、夫が単身赴任先から帰って来てます。
また、一人息子も、大学が休みで、お盆なので帰省してます。
今、私は妻であり母であり専業主婦です。
8月15日まで、私は以前のように良妻賢母で努めます。
でも、あの、レズバーというのか、あのお店での経験や思いは強烈でした。
ここで私の思いを報告しなければ、と思ってますけど・・・・全て自由ではなく、周りに振り回されますから、何だか断片的な書き込みになるかも知れません?
ただ・・・・私の心は・・・もう「良妻賢母」ではありません。淫らなネコです。
もう・・・元には戻れそうにありません。
そうですね。
自分自身の意思で、一人だけで、この手の
店に行ったのは全く初めてでした。
ですから、とても緊張してお店の扉を押し開けました。
でも、ママさんの、如才ない明朗な声かけ
で、少し緊張感は薄れて微笑むことが出来ました。
先客が一人、カウンターのスツールに腰掛けてました。
先日居た先客さんでなく、ショートヘアの
若い女性でした。
私もカウンターのスツールに腰掛けて、ママさんと相対しました。
「ようこそ、マユさん・・・来てくれて、とても嬉しい。しかも一人で、なんて・・・大歓迎だわ。」
と、私の顔を見つめながら、ママさんが
言ってくれました。
同じくカウンターに居る、先客の若い女性が横から私をジロジロと見ているのを感じました。
同じレズビアンとして?私の容姿を値踏みしているように感じました。
あのママのバーに行った
んですね。ママさんも焦
らずちょっとづつ真由さ
んとの距離を縮め真由さ
んの気持ちが熟すのを待
ってアプローチして来る
のがベテランって感じで
すね。店のお客さんも真
由さんに興味津々なんで
すかね。スカートからの
ぞく膝頭や白いうなじを
味わいながらねらってい
るんでしょう。
余裕があるときまたバー
での出来事は教えてくだ
さい。ところで御主人と
息子さんが帰って来てる
んですね。真由さんの変
化に気付きませんでした
か。ミチルさんにフェロ
モンむんむんに真由さん
仕上げられてるでしょう
から。あとミチルさんは
上司である御主人に挨拶
にきませんか。
ミチルさんと夫は、以前の上司と部下という関係以上に親しいわけではありませんから、
お盆休みに挨拶に来ることはありません。
私もお盆の間は良妻賢母を演じてますから、夫の前でミチルさんにどう接したら良いのか?分かりません。
ミチルさんも同じ気持ちだと思います。
ただ・・・・あのお店に一人で行った夜から・・・
私は少し変わりつつあります。
ミチルさんを愛してることは変わりませんが、ミチルさん以外にもステキな女性が居ることを知らされました。
私は元々レズビアンだったのかも知れません。
まぁ特にレズビアンだったと思い込まれなくても
両性を性愛の対象とみることが出来るようになった、
と思えるようになたという事で良いのではないかと
思いますよ?
女性というだけでなくて、やがてはご主人以外の
男性と知り合えるかもしれないきっかけをミチルさんが
くれたのかも。
本当に言われる通りだと思います。
純粋な?レズビアンの人は男性を嫌悪する
のかも知れませんが、私は特に男性を嫌悪
することはありません。
ただ、こんな年齢にもなってるのに、性的には未熟な私がレズビアンの幸せを初めて知らされた・・・ということでしょうか?
そして、そのレズビアンの悦びを私に教え込んでくれたのがミチルさん・・・ということかも知れません。
夫が居て息子も居る私が純粋なレズビアンである筈はありませんね。
でも・・・それなら、私は男性が相手でも、女性が相手でも・・・・性愛の悦びに堕ちてしまうような淫らな女なのかも知れません?
ただ、今は・・・女の人が好きです。
ミチルさんを始め女性たちが好きみたいです。
あの夜、あのお店では、ママさんが明るく私に話かけて、私の緊張感を和らげてくれました。
ママさんが
「これ、初めて一人で来てくれたお礼よ。」
と言い、良く冷えたワインを注いでくれて
私の気持ちも解れてきました。
同じカウンターの、スツール2個分離れた席に座って、私をジロジロ見ていた先客さん・・まだ若い女性でしたが、その人が
「ね、ね、お姉さん、初顔ですよね?
横で聞いてたら、こういうお店って初めてみたいね?」
と話かけてきました。
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