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結婚して分かった事

投稿者:新人 ◆jsKtxr6hy.
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2019/05/26 03:53:09 (IpyCm5mH)
私は高校を卒業し、片田舎の街から就職先に出てきて8年が経っていました。
同僚と入った居酒屋で嫁となる彼女と再会しました。 彼女は、私の地元に有る
食堂の娘さんでした。 最後に見たのは、まだ彼女が小学6年ぐらいでした。
母子家庭で、お母さんが小さな食堂を切り盛りしていました。
食堂から家も近く、私の両親も共働きをしていたので、子供の頃から一人でも
ご飯を食べに行っていました。 彼女は歳の離れた妹的な感じでした。
初めて彼女と二人で出かけたのは、高校を卒業し車の免許を取った後でした。
たまたま、話の流れで遊びに連れて行く約束をした事からでした。
当然ですが、昔から知っている娘ですし小学生だった彼女には、その当時何も
異性としては感じる事無く、たしか動物園に行ったかな。
それが、最初で最後のお出かけでした。 そして、あれから8年ぶりに
こんな場所で再会するとは思ってもいませんでした。 向こうも直ぐに私だと
気付きました。 彼女も仕事中という事もあり携帯番号の交換はできました。
一緒に店に来ていた同僚からは、誰だ誰だと質問責めでした。
小学生だった頃の面影はありましたが、彼女も二十歳前でしたから
すっかり大人の女性になっていました。 同僚も気になるのは当然でしょう。
店を出て家に戻りました。 彼女も仕事が終わった頃でした。
約束した時間に電話がかかってきました。 久し振りの再開に積もる話をしました。
その時は、まだ聞かされていませんでしたが、後日食事に行く約束をして二人で
会った時に電話では話しきれ無かった事を色々と聞きました。
食堂のおばさん。 彼女のお母さんは、2年前に病気で亡くなったと聞かされました。
彼女が高校を卒業する前だったようでした。 お互いが大人になって話を聞けば
彼女の家庭環境は、遠方に母方のお兄さん(おじさん)が一人居るらしい。
しかし、葬儀の時に初めて顔を会わせた感じの記憶しかなかったらしい。
おじさんの家に行く話も出たが、彼女が職を見付けれなかったらという条件もあった
ようでした。 一旦は、地元で就職をしたが食堂兼住居であった家も賃貸だったので
家を出る事になった。 仕方なく、おじさんの家に行くことになったが、家を出て来た。
そんな苦労話を聞きました。 そして、そこにはまだ彼女が話していない事もありました。


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6
投稿者:新人 ◆jsKtxr6hy.
2019/05/26 07:43:12    (IpyCm5mH)
年末年始は、母親も言っていた通り彼女を連れて帰省しました。
帰省する前に、彼女にも告白の返事をしました。
一緒に行きたい。という事に対して、了承しました。
年も明け、転勤の準備やらでバタバタしている間に送別会などもありました。
転勤先にも顔を出しに行きました。 転勤先での住居も探しました。
彼女も一緒にという事も有り、今よりは一部屋多く有る物件にしました。
まだ、彼女とも男女の関係になっていませんでした。
一緒に来る事を承諾したが、女性として受け止める事に悩んでいたからです。
正直言って、彼女と再会するまでは男一人暮らしで彼女も無し。
アダルトDVやら雑誌を読んでは妄想する日々の生活でした。
そんな私には、芽生えてしまった性癖も有りました。
人妻系も有れば、縛られた女性関連の物を見る様になっていました。
経験は無くても妄想の限りをつくしていました。 そんな私は、彼女に対して
そんな妄想の世界の事を切り出す事など出来ないと思っていたからでした。
5
投稿者:ぽんた
2019/05/26 06:34:52    (PsJDjzjL)
新人さん続きを聞かせてください
4
投稿者:新人 ◆jsKtxr6hy.
2019/05/26 05:52:57    (IpyCm5mH)
その後、男は何も話掛けないまま店を出たらしい。
同僚との約束で、彼女と一度だけ本当にデートをさせました。
土曜日の休日。 偶然ですが、店に来ていた男が同僚と彼女が
一度だけのデートで街を歩いている時に遭遇したと、報告がありました。
たまたまですが、予想以上の効果があったみたいでした。 
店に来なくなりました。 彼女と再会してからは、日が経つのが早く
感じていました。 そな生活を送っている中、私に突然の話がありました。
何時かは転勤も有ると思っていましたが、そんな事など忘れていました。
会社から話が有ったのは、年末でした。 転勤日は年を明けて、2月との事でした。
転勤の話は、まだ誰にも言えませんでしたが、仲の良かった同僚(協力をしてくれた)
には、相談も含め話しました。 年末ということもあり、彼女の働く店にも
その同僚と1次回の帰りに寄りました。まだ私は彼女に伝えていませんでしたが、
同僚としては、彼女には伝えていると思ったらしく、「ところで、転勤になるけど
寂しくなるね。」と、つい言ってしまいました。 彼女も何の事だか分からないので
「えっ?誰が?」 同僚は、直ぐに気付きました。 「もしかして、まだ言ってなかった?」
彼女も誰の事なのか直ぐに理解したようでした。 その夜は、彼女の仕事が終わると
改めて、転勤の事を話しました。 数日してからでした。 久し振りに彼女と食事に
出かけました。 そして、その日の帰り際に彼女から告白をされました。
「私も一緒に行きたい。」その一言だけでした。 それからは、本当の意味で彼女の事を
女性として意識すようになりました。
3
投稿者:新人 ◆jsKtxr6hy.
2019/05/26 05:30:14    (IpyCm5mH)
実家から帰る時に、母親からも一言ですが「年末また一緒に帰ってきたら」
そんな言葉うけました。 時々ですが彼女が働く居酒屋にも顔を出しました。
前から受けていた相談にものる事にもなりました。
お客出来ている男性からの誘いについてでした。 携帯や連絡先は教えていない
為か、手紙を渡させたらしい。 私にも読ませてくれました。
相手の男は、どんな男なのかも説明してくれました。
どうも歳は、24歳らしい。 仕事は、工事現場で働いているとのこと。
手紙の内容は、今度食事に行こうとかの誘いでした。
時々、来店しては声を掛けられるので困ってしまうらしい。
店の人達も知っていることで、店長にも相談したけど解決策が無くて
どうしようか?という相談だった。 店長の許可の元で行動に出ました。
その男が来店したら連絡をもらい、一度どんな男か確認をしに行く。
連絡があった日に男を確認した。 見た目は小柄で、格好もいあたって
普通と思われた。 次は、また来店したら連絡をもらう。
そこでの計画は、私が彼女の兄という設定になった。
店に入ると、男がカウンターに一人座っていた。 少し席を開けて
私もカウンターに座った。 カウンターの向こうで調理をしていた店長が
振り向き「お兄さん。いらっしゃい」 すると、その言葉が合図となり
彼女が、オシボリと水を持って来た。 「お兄ちゃん。 今日は少し早いね。」
「まぁあな。 たまにはね。」 すかさず、店長にも話しかけました。
「いつも妹がお世話になってます。」 離れて座っている男にも聞こえているはず。
ほどよくして、私は店を出ました。 彼女にも一言、「先に帰ってるよ」
彼女も仕事が終わり、連絡がきました。 結果はうまくいったのか?
私が店を出た後に「先のお兄さん?」って聞かれたらしい。
聞かれたのは、それだけだったようだが、帰り際にメモ用紙に書いた手紙を渡された
との事でした。 内容は、それでも変わることなく、食事の誘いだった。
次の計画を実行しました。 普段から一緒に飲みに行く同僚にも協力してもらった。
同僚は、私と彼女の事を知っているので、快く引き受けてくれました。
それよりも、何だか面白そうだと楽しんでいました。
そして連絡が入り、私が先に店に行きました。 その日も男は一人でした。
いつも一人で来店するとは聞いていました。 計画では、同僚は後から遅れて店に来る。
格好は、任せる事にしていましたが、店に現れた同僚の恰好は少し悪系でした。
「お待たせ」そう言って私の横に座りました。
彼女もオシボリと水を持ってきました。 すかさず同僚も彼女に話しかけました。
「お前の妹、いつみても可愛いな。 今度デートしてよ。」
妹という設定は、置いといてですが「可愛いな。デートしてよ。」は、本心でしょう。
彼女も話に合わせて、「お兄ちゃんが、いいって言ったらね。」
同僚も気持ち乗ったのか少し本気モードだったのか
「お兄ちゃん。お兄様。兄上。 お願いします。」面白い言い方で迫ってきました。
私も冗談ぽく、「分かった。分かった。 お前ならいいわ。」
「お兄ちゃんの許可が出たよ。 約束だぞ~」 彼女も「はいはい。」と返事をしました。
私は、同僚と彼女の話をそれとなくしました。 「本当に妹とデートしていいのか?」
「妹が、OKならいいから。 お前もしつこいな~」 そんな会話を聞かせました。
店を出る時に、彼女にも一言「こいつ、しつこいから付き合ってやれよ。」
「分かった。 また連絡するよ。」 2人で店を出て飲み直しながら反省会をしました。

2
投稿者:新人 ◆jsKtxr6hy.
2019/05/26 04:33:17    (IpyCm5mH)
彼女と再会して、月日が流れて行きました。 何かと相談に乗ったり
時には、店のお客さんから声を掛けられたとか少し嫉妬するような話も
あったりでした。 再会して半年程経った頃でした。
気付けば私も実家にはかれこれ3年は帰省していませんでした。
彼女とも話をして、一緒に私の実家まで行く事になりました。
彼女も久しぶりに地元に戻る事を喜びました。
私は、親をビックリさせようと思い、二人で帰省する事は
秘密にしていました。 2泊3日の予定でした。
帰省したのは、両親が仕事も終わり家に戻った時間にしました。
2時間程、車を走らせました。 車の中では、色々な話をしました。
それは、最初で最後と思っていた事でもありました。 
あの日、免許を取って遊びに連れた行った時の事を思い出しました。
彼女も覚えていました。 そんな話をしている内、家に着きました。
確かに、昔あった食堂の看板は無くなっていました。
一瞬ですが、彼女を少し悲しい気持ちにさせたのではないかと感じました。
車を降り、家の玄関を開けると、母親が奥から出て来ました。
久し振り母親の顔も見ました。 私は、そんな気持ちでしたが
母親は、それどこではない感じでした。 秘密で連れて帰って来た彼女が
私の後ろに居る事と、彼女が自然な挨拶をしたからでした。
彼女としては、内の母親を知っているし、久しぶりに会ったので
ごく普通の挨拶をしたに過ぎません。 ただ、母親にはまだ状況が理解できて
いなかったので、ビックリしているだけでした。 何を思ったのか
母親は、挨拶もそこそこに慌てて父親が居るであろう部屋に向かいました。
奥からは母親の声が聞こえました。 どうも私が彼女(フィアンセ)を連れて
帰って来た的な事を説明していました。 流石に驚かせるのもここまでと思い
先に家に上がり、事情を簡単に説明しました。 玄関で待たせていた彼女を
呼び、改めて両親と挨拶をしました。 大人になった彼女を見てようやく
食堂の娘だと理解出来たようでした。 当日は、彼女も地元の友達と会う事に
しており、少しして友人が向けに来たので家をでました。
翌日、昼を過ぎてから彼女もまた家に来ました。 その日の晩は、彼女も一緒に
食事をしました。 宿泊は、友人の家に泊まる事になっており、翌日の帰る時間に
待ち合わせ場所まで迎えにいきました。 親からは、何も言わないで、あんな綺麗な
女の子を連れて帰ってきたからビックリしたと言われました。 悪い気はしませんでした。
それから、今までの生活がまた始めりました。

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