「あぁドキドキした、すごく怖かった」「えっ!そうなの?平然としてたみたいで、すごく度胸があるなぁって思っていたのに」「そんな事ないわ、心臓が破裂する思いよ」美智代が私の手を取り自分の胸に当てた。「あん!そうじゃないのよぉ」私の指は彼女の乳首を摘まんでいた。そこは固くしこって、五十歳の人妻の持ち物らしく、特有の色素が沈着しているのだが、逆にそのことにより、若い女には無い色気を醸し出している。「そうじゃなくて、こうするの」美智代は私の掌を拡げさせて、改めて自分の胸に置いた。確かに早鐘を打つような響きが掌に伝わり、彼女の興奮度合いを物語っていた。腰の辺りに、ブランケット一枚掛けただけの姿で、私達はシートに横たわっている。「どんな気持ちだった?」「すごく恥ずかしかった。恥ずかしいのに気持ちが良いの…すごく感じて身体中が熱くなってたわ」頬を染めた美智代は続けて…「昨夜もそうだったけど、あなたに言われて恥ずかしいことをさせられると、私はすごく感じていたの…」「美智代は以前からMだったのかな?」「解らない…だってこんな事をさせた人なんて誰もいなかったから…」「じゃあこれからもっともっと美智代を開発して、全く別の女にしちゃおうかな?」「あなたの好きにして…私はとっくにあなただけのものよ…」美智代の股間に手を差し入れる…。「あん…」身体を捩って逃げようとする彼女のそこには濃密な液体が溢れていて、いとも容易く私の指の侵入を許していた。「すごく濡れてる…」「知らない…」「美智代がエッチなことは知っていたけど、まさかここまでとは思わなかったよ」「美智代はエッチじゃないもん。あなたがエッチなんだもん」潤みが溢れる美智代の内部で指を折り曲げ、襞を引っ掻き、親指で外の突起を押し込む。仰け反る美智代の乳首を唇で捉えて、舌先で掃くように刺激を送り込む。自ら一段と大きく股を拡げて腰を突き挙げた美智代は絶頂を目掛けて駆け昇って行く。「いいの、いいの、あなたぁ~っ!」自分の掌で乳房を強く握り締めながら全身を震わせて私を呼びつつ昇り詰めていった。額の汗を拭ってやると、薄く開けた眼で私を見つめる。「またあなたにイカされちゃった…」「イカされたんじゃないよ。美智代が勝手にイッてるだけなんだよ」「もう!いつも意地悪ばかり…」私を押し倒して半勃起状態のものを握る。そのまま口に含むと唇でしごきながら、手は袋の方を揉みしだく、忽ち臨戦体勢を整えた分身を咥えたまま、じっと私を見つめる瞳はいつにも増して妖しい光を放っていた。挑戦的な美智代の瞳に触発された私は、再度彼女を凌辱したくなっていた。「美智代…今なにしてるの?」私を咥えたまま首を左右に振る。「ねえ…なにをやってるの?」「あなたを食べてる…」
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布団に入って抱き合うと美智代の瞳に溢れた涙が頬を伝って零れ落ちた。「どうした?」「…………」「どうしたの?」再度問い掛けてみても、黙ったまま腕の中で胸に顔を埋めている。やがて嗚咽が洩れ、溢れた涙が胸を濡らす。そっと頭に手を置くと、しゃくり上げながら胸の内を吐露した。「明日は帰らなきゃいけないのね」返す言葉が見つからなかった。私だって別れたくないに決まってる。しかし、いくら愛していても人妻である以上夫の元へ返さなければならない。出来ることなら、このままずっと旅を続けて死ぬまで一緒にいたい。泣きじゃくる美智代の顔を掌で拭って、唇を合わせる。涙の味がした、…。「いつでも逢える、いつでも迎えに行くよ。だから一緒にいる間は、涙は忘れようね」「ごめんなさい…」私の頬に軽くキスをした美智代は、そのまま布団に潜り込んで小さく萎縮した状態の私にむしゃぶりついた。熱を帯びた粘膜に覆われ、私のものはすぐに反応し、ぐんぐん成長していく。私の大好きな一時だった。萎えたものを咥えられることが大好きな私。口の中でじわじわと勃起していく過程ほど、いやらしい瞬間は無いと思っている。「あ~……」思わず私の吐息が…。私が感じていることを悟ったのか、美智代は唇で強く締め付けながら、頭をスライドさせ最高潮に勃起した陰茎に、これでもかと言うほどに吸引を加えてきた。美智代の唇から溢れた唾液が、私の会陰から肛門まで濡らしている。陰茎を吐き出した美智代は、握りつつ陰嚢を舐め、やがて舌が肛門に達してきた。尖らせた舌が肛門を突き、手を激しく前後にスライドさせる。「おぉっ…」私は今迄に感じたことの無い、異様な快感に見舞われていた。美智代の舌が私の体内に侵入していたのだ。美貌の人妻が、夫ではなく私の尻の孔の中に舌を挿し込み、舐め廻している。陰茎を擦りながらのその行為に、私は激しく興奮して我慢の限界を迎えようとしていた。「だめだ…出ちゃう…」美智代は再び私を咥え、亀頭の周りに刺激を与えてくる。「だめだよ、もう…」頭を引き離して言うと…「イッて…私のお口でイッて…」そう言うとまた私を喉の方にまで飲み込み、さらに激しく快感を送り込んできた。私は今迄に、女性の口に射精した経験が全く無かった。女性に対して申し訳ないと思う気持ちが働きどうしても出来ない行為の一つだったのだ。しかし今は…。私の理性が吹っ飛んだ。美智代の頭を抱えたまま、喉の奥を目掛けて勢いよく発射していた。次第に力が抜けてくる私を咥えたまま、喉を鳴らして飲み込んだ美智代は、そのまま舌を駆使して舐め廻しながら吸い込みを…。「あっ…」むず痒いような感覚に私の全身が跳ねた。「ごめんね」気恥ずかしさを隠す気持ちと詫びる気持ちを込めてそう言うと、美智代は…。「私が欲しかったの…」潤んだ瞳で私を見つめている。
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