学生の頃(20)、飲食店でバイトしてた。
早番と遅番があって、当然遅番でシフトに入ってた。
ある日、次の土曜日の早番が足りないから通しで夜まで仕事入ってくれないか?と店長から相談され、予定も無かったのですぐにOKした。
早番のメンバーと会話する事はあまり無いが、早番と遅番のシフト交代で挨拶する程度の面識しか無かった27歳の小柄でムチッとした雰囲気のかおりさんと他2人(50代)と一緒に入る事になった。
昼のランチタイムの忙しい時間が過ぎて14時時頃になると余裕が出来て歳も近い事もあってお互い様子を見るような感じで雑談始まった。
「背高いね~、いくつあるの?」
「180ですよ」
「いいなぁ、ウチの旦那背が低いの」
「背の高さは関係ないでしょう(笑)その旦那さんと結婚されたんだし」
「まぁそうよね(笑)結構モテるでしょ?」
「そんなことないですよ!モテてたら彼女いますよ…」
「彼女いないの!?もったいない」
こんな感じの会話がしばらく続いて早番の時間が終わり、かおりさんはその日の仕事終了。私はそのまま遅番続行。
帰り際にかおりさんはタバコを忘れてしまったらしく更衣室で着替えた後に一旦お店に戻って来たんだけど、夏場だったのでジーンズと身体のラインがハッキリ分かるTシャツではち切れんばかりの胸が強調されて「頑張ってねっ」と言われたんだけど、頭の中は仕事どころじゃ無くなってしまった。
旦那さんはあの豊満なバストを揉んでるのかと想像するだけで毎晩ヌケるくらいの形の良いバストだった。
数日後、今度は遅番が足りなくてかおりさんがヘルプで入ってくれる日があった。
帰りは21:30頃で家も途中までは一緒の方向だったので、とりあえず一緒に帰る事に。
やはり夏場なのでかおりさんは薄着だったんだけど、上から見下ろすように見ると胸の谷間が目に入ってしまい会話の内容はほとんど覚えていなかったが、旦那さんが不定休で出張が多い事だけは頭に残ってた。
「ありがとうね!旦那以外の男の人と会話するの久しぶりで楽しかった」と言われかおりさんの自宅近くでその日は別れた。
夏休みに入るとまた店長から早番のヘルプの依頼があり、かおりさんと一緒のシフトだったので即OKし仕事したんだけど、かおりさんから「仕事終わったら予定あるの?」と聞かれ、「暇ですよ」と答えると「そうなんだ(笑)」とこの時は良く分からない答えが返ってきた。
その日はお互い早番だけだったので15時終了で、また一緒に帰ったんだけど、かおりさんの自宅近くになったら「今日暇だって言ってたよね?」と聞かれた。
「暇っすよ」
「じゃあウチ来ない?」
「旦那さんいるんじゃないんですか?」
「今日は遅いって言ってたから今はいないよ」
そんな流れでかおりさんの自宅に行く事に。
「ちょっと着替えて来るね」
そういってかおりさんは夫婦の寝室に入ってしまった。
待っている間部屋を見渡すと結婚して2年目という事もあり、それなりに仲の良い感じが伝わってくるお部屋だった。
「喉乾いたでしょ?何飲む?」
着替えてきたかおりさんはショートパンツにタンクトップという誘惑という言葉しか頭に浮かばない格好で現れた。
目のやり場に困りながら「なんでも良いですよ」と答えると
「じゃあビール飲んじゃう?」
「旦那さん以外の男の人と2人でビール飲んで大丈夫ですか?(笑)」
「1本くらいなら平気でしょ」
と冷蔵庫から2本取り出して2人で乾杯した。