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海外旅行で

投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
削除依頼
2018/11/20 11:26:18 (ybi/qpRC)
趣味の写真撮影を目的に、海外ひとり旅をしてきました。
若いころは、ひとり旅なんて大嫌いだったけど・・・
今の私は、もう慣れっこです。

行ってきたのは、南半球。
日本からは遥か・・・本当に、遥かに彼方の地です。
でも、それ以上は具体的に地名がわかりそうなことを書くのはやめておきます。
ちなみに英語圏ではありません。

本文は、書きながらレスの中に入れていきます。
かなり長くなると思いますので、お読みになる方はそのつもりでお願いします。
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13
投稿者:kk
2018/11/21 00:12:58    (07kHOM2d)
臨場感があっていいと思います。続き楽しみにしてます!
12
投稿者:りな
2018/11/20 21:35:07    (3DPZ4M4M)
はじめまして。

言葉も文化も違う国に行くって、羨ましいと思う反面、何が起きるか分からないから、恐いような感じです。

同僚にもツアーやリゾートじゃない海外旅行へ行く娘がいるんだけど、凄いと思います。

やっぱり、スリルありますか?
11
投稿者:中年 ◆ODprDMCxH2   middle_40
2018/11/20 20:59:03    (fh1KZ1YL)
>>こんなの本当に読んでる人いるんだろうか???


ここに(笑


スローペースの長文と仰いますが、何かリゾートのゆったりとした空気のせいか落ち着いてのんびりとした雰囲気が伝わってきて、こちらも久しぶりに落ち着いて内容を楽しめました。

なんでしょうね、旅行に行かれる前は失礼ながら刺がある文章に思えましたから、あちらで思いっきりリラックスして楽しめたのかなと、伝わってきます。


ちなみに、やはりポルトガル語圏なのですね。
まあ南半球であの言葉を使う国は少ないですが面積は広大ですから、特定はまず困難でしょう。

仕事の合間に楽しませていただきました。ありがとうございます。

10
投稿者:トウコ
2018/11/20 20:01:47    (f0Fg/WBj)
恭子さん、お帰りなさい無事で何よりです。
私もあなたのような露出をしてみたいのですが、
女装子では見せられるクオリティではないし、
見せられた方が災難と思うのでしませんが。
ドイツ語圏と思うのですが一体どこなんでしょうか?
南太平洋のミクロネシアかポリネシアあたりでしょうか?
私も体験談を書きたかったのですが、単なる変態のオッサンの
体験談は自分でもまとめきれませんでした。
9
投稿者:OK
2018/11/20 17:19:51    (LFvWkA2R)
恭子さん、お帰りなさい。
海外旅行満喫されていたようで、よかったですね。
また露出の体験もされたようで、たくさんのUPわくわくしながら
読ませていただきました。

いつもながら恭子さんの「気を見るに敏(びん)」な感覚が
すごいですね。向かいの部屋の男性らやふとっちょさんへ、
さりげなく確信をもって見せつけている・・。
さすがです。

まだ続きがあるようで楽しみにしています。ぼちぼちとお書きください。
8
投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/11/20 16:55:30    (ybi/qpRC)
プールに来てみましたが、まだそれほど人は多くありませんでした。
『8』の字型みたいなかたちの、ものすごく大きなプール・・・
いかにもリゾートホテルのプールって感じです。

(なんか、場違い?)

なんとなく引け目を感じていました。
年齢層は幅広いですが、ほとんどが白人のカップルばかりです。
やたら大きなプールですので、人間が『ぽつんぽつん』と点在しているような感じでした。

そんな中で・・・
思いっきり視線を浴びせてきた男性がひとり・・・

ぽっちゃり太ったアジア人の男性です。
どういう事情か知りませんが、その人もひとりぼっちのようでした。
同じくひとりでプールに現れたアジア女の私に、注目しているのがまるわかりです。

私は、たくさん立っているパラソルのひとつに向かっていました。
まだあまり人がいない側の一角です。
私の存在を気にしている人間など、誰もいませんでした。
たったひとり、あのアジアの男性を除いて。

パラソルの下に手荷物を置きました。
ビーチチェアに腰かけます。
持ってきたドリンクで喉を潤していると、そのおじさんがニコニコ近づいてきます。

「Hello,○○○○、○○○?」

○○人のようでした。
ハローのあとは、○○語です。
私は、○○語はさっぱり理解できません。

それでも、
「Hi」
いちおう笑顔で挨拶を返しました。

「I do not really understand ○○○○・・・」

必然的にカタコト英語でのやり取りになります。

「Where u from?」

「Japan」

プールということもあって、ナンパ目的なのかなと思いました。
それにしては、まったく冴えない風貌のおじさんです。
そして大袈裟なぐらい、
「Oh~」
嬉しそうにニコニコしていました。

(スリとかじゃないよね?)

外国にいるだけに、過剰にそういう警戒心が働きます。
ただ、もしそうだったとしても・・・
手荷物の中には、どうせ少額のお金しか入っていませんでした。

「It's boring, I'm alone」
「May I stay with you?」

私の隣のチェアを指して、なおもカタコトの英語で話しかけてきます。
やはりナンパというか、だれか女の近くにいたいというおじさんのようでした。
別にいいよ、という感じでOKしてあげます。

おじさんのテンションが駄々上がりでした。
それほどうるさく話しかけてくるわけではありません。
でも・・・笑顔は、はち切れんばかりです。

(50代後半ぐらいかな)

いやらしそうな顔の『おデブさん』でした。
自分を豪胆に見せたいのか・・・
それとも単に気を使ってくれているのか、
「Would you like something to drink?」
サービス係を呼んで、飲み物を奢ろうとしてくれます。

「no thanks」

やんわり断ると、自分のドリンクだけ注文していました。

(私のこと、すごい見てる)

横にいるのは、自分よりはるかに若い女です。
自分で言うのはおこがましいですが、かなり『美人』な日本人でした。

(この人は、私を横にはべらせて)
(自己満足にひたってる)

男って単純だなって思います。
おなかのたるんだ、ぽっちゃり体型のおじさん・・・
この人には、私の本心など知る由もないのですから。

(このおデブさんなら)
(だいじょうぶかな・・・)

横からチラチラ見られながら・・・
内心では・・・実は、私のほうこそ優越感にひたっています。

(キレイな女だなあって思ってるんでしょ)
(私は、あなたなんて何とも思わないけど)

しばらくのあいだは、そのままチェアに寝そべっていました。
おじさんは、ずっと腰かけたままで私のことを見ています。

(いい気分。。。)

暑そうに、のっそりからだを起こしてみせました。

(水着姿になったら)
(絶対じろじろ見るんでしょ?)

おじさんが見ている前で、Tシャツを脱ぎます。
ちょっと腰を浮かせてショートパンツも下ろしました。

会話自体は、ほとんどありません。
上下ビキニ姿になった私を、食い入るようにみつめているおじさん・・・
照れたように、
「見すぎだよ」
日本語でつぶやいてみせました。

「What?」

にこにこと、
「I said『It's too hot』・・・」
微笑みながら太陽を見上げるふりをする私・・・

横を向くと、目と目が合います。
かわいらしく、ちょっとだけ上目づかいにみつめてあげました。
そして・・・この瞬間、完全におじさんが『私に落ちた』のを確信します。

「ah I see」

私がつけているのは、サイズの合っていないビキニトップ・・・
おデブさんは、もう気づいているようでした。
私のおっぱいが貧弱で、水着が胸から少し浮いてしまっていることを。

(イヤあだ)
(本当にわかりやすいな)

おじさんの目線は、明らかに私の胸もとに注がれています。
もうこっちのものでした。

(どきどきどき)

周囲の人たちで、私たちのことを気にしている人間などいません。
はた目には、どこにでもいる年の離れたカップルという感じに見えているだけでしょう。

(どきどきどき)

荷物の中から、日焼け止めを取り出します。
チューブから手のひらに取って、左右の腕に伸ばしました。
ぺたんこのおなかにもクリームを塗る私の手つきを、おじさんが露骨なぐらいいやらしい顔で眺めています。

(見すぎ・・見すぎだよ・・・)

快感でした。
このおデブさんは、いまや目の前の私のことしか眼中にありません。
ちょうど、そのおじさんと向かい合いになるように・・・
チェアの横側へと両足を下ろしました。

(ああぁ)
(こんなおじさんなんかに)

チェアに腰かけたまま前かがみになって、両足に日焼け止めを伸ばします。
自分でもわかりました。
サイズの合わないビキニトップが、ぱっかりと胸から浮いてしまっています。
ちょっと覗きこめば・・・
おそらく乳首までまる見えでした。

「It is cute!」

私のペディキュアに気づいたかのように、おデブさんが身を乗り出してきます。
私の足爪を指さしながらも、
「You did it yourself?」
目線は胸にしか向いていないおじさん・・・

(イヤあだぁ・・・)

完全に見られていました。
明らかに私の乳首を凝視している男を相手に、最高の笑顔をふりまきます。

「Thank you!」

嬉しそうに、
「My friend is a nailist・・・She did it for me」
ますます前かがみになって、自分の足爪を撫でてみせました。

(イヤあだ、イヤぁだあ・・・)

ぱかっと隙間の空いた胸もとに・・・

あからさまに首を伸ばして、
「Yeah,Yeah・・・It is really wonderful」
頭と頭がゴッツンしそうな近さから、私のおっぱいを覗きこんでくるおデブさん・・・

興奮しました。
相手の容貌がいまいちなだけに、なおさら自虐的な気持ちでいっぱいです。

(こんな人に見られるなんて恥ずかしい)
(ああん、乳首見られてる)

気づかないふりのままを貫いていました。
何事もなかったかのように、再びビーチチェアにからだを横たえます。

(あー・・・感じちゃう。。。)

それ以上のことは、なにもしませんでした。
おデブさんは、隣のチェアで寝そべっている私の胸もとが気になってしかたないようです。
でも、もう見せてあげたりはしません。

(やりすぎは、危険・・・)

のんびり20分ぐらいくつろいでから、立ち上がりました。
手荷物をまとめて、
「Goodbye」
その場をあとにしようとします。
おデブさんが寂しそうな顔をしていました。

(今日のこと、忘れないでね)
(いつか思い出してオナニーしてね)

楚々とした微笑みを浮かべながら、その場をあとにします。
タオルを借りに、プールサイドのサービスラウンジ(?)に歩いていく私でした。


(PS)
疲れたので、続きは明日また書きます。
なんか、自分でも恐ろしいぐらいにスローペースの長文になってしまっているのですが・・・
こんなの本当に読んでる人いるんだろうか???
7
投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/11/20 14:53:26    (ybi/qpRC)
目覚めると、朝になっていました。
バルコニー側のカーテンの隙間から、まぶしい陽射しが差し込んでいます。
時計を見ると、もう8時でした。
ぐっすり眠ることができたので、爽快な気分です。

全裸のまま、オーシャンビューのバルコニーに出ました。
文字にするのが難しいぐらい『美しい青色』の海が、太陽の光に輝いています。
最高の眺めでした。
暑いなりにも、気持ちのよい風が吹いています。

イケメン君のことが気になりました。
横のベランダ窓に近づいて、厚いカーテンだけ開けてみます。
レースカーテン越しに、向かいの様子を見てみました。
向こうもカーテンがかかっていて、部屋の中を窺い知ることはできません。

(もう、チェックアウトしたのかな)

私は、もう1泊して明朝チェックアウト予定でした。
今日まる一日、この地でのんびりリゾートステイするつもりです。
もう決めていたことがありました。
昨晩あのあと、
(明日は、ビーチに行ってみよう)
ベッドの中で悶々としながらそう思ったのです。
一連の流れから、すっかり『いけない気持ち』に火がついてしまっていました。

(ちょっとぐらい、いいじゃない)
(こんなにうずうずしてるんだから)

まずは水着の調達です。
ホテルの敷地内にはプールがあって、その途中にテラスふうのお店があったのを覚えていました。

(まだ開いてないかな)

行ってみると、オープンしていました。
いちおう専従(?)の売り子さんもいる店ですが、中はただの売店レベルです。
水着も少し置いてありました。
品物としてはまったくの安物だとわかりますが・・・
値札がついてないので、直接聞いてみるしかありません。
水色のビキニを持って、
「Quanto custa?」
たぶん若い(?)その女性に尋ねました。
人種が違うので、ぱっと見たところで年齢がよくわからないのはお互い様です。

言われたのは、
「○○○○」
想像よりかなり安い値段でした。

(日本円にして○○ぐらいか)

もし吹っ掛けられていたとしても、まったくわからないのですが・・・
仮にそうだとしても、値段的にはどうってことありません。
買うことにして、タグのようなものはすべて外してもらいました。
いっしょにパンとドリンクも買って、自分の部屋に戻ります。

簡単な朝食を済ませてから、さっそく買ってきた水着を試してみました。
いちばん小さいサイズを買ってきたのですが、それでも私にはちょっと大きいようです。

(あー、やっぱりか)

でも、別にかまいません。
どうせ今日一日だけしか使わないつもりですし・・・

(まあ、大きいぶんには好都合か)

時計を見ますが、まだ早すぎました。
あまりに人が少ない時間帯にビーチに行くのは、やはり治安上の怖さがあります。
とりあえずプールに行って時間をつぶしてみることにしました。
敷地内の中庭には、大きなプールがあります。
実際、宿泊客は・・・
わざわざビーチに行くより、プールで過ごす人のほうが多数派でした。

(行こう)

水着のうえに、Tシャツとショートパンツを着て部屋を出ます。
ひとりぼっちの旅行なのに、なんだか楽しくてなりませんでした。

(どきどきしてきた)

廊下を歩いていって、エレベーターに向かいます。
そのエレベーター前で、ばったり鉢合わせをしていました。
横向かいの部屋の、あのカップルです。
イケメンくんに挨拶されました。

「Guten Morgen」
「○○○○○○○○○・・・」

ドイツ語のようですが、私はまったく理解することができません。
微笑みを浮かべて、
「Good morning」
無難に英語で挨拶を返します。
今からチェックアウトなのでしょう。
ふたりとも、大きなキャリーバッグを引いていました。
やって来たエレベーターに3人で乗りこみます。

(いいなあ)

彼女さんが、イケメンくんにべったりしがみついています。
幸せそうでした。
1階について、
「Have a nice day」
ふたりとは別の方向へ歩いていく私・・・
中庭につながる出口を探します。

(私のことを見てたくせに)

エレベーター内でも、チラチラ私を見ていたイケメンくんでした。
あれは、きっと『向かいの部屋のあの女だ』って気づいていたにちがいない顔です。

ちょっと嫉妬の気持ちがありました。
私には・・・
幸せそうな人に対する僻みのような気持ちが無意識のうちにあるのかもしれません。
部屋のキーをフロントに預けて、プールへと歩いていく私でした。
6
投稿者:恭子 ◆vA7figsdCM   berrywine1984
2018/11/20 13:49:04    (ybi/qpRC)
そして、夕方・・・
ホテル内のレストランで早めの食事をすませた私は、ひとりで部屋にいました。
少し前には、沈みゆく夕日をぼけーっと眺めていた私です。

待っていました。
照明もつけずに部屋を真っ暗にして・・・向かいの部屋の宿泊客が帰ってくるのを。

どんな人があの部屋の宿泊客なのか、見当もつきません。
それでもどきどきしました。

(男だったら)

もういちど、さっきみたいなことをしたい気持ちでいっぱいです。
そう・・・ルームクリーンの人にやってみせたみたいに。

(私はいったい)
(何をやっているんだろう)

そんな虚しい気持ちにもならないわけじゃありませんでした。
せっかく異大陸の果てにまで旅行して来ているのに・・・

でも、ひとりぼっちで今から外出するわけにもいきません。
日本に比べて圧倒的に治安が悪いので、こんな時間になってそんなことは論外でした。

ベッドで仰向けになったまま、いろいろ考え事をして・・・
どれぐらい待っていたでしょうか。
そんなに遅くはなかったと思います。
カーテンの外から『さっ』と明るさが差し込みました。

(あ・・・)

反射的に飛び起きます。
ベランダ窓に近づきました。
こちらはカーテンを閉めたままで、様子を窺います。

(あー)

微妙でした。
白人の『カップル』です。
外国人なので見た目でははっきりわかりませんが、たぶん20代でしょう。
部屋の照明がつけっぱなしで・・・
窓は開けていませんが、あっちのカーテンは全開でした。

(んー、カップルか・・・)
(微妙。。。)

楽しそうにしゃべり合っているのがまる見えです。

見るともなしに、見ていました。
覗き見をしているなんて悪趣味だって、そんなことは百も承知です。

だけど、どうせ・・・
テレビを見ようと思ったって、わけがわからない番組ばっかりだし・・・

(わかってる)
(こんなことしちゃいけないって)

備え付けのリラックスチェアを窓際に持ってきました。
私は、厚いほうのカーテンを開けっぱなしです。
閉めてあるのはレースの薄いカーテン1枚だけですが、こちらは電気をつけていませんからバレる心配はありません。

(楽しそうだな)

ちょっと寂しくなりました。
私は・・・ひとりぼっちです。

(日本に帰ったら)
(私も、新しい出会いがほしいな)

覗かれているとも知らずに・・・
いきなり濃厚なキスをしている、幸せなおふたりさん・・・

と、そのまま・・・ベッドの上になだれこんでいます。
イケメンくんが、彼女さんの服を脱がせていました。
彼自身もはだかになって・・・
あっという間に、アレをしはじめています。

(うわうわ)

見ちゃいけない・・・

わかっていますが、目を離せませんでした。
他人が、まさに『ヤって』いるところをまじまじと見てしまっている自分がいます。
正直、すごいと思いました。
私があの子だったら・・・
他人にあんな場面を覗かれるなんて・・・

(ぜったいイヤだ)

息を殺して覗き見ながら、いつのまにか自分のパンツに手を突っ込んでいました。
はっと我にかえって、
(なんで、私は・・・)
あまりの切なさに涙ぐみそうになってきます。

(なんで私は、幸せになれないんだろう)

ずっと見ていました。
彼氏に組み敷かれながら、幸せそうに喘いでいるあの子のことを。
嫉妬というか、悔しさというか・・・
いつもひとりぼっちの自分が虚しく思えてなりません。

やがて・・・事を終えたふたりが、そのままぐったりしていました。
ベッドに寝そべったまま・・・
と思ったら、すぐに彼女のほうが立ち上がって部屋の照明を消しています。

相変わらずカーテンが開けっ放しだったので、薄暗いながらもふたりのからだが見えていました。
ベッドの上で抱き合ったまま、まどろんでいるカップル・・・

私は、ぼけーっとしていました。
なんともやりきれない気持ちを抱えこんでしまって、立ち上がる気もおきません。
そのまま、20分・・・30分ぐらい?

向こうの部屋の奥のほうに薄明かりがつきました。
彼女さんが、ひとりでバスルームに入っていくのが見えます。
イケメンくんは、ベッドの上に座ってタバコを吸っていました。
ちょうどこっちを向いて腰かけています。

それは、『衝動』でした。
衝き動かされるように、立ち上がっている自分がいます。
身に着けていたラフな服を脱ぎ捨てて・・・
大急ぎで、シャツとジーンズに着替えました。
UVサングラスをかけます。
日本のチェーン店で買った安物ですが・・・
レンズが無色透明なので、一見普通の『眼鏡』にしか見えません。

(どきどきどき)

心を落ち着かせて、気持ちを演技モードに持っていきます。
部屋の照明をパチッとつけました。

すぐ正面にあるベランダ窓の電気がついたのです。
こっちを向いてタバコを吸っていた彼が、気づかないわけがありませんでした。

いかにも『いま帰ってきた』という感じで、おもむろにシャツを脱ぎはじめます。
そして、ジーンズを下ろしました。

(どきどきどき)

レースカーテンを閉じたままで照明をつけたので、私のほうから彼はまったく見えません。
でも彼の目には、明るい部屋の中にいる私の姿がまる見えのはずでした。
靴下を脱ぎ捨てて、ブラを外します。

(絶対見てる。。。)

眼鏡を外しました。
目が悪くてよく見えていないという感じで・・・
壁のスイッチに、ふらふらと手を伸ばします。

「パチッ」

再び部屋が真っ暗になりました。
イケメンくんから私の姿を見ることはできません。
パンツを脱ぎました。
全裸のまま、
「シャーッ」
レースカーテンを全開にします。
正面のベランダ窓の向こうに、イケメンくんがいました。
目の悪い『この女』は、彼のことが見えていません。

「ガッチャ・・・ガッチャッ・・」

観音開きのベランダ窓を、全開にします。
わずか10メートル先にいる男の存在にも気づけずに・・・
外の空気にあたって、
「くうーぅ」
その場で気持ちよさそうに全身伸びをする私・・・
すっぽんぽんのまま、堂々とベランダ窓の前に立ってみせていました。
お互いに部屋の照明は消えたまま、向き合っている格好です。
眼鏡を外したこの女には、自分が見えていないと勘づいたのでしょう。
イケメンくんが、ニヤニヤこっちを眺めていました。

本当の私の視力は、両眼とも1.2です。
ぜんぶ見えていました。
(こんなに『美人』な私・・・)
そのアジア女性の全裸を目の当たりにしながら・・・
イケメンくんが、ニヤニヤ自分のお○んちんを握りしめています。

(ひいん、変態。。。)

夜風を身にあてながら、ぼーっと突っ立っているふりをしていました。
白人男が、手を上下に動かしているのが見えています。

(ひいいいん)
(私を見ながらしてる)

それが限界でした。
もとどおり窓を閉めて、厚いほうのカーテンをしてしまいます。

悶々とした気持ちで眠りにつく私でした。
5
投稿者:浮雲Ⅳ   ukigumo3
2018/11/20 12:52:54    (MyvPrxfg)
臨場感ある素敵な投稿、ありがたく拝見させて頂きました♪

以前の投稿もコッソリ覗いてしまいましたが(^^;)

なるほどファンが居るのも納得です

人が増えると輩が出てきてしまうのは仕方ないんですかねぇ…

ちなみに続きがあるのでしょうか??
4
投稿者:中年 ◆ODprDMCxH2   middle_40
2018/11/20 12:49:45    (fh1KZ1YL)
こんにちは。
海外旅行から無事帰られたのですね。お帰りなさい、恭子さん。

南半球の日本では知られていないリゾート…気分転換にそんな遠くまで足を運ばれても、ふとした機会に露出の虫が騒いでしまう…
そんな変わり無い所に安心してしまうのは不思議な感情です。

ただ一つ

>>心の奥底にしまっていた黒い欲求が、突然に呼び起こされてしまった感じでした。

その欲求を黒い…と表現されるようになったのはいつ頃からでしょうか
熱心なファンではなく長文が苦手で読み落としの多い私ですが、そんな所に貴女の変化が読み取れるような気がして、いろいろな感情が心を騒がせます。

あまり分析めいた話はお嫌いでしたね。
まだ続きがありそうな終わり方ですし、この辺で。

また露出のお話を聞かせていただいてありがとうございました。



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