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2012/01/03 11:50:37 (9zjEAy7d)
大学時代に、友達に母を寝取られました。母は黙っていれば綺麗なのですが、口を開けばそれはうるさいおばさんで、寝取られるなんて想像だにしていませんでした。
母は某牛丼チェーンでパートをしていたのですが、たまたま友達の沢木が食べにいったことから、その関係は始まりました。
沢木はかなり女性遍歴が激しく、一度目を付けたら必ず堕とすと言われていた奴でした。彼から牛丼屋に綺麗な人妻っぽいのがいるといわれて、すぐにうちの母だと気付いたのですが、素知らぬ顔をしていたら、
「それって池田の母ちゃんじゃね」
ととある馬鹿に余計なことを言われ、
「なんだよ、池田、紹介しろよ」
と言われ断ったのですが、「こいつなんだよ、いい年して超マザコンだよ」
とからかわれたので、渋々家に泊まりにくることを承諾させられました。
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52
投稿者:偽池田
2012/03/04 12:13:42    (fkLFPeho)
これがおち?
53
投稿者:(無名)
2012/03/05 08:06:25    (GocEq.1b)
滑川さんのセリフ、一つ一つが心に突き刺さります。
25年連れ添った嫁について知っているのは、初体験の相手と場所
くらいだわ。それは相手が私だからであって、知ってて当たり前。
最後にやったのなんて何年前のことやら…確か中折れ…いや何でもない。
54
投稿者:池田
2012/03/06 12:47:58    (sGa.A4t6)
その後のことをあまり覚えていない。


滑川さんは携帯が鳴ったので、電話をしに外へ出ていってしまった。

私は、ボトルの焼酎を手酌でガバガバ飲んでいた。

どのくらいかして、彼女は片手でゴメンねとしながら、彼氏と急に会えることになったから行くね、と自分の飲み代より少し多いお金をテーブルに置いた。

私が、おそらく、多いから返すよ的なことを言ったのだろうが、彼女は、いいよいいよ、それよりごめんね、こっちから誘っておいて途中で抜けて。
それと・・・、何か言い過ぎちゃったみたいね。気にしないでね、と言い残し去っていった。


それから、残っていた焼酎のボトルをすっかり飲んで一時間くらいその場で寝ていたら店員が来て、大丈夫ですか、と声をかけられたので、暗に帰れと言うことなのだろうと解釈し、すいませんを連呼し然るべき料金を支払い外へ出て時間を確認するも、意外と早い時間帯だったので、駅とは逆方向にある大きな公園へ行きベンチで寝ていたところ、巡回中のお巡りさんに声をかけられ、またすいませんを連呼して駅に向かったときには、結構酔いが覚めて、少し冷静さも取りもどしていた。


電車を待つ間、頭の中は先程の滑川さんとの会話で一杯になっていた。

確かに、彼女の言い分には筋が通っていたが、別に見たわけでもないし、沢木に聞いた訳でもないことだ。

ただ、彼女は以前沢木と付き合っていたことがあって、何となく昔のことを思いだし、『そうそう、彼ってそういうとこあるよね』みたいな、いわば元カノというものに酔っていただけなのかもしれなかった。

だからこそ、彼氏から連絡が来たら慌てて駆け出していったじゃないか。

所詮、他人事。酒の肴になれば面白可笑しく好き勝手に言えばいい。

そんな風に考えていたら電車が来た。

55
投稿者:池田
2012/03/06 12:51:23    (sGa.A4t6)
駅に降り改札を出て、ふと右手にある牛丼屋の灯りに目がいった。 

母が勤めている某チェーン店。

普段は母の出勤時以外でも行くことはほとんどなかったが、この時は何故か足が動いていた。

店内には、中年のサラリーマンの客が一人だけおり、カウンターには暇そうにしていた母の同僚でさくら会の大山さんがこちらをみて、
「いらっしゃ・・・、あらー、池田さんとこのお兄ちゃん!? 」
と、珍客の来店を喜んでくれた。


「この度は母がご迷惑をお掛けしまして」
「あら、そんないいんですよ、それよりお母さん大変だったわね」
と、大人の会話をしていると、サラリーマンがお金を置いて出ていった。

あ、いつもどうもね、と大山さんがお礼を述べ、空いた食器を片しながら、常連さんなのよ、と聞いてもいないのに教えてくれた。




「そういえば、この間の旅行は楽しかったですか」

並を食べながら、思い出したので聞いてみた。

「お陰さまで、楽しかったわ。あ、そうそう、あのお饅頭食べた? あれ有名なお店でね、並んで買ったのよ。美味しかったでしょ」

はい、とっても。

母もそうだが、大山さんもかなりの話し好きだ。

旅先で、あれがどうしたこうしたと、楽しそうに話してくれた。

私の頭の中には、まだ行ったことのない情景が、母と大山さんを交えて浮かんでいた。


「・・・あら、ごめんなさいね。長々と喋っちゃって」

「いえ。じゃあ、僕はこれで・・・」

お金を置いて帰ろうとしたときに、大山さんから思ってもいなかったことを言われた。



「今度は、一緒に行きましょうって、お母さんに伝えてくださいな」



「!? 」


一瞬、言われた意味が判らなかった。


「・・・行かなかったんですか? うちの母は・・・」

「何いってるのよ。行ける訳ないじゃないのよ。ずっと看病とかで通っていたんでしょ? 」
呆れたような顔で、大山さんは私を見た。



え? え? え?


頭の中がぐちゃぐちゃになってきた。


旅行へ行かなかった?


でも、あの日、荷物を抱えて、朝早く出ていった・・・。


行かなかった・・・。


それなら、いったい、どこへ・・・。


まさか、まさか・・・。



じゃあ、あのお土産は!?


「・・・母と最後に会ったのはいつですか」

私は聞いてはいけないようなことを聞いた。

いや、聞いてはいけないのか、聞かなければいいのか判らなかったが、とにかく聞いてしまった。



そんなこととは知らず、大山さんは少し考えてから言った。
「そうね、それこそ、そのお饅頭を渡した日よ。そこのバスロータリーで。何か池田さん急いでいたのか、受け取ったらすぐに行かれてしまったから・・・。旅行の話しもまだしていなかったわね」


母は旅行へ行っていない・・・。


私たちに嘘をついて・・・。


お土産まで用意して・・・。



完全にクロね。


滑川さんの言葉が脳裏をよぎった。


クロ、クロ、クロ、クロ、クロ、クロ、クロ、クロ。


「やだ、お兄ちゃん、まだ酔っているんじゃないの? 」
大山さんに笑われながら店を出た。


56
投稿者:(無名)
2012/03/06 20:22:33    (ndXkHZkY)
大変かと思いますが続き早めにお願いします
57
投稿者:三郎
2012/03/06 23:15:54    (ygfBfd7Y)
いろいろ明らかになりそうですね。
興奮しながらいろいろ想像を巡らしています。
続きよろしくお願いします!
58
投稿者:(無名)
2012/03/12 23:13:04    (zhGRHYes)
終わりなの?どうなの?
59
投稿者:無し
2012/03/13 15:16:12    (dUOvPCYl)
そろそろ母親がエッチしている描写が欲しい
60
投稿者:(無名)
2012/03/14 05:31:23    (xgNAXnJ3)
このシチュエーションでは、沢木と母の性交を目撃するのは難しいんじゃあないですか?
事が行われるのは、多分沢木の部屋でだろうし、
さすがにその時は、鍵を掛けると思う。
見られたとしてもせいぜい路上キス止まりでは?
61
投稿者:池田
2012/03/14 15:27:21    (CnwcK2pM)
長々、間があいてしまってすいません。

目が回るような仕事の進行も、どうやらある程度の目処がつきそうです。

当初、こんなに長期に渡るなんて思っておらず、不快に思われている方々には、お詫びいたします。


こんな誤字脱字だらけの文章にたくさんのご意見、ご感想、更には励ましのお言葉を頂戴して、大変ありがたく思っております。

みなさんのご期待に添えられるかどうかわかりませんが、最後まで投下いたしますので、お付き合いしていただけたらと思っております。


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