奈恵は結婚式までに、美術大学の主に男子達に熱烈にアンコールを承けて、もう一度(デッサンモデル)を引き受けています。 僕には内緒でした。
｢見ててくれはるなぁ (ω) ｣ アンコールのデッサンモデルをしながら、何回も彼氏が居る前で裸婦を演じたのを思い出して、目の前の前彼が居る様な、懐かしい思いの錯覚が散ら付いた様です。
｢おーっ (^3^)/ ｣ 男子達からは観戦の上がる、当然興奮状態の全快開きマ○コな訳で、露が幾度となく滴り落ちるのが判ったようです。
｢嫌ぁ～ねぇ～っ！ (-.-) ｣ 女子達からは、｢何考えてるのかしら！？｣と罵声は上がるものの、ゲストで参加していた女子高の美術部の女子高生らが、露が落ちたのを見届ける度に、｢ぁん！｣と響かせ、(ごっくり)と唾を飲み込む音を消そうとしているのを聞き、興奮が興奮を呼び、｢目眩ぃ～がしたぁ～ ねん (^-^) ｣、何とも嬉しそうな奈恵でした。
｢恥ずかしぉまぁなぁ～ (^o^; ｣ 話しの途中で珍しく奈恵が、羞恥の感想を述べました。 僕の妄想にも、拍車が掛かってしまいました。
｢赤ちゃん なぁ 抱っこしよったぁ～ ははっ (^ω^) ｣、 ｢ んっ？ 何ぃ？ あっ 赤ちゃん？｣ 唖然とした僕を見計らった様に、｢お人形 やて (^-^) ぁははっ～っ｣、一人で受けて様子の奈恵でした。
[ミルク飲みドール]と呼ばれる、赤ちゃんの姿をした人形を、デッサンの形として抱っこして、その開けた口に、乳首を吸わせたそうです。 かなり精巧に出来ているらしく、乳首を含ませると口が閉じ、｢おっぱいっなぁ 吸われ～よったぁ～っ (^o^; ｣と、別な意味の興奮状態に、。
｢乳首がぁ 起ってもぅ～てぇ んぁ～ もぅ 大変ん (;^_^A ｣ 愚図った泣き声がして、乳首を含むと音声が、｢えへへっ｣と笑い声に、。 変わったのと同時に、奈恵の乳首が尖って、3倍くらいに膨らんだのが、確り描かれてしまったのでしょう、。

忘れていた事を思い出しました。
記憶が前後して申し訳ありませんが、。
何時ぞやの19号台風で、(リンゴ台風)と呼ばれ、収穫時のリンゴを襲い、生産者に大打撃を与え、落ちてしまったリンゴは二束三文にしか成らず、それでも苦学生の学食を充たしてくれた訳でした。
木から落ちなかったリンゴは、(落ちないリンゴ)として、受験生の御守りとして高値で取り引きされましたが、生産者の生活を守るまでには足りなかった様です。
その美術大学でも、苦学生達から、｢義援金を送ろう！｣という動きが始まりました。 そのお金の無い美術大生の、お金を得るアイデアというのが、｢自分達の描いた絵画を チャリティーで売ろう！｣と言う事らしかったです。
｢女性のヌードなら 高く売れる｣と、特に男子達は目論見、女子達もそれに載っかった様でした。 で、｢誰を呼ぶか？｣、全会で奈恵をご指名でした。
｢嬉しいわぁ～ (^o^; ｣ 意気に感じてしまった様でした。
奈恵も(長崎水害)の時に、街頭募金をした経験が有ったらしく、その時、｢ねぇちゃんなら 脱いだ方が早えーんちゃう？｣と冷やかされたりしたそうです。
｢ほんまにぃ～ 脱ぐとはなぁ～ ぁははっ、｣ おいおいです。
モデル代半分寄付して、これまた拍手喝采を得て、快感の上塗りをした様でした。 手頃な収入先として、また裸婦モデルに奔った理由が此処に有った様です。
アンコールの裸婦モデルから、二週間と経っていないと思われました。 僕にしてみれば、事後承諾した訳も無く、｢聞かされた｣とする言い方が正しいかも知れません。 思い出すと、怒れる部分が多く、忘れる事にしていました。

｢チャリティーデッサン会｣には、現役学生だけでなく、ＯＢ、女子校の美術部や、先生や、プロとして活躍している人も招いたそうです。
｢なんゃ よぅさん 居はったなぁ～｣ 40人くらいに囲まれた様です。
｢ラッキーやったねぇ～！｣ それが縁で、新しく(裸婦モデル)としてのアルバイトに行き着いてしまう奈恵でした。
流石に美術系の大学でも、そうそう裸婦モデルを募集しては無い様子でした。
結果、｢官能小説｣誌の、(挿し絵)を描いている、美術大学の先輩に辿り着いたようです。
まぁ、｢官能小説｣ですから、裸婦モデルも、かなり正確に色艶と申しますか、描写されて、。
｢あ～っ！ 誰か 男性モデルは出来無いのかね！？｣ その時、辿り着く事になる先輩が、奈恵と並んでの、男性モデルを要求しました。
｢あいにく 今日は、｣ 企画した学生らが、先輩に丁重に断ったのですが、｢判った なら 私の知り合いを呼ぶわ、｣と、。

当時、グラビアのヘアも駄目という時代でしたが、その描写は精密に、マ○コとチ○コのアップをと云った、男子達と女子達で、異性を描く戦場ばりの雰囲気が漂う様でした。
知らない僕からすれば、エ○トピアとか、ビニールを被りだした本や、副都心で外人さんが列べていた、本と同じジャンルでした。
完成した絵画を見た事が無いので、奈恵が男性に見られて、興奮した様子が聞いた話で伝わるばかりでした。
前彼と別れる決心をした後も、モデルを続けている理由を探しながら、見られると云うのに、興奮していました。
先輩が呼び寄せたのは、市民権のまだ無かった男優などで無く、｢なんゃ バイトのコやねん｣
｢シロウトゃ 余計 緊張するねん｣ 自分の事は棚にあげて、男性モデルの男の子を、｢本屋さん ゃて｣ 出版先で働いているアルバイトの男の子などが、喜んでモデルになっていたそうです。
並んでポーズをして、｢あはっ (^o^; 入れられるみたいゃ｣ 距離は有っても、挿入を容易く想像するポーズを維持するのは、｢大変ゃ ねん｣
でも、入れられての、気持ち良い場面を空想して、男の子も、｢イキたぃん ちゃう？ (^3^) ｣ 分かった様な、小バカにした様な下手にモデル慣れしたのを感じました。

先輩の冊子画は、｢官能小説｣向けですから、普通に(男女が交じり合った場面)のモデルを要求されようですが、幸い美術大学の後輩の紹介での依頼に応えたので、際どい場面は有りましたが、SEXそのものの描写は、空想的に描かれた物でした。
また無理な事後の承諾と成った為、怒り狂った僕は、｢何やってんだ！ (好き者モデル)って 思われてるぞ！｣と、激しく奈恵を叱かり、判かっていても、手をあげてしまう勢の剣幕でした。 脅えた奈恵を見て、複雑な気持ちになったのを覚えています。
｢叩いても いぃけんど とっくに なぁ 脱いでしもうかたゃ から ね (-人-) ｣、(あなたと知り合う前から 裸婦モデルはしてた)、とでも言いたそうな奈恵でした。
その絵画入りの、｢官能小説｣の冊誌も、暫らく奈恵のアパートに転がっていましたが、そのうちに、何処かに行ってしまいました。
奈恵の描写が載っていた短篇嗣は、<新婚早々の若奥様が、友達にテニススクールを紹介され、唆され、コーチに味見されてしまう>、そんな内容でした。
思えば、その時の僕に、正にぴったりの内容だと思いました。
｢嫌ゃ わぁ～っ｣ ミニのテニスウェアから覗く、純白のスコートと、汗で張りついて透けるスポーツブラと、乳首のポッチが確認出来て、体型が丸判りになってしまい、奈恵が若奥様だったら、性格からして真っ先に、味見されたに違い無いと思える内容でした。

奈恵に対して[証人喚問]しました。
｢ぇえ～ まぁ～ そのぉ～｣ 時の総理か、秘書か、献金企業か。

奈恵の居るアパートと然程変わらない、先輩のアトリエで描かれた様です。
｢ん？ 何ん？ テニス着？ 居ませんよ ん？ よって 仕事着やねん (-ω-) ｣
見方によってはテニス着とも見て取れる、ボウリングの仕事着で、下は試合でしか着ない、ミニのスカートを穿いた様です。
｢キャロットちゃうねん (^_-) ｣、 ｢キャロット？？｣、トンチンカンな僕に、｢キャロットちゃう 言うてんねん アホッ！｣

｢先輩 脱がすの巧いねん (^-^) ｣ (何が言いたいのか！？)、(カチン)と来ました。
｢ラケットわぁ 玩具ゃねん (^-^) ｣、バドセットの軽いラケットを持たされて、ポーズをした様です。
｢軽ぅて ぃいねん｣、知らんぷりして笑いますが、玩具のラケットを持って、ミニスカートを翻しのお尻を突き出したポーズの奈恵が想像出来ました。
上着は脱いで、乳房をだして、ほぼ裸にされて、同じポーズをしたのでしょう。
大学の倶楽部でも、テニスウェアのスカートから覗くパンチラに、(目のやり場に困るスポーツだなぁ)と、当時思ったものでした。 見せパン着の[スコート]と、某○ャコ倶楽部の○辺美○代が、夜のヒットスタジオで見せた、バレエスコート捲りの静止画が、ワニ本のア○ショ○カメラ術を買わなくても手軽に入る時代に変わっていました。
もっとも奈恵の、仕事のボウリングウェアとホットパンツのアンバランス感な姿も、意味厭らしく面も有りました。
興味本位で視られて居たのでしょう。