2015/08/13 05:24:52
(ngkO/K4w)
金曜の晩、興奮でなかなか寝付けず、寝不足のまま土曜を迎えました。
妻の前では普段通りを心掛け、家を出るときも「じゃあ、行って来るよ」とだけ告げ「うん。行ってらっしゃい。今日は勝って来てね」
と、全く疑いもしない妻の言葉に罪悪感を感じながら玄関を出ました。
閉めたドアの向こうにいる妻に両手を合わせ「ごめん…最初で最後の浮気を許してくれ」と呟き健夫妻の家へ向かいました。
インターフォンを鳴らすと、出てきたのは胸元の開いたシャツにミニスカートの涼子でした。
いつも派手目のシャツにパンツ姿しか見たことのない私にとってとても色気のある姿に驚きと興奮を覚え
「ど、どうしたの?その格好…」
と、思わず聞くと
「変…かな?健がこの格好しろって言うから…」
恥ずかしそうにする涼子はとても新鮮でした。
「変じゃないよ。なんかセクシーだね」
お世辞ではない本音を答え、
「ありがとう。早く入って」
これから二人は裸になって…そんな事を思いながらリビングへと行きました。
「それにしても、よくこんな賭けしたわね。お互いの妻を賭けの対象にするなんて」
いきなり、いつもの涼子の口調で怒られました。
「ご、ごめん…つい魔が差して…あれ?そういえば健は?」
涼子の色気に気を取られ健が居ないことにようやく気付いた私が質問すると「俺が居たら邪魔だろうから出掛けて来るって」
「そうか。なら、ヤッたことにしてするの止めようか」
涼子に怒られた事で少し我に返った私は言いました。
「そんなの無理よ。二人がヤッてるとこを見に戻って来るからって言ってたから。もうここまできたらするしかないの」
どこか寂しげに言う涼子にこんな賭けするんじゃなかったと思いました。
「本当にごめん…俺があの時断り切れなかったから…」
涼子は私の言葉で初めて健から言い出した事を知りました。
「じゃあ宏樹くんは乗り気じゃなかったの?健から言ってきたんだ」
「最初は負けて由紀を抱かれるのは嫌で断ったんだけど、健に言われて…その…勝てば涼子さんを抱けるかもって想いだして…」
その時の事を正直に答えると、涼子の表情も少し和らぎ「えっ。もしかして…私を抱きたいって気持ちあったの?」
と聞いてきました。
「あ、あぁ。由紀とは違う魅力があって…」
正直に話す私の言葉に「ふぅん。男って皆そうなのかな?健も由紀を抱きたいって思ったからそんな賭けを持ちかけたんだし。まぁ話しててもしょうがないから…しよっか」
そう言ってソファーに座っていた私の横に身体を密着させるように座ってきました。
玄関で見たときはわからなかったのですが、シャツから胸を覗くとブラを着けてない事に気付きました。
「ブラも着けてないんだ…」
ハッキリと見えるふくよかな胸、その先にある乳首も丸見えでした。
「そうよ。健がせっかくだから宏樹くんを興奮させろって」
それから見つめ合いどちらからともなく唇を重ねていきました。
結婚以来、妻以外とするキスはとても刺激的でその唇は柔らかくすぐに舌を絡ませ抱き締めた後、興奮した私はそのままソファーに押し倒し胸を揉んでいると、感じ始めた涼子から熱い吐息が伝わり一度口を離すと「ねぇ…約束して欲しいの…」
と真剣な顔で話す涼子に胸を揉むのも中断しました。
「約束って?」
「もし健からまた同じ賭けを持ちかけてられても断って欲しいの…あの人は何度負けても由紀を抱くまで言い続けるよ。
宏樹くんはそれでもいいの?」
確かに次勝負して負けたら…
「いい?勝ち逃げしていいのかって言われて変な優しさでしちゃダメ。その優しさを由紀にあげて」
それは健を由紀に取られたくない涼子の嫉妬からか、それとも本当に私を思っての事なのか、わかりませんがとにかく「わかった。約束する。ありがとう」
と答えました。
「よかった。実はね、由紀と二人で食事したときにお互いの夜の話になって、たまに宏樹くんが早くイキ過ぎて自分がイケないときがあるって言ってたの。それで私は健なんか激しくて何回もイかされるよ。って言ったら羨ましいなぁって。
宏樹くんにはショックかも知れないけど女同士ってそんな話するのよ。
だから健のあの激しさは由紀には刺激的過ぎるから賭け…止めてね」
淡々と話す涼子の言葉にショックは隠せませんでした。
妻のイクと言うの言葉は全てじゃないにしろ演技だった。
健の激しさに羨んでいた。
確かに木曜、電話越しから聞いた涼子の声はとても演技には聞こえずその激しさが伝わってきましたが、もし健が妻を抱いてもあんな声が出るのか。
「ねぇ…そんなにショックだった?ごめん。でもこっちも何か仕返ししなくちゃね」
呆然としていた私に話し掛けると、涼子の方から唇を重ねてきました。
「これでおあいこよ。せっかくなんだし楽しみましょ」
それを合図に私は涼子のシャツを脱がし胸を揉みながら乳首に吸い付きました。