2011/11/30 02:10:57
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親友が寝ている横で親友の嫁を口説こうとしているT、そして寝ているとは言え旦那の前で旦那の友人に口説かれようとしている妻香代。
そのシチュエーションだけで私は今まで経験したことのない、興奮と緊張と期待と不安が体中を駆け回っていました。
香代『あかんとかじゃなくて、やっぱりハルの前でハル以外の他人に抱かれるのは抵抗あるしこわいのが本音かな…』
Tの質問をはぐらかすように香代が答えました。
T『それは俺も同じやわ。香代ちゃんのこと抱きたいけど、ハルがおったら集中できへんってゆーか、やっぱり気は使ってしまうわ。
正直どこまでしていいかハルの反応探りながらになってしまうし。』
香代『でも私はハルがおらへんたらもっと無理やで?ハルに内緒でなんか考えられへんし、でもハルの前では無理やし。(笑)だから、多分どっちにしても無理なんやと思う(笑)
それに、ハルは絶対嫌いにならへんって約束してくれたけど、実際そうなったらどう思うかわからへんやん?そのことで夫婦の間に小さい溝みたいなんができるのは嫌やったから。』
T『じゃあ、すくなくとも俺に抱かれるのが嫌でやめたわけではないねんな?(笑)』
香代『最初はほんまに覚悟したし、どれだけ酔ってて、ハルの頼みやからって嫌いな人としたいとは思わへんよ(笑)』
T『嘘でもうれしいわ(笑)余計香代ちゃんとしたくなった(笑)』
香代『残念やけど我慢して(笑)ってか、もうそろそろ私寝るで?Tくんはコタツで寝る?毛布だけでも取ってこよか?』
香代が語ってくれた本音にとまどいと喜びを感じると同時にTの押しの弱さにもどかしさを感じながら、最終的には香代がTの誘いを断ることで私のことを愛してくれているのだと改めて実感することができたので私はどこか誇らしげな気持ちになっていました。
でも、今回のことは私達夫婦のプレイというか、あくまでTはスパイス役のおまけみたいに思っていましたが、TにはTの考えがあり、他人を加えるというリスクの重さがあることにまで私は深く考えてなかったことをこの後のTの行動で痛感しました。
T『香代ちゃんはどこで寝るの?俺香代ちゃんと一緒に寝れるならどこでもええで(笑)』
香代『私は2階で子供らと寝るから(笑)とりあえず毛布だけ持ってくるわな。』
私は長かった一日もこれで終わると完全に安心していました。
T『じゃあ、今日は香代ちゃんの匂いでオナニーしてから寝るわな。あんな中途半端ではとてもじゃないけど納得できへんし。』
香代『ちょっとTくん何しよるんよっ!』
香代の声が今までとは完全に違う驚きとも怒りとも思えるようなトーンになり、私はTが何をしたのかが全くわからず、目を開けて今の現状を確認したい衝動に駆られましたが、ギリギリのところで思いとどまりました。
T『香代ちゃんのってこんな匂いねや。』
Tが何かを嗅ぐスーという音が聞こえました。
私は様々な状況を想像しながら、もしや?という思いや、まさか?という思いが交互に浮かんでは消えていっていました。
香代『返して!いつ盗ったんよっ!』
T『さっき香代ちゃんがお風呂に入ってる時に香代ちゃんがどれだけ濡れてたかがどうしても気になってもて借りた(笑)』
我が家のお風呂は廊下を隔てトイレの前にあり、脱衣所には洗濯機が置かれています。
この時私は中途半端な状況で3Pを終了することにすんなり納得したり、私を酔わせるために酒を勧めたり、寝ようと提案したり、トイレに時間がかかっていたりしたTの全ての行動の意味を一瞬で理解しました。
私達夫婦というより私個人の思惑とは別にTは純粋に私の妻の香代とセックスすることを目的としており、そのためにどうにかして邪魔な私の存在を排除して香代を抱くことだけを考えていたことに気づきました。
そしておそらく今Tが持っているものはさっきまで香代が穿いていた下着だということも想像できました。
私は全身の血の気が引き手足がしびれるような感覚になり、必死で身体が震えないようにこらえることに全力を尽くしていました。
香代『いいから返してっ!』
完全に怒った口調で香代がTに詰め寄っていました。
T『すごい染みできてるで?どれだけ濡れてたん?(笑)』
Tは香代が怒っていることなんてまるで気にしていないようなおどけた口調でした。
香代『それ以上したら本気でTくんのこと嫌いになるで?早くそれ返してっ!』
その場の緊迫感に私もドキドキしてしまいツバを飲み込む音が2人にばれないかと不安になるくらいでした。
T『わかった。でもその前にちょっとだけ言わせてくれる?』
声の調子でTの真剣な表情が想像できるくらいの口調でした。
T『香代ちゃんとハルはもしかしたらこの先俺以外の男と3Pする機会があるかもしれへん。
でも、俺が香代ちゃんとセックスする機会は多分今日しかないと思う。
最初にもゆったけど、俺は前から香代ちゃんのことをすごい魅力的な女性やと思ってたし、今回たまたまこんな状況で香代ちゃんとキスしたりできたことはすごい嬉しいし、もっと先までしてみたい気持ちになるのはわかって欲しい。
方法が間違ってるのはわかってるけど、俺もそれだけ必死やねん。
だからお願い。1回だけでいいから香代ちゃんのこと抱かせて。』
男の私が聞いていても気持ちが揺れるようなTの言葉でした。
私は香代がどう返事をするか考えていましたが、私がTの立場ならTの気持ちも理解できるのが半分、それでも旦那の立場としては妻の香代には断って欲しい気持ちが半分でした。
香代『……Tくんの気持ちは嬉しいし、正直私もハル以外の男の人に抱かれてみたいっておもったことはない訳じゃない…でもこんな形では無理……だから、お願いやからそれ返して。もしこんな状況でハルが起きたらTくんも困るやろ?』
T『……じゃあ、最後にもう1回香代ちゃんのおっぱい見せて。見せてくれたらパンツ返すから。』
もし私がTと同じ立場なら同じようなことをしてたであろうと思うだけにTの気持ちが痛いほどわかりました。
香代『そんなん無理!いいから返してっ!』
T『この状況でハルに起きられて困るのは香代ちゃんも同じやろ?あれだけ香代ちゃん夫婦のお手伝いしてんから、これぐらいわがままゆっても罰は当たらへんやろ?』
香代『……おっぱい見せたら絶対約束守ってよ?……』
元々強引な押しに弱い香代はいつかはTの願いを聞くはめになると予想していましたが、それだけで済むはずがないことも私は予測していました。
そしてその予測はあっけなく現実のものとなりました。