2025/11/18 09:52:00
(Lk6Em8vs)
深夜自室で残りの音声ファイルを聞いている。
みな1時間以上ある大きなふぁいるだから時間がかかる。
セックスのプロローグよりも、クライマックスの時に妻の口から洩れる『聞いたことのない程隠微なワード』が聞きたいのだ。
それにしても友人はセックスが上手いのか、真珠のマラが溜まらなのか、妻のエクスタシーでは物凄い叫び声が記録されている。
そんな喘ぎ声は効いたことが無かった。
これがボルチオ開発と言うやつだろう。
一か月くらい経って、友人から誘われて居酒屋で飲んだ。
「なぁ、ゆかりちゃんとそろそろ止めた方が良いのかな?」
「え、そうか、まだ続いているんだ。音声を聞くのに夢中だったから、妻の行動に気が行かなかった」
「実は…」友人は少し困った表情をした。
「なんだよ。言えよ」
「ゆかりちゃんから一緒になってほしいと言われているんだが、夫であるお前はどう思う?」
「‥‥‥‥」
「怒った?気を悪くしたらゴメン」
「いや、妙に怒りが湧かなくて、自分でも不思議なんだ。もしかしたらずっと別れる事を意識していたのかもしれない」
「そうか、良かった。本当に気を悪くしないでくれ」
「それよりお前はどうなんだよ?俺が別れたらゆかりと結婚する気はあるのか?」
「それが、体の相性が良いって言うか、音声を聞いてくれれば解ると思うんだけど、凄い相性が良いんだ」
「ゆかりの夫の俺もそんな感じがするよ」
「結婚はどうか解らないけど、お前に正式に公認して欲しいし、ゆかりちゃんにも公認にしたって話をして欲しい」
「‥‥‥」
私が全て解っている事を妻が知らないからある意味面白いのに、公認したらどうなるんだろうか?
新しい楽しみが増えるなら良いけど、私にメリットがあるのだろうか?
「それって、俺はどうなるの?妻とはセックスできなくなるの?」
「今だってしてないし、興味もないんだろう?」
「いや、興味はあるよ。必死に隠し事している妻とたまにヤルのも面白いし…」
その時はyesもnoも答えずに別れた。
妻が本気でそう思っているなら、きっと妻から私に話があるのだろうと待ってみる事にした。