2023/03/24 19:17:52
(lWi2FmJy)
第一回飲み会から数日、何も進展も無く、ただただ日常が過ぎていきました。二週間が過ぎた頃、タカヤ君からコウジ君ヘ連絡があったみたいです。
タカヤ:「コウジ、久しぶり!あれから優子さんはどう?何か言ってきたり、アクションあった?」
コウジ:「久しぶり!あれからは優子さんからは何もないよ。色々、考えるところがあるんだろうな。」
タカヤ:「そりゃそうだろうな。でもそろそろコウジから声掛けてみろよ!考えるには二週間くらいが丁度良い期間だったと思うから、今くらいに声掛ければ、事は動き出すかもよ!」
タカヤ君は、そうゆう女心を擽る観点は抜群に持っている為、コウジ君も半信半疑ながら優子ヘアクションを起こしてみました。
コウジ:(昼休みの職場)「優子さん、ちょっといいですか?
優子:「うん!今、大丈夫だよ。どうしたの?」
コウジ:「今週の週末、また御飯お誘いしたいんですけど、大丈夫ですか?」
優子:「今週?週末?(少し考えて)うん、いいよ、大丈夫だと思う。また前のお店でタカヤ君と?(笑顔)」
コウジ:「えっ!?何で判るんですか!?(ちょっとビックリ顔)」
優子:「大人の女を嘗めるなよ!(笑)」
コウジ:「はぁ(苦笑)正直、タカヤがまた一緒に飲みたいって、言ってきまして・・・」
優子:「いいよ。またこの前の話の続きをしたいんでしょ!(笑顔)」
こコウジ:(心の声)「ん?優子さんは全てお見通しなのか?いやいや、失礼ながら、そんなに大人の女性のようには思えない(笑)だったら何故そんなに快く受け入れてくれるの?あぁ、まだ受け入れた訳ではないのか・・・飲み会をOKしてくれただけだもんな(笑)」
そんな事を思いながら、週末の金曜日を迎えました。この前と同じ居酒屋で18:30集合。三人共に時間に正確で、18:35頃には三人揃って「カンパァーイ!」と第二回飲み会が開始されました。
タカヤ:「優子さん、お久しぶりです!優子さんに会えなかったんで、この二週間が一年くらいに長く感じましたよ!(笑)」
優子:「何それぇ~!いきなり私を口説こうとしてる!?まだ私、酔ってないよ!(笑顔)」
タカヤ:「酔ってないから口説こうとしてるんですよ!(笑)酔ってからだと、『私、酔ってたから・・・』とか逃げ口上出来るじゃないですか!?」
コウジ:(心の声)「いつも思うが、タカヤの合ってるのか合ってないのか、正解な答えを考えさせる隙のないような講釈は抜群だなと感心するな(笑)」
優子:「本当、タカヤ君は上手だねぇ~(笑)だって女性は全然悪い気しないもん!(笑顔)」
タカヤ:「優子さん、上手とかじゃないですよ!俺は本気で口説いてるんで、上手とかの表現は侵害ですよ!(笑)」
優子:「ほらまたそうやって!(照笑)そんなにサラッっと言ってのけるのが、女性は本当に悪い気しないもんねぇ(笑)」
タカヤ:「じゃぁ今、優子さんも悪い気はしてないってことですね!?俺、脈あるじゃん!(ガッツポーズ)」
優子:「そりゃまぁそうだけど・・・(はにかみ笑顔)そうやって爽やかに笑顔でガッツポーズとかされると可愛いなぁって思うだけで・・・(照笑)」
コウジ:「あれっ!?優子さん、顔、赤くなってません?(笑)そんな優子さん、見たことないですよ!(笑)可愛い一面見ちゃいましたよ!(笑)」
優子:「もうっ!藤井君っ!違うわよ!お酒飲んだからだよ!もう!からかわないでよぉ!(照怒笑顔)」
タカヤ:「優子さん、可愛いぃ~~~!そうゆう優子さんを、旦那さんが大好きなんだろうなぁ~~~羨ましいなぁ~(笑)」
と言いながら、タカヤは立ち上がって、優子の座っている隣ヘ席をスッっと移し替えました。
コウジ:(心の声)「タカヤ、そうゆうところ上手いよなぁ。横に行くタイミング、寸分の狂いもなく、嫌み無く、相手の女性も嫌がらず。上手いよなぁ。(感心しきり)」
タカヤ:「で、優子さん、この前の飲み会から、旦那さんとは仲良くやってるんですか?」
優子:「うん。何も変わりなく、旦那さんとは仲良くやってるよ。」
タカヤ:「旦那さんはやっぱり優子さんヘエロい要求はしてくるんですか?ぶっちゃけ、エッチって週何くらいのペースなんですか?(笑)」
優子:「こらこら!そんなにストレートに聞いてくる!?まだ私、酔ってないよぉ!(笑)」
タカヤ:「いや、これはこの前の優子さんの相談の続きで、情報収集の一環ですよ!(笑)」
優子:「またぁ~上手いこと言ってぇ~(笑)でも、エッチは週3?う~~~ん?週4?くらいかなぁ?」
タカヤ:「答えるんかぁ~い!w(笑)w」
優子:「えっ!?あっ!だって!タカヤ君が情報収集だって言うから・・・(照笑)」
コウジ:(心の声)「優子さん、今日、絶対おかしいな!完全にタカヤのペースに持ってかれてる!」
タカヤ:「でも週3~4てゆうのは、優子さんにとっては多いと思ってるんですか?それとも足りないって思ってるんですか?」
優子:「う~~~ん?(天井を見ながら)丁度良いくらいなのかなぁ~?ほら!エッチって、タイミングだと思うのね。回数じゃなくて、その時のお互いの気持ちが、そうじゃなかったら始まらないじゃない?だから、そのタイミングが合えばそうなっちゃって、回数って後から数えるだけのものだと思うのね。」
コウジ:「・・・・・」
タカヤ:「・・・・・」
優子があまりに饒舌に語り出したので、コウジ君もタカヤ君も一瞬、呆気に取られてポカァーン(笑)
優子:「ん?やだ!私、何言ってるんだろ!?あれ?まだ酔ってないと思ってたんだけど、ちょっと酔っ払っちゃってる!?(恥照赤顔)」
タカヤ:「いや!全然大丈夫ですよ!そうゆう優子さんの本音が聞きたいんですよ!ほら、女性って、エッチな話になると『私はそんなの興味ないよ』みたいな空気出す人が殆どだもん!絶対エッチに興味無いことなんかないはずでしょ!?女性だって男と一緒で、同じくらいエッチに興味持ってるはずなのに、何故か女性はそうじゃないってゆう空気感!俺は認めてないけどねぇ~(笑)」
優子:「タカヤ君も語るねぇ(笑)でも、私もタカヤ君の意見に同感かな!そりゃぁ男性みたいにオープンに語ったりは恥ずかしくて出来ないと思うけど、必要以上にエッチトークを拒否しなくてもいいのにって思ったりはするかな!(笑)」
タカヤ:「優子さんは見た目だけ優れてるんじゃないんですねぇ!内面もしっかり男受けする中身も兼ね備えて、女性として、非の打ち所がないですよねぇ!(感心顔)」
優子:「もぉ~~~!タカヤ君も女性受けする外見も中身も持ってるよねぇ~悪い男代表かな!?(笑)」
タカヤ:「こらっ!優子!それどうゆう意味ですか!?(笑)」
と、ゲンコツで優子の頭を『コンッ!』っとする仕草。それを『エヘッ!』とゆう逃げる仕草で対応する優子。
まるで二人は「彼氏彼女」と、誰が見ても疑わないようなやり取り。
完全にタカヤ君のペースに嵌まり込んでいく優子を見て、コウジ君は「(心の声)ヤバいなぁこれ。あり得る!?!?」と感じてきたそうです。。。