2023/03/28 07:32:36
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第二回飲み会が終わった次の日の夕方、早速タカヤ君からコウジ君へメール連絡があったそうです。
タカヤ:「コウジ、昨日はお疲れ。昨日も楽しかったなぁ。(笑)」
コウジ:「おう!タカヤ、お疲れさん。そうだな、昨日もまた楽しかったな。優子さんも楽しそうに帰って行ったもんな。」
タカヤ:「次の月曜日から、優子さんと話す機会がある時は、出来るだけ旦那の話題を出してトークしといてくれるか!?(笑)」
コウジ:「旦那さんの話題!?まぁいいけど、何で?」
タカヤ:「まぁいいから、出来るだけでいいからな!急に変な感じで旦那さんの話題ぶっ込んだりするなよ!(笑)あくまでも、自然に出来る時だけでいいからな!(笑)」
コウジ:「あぁ解ったよ!タカヤの作戦に乗っかるよ!(笑)」
それから二週間くらい、コウジ君は優子とのトークの時には、何気なく旦那さんの話題を出し「お互い愛し合っていて羨ましいなぁ~」みたいなことを言っていたそうです。
二週間が過ぎた頃、タカヤ君からコウジ君へメールが入ります。
タカヤ:「コウジ、久しぶりぃ。今週末金曜日の夜、優子さん、ご飯誘ってみてくれる?」
コウジ:「おうタカヤ、こんばんわぁ。今週、金曜日の夜?分かった。優子さん、誘ってみるわ!」
次の日のお昼休み、職場の食堂で
コウジ:「あっ!優子さん!ここ隣いいですか?」
優子:「あっ!藤井君!(笑顔)うん、いいよ。どうぞ!(笑)」
しばらくは仕事の話をしながら昼食をとり、頃合いをみてコウジ君は優子を誘いました。
コウジ:「あのぉ、今週末の金曜日、またご飯誘ってもいいですか!?(笑)」
優子:「えっ!今週末?(しばらく考えて)う~~~ん?うん!何も予定無かったと思うから大丈夫!いいよ!(笑顔)」
コウジ:「ありがとうございます!(満面笑顔) では、タカヤにオッケー貰ったって言っときます!(笑)」
優子:「何?タカヤ君が誘ってくれたの?何か若い子にご飯誘ってもらうなんて、ちょっと嬉しいような恥ずかしいような(照笑)」
コウジ:「若い子って言っても、優子さんと俺ら、そんなに離れてないですよ!(笑)それに周りからの見た目、おそらく同い年くらいに見られてると思いますよ!」
優子:「ほらまたっ!職場で上司をからかうんじゃないの!(怒笑)」
コウジ:「違いますよ!からかってませんよ!これは俺の意見じゃなく、周りの人達がいつも言ってることを言っただけですよ!優子さんは、いつも綺麗で、凛としていて、あぁゆう奥さんが毎日家に居るって思ったら、旦那さんが本当、羨ましいって!(笑)」
優子:「そぉなんだぁ。嬉しいこと言ってくれるんだね!(照笑)」
コウジ:「じゃぁ、今週末金曜日、宜しくお願いします。あっ!そうだ!タカヤのやつ、今週はカラオケも行くって言ってましたけど、優子さん、カラオケとか行ったりします?」
優子:「えっ!カラオケ!?久しく行ってないなぁ。最近の歌とか知らないし(笑)」
コウジ:「どんな予定かは今回はタカヤに任せてあるんで、詳細は当日になるんですけど、ご飯はいつもの居酒屋なんで、宜しくお願いします。」
優子:「了解!オッケーだよ。(笑顔)」
その日の夜、優子と自宅で夕食をとっていると
優子:「あっそうだ!今週金曜日の夜、職場の子達とご飯行って来ていい?」
私:「えっ!うん!いいよ!」
優子:「なんかカラオケにも行くって言ってたから、夜、遅くなるかもだけどいいかなぁ?」
私:「カラオケ!?久しぶりだなぁ(笑)優子、歌えるの!?(笑)」
優子:「そぉなんだよねぇ!(笑)若い子も居るから、世代のギャップを感じて落ち込んで帰って来るかも!(笑)」
私:「(笑)(笑)(笑)」
その時私は、優子が楽しんで帰って来るなら、たまの気晴らしになれば全然良いなぁと楽観的にしか考えてませんでした・・・
そして金曜日当日。。。
タカヤ:「優子さん、こんばんわぁ。お久しぶりです!(爽笑顔)また会えました!嬉しいです!(笑)」
コウジ:「また会えたって、お前が誘ったんだろ!(笑)」
タカヤ:「そうだけど、断られる選択だってあった訳だし、こうやって来てくれたことに、素直に嬉しいって、ねっ!(爽笑顔)」
優子:「そうやって、オバサンをからかって遊んでるんでしょ!?(笑)でも正直、誘ってくれて優子も嬉しいよ(笑顔)」
タカヤ:「オバサン?からかう? 優子さんのことをオバサンとか思ってたら誘ってませんよ!それに俺は至って真面目に優子さんを誘ってますから!(笑)毎日、優子さんに会える旦那さんが本当に羨ましいって思うんすから!(笑)」
優子:「羨ましいって、そりゃぁ旦那さんなんだから、毎日会うでしょ!(笑)」
そんなトークから飲み会はスタートし、その日はコウジ君や優子の仕事の話や、日常の話で、タカヤ君は寝取られトークには触れなかったそうです。
飲み出して二時間が過ぎた頃でしょうか?タカヤ君の電話が鳴りました。
タカヤ:「はい!もし!?おぉ、カズマ!仕事終わった?うん、今まだ飲んでるところ。もうちょっとしたら店出るから!おうっ!うん!30分後に!いつものBOXで!」
優子:「あれっ?今日はまだ誰か来るの?」
コウジ:「あっ!はい!俺達の大学時代の友達で、この近所に住んでまして、折角カラオケ行くなら多い方が楽しいかなって思って誘いました(笑)」
タカヤ:「なんだよ、コウジ!優子さんに言ってなかったのかよ!急に知らないやつ来たら優子さんも焦るだろうよ!ねぇ!?優子さん、すみません!(平謝)」
優子:「ううん。私は全然大丈夫だよ(笑顔) でもそんなに若い子達ばっかりで、オバサン一人って、浮いちゃううんじゃない!?」
タカヤ:「何を言ってるんすか!?優子さんが浮いちゃうんなら、俺らでしっかり重し付けて、飛んでっちゃわないようにしますよ!(笑)」
コウジ:「じゃぁ、そろそろ移動しますか!?(笑)」
優子:「うん!(笑顔)」
居酒屋を出た三人は、ほろ酔い気分で歩いて10分くらいの所のカラオケBOXに到着したそうです。
この後、もう一人の友人(カズマ)と合流し、血気盛んな若者男三人と女一人のカラオケBOX。実はカラオケBOXが『密室』になることを、この時の優子は全く予知していなかったみたいです。。。