2019/06/07 12:12:50
(7hPTIsE.)
朝から一戦交えたので仮眠を取って 18時に指定された店に行った。
小洒落たイタ飯屋の奥の方に3人のマダムが陣取ってた・・・
20歳若ければ鼻の下も伸びるところだろうが・・・
俺にとっては恐怖以外のなにものでもない・・・
「どうも・・・」
と言って入っていった
「キャー原田君! 全然変わってないわー」
テンションが高いのは畑中だけで、美希も佳子も俺が何を言いたいのかわかってる・・・
だいたい変わってない筈がないのは本人である俺が一番よく分かってる。白々しい・・・
「いやぁ・・・こんな美人に囲まれたら緊張してどうしたらええんかわからへんわ・・・」
俺も白々しい・・・
高校の時はカワイイ事で有名だった畑中智美だが・・・
ぶっちゃけ美希や佳子の方が数数段上だった。
痩せて化粧が濃いのが少し痛々しく
大きくてパッチリした目は痩せてるからギョロっとしたキツい感じに写る・・・
乾杯して近況を話して・・・
畑中の話はこうだった
42歳バツイチで現在独身のメーカーに勤めてるイケメンと付き合って1年と言う。
飲みには行くけど、殆どがラブホデートで部屋に行った事はない・・・
鎌倉にデートしたりオカマバーで遊んだりしている美希や佳子の話を聞いて羨ましかったと・・・
なんでバツイチかは知らないが、家庭持ちの奥さんと不倫をする独身男性なら それで当たり前だと思った・・・
智美が言いたい事もわからないではないが・・・
それにしても、無いものねだりというか 願望が強すぎる・・・
いちいち否定しても空気が悪くなるだけと思って
口数の少ない美希や佳子に話を振りながら 俺が悪者になるような笑い話に転換して会食を進めたが・・・
最終的には誰かイイ男を紹介しろと・・・
それがダメなら仲間に入れろと・・・
それには いつもニコニコしてる美希があからさまに不機嫌になって猛反対した・・・
智美も佳子も驚いて美希をなだめてた(笑)
アラフィフのマダム3人と食事をするのは疲れる・・・
しかも、話の中心は智美とはいえ 恋人の様な付き合いをしてる美希と 昨晩抱いた佳子を前にすると どうもケツの座りが非常に悪い・・・
適当な所で美希に目配せをして席を立ってレジで精算していると、智美に見つかった・・・
「用事がある」と言ったらLINE交換するなら帰って良いと言われて 断るわけにもいかず 交換するしかなかった・・・