「…。」
カフェオレのグラスを手に、部屋に戻ってくる。
部屋の中では勉強の準備を進める優菜の姿。
それはいつもの通り、いつも通りなのだが…。
(らしくないな…。)
何事にも動じないタイプの、無関心にも見える落ち着きが今日は少し欠けているように見えた。
(使った言葉が悪かったか…?
それとも倍の頻度になることへの不安…?
それとも、都合よく使われていることを本当は今日自覚して…動揺している…とか。
全部あり得るな…。
あまりよくない状態だ…、美味しくいただくにしても…、味付けは重要だ。
下味もついていないモノは味気がない。
かといってつけすぎると食べられたものだはない。
焦ってはいけない。
さっと焼いて食べるだけだったものも、少し煮込めば全く違う味に変わることだってある。)
「優菜ちゃん、少し話そうか。」
カラン…。
グラスをデスクの脇に置くと、氷が絡み崩れて音を立てる。
うっすらと結露がグラスを伝い、デスクの上を少しだけ濡らす。
動揺の色を消すんじゃない、理由を知らなければ。
そのまま男は脇に腰を据え、優菜の方に少し身体を向けて問かける。
「何か不安かい…?
日数を増やすこと…?それとも…お掃除の事かな…?
無理はしなくていい…、でも良かったら話してくれないか…?」
探り探りでいくことも考えた。
荒療治として、方向転換。
早速とばかりに股間を晒し、仁王立つことも。
だが、それでは長くは愉しめない。
優菜の、少女の心を掌握し、骨の髄までしゃぶり尽くすには。
徹底した下衆…姑息で卑怯ながら、計算高い最底辺の男にならなくては。
【男遊び…の中にも感謝。
貴重なものを頂けたことへの感謝。
選ばれない男を頂けることへの感謝。
選ばれない男たちにとっても、それは願ってもないこと。
互いに感謝は必定、お互いさまなところはあるんでしょうね。
とはいえ、特殊なことには違いない。
素敵な環境下で生活されていますね…。
そんな女性を言葉という道具を使って、楽しめる。
私は私で、本当にラッキーだ。
チンカスに発情し、興奮の色が隠せない貴女に…感謝だ。】
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