−−−喫茶店、宙斗と莉奈と時々、調査員2名(笑)−−−
「いいんです、とは流石に言えませんが…、宙斗さんが誠実に私に接してくれてることも知ってますし、お礼で自宅と言うかなりハードルが高いのに来てくださいました。
(海斗さんは何か理由を付けては何度も断れれてたのよね、あっ、いけない!
顔はそっくりでも中身が全然違うんだもんね。)
お母……、母の許可ですか?大丈夫だと思いますよ、近隣の方に教室開いてるんです。
あっ、大した教室ではなく作ってランチ会と言う交流の場です。
ただ家だと母からの指摘が入ると思いますが大丈夫ですか?」
宙斗担当「何かしら頭を下げなければならない状況があったと言うことか。(小声)」
海斗担当「だがこうして会っているということは母親が心配するのは当たり前だな。(小声)」
「判り次第、連絡しますね。そうだ!大きな声で言えないの…。」
テーブルの前で手招きをしてテーブル中央に顔を寄せ小声で話し始める。
「宙斗さん、取引先との宣伝攻略ってもしかして…チョコレート菓子ではありませんか?
仮の名前でゆずチョコとなってませんか?」
宙斗の返事を聞いてから。
「やっぱりそうなんですね、その商品パッケージ、私のデザインが初めて採用されて金曜日に製菓会社のプレゼンがあるんです。」
宙斗担当「何話してるんだ?(小声)」
海斗担当「チョコとは聞こえたがそれ以上は何も聞こえないな。(小声)」
宙斗の遅くなっちゃったね。の言葉を合図に。
「そろそろ帰らなきゃです……。」
恋愛経験ゼロと言っていい莉奈は気づかないが調査員2名が見てもかなり宙斗に惹かれている。
宙斗担当「ありゃ、親が心配するわけだ。(小声)」
海斗担当「あの顔されて帰せる男居るか?(小声)」
レジへと行き会計、宙斗が出し店外に出ると。
「お支払いしますから……。」
道すがらやはり車道側を歩いてくれる宙斗。
その様子を後ろから尾行する調査員2名…。
宙斗担当「まぁ、普通は車道側、男性だよな。」
ご近所さんか時折、莉奈が会釈を…、そして自宅前。
海斗担当「依頼者の娘さんの後に宙斗も会釈をしてるぞ。」
インターフォンを押しいつもの様に鍵を開けようとすると莉奈母が出てきた。
莉奈母「莉奈ちゃん、お帰りなさい、宙斗さん、送っていただいてありがとうございます。
夕飯まだでしたら食べていきませんか?お一人暮らしと聞いてますし帰ってから作るより食べていかれたほうが〝楽〟だと思いますよ。」
宙斗担当「自宅に入るのか?」
海斗担当「海斗の所在を知るまでここで宙斗待ちだな。」
一度の食事、それも莉奈父も居た。
緊張もしていただろうし男親の居ない時の態度を見てみたいと莉奈母は思っていた。
莉奈母「今日、主人、会食で会食後はクラブにでも行くと思うから顔は合わせないはずよ♪」
「お母さん!そんなこと言って〜。(…お父さんよりお母さんのほうが厳しいのに…(チラッと宙斗を見る。)」
−−−井ノ原家−−−
先に帰宅した朝香が食事を作り待っていると約一時間半ほど後に井ノ原が帰宅。
朝香「お帰りなさい、アナタ、海斗とか言うヤツなんなのよ!」
子ども「ヤチュ、なんにゃのよ!」
井ノ原「どうした?どうした?」子どもを抱き上げながら。
朝香「(莉奈会社)会社前で待ち伏せしてたのよ、それで少し文句を言ったら何て言ったと思う?」
井ノ原「悪態ついたの?ごめんね。」
朝香「悪態だけならまだしも私に向かって〝この女〟言ったのよ!失礼な人、そんな人を莉奈ちゃんに紹介したの?」
井ノ原「俺だってあそこまで酷いと思わなかったし、っか朝香に〝女〟言ったの?悪かったね。」
朝香「アナタに謝られても〜。」
井ノ原「ごめん、ごめん、今度、朝香と莉奈ちゃんにお詫びするからさ〜。」
朝香「本当に〜、なら許してあげる。」
子ども「ならゆるちてあげゆ。」
その後、夕食を摂りながら子どもも莉奈に会いたい、夫婦は莉奈への謝罪場所を話している。
−−−莉奈会社前、海斗と警備員−−−
海斗「出てこないなー、俺が来る前に帰った?」
警備員「そこの貴方、弊社に何か御用ですか?」
海斗「あっ、イヤ……、人を待っていまして…。」
警備員「苦情が入ってましす、会社前で長時間居座っている人物が居るとね。
お宅もしかしてストーカーか何か?なら警察に連絡しますよ、待っているのなら約束取り付けてますよね?」
海斗「あの、その…、サ、サプライズ的な、そうサプライズです。」
警備員「サプライズねぇー、でも社員の殆どは退社してますよ、お帰りください。」
海斗「解りましたよ、解りました!(莉奈ちゃんの最寄り駅まで行くか、自宅は知らんが駅なら通るだろうし…。)」
※元投稿はこちら >>